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障害編
94話【off duty】西園寺 すみれ:悦楽の境地(藍原編)
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「佐々木さん。もっとよくしてあげるって、いったでしょ?」
楓ちゃんが意味を理解する前に、ローターがくりくりと楓ちゃんの濡れた割れ目に擦りつけられ、それから……ローターは、膣の中ではなく、その後ろにある、お尻の穴につぷりと入れられた。途端に楓ちゃんが飛び上がった。
「ひゃああ!? な、なに、今のっ、先生、何した……あああ!?」
いい終わる前に先生がスイッチを入れ、楓ちゃんは先生に縋りつくように四つん這いになりながら身悶え始めた。
「やあっ、いやっ、こんな、こんなとこっ、あ、あ、ああ……っ」
引き抜こうとする楓ちゃんの腕を、西園寺先生が押さえる。
「ああ、ダメダメ。これからがいいところなんだから。あなた、アナルにローター入れるの初めて? これくらいの大きさなら、平気でしょ? ほら、最初は違和感だけだったのが、得も言われぬ快感に変わっていくから……」
そういうと、お尻を突き出して悶える楓ちゃんの背中側からすっと腕を伸ばし、膣の中へ、指を入れた。くちゅくちゅと音を立てて中を掻き混ぜると、楓ちゃんはあられもない悲鳴をあげてビクンビクンとのたうち始めた。
「あっあっああああっ、やだっ、すごっ、先生っ、ダメ、これ、ねぇ、おかしく、なっちゃうっ、あああっ」
すっかり理性を失った楓ちゃんが、声を張り上げて喘ぎまくってる。それを見た大橋くんのモノはますます大きくなって、目はとりつかれたようにギラギラと輝きだす。
「……さあ、大橋くん、佐々木さんを、イカせてあげて?」
指を引き抜いて、滴る透明の液を舐めとりながら、西園寺先生が大橋くんにいった。
「……楓さん。もっと、キモチよくしてあげるからね?」
大橋くんが楓ちゃんのお尻をしっかりと掴んで、いきり立った肉棒をヒクヒクとうごめく膣に突き立てた。
「あああああっ」
楓ちゃんが嬌声をあげてのけ反る。大橋くんが腰をぴったりと楓ちゃんに押し付けて感嘆のため息を漏らした。
「うわ、なんだこれ……バイブが、バイブがすげえクる、キモチいー……」
ピンクのコードが垂れさがった楓ちゃんのお尻の穴の下に、深く深く突き刺して、大橋くんがぐりぐりと腰を回す。楓ちゃんはもう四つん這いになることすらできず、ぺったりと上半身をベッドに沈めて息も絶え絶えに喘いでいる。
「ひゃあ、ああ、んうっ、すごい、ダメ、もうダメ……!」
それでも大橋くんが腰を前後に動かし始めると、楓ちゃんは悲鳴をあげながら懸命にお尻を振った。ぷるぷると揺れる楓ちゃんの乳房を舐りながら、西園寺先生が楓ちゃんにまたキスをして……どんどん高みに上っていくふたりを見て、とうとう新條くんが、限界まで勃起した自分自身を、あたしの入り口にあてた。
「……先生っ、もうっ、我慢できない……っ」
新條くんが立ち上がって、あたしの腰をぐいと持ち上げた。それまで膝をついて楓ちゃんたちからは死角にいたのに、そのせいであたしのお尻は高く上がり、垂れ下がる胸まで全部、丸見えだ。
「あっ、ダメっ、新條くんっ……ああああっ!」
止める間もなく、新條くんがあたしの中に熱い肉棒を突き立てた。それから一気にピストン運動を開始する。これ以上ないほど感じて疼いていたあたしの奥は、新條くんのモノに突かれるたびに最大級の快感を生み出してあたしの脳を麻痺させる。
「ひゃあっ、ああっ、あああっ、すごいのっ、いいっ、あああっ」
もう、大橋くんがいるとかそんなことも考えられなくなって、楓ちゃんに負けないくらいの嬌声をあげる。どうしよう、声が我慢できない。もう、今すぐイッちゃいそう。
