18 / 49
リクエストへの勇気
*トロトロ_3
しおりを挟む「……一糸纏わぬ姿、ってやつですよ? ……本当に? って思ってます? 一回、くるって……ここで回ってみますね?」
その場でくるっと一回転して見せる。まだ、胸と陰部は手で隠していたが、回転する時だけパッとその手を離した。
「どうでしょう? 後ろも向いてみますね?」
その次は、カメラに背中を向けて立ってみる。この状態では、胸も陰部も見られないため、手は太腿の横に添えて立った。
「次は……あ、隠してたからあれかな? 疑ってる人もいるかも? ……じゃあ、次は隠している手も外しちゃいますね……? ふあぁ……ドキドキするなぁ……」
しえるは唾を飲み込んで自分を落ち着かせると、カメラの方を再び向いた。手は太腿に添えている。今、マスクとメイク、ウィッグで隠した首から上以外、すべて露わになっていた。
「……はい、こんな感じ、なのです」
緊張からか、思わず口調も少しおかしくなった。が、構わずそのまま続ける。
「もうちょっと、カメラに寄ってみますね」
縦向きになるように置いたスマホ。その中に、首から下、太腿のあたりまでにかけてのラインが映し出される。
顔が分からないと、自分の身体ではない気がする。少し明るさを上げ、ほんのり普段よりも白く映る肌が、匙加減ひとつでこれからどう動いていくのかを考えると、心臓がドクン、と大きく跳ねた気がした。
「……どうでしょうか、全部見えましたか……?」
──全部は見えていない。分かっている。まだ序盤だ。意図的に見せていない部分はあった。
「さ、最近、この辺りが……す、すごく弱い、んです……」
カメラを少しだけ身体から離す。直接上手く撮れているか確認出来ないのがもどかしい。チラリ、と鏡に目をやって距離感や映り込み具合が問題無いことを、再度確認した。
ゆっくりと指先を自分の肌、胸の下辺りに這わせる。
「んん……」
優しく触る感覚がくすぐったい。
「こ、この……」
ゆっくり指先を動かして、自身の乳首を摘んだ。
「あっ……ふぅ……」
クリクリと指先で遊びながら、ギュッと摘んで引っ張ってみせる。
「よ、弱い、の。しえるの、ここ……」
“……あぁ……固くなってきた、気がする……”
ふぅふぅと細かく息を吐いた。トットットットッ――と自分だけに聞こえる、先ほどから早まっていく心臓の鼓動。
「あっ……ぁ……んんっ……はぁ……んっ……」
指先で乳首を転がし、引っ張って摘んで、指の腹で押しつぶす。形を変えるその姿が、まるで生き物のように動く様を見て、しえるは声を上げた。
「はぁ……はぁ……んっ……あっ……あ……っ……」
夢中になっていた、自分で乳首を弄ることに。もちろん撮影していることは忘れていないし、見ている人へのサービスという点も含まれている。
「あっあ……も、もう……片方……んんっ……もぉ……」
しえるはカメラを固定すると、座り込んでカメラによく両胸が映るように調節した。今回の動画は動きが多い。ぼんやりしても確認はきちんとしなければ。そう思っていた。
「あは……っ。見えます、か?」
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる