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障害編
58話【off duty】戸野倉 凛太郎:アトリエ(藍原編)④
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「凛太郎くん……舐めてさしあげなさい」
驚いて凛太郎くんを見る。凛太郎くんの目に、迷いはなかった。
「そ、そんなことっ、しなくていい――ひあああっ」
愛液にまみれて達したあたしのあそこに、凛太郎くんが顔をうずめた。ためらいなく、舌を這わせる。快感が強すぎて、もう気持ちいいのか辛いのかわからないほどに痺れる。
「ああああっ! ダメ、もうダメっ、も、無理――ッ」
涙を流しながら叫ぶけど、凛太郎くんはやめてくれなくて。林さんの目の前で、あたしはまた、凛太郎くんの頭を股間に押しつけながら激しく体を痙攣させた。
もう、何がなんだかわからない。中でも外でもイカされて、下半身が痺れて、感覚がない。それでも、鋭い刺激でイカされるたびに、だんだんと体の奥のほうにズクズクとした疼きが溜まっていって。ぐったりとうつ伏せに倒れたあたしの顔を覗き込んで、林さんの目がますます狂おし気に燃え盛った。
「ああ……! いいですねえ、あなたのその表情。羞恥と背徳にまみれながら、欲しい欲しいと叫んでいますよ!」
凛太郎くんが、ぐいとあたしの腰を持ち上げた。
「あ……っ」
思わず振り返る。凛太郎くんのそれは、強く硬く勃ち上がっていた。その先端からは透明な液体が溢れて、糸を引いてシーツに落ちようとしている。はあはあと肩で息をしながら、丸見えになったあたしのあそこを見つめる凛太郎くんの目は、どこか焦点が合っていなくて、それでもその奥には、情欲の炎が揺れている。
「ああ……そうですね……ヒクヒクとうごめいて、欲しがっていますね……」
独り言のように呟いて、凛太郎くんが、蜜を滴らせるあたしの割れ目をつつっと指でなぞった。
「あああ……っ」
おねだりでもするように、腰が勝手に動く。
「中に、欲しいんでしょう?」
凛太郎くんが薄く笑って、あたしの中に、指を2本、差し込んだ。さっき以上の圧迫感に、体が震える。指先が奥をとんと突いて、あたしは嬌声をあげた。
「ああああッ!」
抜き差しされる凛太郎くんの指を、あたしの中がきゅうきゅうと締めつけるのがわかった。緩慢なその律動に我慢できず、抑えの効かないあたしの腰が前後に揺れ出す。
奥に欲しい。奥をもっと、突いてほしい。
体が欲していて、制御できない。腰を振るあたしの顔を、林さんが覗き込んだ。
「さあ、自ら言葉にしてみなさい。あなたの口は、あなたの心だけを語るものではない。あなたの体をも、代弁すべきものです」
林さんの手のひらが、あたしの頬に触れた。骨ばってかさかさの皮膚だった。それでも、その手は見た目にそぐわずとても熱くて。……林さんが、感じているのが、わかった。
なぜだか、涙が溢れ出した。何の涙なのか、わからなかった。あたしは泣きながら、タガが外れたように激しく腰を振った。
「ああっ、いいのっ、奥が、いいっ、あ、イク、あああぁぁ――!!」
それから何度もイカされた。もう、何がどうなってるのか、わからなかった。ただ、最後まで、凛太郎くんはあたしに、挿れなかった。どれくらいの時間、そうしていたのか。あたしは意識が途切れるまで、凛太郎くんに乱され、喘ぎ、叫び続けた。
驚いて凛太郎くんを見る。凛太郎くんの目に、迷いはなかった。
「そ、そんなことっ、しなくていい――ひあああっ」
愛液にまみれて達したあたしのあそこに、凛太郎くんが顔をうずめた。ためらいなく、舌を這わせる。快感が強すぎて、もう気持ちいいのか辛いのかわからないほどに痺れる。
「ああああっ! ダメ、もうダメっ、も、無理――ッ」
涙を流しながら叫ぶけど、凛太郎くんはやめてくれなくて。林さんの目の前で、あたしはまた、凛太郎くんの頭を股間に押しつけながら激しく体を痙攣させた。
もう、何がなんだかわからない。中でも外でもイカされて、下半身が痺れて、感覚がない。それでも、鋭い刺激でイカされるたびに、だんだんと体の奥のほうにズクズクとした疼きが溜まっていって。ぐったりとうつ伏せに倒れたあたしの顔を覗き込んで、林さんの目がますます狂おし気に燃え盛った。
「ああ……! いいですねえ、あなたのその表情。羞恥と背徳にまみれながら、欲しい欲しいと叫んでいますよ!」
凛太郎くんが、ぐいとあたしの腰を持ち上げた。
「あ……っ」
思わず振り返る。凛太郎くんのそれは、強く硬く勃ち上がっていた。その先端からは透明な液体が溢れて、糸を引いてシーツに落ちようとしている。はあはあと肩で息をしながら、丸見えになったあたしのあそこを見つめる凛太郎くんの目は、どこか焦点が合っていなくて、それでもその奥には、情欲の炎が揺れている。
「ああ……そうですね……ヒクヒクとうごめいて、欲しがっていますね……」
独り言のように呟いて、凛太郎くんが、蜜を滴らせるあたしの割れ目をつつっと指でなぞった。
「あああ……っ」
おねだりでもするように、腰が勝手に動く。
「中に、欲しいんでしょう?」
凛太郎くんが薄く笑って、あたしの中に、指を2本、差し込んだ。さっき以上の圧迫感に、体が震える。指先が奥をとんと突いて、あたしは嬌声をあげた。
「ああああッ!」
抜き差しされる凛太郎くんの指を、あたしの中がきゅうきゅうと締めつけるのがわかった。緩慢なその律動に我慢できず、抑えの効かないあたしの腰が前後に揺れ出す。
奥に欲しい。奥をもっと、突いてほしい。
体が欲していて、制御できない。腰を振るあたしの顔を、林さんが覗き込んだ。
「さあ、自ら言葉にしてみなさい。あなたの口は、あなたの心だけを語るものではない。あなたの体をも、代弁すべきものです」
林さんの手のひらが、あたしの頬に触れた。骨ばってかさかさの皮膚だった。それでも、その手は見た目にそぐわずとても熱くて。……林さんが、感じているのが、わかった。
なぜだか、涙が溢れ出した。何の涙なのか、わからなかった。あたしは泣きながら、タガが外れたように激しく腰を振った。
「ああっ、いいのっ、奥が、いいっ、あ、イク、あああぁぁ――!!」
それから何度もイカされた。もう、何がどうなってるのか、わからなかった。ただ、最後まで、凛太郎くんはあたしに、挿れなかった。どれくらいの時間、そうしていたのか。あたしは意識が途切れるまで、凛太郎くんに乱され、喘ぎ、叫び続けた。
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