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秘密の配信スタート!
内緒の始まり_3
しおりを挟む自分で購入しなくても、このサイトに登録されている品を自分のアカウントの【欲しいものリスト】に登録すれば、視聴者がサイト経由で購入発送出来るシステムも完備されており、いつかは使いたいと思っていた。が、まだ視聴者が少なくコンテンツを盛り上げられていない、と感じているしえるは、使うには早いと利用していなかった。
これら三つの理由に対し、このスペースはうってつけの場だった。【フォロワー】として自分の動画を楽しみにしてくれている人がどれだけいるのか分かり、再生回数でどれだけみんなが自分を必要と求めてくれたのかがわかる。コメントでは人とのやり取りを楽しみながら、求められている内容も分かるし、過激な言葉も含まれているかもしれないが、まるで有名人のような賞賛や応援を受けることも出来た。
……かつ、おひねりでお金を稼ぐことも、欲しいものリストから物を貰うこともできる。将来に向けてお金を節約してためることも可能なのだ。
一人暮らしをしている自分にとって、生活費が減るかもしれない、かつ、収入が増えるかもしれないこのスペースを、どうやって見つけたかというと……。
それは本当に偶然だった。いつものようにネットサーフィンをしている途中、操作ミスでうっかりよくあるウェブ上の広告をタップしてアクセスしてしまったのだ。そこで、自分と同じくらいの年齢の女の子が、その美しい肢体を惜しげもなく晒し、視聴者の希望に応えながら喘ぎ仰反る姿に、『自分もこうなってみたい』、そう感じたのだ。何より、そういった動画を配信している子達は、スペースのフォロワー数も多く、沢山の人に見られていた。……必要とされていたのだ。その姿にその胸は高鳴り、魅せられていった。
そこから、実際に自分で配信するまでに時間は掛からなかった。元々会員制のこの場所は、誰でも覗ける場所よりも、配信するハードルが低い。会員登録すれば誰でも見られることに変わりはないが、それでも身元がある程度運営に割れていて、荒らしに対しては厳しい対処が入ると謳われていたことも大きい。
それがあってかコメント欄のマナーも良く、自分が活動した時を想像してみて、しっくりきたことも理由の一つだ。
そして試しに一本目の動画をあげると、簡単に再生回数は千回を超え、百人ほどの視聴者に一気にフォローされた。このほんの僅かの一瞬で満たされた承認欲求は、更なる快感を求めて、卑猥な言葉を口にして下着姿を惜しげもなく披露し、一人とはいえど性的な行為をするのにも時間はかからなかった――。
「えっと……う、動かしてみますね……」
“……心臓の音がヤバい……”
自分にだけ聞こえる、ドクドクと激しく鳴る心臓の音。
“……よし……!”
カチリ、とスイッチを入れる。ヴヴヴヴヴ──と無機質な音を立てて、ローターはしえるの手の中でその存在を主張するかのように震えた。
「わぁ……す、凄いですね。……あはっ……ブルブルしてる……。こっちのスイッチは……動き……? が変わるみたいで……」
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