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障害編
6話【off duty】神沢 隼人:遊園地(藍原編)①
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「香織ちゃん。今日は楽しかったよ」
「あたしもです、先輩」
もうすっかり日が暮れた遊園地の出口に向かって、先輩と歩く。夢のような時間が、もうすぐ終わってしまう。あのゲートを出たら、またしばらく、先輩と会えない。先輩はあたしを好きだといってくれたけど、2週間後には大学生になって、子供みたいなあたしのことなんか忘れて、もっと大人で素敵な女性と恋に落ちてしまうかもしれない。そんな不安がよぎると、繋いでいた先輩の手を思わずぎゅっと握りしめてしまう。それに気づいて、先輩もそっと握り返してくれた。
「……香織ちゃん。僕、ずっと香織ちゃんのこと好きだから。大学に行っても変わらないからね? 連絡するから、またデートしよう」
あたしを安心させるようにそういう先輩の目はすごく優しくて、ほっとする。あたしは、先輩のこういう穏やかで気遣いのあるところを好きになったんだ。神沢先輩は女子から大人気で、あたしにはどうせ手の届かない存在だと思ってた。でも、卒業間際、先輩があたしを好きだといってくれて、こうやって初めてのデートをしてみたら……先輩は、学校で接しているときよりもずっと優しくて、あたしは今日1日で、もっと先輩を好きになった。もう1日中ドキドキが止まらなくて、それが幸せで、今でも現実感がないくらい体がふわふわしてる。
ゲートが近づいてきた。ここを過ぎたら、あとは電車に乗るだけ。反対方向だから、先輩とはお別れになってしまう。……なんだか、寂しい。もっと一緒にいたい。そう思っていたら、先輩が不意にあたしの手を引いた。
「……離れたくないね、香織ちゃん」
「先輩……」
じっと見つめられて、急に心臓がバクバクいい出す。体が火照ってきて、気づかれたくなくてちょっとうつむいた。
「……香織ちゃん」
先輩が、ぐいっと腕を引いた。
「え……」
ゲートの間際で、すぐ横にある暗がりに連れていかれる。立ち並ぶ木の陰で、先輩があたしの体をそっと抱き寄せた。先輩の顔がだんだん近づいて、それから優しく、先輩の唇があたしに重なった。
生まれて初めての、キス。あたしはうっとりと目を閉じた。初めて触れる先輩の唇は、柔らかくて、温かくて、とても心地よかった。ちょっとの緊張と、夢のような心地よさとが合わさって、体が少しだけ震える。先輩はそんなあたしを安心させるように両腕で包み込むと、少しだけ唇を開いて、あたしの上唇を挟んだ。
「ん……」
しっとりとした先輩の感触が、唇に直に伝わる。軽くついばむようにしてから離れると、今度はあたしの下唇を咥える。
「あ……」
先輩の唇が、あたしを愛おしむように何度もはむ。それは相変わらず穏やかなキスで、それでも、あたしが想像していたファーストキスとは、全然違った。触れ合うだけよりもほんの少し、大人なキス。それまでずっと、少女漫画みたいな恋愛を夢見ていたあたしは、そのキスにちょっとだけ、大人な神沢先輩を見たような気がして……それに気づいた途端に、突然体がかあっと熱くなった。
「先、輩……」
あたしも、先輩の唇を味わいたい。真似をして、先輩の下唇を咥えてみた。弾力があって、でも柔らかくて、思った以上に気持ちよかった。クセになりそうなほどの感触。
「……あ、香織ちゃん……」
わずかに開いた先輩の口から、熱い吐息が漏れて、あたしの中で何かが弾けた。
「先輩……っ」
あたしは夢中で、先輩の唇にキスをした。何度も優しく挟んで、それだけじゃ満足できなくて、軽く引っ張る。それからまた咥えて、吸って、舐めて……もう、止まらなくなっていた。それほどに、先輩とのキスは素敵だった。
