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第1章 再起動 『ZERO』HAS COME TO
第41話 次世代戦略機動兵器(2)
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「来たわよ、アーサー。後,茜も…あんた誰?」
「芹沢だよ…信じられないだろうが」
アヴェント・アーサーがそう言うと、頭から角を生やした緑髪の、制服を着た女子はカバンを落とした。
「あんたが…芹沢? あの?」
詰め寄ってきて俺の顔を見つめる。興味ぶかく、疑い深く見ていた。
「いや…違うでしょ」
だって、
「芹沢の奴、眼帯なんてしていなかったし」
眼帯? と思い、同時に思い出した。今の俺は右目を失っているのだ。なんだか視野が狭いなと思って鏡を見るまで気づかなかった。それでは、
「事故の怪我よランズデイ…体の方は何とか再生できたんだけどね」
と茜が言った。なるほど、事故の怪我か。それなら納得だ。ここに来る前に医務局で診察を受けたときにも『ほぼ死んでいた』って言っていたからなそういや…大丈夫だろうか俺。
「…まあ、確かに。包帯していたから分からなかったけど。あんた、そんな顔だったんだ」
「まあな…と言っても、俺はお前の事を知らない。名前は?」
そう聞くと、なんだか納得したらしい。疑いの色が消えた。
「メルト・ランズデイ…その口調、確かに芹沢だわ」
それから十分後、俺や茜を除いた十一名が集合した。人間は一人もいなかった。にぎやかだというのが俺の第一印象だ。
「後二人いるんだが…今日は都合がつかないらしい」
端末で連絡を受けたらしい。つまり普段は十三人と言う訳か。
「ではそろそろ始めよう…これより、KARAHASHIの定例会議を始めようと思う」
拠点としている工廠が、人間界においては大津石山の唐橋のあたりだからこの名前になったそうだ。
去年からWGを作ろうと活動していたらしい。が、途中である問題が発生し、右往左往していたら、
四月の初めに突然、俺こと芹沢が来て、
『一年である物を作ってほしい。少なくとも八月にはフェイズ1を完了しなければならない。基本構想及び基礎技術は既に完成している。君たちには設計及び製作をやってもらいたい。もちろんただではない。前金として十億G(この世界の通貨)。完成した暁には一兆Gを出す。さらにお前たちの作っているWGに対する技術提供および協力。資金援助もしよう。これはSMF参謀本部及び、SMF総司令レオス・オブライエンが認可した物である。つまり、SMFから君たちKARAHASHIへの正式な要請だ』
と言ったらしい。
最初は冗談だと思ったが、しかし書類はどうも本物であったし、確認も取れたので渋々協力したそうだ。
「もっとも、それはお前が来てから一週間だけの話だ…本当にすごかったよお前は。あっというまに問題を解決していった」
と、アヴェントは言った。
結果、一年はかかると思われた自作WGは三週間足らずで完成し、その後は完全に俺の製作物に協力したらしい。その製作物が、
「あの戦闘機か」
「では自己紹介を」
「…?」
「自己紹介だ。お前の本名は」
ああ、そういや。俺は芹沢と名乗っていたんだっけ。
「どうも、朽木光男です。記憶を失う前は芹沢と名乗っていたそうですが、よろしくお願いします」
約十秒ほど沈黙…その後で緑色のオークが手を上げて言った。
「えーと、君が芹沢君?」
「うん、一応…芹沢は偽名だ。朽木光男が本名」
嘘である。俺に名前は無い。本名と言える物はとっくの昔に売った。というか売らされた。
まあ、俺にとっては名前なんでどうでもいい物なのだが、しかし無ければ無いでそれはまた不便なのでいくつも名前を作った。
一例を挙げるなら『エマニュエル・ゴールドスタイン』とか『クライン』とか『ジョシュア』とか、
『朽木光男』もそういった名前の一つだ。まあどうでもいい。
「まあ、以前と同じように、そしてこんどの作戦もよろしく頼む」
「こんどの作戦って…まさか」
魔女帽子を被った少女の言葉に、アヴェントが頷いた。
「先ほど連絡があった、計画は続行だ。予定通り三日後、我々はKARAHASHIはオケアノス計画のフェイズ2…OG‐TX01のフェイズ2
の製造、実地評価試験を行う」
まあ、はっきり言ってしまえば、俺は記憶を失った4日後だというのに、世界旅行に行くことになったわけだ。
具体的には次の四ヵ国を回る。
HAK(聖アラストリア王国)
ギガル皇国
バビロス連邦
ウィザドニア
極東連合を構成するこの国々を回る。
一応、『オケアノス』計画自体は秘密扱いなので、『SMF戦略機動団第七特務戦隊と浜大津総合学校生徒グループによる、現フリークス戦争における霊脈への影響の調査及び、対フリークス戦闘における情報収集を目的とした特別任務』
作戦名『ブーメラン』を遂行する形で行われる。
「でも、芹沢…朽木さんの記憶は失っているんですよね。それと一緒に技術も…」
「一応、研究資料は残してあった。技術については問題ない」
A4用紙300枚とかいうエライ数だがな!!
