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学園編
第17話
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「はい。確認いたしました。魔石は売却いたしますか?」
「はい。お願いします。」
「わかりました。では、依頼金45万Gと魔石30万Gで、合計75万Gになりす。」
「「ありがとうございます。」」
俺達はさっさと報告して、報酬をもらった。
「今日はこのくらいでいいかな?」
「ああ。今日はもう宿に帰ろう。」
俺達が泊まっている宿は元冒険者のゴウマズさんが経営している、ウゴマズ亭というところだ。
安いのに、ご飯は豪華で肉が多いが野菜も使ってバランスのいい冒険者飯がでる。
まあ、豪華と言っても前世に比べたらかなり劣るが。
ここの宿の治安はよく、盗みや拉致などが少ない。
まあ、少ないというだけだが、それでも高級宿屋レベルで警備員──ゴウマズさん──が強い。
ゴウマズさんは実力と性格だけでBランクまで上がった人らしい。
そして、ここの宿はこの町の冒険者が必ず一度はお世話になる。
この店で迷惑になることをすればこの街の冒険者が敵になる。
そんな店をお父さまとお母さまが予約してくれたのだ。
自分事は自分でできるというのに。
正直言えばありがたくもあるが、襲ってきた盗人とかとを捕まえる、というテンプレがしたかった。
ただ考え方を変えれば、どこかに行くときにどちらかが宿にいなくていいということだ。
おかげで、二人で行動できる。
「ゴウマズさ~ん、ご飯ある?」
「おう、シュウとソウちょうどできたぞ。」
はい、とステーキと野菜盛りを渡してくれた。
「「ありがとうございます。」」
「いいってことよ。お前さんたちはお得意さんなんだからな。」
「なら良かったです。」
そう言って、席につき飯を食べた。
「このあとどうする?」
「森に行って狩りでもしようか」
「そうするか。」
美味しいご飯を完食して、森に行く。
今回は鍛練も兼ねて魔力無しで、走っていく。
「なんかいい奴いないかな?」
「そう簡単に強いか金になるやつなんていないよ。」
「だよな~。……いたっ!」
「どうした?怪我したか?」
「いや、あそこにクリスタルスライムがいる…。」
「えっ?」
ソウの目線の先にはクリスタルのように輝くスライムがいた。
昔、この世界の魔物にしては珍しい、宝石のような液体と石を落とすスライムがいたそうだ。
もう狩り尽くされて、絶滅したのではないか。など囁かれたほど珍しいスライムだ。
『確か、あいつって逃げ足が早いんだよな。』
『ああ。二手に分かれて、やるぞ。』
そう言って、二手に分かれてジリジリと追い詰める。
シュルルル
と、そんな音とともにクリスタルスライムは俺達に気づき逃げた。
「逃げられた!」
「追うぞ!」
隠れるのを諦め、走って追いかける。
《ノバック》
俺は魔法でノックバックでソウを後ろから押す。
そして、ソウがクリスタルスライスを倒す。
「おお。新しい魔法も結構使えるな。」
「まあ、ソウがうまくバランスを取らなきゃだけどね。」
魔石と宝石のような石と液体をとって、収納する。
「ん?」
そこで俺は洞窟のようなものがあるのを気づいた。
「あれって、ただの洞窟じゃないよね。」
「ん?ああ、あの洞窟か。確かに魔力を感じるし、意識しないとそこに洞窟があるかわからないな。」
「魔力があるし、未発見ダンジョン?」
「かもな、よし、いこう!」
「待て待て、ダンジョンなら準備しないと危ないから。また明日な?」
「明日からは学校だぞ?」
「あ~、そうだった。じゃ、次の休日にな。」
「まあ、そうだな。今日はクリスタルスライムも狩ったし帰るか。」
「おう。」
「えっ!これ!クリスタ…申し訳ございません。取り乱してしまいました。」
「いえいえ、大丈夫ですよ。」
「えっと、少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか?」
「「はい。」」
スタスタと受付の人は奥へといった。
そして、
「おう、お前らか。」
「ギルドマスター!」
「んで?クリスタルスライムを倒したってのは?」
「ええ、まぁ、はい。」
「報酬だが、ちと、待っててくれるか?200万Gとなると、ヒョイっとは出せないんでな。」
「わかりました。後日受け取りに来ます。」
「ああ。頼んだ。」
そして宿についた。