「んん……っ、先輩、好き……っ」
もう、唇だけじゃ物足りない。夢中で舐めてるうちに、あたしの舌が、先輩の唇の間からそっと覗いたざらりとしたものに触れる。初めてのキスでも、それが先輩の熱く潤った舌だということはわかった。吸い寄せられるように、あたしは自分から先輩に舌を絡めた。
「んんッ、う、ふ……っ」
いつの間にかあたしは先輩の首にしがみついて、深く唇を合わせていた。先輩の舌は甘くおいしいデザートみたいで、何度も舐めとり、吸って、味わった。もう体の火照りは制御できないくらいになっていて、どこから湧いてくるのか口の中は唾液が溢れてキスするたびにいやらしい水音が立つ。
「んあ……っ、先輩……っ!」
すがりついてキスをねだると、先輩がバランスを崩して後ろに倒れ込んだ。茂みの中で、あたしが先輩を押し倒したみたいになる。
「か、香織ちゃん……っ」
暗闇で顔はよく見えないけど、先輩が興奮してるのがわかった。だって、馬乗りになったあたしの股に、ちょうど先輩の股間が当たって……その中心が、少しだけ硬く盛り上がっていたから。あたしだって、漫画で男女がどんなふうにえっちするのかくらい知ってる。もっとキスしたくて身を屈めると、その拍子に、あたしの股間が下着越しに先輩の膨らんだものに擦れた。それがちょうどあたしの小さな突起を刺激して、あたしは思わず声をあげた。
「ああ……っ!」
びっくりした。今までにも、興味本位で自分でちょっといじってみたことはあったけど、こんな……ほんのわずかな刺激なのに、こんな状況だと、自分でするのとは比べ物にならないほど感じる。背中を反らすようにして、もう一度先輩に擦りつけてみた。
「あっ! ああっ……あん……っ」
どうしよう、止まらない。腰も声も、勝手に動いて勝手に出ちゃう。体の奥のほうが、ズキズキと疼き始めた。
「香織ちゃん……、ああ……」
先輩があたしの腰を支えながら呻く。先輩のモノがどんどん大きくなるのがわかって、それがうれしくてまたどんどん興奮してくる。
「先輩……っ、触って……っ」
あたしは腰を揺らしながら、先輩の両手を掴んでブラウスの下に誘った。ブラを緩めて、その下へ導く。ためらう先輩の手の上から、あたしは自分の胸を激しく揉んだ。
「ああっ、先輩っ、もっと、してください……っ」
先輩の指を、ふたつの胸の先端へと移動させる。先輩がそっとてっぺんを擦ると、途端に甘い痺れのような快感がそこから全身に広がった。
「ああんッ! 先輩、キモチいい……ッ」
悲鳴を上げてのけ反ると、先輩がびっくりしたように手を止めた。
「か、香織ちゃん……っ、まずいよ、こんなところで……っ」
そうだ、こんな遊園地の茂みの中で、キスだけならまだしも、ここまでしたら……誰かに見つかったら、絶対にまずい。わかってはいるけど、我慢できない。胸から、股から、どんどん快感の信号が送られてきて、もう今更止まれない。それに、先輩だってこんな大きくなってる。声も上ずって、息も荒げて……それがもう、ゾクゾクするほどキモチいい。
「先輩っ、もっと……もっと、いじって……」
そういいながら先輩の上半身に手を這わせて、シャツの上から先輩の乳首を探り当てると、先輩もぴくりと体を震わせた。
「あ……っ、香織ちゃん、そこは……っ」
先輩が反応するところを何度もいじると、乳首がぷっくりと勃ち上がってきた。知らなかった、男の人の乳首も、大きくなるんだ。
「先輩、もっと、キモチよく、なって……」
指の腹でくりくりと先輩の乳首を擦っていると、止まっていた先輩の手がまた動き出して、あたしの胸を揉み始めた。そしてその指が、またあたしの乳首をためらいがちに撫で始める。
「あああっ! 先輩っ、もっと……っ」
くりくりと刺激され、あたしの乳首も硬く立ち上がった。
「ああ……香織ちゃん、すご……」
