幻想機動輝星

sabuo

文字の大きさ
8 / 75
序章 ある研究員の記録『ZERO』IS SLEEPING

第5話 異世界生活一日目(後)

しおりを挟む
『選ばれし者』
世界に十三人しかいない『神の力』と呼ばれる武装を操れる者達。
『神の力』の使用時の特徴として
使用者の武装化(武器や防具の自動装着)
身体能力、治癒力の向上及び魔力の増大
などが挙げられる。
そしてその力は未知数だ。なんせ最終決戦時に30m級のロボットだしてきたからな・・・まあいい。
『神の力』は強大だ。故にそれを狙う奴も多い。
中学三年生の時、俺は親友である葛葉 陽一郎(くずは よういちろう)と共にその抗争に巻き込まれた。
街中で銃撃戦したりトラックで特攻かけたり、挙句の果てには町中でロケットランチャーをぶっ放したり。
まあでもなんとか学校の運動場を爆破して事なき事を得たが、
葛葉と俺は今後の来るであろう報復や追っ手を危惧し、ある部活動を立ち上げる。それが『歴史研究部』だ。
俺達が進学するした時、『祇園高校歴史研究部』になったが、ここでは歴史研究部で通していく。
メンバーは十四人。
そのうち選ばれし者は十三人。
つまり、選ばれし者全てが歴史研究部に入っていることになる。
俺と葛葉は部員にナンバーを付けていた。
それも交えて簡単に部員を紹介しよう。

№1 葛葉 陽一郎    部長 歴史研究部創設メンバー 俺の親友 綾乃の彼氏

№2 出雲 綾乃(いずも あやの)歴史研究部創設メンバー 茜の親友 葛葉の彼女

№3 一條 紫苑(いちじょう しおん)魔術師 俺の弟 シスコン 

№4 淀屋橋 大河(よどやばし たいが) 俺の親友 イケメン 桜の彼氏

№5 トム・アークライト 俺の親友  神聖魔法の使い手 イギリス人

№6 三千院 涼子(さんぜんいん りょうこ) 魔術師 お嬢様 百合

№7 柳瀬 桜(やなせ さくら) 後輩 弓の達人 大河の彼女   

№8 橘 飛鳥(たちばな あすか) 真面目 武士道 百合

№9 一條 薫(いちじょう かおる) 魔術師 俺の妹 ブラコン

№10 北野 アリアス トムの彼女 聖職者希望 日系アメリカ人 

№11 交野 勝 後輩 紫苑の友達 浅葱の彼氏

№12 黒崎 浅葱 後輩 茜の妹 勝の彼女

№13 黒崎 茜 歴史研究部創設メンバー

№0 朽木 光男 歴史研究部創設メンバー

計十四人
俺が№0なのは、俺が選ばれし者ではなかったからだ。
普段は部室(仮)で雑談したりしていたが、いざ戦うとなれば、街中で銃撃戦をやらかしたり、爆破したり、
魔法で当たり一面吹っ飛ばすくらいはいつものことだった。
で、それが少々まずい事態に進展すると空爆やら都市破壊級魔法を使ったり、
明らかにまずい事態になると・・・うん、やめておこう。
今から考えたらかなりヤバイことをやっていた。
けどまあ、すごく楽しかったのは確かだ。
本当にいい部活動だった。


その部活動が世界を滅ぼしたのだが。






「!!」
それを目にした次の瞬間、俺は体を動かしていた。
ナイフ。
前方、浅葱。
彼女の右突き。
それに対して俺は右足を踏み出し、右肩を前に、右に避けようとする。

出来ない。
動かない。
働かない。
遅れる。

遅い。
体の動きが遅くなっている。
なぜだ?
前は出来たのに。
いやいい。
とにかく突き出された手を掴もうとする。

遅れる。

だめだ、避けられない。
刺さる。

刺さらない。

誰かの手が、浅葱の右手を掴んだ。
「姉の獲物に手を出すとは・・・いい度胸じゃない」
茜だった。
「放してよ姉さん!! そいつのせいで・・・そいつのせいで!!」
浅葱の目は、怒りに燃えていた。
だが、姉の茜は対照的に、落ち着き払って。
「光男君が何も傷ついてないと思って?」
「・・・! その左手、まさか」
「今、光男君の両足と左腕は義体化している。それに比べてあなたどうよ、五体満足のくせに」
「それでも・・・それでも」
「あなたは友達に裏切られた事に対する憤りを光男君で晴らそうとしているだけ。それに」
茜は一泊置いて言った。
「生きているからいいじゃない・・・交野君も同じ意見でしょ」
「はい・・・浅葱、ナイフを下ろして」
「でも・・・」
「もういいんだ・・・もう終わったことだから」



