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#4 理事長室の軌跡
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帝国最高峰の魔術学校──フェイト魔術学園。その校舎の広さは、とても一言で語り尽くせるようなものではない。
どうやらその実績を買われて国家から予算を貰っているらしく、あらゆる意味において他の魔術学校の追随を許さない。
そんな広大な校舎の中を、俺はセリカとアルティナの後ろに付く事で迷わずに進んでいる。ザッと見渡しただけだが、果てが見えない。一体、どこまで広がっているのかまったく分からないほどだ。
「あれってもしかして……」
「つか、なんで軍服?」
「えー、結構良くない~?」
歩いていると、周囲から視線が送られてくる。羨望、嫉妬、興味、害意、様々な感情の込められた視線が俺に向かっている。
だが、たださえ編入生は目立つというのに、この時期の編入生は余計に目立つ(とアルティナが言っていた)。加えて、理事長自らが案内しているとなれば、ある意味この視線も当然のものだろう。
「悪いわね、不快な思いをしてないかしら?」
「いくらなんでも、このくらいで目くじらを立てたりはしない。でなきゃ、あんなものは務まらない」
「──まあ、それもそうね」
生徒達の着ている制服と似た色をしたローブを纏っているセリカは、そう言って話をやめた。
彼女の着ているローブは比較的露出度の低いものの筈なのだが、それでもなお大人の色気とでも言うべきものが撒き散らされており、すれ違いう男子生徒は全員がチラッと二度見して、その後ガン見してきた。
「……理事長、あんなもの、とは?」
どうやらさっきの会話で疑問に思ったことがあるらしいアルティナは、セリカに質問をした。
「まあ、いずれ伝えるでしょうからそれまで待っててね。──そうでしょう、レンさん?」
「…………多分な」
いきなり話を振られた俺は、適当に誤魔化しながら相槌を打った。
その様子を不審に思ったのであろうアルティナが俺の方をジトーっと見つめていたが、すぐに諦めて視線を外した。
「──ここよ」
ふと、セリカとアルティナが歩みを止めたかと思うと、眼前には開くのにも一苦労しそうな巨大な扉、そしてそれに刻まれた《理事長室》の文字があった。
セリカが扉に手をそっと添えると、魔術陣が浮かび上がり、音もなく扉が開いた。
「さあ、遠慮なくどうぞ」
躊躇なく理事長室へと入り、奥にあるソファに腰掛けたセリカは、そのままひょいひょいと手招きしてきた。
「なら、失礼する」
「し、失礼します」
俺は堂々と、アルティナはオドオドしながら理事長室へと入っていった。
室内は、まあ本なんかで見る学校のお偉いさんの部屋という感じだ。豪華な執務机と椅子、何やらよく分からない大量の書類と、隅に飾られた何らかのトロフィー。そして部屋の中央にあるテーブルとソファという形だ。
セリカが入り口から見て右側のソファに座ったのを確認した俺とアルティナは、彼女と向かい合うようにして左側のソファに座った。
「何はともあれ──レンさん、入学おめでとう。私達、フェイト魔術学園は貴方を歓迎するわ」
微笑みながらそう言ったセリカには、色気や妖艶さとは無縁な、慈愛が満ち溢れていた。彼女が心から、この学園を愛している何よりの証拠だ。
「貴女には、そこのアルティナと同じ二年B組に編入してもらう事になるわ。いいわよね?」
「そういった事に関しては全てそちらに一任してあるし、文句はない。……というか、一生徒に過ぎない俺がイチャモンを付けるのも筋違いだろう」
「その精神、貴族生徒に見習わせたいわね……」
そう言って項垂れたセリカを見て、アルティナは「あはは……」と渇いた笑いだけを発していた。
ふむ、恐らくはこの学園に通う貴族の中には、やはり入学の際にそう言った我儘を言うものがいるのだろうな。だがまあ、どんなに実家を盾にしたところで、この学園の後ろ盾を考えれば無駄だとは思うが。
「閑話休題。とにかく、今日から貴方にはクラスに入ってもらうのだけれど、分からない事があったら担任教師か、アルティナに訊いてくれればいいわ。寮に関しても、適当に説明がされると思うからそっちに訊いてちょうだい」