先輩の体温がどんどん上がるのがわかる。同時にあたしの中の疼きもどんどん強くなって、あたしは先輩の股間に手を伸ばした。夢中でベルトを外し、ズボンを下げる。それから自分のパンツもずり下げた。
「あたしもです、先輩」
もうすっかり日が暮れた遊園地の出口に向かって、先輩と歩く。夢のような時間が、もうすぐ終わってしまう。あのゲートを出たら、またしばらく、先輩と会えない。先輩はあたしを好きだといってくれたけど、2週間後には大学生になって、子供みたいなあたしのことなんか忘れて、もっと大人で素敵な女性と恋に落ちてしまうかもしれない。そんな不安がよぎると、繋いでいた先輩の手を思わずぎゅっと握りしめてしまう。それに気づいて、先輩もそっと握り返してくれた。
「……香織ちゃん。僕、ずっと香織ちゃんのこと好きだから。大学に行っても変わらないからね? 連絡するから、またデートしよう」
あたしを安心させるようにそういう先輩の目はすごく優しくて、ほっとする。あたしは、先輩のこういう穏やかで気遣いのあるところを好きになったんだ。神沢先輩は女子から大人気で、あたしにはどうせ手の届かない存在だと思ってた。でも、卒業間際、先輩があたしを好きだといってくれて、こうやって初めてのデートをしてみたら……先輩は、学校で接しているときよりもずっと優しくて、あたしは今日1日で、もっと先輩を好きになった。もう1日中ドキドキが止まらなくて、それが幸せで、今でも現実感がないくらい体がふわふわしてる。
ゲートが近づいてきた。ここを過ぎたら、あとは電車に乗るだけ。反対方向だから、先輩とはお別れになってしまう。……なんだか、寂しい。もっと一緒にいたい。そう思っていたら、先輩が不意にあたしの手を引いた。
「……離れたくないね、香織ちゃん」
「先輩……」
じっと見つめられて、急に心臓がバクバクいい出す。体が火照ってきて、気づかれたくなくてちょっとうつむいた。
「……香織ちゃん」
先輩が、ぐいっと腕を引いた。
「え……」
ゲートの間際で、すぐ横にある暗がりに連れていかれる。立ち並ぶ木の陰で、先輩があたしの体をそっと抱き寄せた。先輩の顔がだんだん近づいて、それから優しく、先輩の唇があたしに重なった。
生まれて初めての、キス。あたしはうっとりと目を閉じた。初めて触れる先輩の唇は、柔らかくて、温かくて、とても心地よかった。ちょっとの緊張と、夢のような心地よさとが合わさって、体が少しだけ震える。先輩はそんなあたしを安心させるように両腕で包み込むと、少しだけ唇を開いて、あたしの上唇を挟んだ。
「ん……」
しっとりとした先輩の感触が、唇に直に伝わる。軽くついばむようにしてから離れると、今度はあたしの下唇を咥える。
「あ……」
先輩の唇が、あたしを愛おしむように何度もはむ。それは相変わらず穏やかなキスで、それでも、あたしが想像していたファーストキスとは、全然違った。触れ合うだけよりもほんの少し、大人なキス。それまでずっと、少女漫画みたいな恋愛を夢見ていたあたしは、そのキスにちょっとだけ、大人な神沢先輩を見たような気がして……それに気づいた途端に、突然体がかあっと熱くなった。
「先、輩……」
あたしも、先輩の唇を味わいたい。真似をして、先輩の下唇を咥えてみた。弾力があって、でも柔らかくて、思った以上に気持ちよかった。クセになりそうなほどの感触。
「……あ、香織ちゃん……」
わずかに開いた先輩の口から、熱い吐息が漏れて、あたしの中で何かが弾けた。
「先輩……っ」
あたしは夢中で、先輩の唇にキスをした。何度も優しく挟んで、それだけじゃ満足できなくて、軽く引っ張る。それからまた咥えて、吸って、舐めて……もう、止まらなくなっていた。それほどに、先輩とのキスは素敵だった。
「んん……っ、先輩、好き……っ」
もう、唇だけじゃ物足りない。夢中で舐めてるうちに、あたしの舌が、先輩の唇の間からそっと覗いたざらりとしたものに触れる。初めてのキスでも、それが先輩の熱く潤った舌だということはわかった。吸い寄せられるように、あたしは自分から先輩に舌を絡めた。
