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パーティ始めよう!
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触っていると、美羽が寝ているであろう布団がモゾモゾと動き始める。
(起きたかな…?)
チラリと視線を美羽に移すと……、
「えっ、ちょ、鼻血…っ」
美羽がニヤニヤしながら鼻血を出していた。
「美羽はどうでもいいから撫でるのやめないで…」
美羽に気を取られて手を止めていると、翔が皐月の手を取り、撫でる仕草をする。
「もっ、萌え……」
「美羽ちゃんっ?!」
更に鼻血を出し、布団に突っ伏した。
「皐月撫でて…」
寝ぼけているのか、オネダリを続ける。
「あ、う、うん…?」
美羽はそのままでいいのか疑問に思ったが、皐月はまた手を動かし始めた。
「大丈夫…萌え死にしてるだけだから…」
まだ奈弥と正人は寝ているため、美羽はボソリと呟く。
「あ…そう……?取り敢えず布団に血がついちゃうから…ティッシュ……」
「近くにあるから大丈夫…」
そう言って何枚もティッシュを取る。
そう言っている間も皐月は翔の頭を撫でる手は止めない。
「皐月ちゃんが天使すぎて死ぬ……」
美羽の鼻血は止まらない。
逆にもっと出ているような気がする。
「まだ朝早いから…2人の世界を楽しんで……」
ティッシュで鼻血を拭きながら布団から出る。
「取り敢えず私はご飯を用意するね…」
「あ、僕も……」
美羽についていこうと撫でるのをやめ、布団から出ようとすると、
「皐月、行っちゃだめ…」
翔がギュッと皐月を抱きしめ、また布団に引き戻す。
「ちょっ、美羽ちゃんのお手伝いしなきゃっ」
「皐月ちゃん、私は亡きものにしていいのっ!2人の世界を楽しんで欲しいからっ!じゃあねっ!」
風のように去っていった。
押さえていたティッシュがさらに赤くなっていた気がする…。
「美羽もいいって言ってたから…入って?」
ふわりとフェロモンを出し、誘い出す。
「…っ、分かったからっ正人さんも奈弥も寝てるからフェロモン消してっ」
翔の隣に寝直し、ボソリと、しかしはっきりと言う。
「ん…無理……」
さわさわと皐月の体を服の上から触り始める。
「ちょ、ゃ…っ」
ギリギリ襲われはしませんでした…。
(起きたかな…?)
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「えっ、ちょ、鼻血…っ」
美羽がニヤニヤしながら鼻血を出していた。
「美羽はどうでもいいから撫でるのやめないで…」
美羽に気を取られて手を止めていると、翔が皐月の手を取り、撫でる仕草をする。
「もっ、萌え……」
「美羽ちゃんっ?!」
更に鼻血を出し、布団に突っ伏した。
「皐月撫でて…」
寝ぼけているのか、オネダリを続ける。
「あ、う、うん…?」
美羽はそのままでいいのか疑問に思ったが、皐月はまた手を動かし始めた。
「大丈夫…萌え死にしてるだけだから…」
まだ奈弥と正人は寝ているため、美羽はボソリと呟く。
「あ…そう……?取り敢えず布団に血がついちゃうから…ティッシュ……」
「近くにあるから大丈夫…」
そう言って何枚もティッシュを取る。
そう言っている間も皐月は翔の頭を撫でる手は止めない。
「皐月ちゃんが天使すぎて死ぬ……」
美羽の鼻血は止まらない。
逆にもっと出ているような気がする。
「まだ朝早いから…2人の世界を楽しんで……」
ティッシュで鼻血を拭きながら布団から出る。
「取り敢えず私はご飯を用意するね…」
「あ、僕も……」
美羽についていこうと撫でるのをやめ、布団から出ようとすると、
「皐月、行っちゃだめ…」
翔がギュッと皐月を抱きしめ、また布団に引き戻す。
「ちょっ、美羽ちゃんのお手伝いしなきゃっ」
「皐月ちゃん、私は亡きものにしていいのっ!2人の世界を楽しんで欲しいからっ!じゃあねっ!」
風のように去っていった。
押さえていたティッシュがさらに赤くなっていた気がする…。
「美羽もいいって言ってたから…入って?」
ふわりとフェロモンを出し、誘い出す。
「…っ、分かったからっ正人さんも奈弥も寝てるからフェロモン消してっ」
翔の隣に寝直し、ボソリと、しかしはっきりと言う。
「ん…無理……」
さわさわと皐月の体を服の上から触り始める。
「ちょ、ゃ…っ」
ギリギリ襲われはしませんでした…。
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