琵琶湖 浜大津港 船着き場
目の前の水面はどこまでも続いている。
船着き場には何隻か船が停泊していたが、あたりに人影はいない。
俺たち二人を除いて。
「ごめんなさい」
俺は頭を下げ、謝った。
「俺があんな作戦を立てたばっかりに・・・」
「・・・いいですよ先輩。もういいんです」
勝は、申し訳なさそうに言った。
「だが・・・」
「いいんです。こうやって無事に生きていますし。むしろ謝りたいのは僕のほうです。茜先輩から聞きました・・・葛葉先輩に撃たれたって」
「それは完全に俺のせいだ。俺の自業自得だ・・・そういうことにしてくれ」
「朽木先輩、本当に大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、問題ない」
「お互い、傷つきましたね」
「ああ」
「朽木先輩は、いつ目覚めたんですか?」
「つい昨日だ。だからまだいろいろと物事の整理が追いつかず混乱しているが」
「そうですか・・・どうりで昨日茜先輩がチャットでハイになっていた訳だ」
「茜から聞いていたのか?」
「いえ、ただ『今日は私より先に学校に行って」と」
「恐らく俺とお前を鉢合わせにしたくなかったんだろうな・・・ところで勝、俺が生きていたこと知っていたか?」
「まったく知りませんでした。朽木先輩に会うまでは」
「・・・なるほど」
言わなければ嘘では無いとはそういうことか。
「勝は今どこに住んでいるんだ?」
「教導院の寮です。茜先輩がそうするように頼んだらしくって」
「茜が?」
「ええ。『二人には平和な異世界生活を送って欲しい』って。だから戦略機動隊にも入隊していないんです」
「そうか・・・」
茜も申し訳なく思っているのだろうか。
歴史研究部の創設メンバーの一人として。
「朽木先輩は戦略機動隊に入ったんですか?」
「成り行きだがな。しかしただ入っているのもあれだからな・・・俺たちがこの世界に来た理由を探ってみようと思う」
「あるんですか、そんなもの」
「分からない。無いのかもしれない。だが何もしないというのは俺の性に合わない」
「相変わらず凄いですね、そこまで考えるなんて」
「全然凄くないよ・・・むしろ衰えたよ。体の一部が無くなってしまったし、それに俺はもう一生魔法を使うことが出来ない」
「・・・どういうことですか」
「・・・右脳の一部がやられている。『手術』しようがない。もう駄目だ」
WGの操縦には影響はない様だが、ただでさえ脳にダメージを受けていたのに右脳の一部がやられていてはもう無理だ。
魔法を使役するだけの思考力は完全に発揮できなくなった。
手術をしようにも脳がやられていては意味がない。
完全に詰んだ。
「俺の魔法を使うという望みは完全に消えた訳だ・・・ははは」
「珍しいですね。先輩が弱音を吐くなんて」
「弱音ぐらい吐きたくなるさ・・・俺は葛葉の事を恨んでいないし、この世界に来たことも別に、むしろいい事だと思っている」
だけど。
「後悔ですか?」
「うん。なにか別の結末があったのではないかってね」
昨日の夜中、ふと起きたときそう思った。
意味がないとは分かっている。
けど、そう思ってしまう。
「前の俺はそんなこと思わなかったんだがな。もしあったとしても絶対に言わなかっただろう。弱くなったよ、ほんと」
「でも、それでも前を向いていられる先輩は凄いです」
「そうすることしか出来ないの間違いだ・・・でもありがとう。何か困ったことがあれば力になるよ。俺でよければだが」
「それは僕の台詞ですよ。何かあれば連絡を。端末を使えばすぐです」
「いまいち慣れないんだがなこの端末・・・まあいい、じゃあまた明日学校で」
「また明日・・・忘れ物だけはやめてくださいよ。あの事件の再来になりますから」
「・・・無論だ。朝の全力疾走マラソンはもういい」
そう言って、俺は船着き場を後にしようとした。が、その目の前に浅葱がいた。
「さっきのことについては謝罪する・・・が、一つ聞いておきたいことがある」
俺の一つ年下の女子とは思えない声で言った。
「葛葉陽一郎の事を恨んでいないというのは本当か?」
「・・・ああ」
そう言って船着き場を後にする俺の後ろのほうで、こんな声を聞いた。
「朽木光男・・・おまえは何も変わっていない」



