たとえ運命の番じゃなくても

暁 紅蓮

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無いはずのクラス替え… side悠

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…結局見つけられず今は冬。
寒い。
雪だよ雪。
毎年毎年雪とかやめてほしい。
雪が降らない沖縄に行きたいよね。

それはさておき、もうすぐクラス替え。
そろそろ心を置き換えて、言おうと思う。
…無理だ。
関係が壊れたらと思うと言うに言えない。
俺は弱い。
ため息をついていると、

「ゆ~う~」
「梨衣」
「げ~んき~?」
「うるさい」
「悠元気じゃないのか?」
「和哉!」

梨衣が後ろから抱きついてきたそのまた後ろから声がして振り向くと和哉がいた。

「元気だよ?」
「元気じゃないよ~だってゆーの顔みてみ~?ね~?」
「いや…分からないんだが……」
「え~?分からないの~?悩んでる顔だよ~」
「…わからん」
「ゆ~ごめんね~?和哉が分からないって~」
「梨衣が1番わからないよ!?なんのごめんなの!?」
「和哉が分からなくてごめんって~」
「俺が悪いのか」
「和哉が分かれば問題なし~」
「す、すまん…」

2人の会話にたまに入りながらチラリと周りを見渡す。

「…玲衣は今日もいないんだね」
「あ~うん~またはらっちゃん~」
「先輩のことそう呼んでるの!?」
「お姉さんって言われてるからじゃあはらっちゃんで~って言ったらいいよ~って~」
「…梨衣は相変わらずだね」
「照れる~」

梨衣は相変わらずマイペース。
その反対に、玲衣は結構真面目さん。
双子だからって合わせてるけど2人は個々の存在だ。
俺は普通に2人のこと好きだな。
2人にはいい人が現れて欲しい。
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