「あっ、先生っ、ダメだっ、キモチよすぎてっ、もう――ッ」
激しく腰を打ち付けながら、新條くんが呻く。あたしはベッドにしがみついて、突かれる衝撃を何とか受け止める。どうにかして快感に耐えようと力を入れていたのに、中で新條くんのモノがぐっと大きくなって、形のはっきりしたカリが、あたしの好きな後ろの壁をこれでもかと擦ってきて、あたしは全身が粟立つような快楽の奔流にあっさりと飲み込まれた。
「あっ、も、イ、イク――ッ!!」
ぶるぶると全身を硬直させ、あたしは新條くんと一緒に絶頂を迎えた。目の前では大橋くんと楓ちゃんも我を失って何度目かのオーガズムに達し、ただ西園寺先生だけが、熱くも冷静なまなざしで、満足そうにあたしたちを見つめていた。
こんな夜は、たぶん二度と経験しないだろう。このときだけは、大橋くんや楓ちゃんにすべてを見られても気にならないほどに、頭がどうかしていた。たぶんそれは、楓ちゃんや大橋くんもそう。梨沙ちゃんがあんなことになっても、それすら受け入れてる自分がいた。それはたぶん、西園寺先生の放つ不思議な魔力のせいだと思う。西園寺先生に見つめられると、体は操り人形になり、心は催眠術にかかったように従順になってしまう。梨沙ちゃんがその魔法にかかってしまったのかはわからないけど、あのあと――とりつかれたようにセックスに興じて、それすら限界に達したあとでも、西園寺先生はひたすらに、梨沙ちゃんを舐り続けた。指で、舌で、ローターやバイブを使って、もう数え切れないくらい梨沙ちゃんをイカせて。気を失ってもまた攻めて、梨沙ちゃんが泣き出すまで。声を枯らして喘ぐ梨沙ちゃんは、痛々しくも官能的で、彼女を襲うめくるめく快感は、彼女を苦しめる一方で、悦楽の境地へと彼女をいざなったはずだ。……そう、セックスが好きで、いやらしい体を持つ梨沙ちゃんなら、そのはず。純粋にセックスを楽しむ西園寺先生の手にかかったら、誰しもが、そうなるはずだ――。
楓ちゃんが意味を理解する前に、ローターがくりくりと楓ちゃんの濡れた割れ目に擦りつけられ、それから……ローターは、膣の中ではなく、その後ろにある、お尻の穴につぷりと入れられた。途端に楓ちゃんが飛び上がった。
「ひゃああ!? な、なに、今のっ、先生、何した……あああ!?」
いい終わる前に先生がスイッチを入れ、楓ちゃんは先生に縋りつくように四つん這いになりながら身悶え始めた。
「やあっ、いやっ、こんな、こんなとこっ、あ、あ、ああ……っ」
引き抜こうとする楓ちゃんの腕を、西園寺先生が押さえる。
「ああ、ダメダメ。これからがいいところなんだから。あなた、アナルにローター入れるの初めて? これくらいの大きさなら、平気でしょ? ほら、最初は違和感だけだったのが、得も言われぬ快感に変わっていくから……」
そういうと、お尻を突き出して悶える楓ちゃんの背中側からすっと腕を伸ばし、膣の中へ、指を入れた。くちゅくちゅと音を立てて中を掻き混ぜると、楓ちゃんはあられもない悲鳴をあげてビクンビクンとのたうち始めた。
「あっあっああああっ、やだっ、すごっ、先生っ、ダメ、これ、ねぇ、おかしく、なっちゃうっ、あああっ」
すっかり理性を失った楓ちゃんが、声を張り上げて喘ぎまくってる。それを見た大橋くんのモノはますます大きくなって、目はとりつかれたようにギラギラと輝きだす。
「……さあ、大橋くん、佐々木さんを、イカせてあげて?」
指を引き抜いて、滴る透明の液を舐めとりながら、西園寺先生が大橋くんにいった。
「……楓さん。もっと、キモチよくしてあげるからね?」
大橋くんが楓ちゃんのお尻をしっかりと掴んで、いきり立った肉棒をヒクヒクとうごめく膣に突き立てた。
「あああああっ」