「そういえば、明日学園なんだったな。」
「今日はさっさと準備して早く寝よう。」
「はい。お願いします。」
「わかりました。では、依頼金45万Gと魔石30万Gで、合計75万Gになりす。」
「「ありがとうございます。」」
俺達はさっさと報告して、報酬をもらった。
「今日はこのくらいでいいかな?」
「ああ。今日はもう宿に帰ろう。」
俺達が泊まっている宿は元冒険者のゴウマズさんが経営している、ウゴマズ亭というところだ。
安いのに、ご飯は豪華で肉が多いが野菜も使ってバランスのいい冒険者飯がでる。
まあ、豪華と言っても前世に比べたらかなり劣るが。
ここの宿の治安はよく、盗みや拉致などが少ない。
まあ、少ないというだけだが、それでも高級宿屋レベルで警備員──ゴウマズさん──が強い。
ゴウマズさんは実力と性格だけでBランクまで上がった人らしい。
そして、ここの宿はこの町の冒険者が必ず一度はお世話になる。
この店で迷惑になることをすればこの街の冒険者が敵になる。
そんな店をお父さまとお母さまが予約してくれたのだ。
自分事は自分でできるというのに。
正直言えばありがたくもあるが、襲ってきた盗人とかとを捕まえる、というテンプレがしたかった。
ただ考え方を変えれば、どこかに行くときにどちらかが宿にいなくていいということだ。
おかげで、二人で行動できる。
「ゴウマズさ~ん、ご飯ある?」
「おう、シュウとソウちょうどできたぞ。」
はい、とステーキと野菜盛りを渡してくれた。
「「ありがとうございます。」」
「いいってことよ。お前さんたちはお得意さんなんだからな。」
「なら良かったです。」
そう言って、席につき飯を食べた。
「このあとどうする?」
「森に行って狩りでもしようか」
「そうするか。」
美味しいご飯を完食して、森に行く。
今回は鍛練も兼ねて魔力無しで、走っていく。
「なんかいい奴いないかな?」
「そう簡単に強いか金になるやつなんていないよ。」
「だよな~。……いたっ!」
「どうした?怪我したか?」
「いや、あそこにクリスタルスライムがいる…。」
「えっ?」
ソウの目線の先にはクリスタルのように輝くスライムがいた。
昔、この世界の魔物にしては珍しい、宝石のような液体と石を落とすスライムがいたそうだ。
もう狩り尽くされて、絶滅したのではないか。など囁かれたほど珍しいスライムだ。
『確か、あいつって逃げ足が早いんだよな。』
『ああ。二手に分かれて、やるぞ。』
そう言って、二手に分かれてジリジリと追い詰める。
シュルルル
と、そんな音とともにクリスタルスライムは俺達に気づき逃げた。
「逃げられた!」
「追うぞ!」
隠れるのを諦め、走って追いかける。
《ノバック》
俺は魔法でノックバックでソウを後ろから押す。
そして、ソウがクリスタルスライスを倒す。
「おお。新しい魔法も結構使えるな。」
「まあ、ソウがうまくバランスを取らなきゃだけどね。」
魔石と宝石のような石と液体をとって、収納する。
「ん?」
そこで俺は洞窟のようなものがあるのを気づいた。
「あれって、ただの洞窟じゃないよね。」
「ん?ああ、あの洞窟か。確かに魔力を感じるし、意識しないとそこに洞窟があるかわからないな。」
「魔力があるし、未発見ダンジョン?」
「かもな、よし、いこう!」
「待て待て、ダンジョンなら準備しないと危ないから。また明日な?」
「明日からは学校だぞ?」
「あ~、そうだった。じゃ、次の休日にな。」
「まあ、そうだな。今日はクリスタルスライムも狩ったし帰るか。」
「おう。」
「えっ!これ!クリスタ…申し訳ございません。取り乱してしまいました。」
「いえいえ、大丈夫ですよ。」
「えっと、少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか?」
「「はい。」」
スタスタと受付の人は奥へといった。
そして、
「おう、お前らか。」
「ギルドマスター!」
「んで?クリスタルスライムを倒したってのは?」
「ええ、まぁ、はい。」
「報酬だが、ちと、待っててくれるか?200万Gとなると、ヒョイっとは出せないんでな。」
「わかりました。後日受け取りに来ます。」
「ああ。頼んだ。」
そして宿についた。
「そういえば、明日学園なんだったな。」
「今日はさっさと準備して早く寝よう。」
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