「んんッ、う、ふ……っ」
いつの間にかあたしは先輩の首にしがみついて、深く唇を合わせていた。先輩の舌は甘くおいしいデザートみたいで、何度も舐めとり、吸って、味わった。もう体の火照りは制御できないくらいになっていて、どこから湧いてくるのか口の中は唾液が溢れてキスするたびにいやらしい水音が立つ。
「んあ……っ、先輩……っ!」
すがりついてキスをねだると、先輩がバランスを崩して後ろに倒れ込んだ。茂みの中で、あたしが先輩を押し倒したみたいになる。
「か、香織ちゃん……っ」
暗闇で顔はよく見えないけど、先輩が興奮してるのがわかった。だって、馬乗りになったあたしの股に、ちょうど先輩の股間が当たって……その中心が、少しだけ硬く盛り上がっていたから。あたしだって、漫画で男女がどんなふうにえっちするのかくらい知ってる。もっとキスしたくて身を屈めると、その拍子に、あたしの股間が下着越しに先輩の膨らんだものに擦れた。それがちょうどあたしの小さな突起を刺激して、あたしは思わず声をあげた。
「ああ……っ!」
びっくりした。今までにも、興味本位で自分でちょっといじってみたことはあったけど、こんな……ほんのわずかな刺激なのに、こんな状況だと、自分でするのとは比べ物にならないほど感じる。背中を反らすようにして、もう一度先輩に擦りつけてみた。
「あっ! ああっ……あん……っ」
どうしよう、止まらない。腰も声も、勝手に動いて勝手に出ちゃう。体の奥のほうが、ズキズキと疼き始めた。
「香織ちゃん……、ああ……」
先輩があたしの腰を支えながら呻く。先輩のモノがどんどん大きくなるのがわかって、それがうれしくてまたどんどん興奮してくる。
「先輩……っ、触って……っ」
あたしは腰を揺らしながら、先輩の両手を掴んでブラウスの下に誘った。ブラを緩めて、その下へ導く。ためらう先輩の手の上から、あたしは自分の胸を激しく揉んだ。
「ああっ、先輩っ、もっと、してください……っ」
先輩の指を、ふたつの胸の先端へと移動させる。先輩がそっとてっぺんを擦ると、途端に甘い痺れのような快感がそこから全身に広がった。
「ああんッ! 先輩、キモチいい……ッ」
悲鳴を上げてのけ反ると、先輩がびっくりしたように手を止めた。
「か、香織ちゃん……っ、まずいよ、こんなところで……っ」
そうだ、こんな遊園地の茂みの中で、キスだけならまだしも、ここまでしたら……誰かに見つかったら、絶対にまずい。わかってはいるけど、我慢できない。胸から、股から、どんどん快感の信号が送られてきて、もう今更止まれない。それに、先輩だってこんな大きくなってる。声も上ずって、息も荒げて……それがもう、ゾクゾクするほどキモチいい。
「先輩っ、もっと……もっと、いじって……」
そういいながら先輩の上半身に手を這わせて、シャツの上から先輩の乳首を探り当てると、先輩もぴくりと体を震わせた。
「あ……っ、香織ちゃん、そこは……っ」
先輩が反応するところを何度もいじると、乳首がぷっくりと勃ち上がってきた。知らなかった、男の人の乳首も、大きくなるんだ。
「先輩、もっと、キモチよく、なって……」
指の腹でくりくりと先輩の乳首を擦っていると、止まっていた先輩の手がまた動き出して、あたしの胸を揉み始めた。そしてその指が、またあたしの乳首をためらいがちに撫で始める。
「あああっ! 先輩っ、もっと……っ」
くりくりと刺激され、あたしの乳首も硬く立ち上がった。
「ああ……香織ちゃん、すご……」
先輩の体温がどんどん上がるのがわかる。同時にあたしの中の疼きもどんどん強くなって、あたしは先輩の股間に手を伸ばした。夢中でベルトを外し、ズボンを下げる。それから自分のパンツもずり下げた。
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