そこまで言って、セリカが「分かった?」と言外の視線を投げかけたので、俺も静かに首肯した。
それを見て満足そうな表情になったセリカは、次いでアルティナの方を向いた。
すると彼女も意図を察したのだろう。何も言わずに立ち上がり、そのまま一礼して理事長室を後にした。
彼女が部屋から退出したのを認めた俺は、喉を震わせる。
「それにしても、この学園の規模は凄まじいな……。さすがは、円卓会議第七位──“黒鉄魔嬢”が運営する学園だけあるな」
「お褒めに預かり光栄よ。でも第一位のアインの教え子の貴方に言われても、皮肉にしか聴こえないわね」
「気分を害したのなら謝罪する。俺としては、素直に感想を伝えたいだけだったのだが……」
少しシュン……となってしまった俺を見たセリカは、くすくすと小さく笑って言った。
「ふふ、彼女が貴方を贔屓にする理由が、少し分かったかもしれないわ」
「え?」
「普段は気丈に振舞っているいるけれど、その内面は酷く脆くて儚い。だからこそレンさんは、女の庇護欲を掻き立てるのよ」
「……よく分からないが、褒められているのか?」
「まあ、そう受け取ってもらって構わないわ」
なるほど、分からん。
だが、アインがどうして俺と一緒に居たがるのか──その謎の答えが垣間見えたと思えば、重畳だろう。
「レンさんは、魔術ってなんだと思う?」
ふと、セリカがそんな事を言ってきた。
魔術とは何か、か。現代において、魔術は魔術協会が仕切っているものであり、協会に所属している者だけが魔術を扱う事を許されている。これはどの国の法律でも、そう定められているのだ。そういう観点では、魔術を道具と見做す事もできるだろう。
一方で、超高難易度魔術──それこそ賢者と呼ばれる者が数十人単位で集まれば使えるレベルの魔術の中には、擬似的に魂を錬成するものすらある。そうして作られた生命体を道具と呼称するのには、些かの抵抗がある。
だからといって、魔術=命というのも変な話だ。つまりは……。
「魔術は心だと思う。──魔術は、時として人を生かしてきた。だが魔術は、時として人を殺してきた。使い方一つで、温かいものにも、冷たいものにも変わってしまう。そして魔術をそんな風に変えてしまうのは、人の心だと──そう考えている」
そう言った俺を眺めていたセリカは、フッと笑うと
「その歳で、よくそこまで考えているわね。うちの子にもいないんじゃないかしら?」
「……まあ、セリカも知っているだろうけど、家は一つ屋根の下に円卓会議第一位が居るからな。必然的に考えさせられる機会もあるんだよ」
「なるほど……。貴方の立派な考えも、アインの教育の賜物というわけね。教育者として、次に会った時には是非お話を伺わせて欲しいものね」
「多分、嬉々として語りだろうな。それこそ、俺が恥ずかしくなるくらいには」
「ああ、うん、確かに……。同じ円卓会議として彼女と仕事をした事もあるのだけど、凄まじかったわね。この人、どれだけその子が好きなのよ……って、もはや一周回って尊敬するくらいだったわ」
「うちのバカが迷惑をかけたみたいだな……すまない」
俺が頭を下げると、セリカは首を横に振った。
「ううん、いいのよ。実を言うと、私も少し羨ましかったのよね」
「羨ましい……?」
「ええ。そこまで一途になれる相手がいる──それって、素晴らしい事だと思わない?」
まあ、セリカの女としての魅力を考えたら、邪な下心丸出しの男に絡まれたのも、一度や二度ではないだろう。そういう意味では、彼女も純粋な恋愛というものに憧れているのかもしれない。
「そんなに諦観することないんじゃないのか?」
「え…………?」
「セリカだって、まだ二十代前半なんだろう? そりゃ、仕事は忙しいかもしれないけど、まだまだ良い出会いがあるかもしれないぞ」
「…………………………」
そう言って、俺はセリカの頭を撫でた。
すると彼女が押し黙ってしまったので、俺も気付いた。ついアインと同じノリで撫でてしまったが、それでは迷惑だろう。そう思った俺はセリカから手を離すが……。
「待って。もうちょっと続けて」
「え、だが……」
「いいから。理事長命令よ」
「なんて横暴な…………。分かったよ、お嬢様」
いつになく乱暴な態度で命令してきたセリカに、俺は好きな女子に意地悪をする男子のような笑みを浮かべながら、なでなでを続けた。
「本当に、アインの気持ちが分かるわね…………」