「医療担当のラビラトスです」と金髪の美男子。
「技術面での問題が無いのは分かるけど。しかし体の方は大丈夫?」
「一応、SMF医療局のガサイ医師の診断書はあるわ、後許可証」
茜がラビラトスに書類を渡す。それを見て納得したらしく。
「先生がこう言うなら大丈夫だ。許可できる。だが無理はしないでくれよ」
「…ちょっといいか?」
さっきから黙って話しを聞いていた、白髪の大柄な少年が手を挙げながら言った。
「一番の問題なのは、結局、朽木が何を作ろうとしていたか分からないっていう事だよな。朽木が何を作ろうとしていたのか、それは朽木自身しか知らない事なのだから」
「「…あ」」
そうだった、それが問題だった。
「…ナーバル、確かフェイズ2の設計はできてはいるんだな、何か分かるか」
アヴェントに呼ばれた、茶髪の女子は「いいや」と首を振り、設計図を机に広げ、それを指し示しながら説明した。
「結局前に私達が予想した、『戦術級魔力砲』を運用可能なWGという結論に収まったわ。でも、それは三毛猫でやった事だし…」
三毛猫…と言うのはKARAHASHIが開発したというWGの事だろう。確か初めて戦術級魔力砲(魔力ビームを撃つ砲)を運用できる機体だとかなんとか。
確かに、それならば三毛猫を制式採用すればいいだけであって、何も新規開発する必要は無い。
「何か意見あるか、朽木?」
「記憶を失ってみんなに本当に迷惑かけている俺が言うのもアレだが…とにかく、なんらかの射撃型兵器を運用するための機体なのは間違いない。SMFの上層部にもそう言ってたらしい。ただ、それ以上はさっぱりだ」
「…難しい問題だなそりゃあ」
赤髪の、角を生やした男子が言った。
「実際に製作する側から言わせて貰うが…それだけ言われても開発にこまる。もっとほかにこう…」
「…コンセプト?」
「そう、それだ。射撃兵器を扱うだけでは。近接攻撃を主眼におくとか、支援攻撃重視とか、設計図だけ見せられてもな」
「それを探るのも我々の仕事だ」
とアヴェント。
「知っての通り、この計画には既に膨大な予算と、期待が懸かっている。ここで終わるわけにはいかない…分かっているだろう」
「それは分かってはいるが」
「それでも、俺はこいつを完成させたい」
一瞬、誰が言ったのか分からなかった。だがすぐに分かった。
言ったのは俺だ。
「…正直、今俺は混乱しているんだ…いきなり記憶喪失なんていわれてもな…」
だけど、
「俺は、こいつを完成させたい」
「…なぜ、完成させたいんだ?」
赤髪の問いに対して、俺は即答する。
「自分でも分からない」
「芹沢だよ…信じられないだろうが」
アヴェント・アーサーがそう言うと、頭から角を生やした緑髪の、制服を着た女子はカバンを落とした。
「あんたが…芹沢? あの?」
詰め寄ってきて俺の顔を見つめる。興味ぶかく、疑い深く見ていた。
「いや…違うでしょ」
だって、
「芹沢の奴、眼帯なんてしていなかったし」
眼帯? と思い、同時に思い出した。今の俺は右目を失っているのだ。なんだか視野が狭いなと思って鏡を見るまで気づかなかった。それでは、
「事故の怪我よランズデイ…体の方は何とか再生できたんだけどね」
と茜が言った。なるほど、事故の怪我か。それなら納得だ。ここに来る前に医務局で診察を受けたときにも『ほぼ死んでいた』って言っていたからなそういや…大丈夫だろうか俺。
「…まあ、確かに。包帯していたから分からなかったけど。あんた、そんな顔だったんだ」
「まあな…と言っても、俺はお前の事を知らない。名前は?」
そう聞くと、なんだか納得したらしい。疑いの色が消えた。
「メルト・ランズデイ…その口調、確かに芹沢だわ」
それから十分後、俺や茜を除いた十一名が集合した。人間は一人もいなかった。にぎやかだというのが俺の第一印象だ。
「後二人いるんだが…今日は都合がつかないらしい」
端末で連絡を受けたらしい。つまり普段は十三人と言う訳か。
「ではそろそろ始めよう…これより、KARAHASHIの定例会議を始めようと思う」
拠点としている工廠が、人間界においては大津石山の唐橋のあたりだからこの名前になったそうだ。
去年からWGを作ろうと活動していたらしい。が、途中である問題が発生し、右往左往していたら、
四月の初めに突然、俺こと芹沢が来て、
『一年である物を作ってほしい。少なくとも八月にはフェイズ1を完了しなければならない。基本構想及び基礎技術は既に完成している。君たちには設計及び製作をやってもらいたい。もちろんただではない。前金として十億G(この世界の通貨)。完成した暁には一兆Gを出す。さらにお前たちの作っているWGに対する技術提供および協力。資金援助もしよう。これはSMF参謀本部及び、SMF総司令レオス・オブライエンが認可した物である。つまり、SMFから君たちKARAHASHIへの正式な要請だ』
と言ったらしい。