山城基地に戻ったのは午後4時半過ぎ、
そのまま茜の案内で戦技研のあるプラントへ向かった。
プラントの上には様々な施設が立ち並んでいる。
日が傾き始めている空を仰ぎ見ながら歩く。
「大きいとは思ったが・・・まさか一辺が一キロの六角形型プラントを七つ結合した多層式正十二角形型プラントだとはな」
「計算が正しければ総面積94,5キロ平方メートル、地理的にみればそんなに大きくないけどこうやって歩いてみると意外と大きいんだね」
「軍事的に見てもな、まあでも、ここだけでは無いんだろうな」
「どういうこと?」
「戦略機動隊が発展するにつれて施設も大きくなってきたんだろう。六角型のプラントにしたのはそういうことだ、拡張しやすく、強度が高い。でも技術の発展に伴ってでかい施設が必要になったからプラント周辺・・・つまり京都盆地内に施設を置くことで対応しているんだ。プラント部分は中枢や管制機能、その周辺に飛行場、格納庫、プラントに作れない大規模な研究施設とか。事実、そのほうがリスクが低いだろうからな」
「つまり光男君の駄文を要約という名の意訳をすると、山城基地はプラントだけでなく、京都盆地内の施設を含めて一つの基地を形成しているってこと?」
「だいたいあってる」
「なるほど・・・どうりで調べても全容がつかめないと思ったらそういう・・・」
そういいながら俺たちは『EF‐13連絡橋』に着いた。
「ここは?」
「Fプラントに通じる連絡橋、プラントの間は連絡橋で繋がっているんだよ。ここからFプラントを通って戦技研のあるGプラントに行くんだよ。憶えていない?」
「ああそういえば渡ったような・・・そう考えると移動の便悪いなここ」
また一辺1000メートルのプラントを移動しなければならないのか。
「しょうがないって・・・うん?」
「どうした?」
「あれって・・・局長?」
みれば、白衣の黒髪の女の人がいた。トラックに乗っている。
「黒崎研究員か、ここで何をしているんだ?」
「彼を戦技研に連れて行こうと・・・彼、戦技研に配属になったので」
「そこの彼か・・・君、名前は?」
「朽木光男です。今日から戦技研にお世話になります」
「・・・! そうか、君が昨日配属された」
女の人は満面の笑みでこういった。
「私の名はエルメス・アーノイド。戦略機動隊技術研究局局長だ」



「昨日レオスから聞いたときは冗談かと思ったよ。ただでさえ人員不足な戦技研に新たな人員。しかも黒崎の言っていた魔術師の家の生まれだとは、来てくれただけでも感謝するよ」
「やっぱりこの世界でも魔術師は重宝されるんですか?」
「ああ。いや、魔術師の家の生まれでもよい待遇が望める、いや望んでいい。特にここではな」
「そうなんですか」
エルメスさんの運転するトラックに乗せてもらい、Gプラントへ向かう。
「ところで朽木研究員、話によれば君は魔術関連で私的に研究していたそうだが、何を研究していたんだ?」
「僕が研究していたのは魔術というより・・・魔術や魔法を行使する際に使われる魔力そのものを研究していたんです」
ここで魔法を使う際に必要になるエネルギー、魔力について簡単な説明をしよう。

魔力    そのまんま、高圧になると発光する。

魔力流動体 魔力が物質化した物。 スライムみたい。 
       
魔力構成体 魔力流動体が圧縮されたもの。つまり魔力の塊。 魔力石などがこれにあたる。

魔力粒子  魔力が粒子化した物。この状態になるには大体火力発電所一機分の魔力が必要。基本緑色。

霊子    超高濃度圧縮魔力粒子 霊脈を流れているもの。周囲の環境に大きな影響を与える。ヤバイ。基本青色

ちなみに、魔力に関してはありとあらゆる法則、方程式などの類は絶対に当てはまらない。
考えるだけ無駄である。
数式で表すとこんな感じ。
通常
   1+1=2


魔力(ある一例)
   1+1=65382!(コンマ毎秒ごとに変わる)

たとえスパコンで求めたとしても当たる確率は限りなく0に近い。
数学や物理を余裕でぶち壊しまくる。
同じ答えは無いと言っていい。
「だからまあ魔術師の研究目標からは遠ざけられていて・・・だいたいが魔術師にとって一番重要なのはやはり魔術ですからね」
「だが君はそこに敢えて踏み込んだ訳だ」
「魔法や魔術が使えない俺にとってそれぐらいしかできなかったんですよ・・・やっぱりもう研究されてますか?」
「まあな。でもそこまで深くは探らなかったよ。放出される魔力の量の測定に成功しただけだ」
「・・・マジですか?」
「ああ。マジだ」
「・・・なあ茜」
「何、光男君?」
「ここ、前の世界より低く見積もって一世紀は進んでいる」
「・・・マジで?」
「マジで」
ノーベル賞100個分だ。
しかしそれはそうとだ。
「俺、正直役に立ちますか?」
「もちろんだ、凄く役に立つよ!! 凄く助かるよ!!」
そう言うエルメスさんの顔は誰がどう見ても喜んでいた。
相当な人員不足だったらしい。