そう呟いた彼女の顔は真っ赤に染まっていたが、それでも嬉しそうにしてくれていた。
それから数分後に理事長室に担任教師が様子を見に来て、俺達が慌てて距離を取ったのは言うまでもない。
どうやらその実績を買われて国家から予算を貰っているらしく、あらゆる意味において他の魔術学校の追随を許さない。
そんな広大な校舎の中を、俺はセリカとアルティナの後ろに付く事で迷わずに進んでいる。ザッと見渡しただけだが、果てが見えない。一体、どこまで広がっているのかまったく分からないほどだ。
「あれってもしかして……」
「つか、なんで軍服?」
「えー、結構良くない~?」
歩いていると、周囲から視線が送られてくる。羨望、嫉妬、興味、害意、様々な感情の込められた視線が俺に向かっている。
だが、たださえ編入生は目立つというのに、この時期の編入生は余計に目立つ(とアルティナが言っていた)。加えて、理事長自らが案内しているとなれば、ある意味この視線も当然のものだろう。
「悪いわね、不快な思いをしてないかしら?」
「いくらなんでも、このくらいで目くじらを立てたりはしない。でなきゃ、あんなものは務まらない」
「──まあ、それもそうね」
生徒達の着ている制服と似た色をしたローブを纏っているセリカは、そう言って話をやめた。
彼女の着ているローブは比較的露出度の低いものの筈なのだが、それでもなお大人の色気とでも言うべきものが撒き散らされており、すれ違いう男子生徒は全員がチラッと二度見して、その後ガン見してきた。
「……理事長、あんなもの、とは?」
どうやらさっきの会話で疑問に思ったことがあるらしいアルティナは、セリカに質問をした。
「まあ、いずれ伝えるでしょうからそれまで待っててね。──そうでしょう、レンさん?」
「…………多分な」
いきなり話を振られた俺は、適当に誤魔化しながら相槌を打った。
その様子を不審に思ったのであろうアルティナが俺の方をジトーっと見つめていたが、すぐに諦めて視線を外した。
「──ここよ」
ふと、セリカとアルティナが歩みを止めたかと思うと、眼前には開くのにも一苦労しそうな巨大な扉、そしてそれに刻まれた《理事長室》の文字があった。
セリカが扉に手をそっと添えると、魔術陣が浮かび上がり、音もなく扉が開いた。
「さあ、遠慮なくどうぞ」
躊躇なく理事長室へと入り、奥にあるソファに腰掛けたセリカは、そのままひょいひょいと手招きしてきた。
「なら、失礼する」
「し、失礼します」
俺は堂々と、アルティナはオドオドしながら理事長室へと入っていった。
室内は、まあ本なんかで見る学校のお偉いさんの部屋という感じだ。豪華な執務机と椅子、何やらよく分からない大量の書類と、隅に飾られた何らかのトロフィー。そして部屋の中央にあるテーブルとソファという形だ。
セリカが入り口から見て右側のソファに座ったのを確認した俺とアルティナは、彼女と向かい合うようにして左側のソファに座った。
「何はともあれ──レンさん、入学おめでとう。私達、フェイト魔術学園は貴方を歓迎するわ」
微笑みながらそう言ったセリカには、色気や妖艶さとは無縁な、慈愛が満ち溢れていた。彼女が心から、この学園を愛している何よりの証拠だ。
「貴女には、そこのアルティナと同じ二年B組に編入してもらう事になるわ。いいわよね?」
「そういった事に関しては全てそちらに一任してあるし、文句はない。……というか、一生徒に過ぎない俺がイチャモンを付けるのも筋違いだろう」
「その精神、貴族生徒に見習わせたいわね……」
そう言って項垂れたセリカを見て、アルティナは「あはは……」と渇いた笑いだけを発していた。
ふむ、恐らくはこの学園に通う貴族の中には、やはり入学の際にそう言った我儘を言うものがいるのだろうな。だがまあ、どんなに実家を盾にしたところで、この学園の後ろ盾を考えれば無駄だとは思うが。
「閑話休題。とにかく、今日から貴方にはクラスに入ってもらうのだけれど、分からない事があったら担任教師か、アルティナに訊いてくれればいいわ。寮に関しても、適当に説明がされると思うからそっちに訊いてちょうだい」
そこまで言って、セリカが「分かった?」と言外の視線を投げかけたので、俺も静かに首肯した。
それを見て満足そうな表情になったセリカは、次いでアルティナの方を向いた。
すると彼女も意図を察したのだろう。何も言わずに立ち上がり、そのまま一礼して理事長室を後にした。