最初は冗談だと思ったが、しかし書類はどうも本物であったし、確認も取れたので渋々協力したそうだ。
「もっとも、それはお前が来てから一週間だけの話だ…本当にすごかったよお前は。あっというまに問題を解決していった」
と、アヴェントは言った。
結果、一年はかかると思われた自作WGは三週間足らずで完成し、その後は完全に俺の製作物に協力したらしい。その製作物が、
「あの戦闘機か」
「では自己紹介を」
「…?」
「自己紹介だ。お前の本名は」
ああ、そういや。俺は芹沢と名乗っていたんだっけ。
「どうも、朽木光男です。記憶を失う前は芹沢と名乗っていたそうですが、よろしくお願いします」
約十秒ほど沈黙…その後で緑色のオークが手を上げて言った。
「えーと、君が芹沢君?」
「うん、一応…芹沢は偽名だ。朽木光男が本名」
嘘である。俺に名前は無い。本名と言える物はとっくの昔に売った。というか売らされた。
まあ、俺にとっては名前なんでどうでもいい物なのだが、しかし無ければ無いでそれはまた不便なのでいくつも名前を作った。
一例を挙げるなら『エマニュエル・ゴールドスタイン』とか『クライン』とか『ジョシュア』とか、
『朽木光男』もそういった名前の一つだ。まあどうでもいい。
「まあ、以前と同じように、そしてこんどの作戦もよろしく頼む」
「こんどの作戦って…まさか」
魔女帽子を被った少女の言葉に、アヴェントが頷いた。
「先ほど連絡があった、計画は続行だ。予定通り三日後、我々はKARAHASHIはオケアノス計画のフェイズ2…OG‐TX01のフェイズ2
の製造、実地評価試験を行う」
まあ、はっきり言ってしまえば、俺は記憶を失った4日後だというのに、世界旅行に行くことになったわけだ。
具体的には次の四ヵ国を回る。
HAK(聖アラストリア王国)
ギガル皇国
バビロス連邦
ウィザドニア
極東連合を構成するこの国々を回る。
一応、『オケアノス』計画自体は秘密扱いなので、『SMF戦略機動団第七特務戦隊と浜大津総合学校生徒グループによる、現フリークス戦争における霊脈への影響の調査及び、対フリークス戦闘における情報収集を目的とした特別任務』
作戦名『ブーメラン』を遂行する形で行われる。
「でも、芹沢…朽木さんの記憶は失っているんですよね。それと一緒に技術も…」
「一応、研究資料は残してあった。技術については問題ない」
A4用紙300枚とかいうエライ数だがな!!
「医療担当のラビラトスです」と金髪の美男子。
「技術面での問題が無いのは分かるけど。しかし体の方は大丈夫?」
「一応、SMF医療局のガサイ医師の診断書はあるわ、後許可証」
茜がラビラトスに書類を渡す。それを見て納得したらしく。
「先生がこう言うなら大丈夫だ。許可できる。だが無理はしないでくれよ」
「…ちょっといいか?」
さっきから黙って話しを聞いていた、白髪の大柄な少年が手を挙げながら言った。
「一番の問題なのは、結局、朽木が何を作ろうとしていたか分からないっていう事だよな。朽木が何を作ろうとしていたのか、それは朽木自身しか知らない事なのだから」
「「…あ」」
そうだった、それが問題だった。
「…ナーバル、確かフェイズ2の設計はできてはいるんだな、何か分かるか」
アヴェントに呼ばれた、茶髪の女子は「いいや」と首を振り、設計図を机に広げ、それを指し示しながら説明した。
「結局前に私達が予想した、『戦術級魔力砲』を運用可能なWGという結論に収まったわ。でも、それは三毛猫でやった事だし…」
三毛猫…と言うのはKARAHASHIが開発したというWGの事だろう。確か初めて戦術級魔力砲(魔力ビームを撃つ砲)を運用できる機体だとかなんとか。
確かに、それならば三毛猫を制式採用すればいいだけであって、何も新規開発する必要は無い。
「何か意見あるか、朽木?」
「記憶を失ってみんなに本当に迷惑かけている俺が言うのもアレだが…とにかく、なんらかの射撃型兵器を運用するための機体なのは間違いない。SMFの上層部にもそう言ってたらしい。ただ、それ以上はさっぱりだ」
「…難しい問題だなそりゃあ」
赤髪の、角を生やした男子が言った。
「実際に製作する側から言わせて貰うが…それだけ言われても開発にこまる。もっとほかにこう…」
「…コンセプト?」
「そう、それだ。射撃兵器を扱うだけでは。近接攻撃を主眼におくとか、支援攻撃重視とか、設計図だけ見せられてもな」
「それを探るのも我々の仕事だ」
とアヴェント。
「知っての通り、この計画には既に膨大な予算と、期待が懸かっている。ここで終わるわけにはいかない…分かっているだろう」
「それは分かってはいるが」
「それでも、俺はこいつを完成させたい」
一瞬、誰が言ったのか分からなかった。だがすぐに分かった。
言ったのは俺だ。
「…正直、今俺は混乱しているんだ…いきなり記憶喪失なんていわれてもな…」
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