たとえ運命の番じゃなくても

暁 紅蓮

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新しいクラス side悠

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春休みがあけて、進級する2、3年はクラスを見るため入学式前日に学校に行く。
周りがざわざわと騒いでいる中、俺はショックを受けた。

「……」
「ありゃ~梨衣と悠同じクラス、俺と和哉が同じクラスか~」
「わ~い~私悠と同じ~」
「俺は玲衣とか…」

見事に分かれた。
泣きそう…。

「あれ…そう言えば梨衣と玲衣クラス分かれるの初……?」
「あ~そ~だね~私と玲衣いつも同じだった~」
「確かに…そうじゃん…」

玲衣は驚き過ぎたのか素に戻ってる。

「でも玲衣ははらっちゃんがいるから寂しくないね~」
「学年違うわ!」
「あ~、そう言えばはらっちゃんよりあ~ちゃんって言われたいって言ってた~」
「俺関係ないよね!?」
「玲衣~キリキリしないの~」
「梨衣のせいだ!」

でもそんなのが問題なのではない…。
何するにも和哉を見られなくなるのが問題だ!

「でもまた1年だから~」
「そ、うだね…」

この学校は1年でクラス替えが起きると、またクラス替えをする。
問題児はどこに行っても問題児、その考えがあるのか、1年間で変わってしまう。
何も無ければ3年間同じだったのに…。
でも番って言ったって俺が無理矢理言ったから仕方ないよね…諦めよう……。
俺は1年間このクラスで楽しもうと思った。
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