彼女が部屋から退出したのを認めた俺は、喉を震わせる。
「それにしても、この学園の規模は凄まじいな……。さすがは、円卓会議第七位──“黒鉄魔嬢”が運営する学園だけあるな」
「お褒めに預かり光栄よ。でも第一位のアインの教え子の貴方に言われても、皮肉にしか聴こえないわね」
「気分を害したのなら謝罪する。俺としては、素直に感想を伝えたいだけだったのだが……」
少しシュン……となってしまった俺を見たセリカは、くすくすと小さく笑って言った。
「ふふ、彼女が貴方を贔屓にする理由が、少し分かったかもしれないわ」
「え?」
「普段は気丈に振舞っているいるけれど、その内面は酷く脆くて儚い。だからこそレンさんは、女の庇護欲を掻き立てるのよ」
「……よく分からないが、褒められているのか?」
「まあ、そう受け取ってもらって構わないわ」
なるほど、分からん。
だが、アインがどうして俺と一緒に居たがるのか──その謎の答えが垣間見えたと思えば、重畳だろう。
「レンさんは、魔術ってなんだと思う?」
ふと、セリカがそんな事を言ってきた。
魔術とは何か、か。現代において、魔術は魔術協会が仕切っているものであり、協会に所属している者だけが魔術を扱う事を許されている。これはどの国の法律でも、そう定められているのだ。そういう観点では、魔術を道具と見做す事もできるだろう。
一方で、超高難易度魔術──それこそ賢者と呼ばれる者が数十人単位で集まれば使えるレベルの魔術の中には、擬似的に魂を錬成するものすらある。そうして作られた生命体を道具と呼称するのには、些かの抵抗がある。
だからといって、魔術=命というのも変な話だ。つまりは……。
「魔術は心だと思う。──魔術は、時として人を生かしてきた。だが魔術は、時として人を殺してきた。使い方一つで、温かいものにも、冷たいものにも変わってしまう。そして魔術をそんな風に変えてしまうのは、人の心だと──そう考えている」
そう言った俺を眺めていたセリカは、フッと笑うと
「その歳で、よくそこまで考えているわね。うちの子にもいないんじゃないかしら?」
「……まあ、セリカも知っているだろうけど、家は一つ屋根の下に円卓会議第一位が居るからな。必然的に考えさせられる機会もあるんだよ」
「なるほど……。貴方の立派な考えも、アインの教育の賜物というわけね。教育者として、次に会った時には是非お話を伺わせて欲しいものね」
「多分、嬉々として語りだろうな。それこそ、俺が恥ずかしくなるくらいには」
「ああ、うん、確かに……。同じ円卓会議として彼女と仕事をした事もあるのだけど、凄まじかったわね。この人、どれだけその子が好きなのよ……って、もはや一周回って尊敬するくらいだったわ」
「うちのバカが迷惑をかけたみたいだな……すまない」
俺が頭を下げると、セリカは首を横に振った。
「ううん、いいのよ。実を言うと、私も少し羨ましかったのよね」
「羨ましい……?」
「ええ。そこまで一途になれる相手がいる──それって、素晴らしい事だと思わない?」
まあ、セリカの女としての魅力を考えたら、邪な下心丸出しの男に絡まれたのも、一度や二度ではないだろう。そういう意味では、彼女も純粋な恋愛というものに憧れているのかもしれない。
「そんなに諦観することないんじゃないのか?」
「え…………?」
「セリカだって、まだ二十代前半なんだろう? そりゃ、仕事は忙しいかもしれないけど、まだまだ良い出会いがあるかもしれないぞ」
「…………………………」
そう言って、俺はセリカの頭を撫でた。
すると彼女が押し黙ってしまったので、俺も気付いた。ついアインと同じノリで撫でてしまったが、それでは迷惑だろう。そう思った俺はセリカから手を離すが……。
「待って。もうちょっと続けて」
「え、だが……」
「いいから。理事長命令よ」
「なんて横暴な…………。分かったよ、お嬢様」
いつになく乱暴な態度で命令してきたセリカに、俺は好きな女子に意地悪をする男子のような笑みを浮かべながら、なでなでを続けた。
「本当に、アインの気持ちが分かるわね…………」
そう呟いた彼女の顔は真っ赤に染まっていたが、それでも嬉しそうにしてくれていた。
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