たとえ運命の番じゃなくても

暁 紅蓮

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どうしようもない日々 side悠

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どうしたいとか、どうすればいいとかはもう考えてない。
だってもう、来年を待つしかないのだから。

もうすぐ夏休みというまで時間が経った。
でも何も出来てない。
唯一あるとすれば…、

「…もう時期だから飲まなきゃ」
「…抑制剤?でももうかずいるじゃん」
「俺の為に休ませるのは申し訳ないから…抑制剤飲むよ」
「副作用は大丈夫なの?」
「最近副作用がすくないのも増えてきたからね」

まだ発情期が来たばかりの薬は副作用が酷かった。
吐き気と頭痛、そして動けないほどの倦怠感が酷く、薬を飲むのを拒んだ。
それはそれでとてもつらく、欲が溜まって1回弟を誘惑しそうになった。
その時はさちゅがいたから治まったけど…。
それを考えたら俺が発情したら悲惨な事になりかねない。
抑制剤を飲むしかないよ。

「1回かずに言ってみたら~?」
「え…無理……」
「も~!ちょっとはかずを頼ってみたらど~?」
「…頼る?」
「ゆ~は頼らなすぎなのよ~!番になった負い目なんて気にしないでそろそろだからって頼みなさいよ~!私が言ってあげる~!」
「やめて!?梨衣がってなると本当に何言われるか分からないから!自分で言うから!」
「じゃあ自分でどうぞ~」

…はめられた!
確実にはめられた!
梨衣許さん!
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