楓ちゃんが嬌声をあげてのけ反る。大橋くんが腰をぴったりと楓ちゃんに押し付けて感嘆のため息を漏らした。
「うわ、なんだこれ……バイブが、バイブがすげえクる、キモチいー……」
ピンクのコードが垂れさがった楓ちゃんのお尻の穴の下に、深く深く突き刺して、大橋くんがぐりぐりと腰を回す。楓ちゃんはもう四つん這いになることすらできず、ぺったりと上半身をベッドに沈めて息も絶え絶えに喘いでいる。
「ひゃあ、ああ、んうっ、すごい、ダメ、もうダメ……!」
それでも大橋くんが腰を前後に動かし始めると、楓ちゃんは悲鳴をあげながら懸命にお尻を振った。ぷるぷると揺れる楓ちゃんの乳房を舐りながら、西園寺先生が楓ちゃんにまたキスをして……どんどん高みに上っていくふたりを見て、とうとう新條くんが、限界まで勃起した自分自身を、あたしの入り口にあてた。
「……先生っ、もうっ、我慢できない……っ」
新條くんが立ち上がって、あたしの腰をぐいと持ち上げた。それまで膝をついて楓ちゃんたちからは死角にいたのに、そのせいであたしのお尻は高く上がり、垂れ下がる胸まで全部、丸見えだ。
「あっ、ダメっ、新條くんっ……ああああっ!」
止める間もなく、新條くんがあたしの中に熱い肉棒を突き立てた。それから一気にピストン運動を開始する。これ以上ないほど感じて疼いていたあたしの奥は、新條くんのモノに突かれるたびに最大級の快感を生み出してあたしの脳を麻痺させる。
「ひゃあっ、ああっ、あああっ、すごいのっ、いいっ、あああっ」
もう、大橋くんがいるとかそんなことも考えられなくなって、楓ちゃんに負けないくらいの嬌声をあげる。どうしよう、声が我慢できない。もう、今すぐイッちゃいそう。
「あっ、先生っ、ダメだっ、キモチよすぎてっ、もう――ッ」
激しく腰を打ち付けながら、新條くんが呻く。あたしはベッドにしがみついて、突かれる衝撃を何とか受け止める。どうにかして快感に耐えようと力を入れていたのに、中で新條くんのモノがぐっと大きくなって、形のはっきりしたカリが、あたしの好きな後ろの壁をこれでもかと擦ってきて、あたしは全身が粟立つような快楽の奔流にあっさりと飲み込まれた。
「あっ、も、イ、イク――ッ!!」
ぶるぶると全身を硬直させ、あたしは新條くんと一緒に絶頂を迎えた。目の前では大橋くんと楓ちゃんも我を失って何度目かのオーガズムに達し、ただ西園寺先生だけが、熱くも冷静なまなざしで、満足そうにあたしたちを見つめていた。
こんな夜は、たぶん二度と経験しないだろう。このときだけは、大橋くんや楓ちゃんにすべてを見られても気にならないほどに、頭がどうかしていた。たぶんそれは、楓ちゃんや大橋くんもそう。梨沙ちゃんがあんなことになっても、それすら受け入れてる自分がいた。それはたぶん、西園寺先生の放つ不思議な魔力のせいだと思う。西園寺先生に見つめられると、体は操り人形になり、心は催眠術にかかったように従順になってしまう。梨沙ちゃんがその魔法にかかってしまったのかはわからないけど、あのあと――とりつかれたようにセックスに興じて、それすら限界に達したあとでも、西園寺先生はひたすらに、梨沙ちゃんを舐り続けた。指で、舌で、ローターやバイブを使って、もう数え切れないくらい梨沙ちゃんをイカせて。気を失ってもまた攻めて、梨沙ちゃんが泣き出すまで。声を枯らして喘ぐ梨沙ちゃんは、痛々しくも官能的で、彼女を襲うめくるめく快感は、彼女を苦しめる一方で、悦楽の境地へと彼女をいざなったはずだ。……そう、セックスが好きで、いやらしい体を持つ梨沙ちゃんなら、そのはず。純粋にセックスを楽しむ西園寺先生の手にかかったら、誰しもが、そうなるはずだ――。
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