いかにもな所だと思った。
廊下には大量のダンボール箱や本、記録用紙やら空の容器(『糧食局謹製醤油ラーメン』と書かれている)が積み立てられてたり。
文字通り、魔窟だった。
「すまん、これでもマシな方なんだ」
「敢えて聞きますが・・・マシじゃない時って、どんな様子なんですか?」
「締め切り直前のアニメーション製作会社」
「把握しました」
つまり修羅場ですね、分かります。
「上から一層目と二層目は事務室や会議室、三層目から七層目までは研究室、七層目以下は・・・触れないで置こう。君は確か茜君の研究室だったね、茜君、案内は任せた。勤務時間は午前九時から午後六時までだが、君は都合のいい時に来てくれればいい。来て欲しい時はこちらから連絡する・・・別に何を研究してもらっても構わない。生態兵器以外でな。禁止されている」
「分かりました」
「あと、間違っても研究室で試作した爆弾に火を付けないこと、前それで下水道管が壊れて色んな意味で大惨事になったからな」
「詳しくは聞かないでおきます」
「今日はここの空気を吸っておくだけでいい。何かあったら連絡してくれ、ではまた」
そう言ってエルメスさんは言ってしまった・・・明らかに廊下に置かれている物が多いほうに。
「茜、あれ大丈夫か?」
「多分大丈夫・・・だと思う」
その間はなんだその間は。
「まあいい。それで茜、お前の研究室は?」
「第七層・・・つまり最底辺ってこと」
「さいですか」
まあその方がいいかもな・・・事故った時の影響と言う意味で


Gプラント 第七層 茜研究室

室内にはパソコンらしきものと机、本棚、顕微鏡、実験材料の入った棚、水道・・・と、大量のダンボール箱。
「ごめん。元々ここ倉庫代わりに使っていたらしくて・・・資料とかその類が・・・」
「うん、把握したからいいよ」
でも一通りの実験はできそうだ。
「そういやお前、何研究しているんだ?」
「特に何も・・・ただここにある本やら資料を読んでいただけ、それ以には全く」
「そうか・・・じゃあここにある器具、使っていい?」
「別にいいけど・・・何かの研究をするの?」
「いや・・・どちらかというと解析だな」
そういって俺はカバンからある物を取り出す。
「それは何?」
「フリークスの欠片(かけら)だ。俺が初戦闘した機体に突き刺さっていたらしい」
「そう・・・で、それが何か」
「いや別に」
ただ、何かを感じた気がした。
「とりあえず・・・顕微鏡で見てみるか」
そう言って欠片を、触った。
その事象は、突然起こった。
偶然かもしれない。
欠片が、光った。
いままでにこんなことは無かった。
ここにくるまで何度も俺はこいつに触れている。
だから、何が原因で起きたかは分からない。
でも、事実だ。
そして、欠片が弾け、研究室が一瞬、光に包まれた。
最底辺の研究室でよかったと思う。
上の方だったら間違いなくばれていた。
それにその後確認した物・・・というより人を見て、本当によかったと思った。
女の子だ。
白髪の女の子。
全裸。
全裸の女の子が・・・床に倒れていた。



・・・まだ、異世界生活一日目である。



  
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する 

namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。  転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。  しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。  凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。  詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。  それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。  「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」  前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。  痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。  そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。 これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

フェル 森で助けた女性騎士に一目惚れして、その後イチャイチャしながらずっと一緒に暮らす話

カトウ
ファンタジー
こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。 チートなんてない。 日本で生きてきたという曖昧な記憶を持って、少年は育った。 自分にも何かすごい力があるんじゃないか。そう思っていたけれど全くパッとしない。 魔法?生活魔法しか使えませんけど。 物作り?こんな田舎で何ができるんだ。 狩り?僕が狙えば獲物が逃げていくよ。 そんな僕も15歳。成人の年になる。 何もない田舎から都会に出て仕事を探そうと考えていた矢先、森で倒れている美しい女性騎士をみつける。 こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。 女性騎士に一目惚れしてしまった、少し人と変わった考えを方を持つ青年が、いろいろな人と関わりながら、ゆっくりと成長していく物語。 になればいいと思っています。 皆様の感想。いただけたら嬉しいです。 面白い。少しでも思っていただけたらお気に入りに登録をぜひお願いいたします。 よろしくお願いします! カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております。 続きが気になる!もしそう思っていただけたのならこちらでもお読みいただけます。

処理中です...