幻想機動輝星

sabuo

文字の大きさ
24 / 75
序章 ある研究員の記録『ZERO』IS SLEEPING

第17話 Master of Shadow

しおりを挟む
(意外と早いな)
特急並みだ。
この列車、重要な物運んでいる筈なんだがな・・・まあ、偽物かもしれないが。
総司令の言葉を思い出す。
『ここに五つのコンテナがある。内、一つが本物の積み荷だ。これらを運んでもらう。で、どのコンテナをどんな輸送手段で運ぶかについては・・・』
(くじ引きで選ぶか普通?)
まあ、そのほうがいいかもしれんが。そんなことよりも・・・
「なんで一緒に行くことになったんだ? イータ。そして」
それが一番疑問だ。イータの横に座っている金髪の女エルフ。眼鏡を掛けているその女性は、
「ルース先生」

5月2日 23時47分 
俺達は特別輸送列車で山城基地に向かっていた。
窓が無いため、今、どこを走っているか分からない。しかしかなりスピードを出している。
茜、アレサ、リナイ神は輸送列車の仮眠室の方に行った。
イータがものすごく反対したが、リナイ神の「・・・ねむたい」の一声によって黙った。
・・・茜がリナイとアレサを見て顔を赤らめながらハアハアしてた事については見なかったことにするとして、
「まあ、イータは分かる・・・総司令の指示だろ」
「その通りだ。さすがに元帥の指示は無視できな」
「元帥!?」
え? え?
「元帥!? 元帥なのあの人!?」
「ああ。レオス・オブライエン元帥だ。極東連合軍の二大元帥の1人。彼の極東連合に対する影響力は強いぞ」
「普段の様子からは全然そんな感じしないけどな・・・」
「まさか。極東連合一の切れ者だぞ。見た目で判断しないほうがいい」
「まあな」
言われてみれば。
「・・・というか、イータさん。本当はそんな口調なんだね」
ルース先生は言う。
「普段はこう・・・おっとりした感じで」
「ええ、もちろん演技です。浜大津総合学校にリナイ様がいる事は極秘なので、私も護衛だと悟られないように」
「「極秘なんだ・・・」」
もうばらしているが、
「それで、一体全体どうしルース先生がここに?」
「先生も総司令の指示でね。頼むって懇願されて仕方が無く・・・どうしよう。明日の授業の用意まだなんだけど」
「お疲れ様です」
先生が多忙なのはこの世界でも同じか。
「でも一体なんで先生に頼んだんだろう・・・先生、もしかして元戦略機動隊出身ですか」
「まあね・・・二十年ほど前の話だけどね」
・・・マジかい。
「昔ははっちゃけてたなあ・・・でもまあ、今は四十過ぎの、日々残業の生活を生きるただの先生だよ」
「意外です。先生が戦略機動隊出身だったなんて」
「昔の話だって・・・でもまあ、たまにお手伝いする事もあるけど」
「故に今回この作戦に参加している訳ですね」
イータの言葉に内心頷く。
元軍人なら信頼出来るという判断か・・・でもなんで先生に頼んだのだろうか。
「お手伝いって具体的には何を」
「えーと、詳しくは言えないけど・・・戦技研や戦生研でよくお手伝いしてるよ」
「「お疲れ様です」」
何もされてない事を祈ろう。そういや、
「一応聞きますけど・・・先生は戦略機動隊にいたころ、何をやっていたんですか?」
「ええと・・・WGの操縦をね」
「WGの操縦?」
もしかして、二十年前の北極事件の際も・・・



「××××××××××!!!」



「「「!!!」」」
聞こえた、今、間違いなく聞こえた。
「イータ、リナイ神を!! 先生も行って下さい。俺は状況を!!」
「頼んだ!!」
「無理しないでね!!」
2人が仮眠室の方に行ったのを確認した時、電話が鳴った。運転室直通のだ。
「こちら兵員輸送ベイ。運転室、何がありましたか!?」
運転室からの応答は、予想通りだった。
『敵襲!! フリークスだ!!』




「総司令は何か言ってきたか!?」
『無い。通信障害が発生している!!』
「ウィザードシステムの通信機能は試した!?」
『・・・駄目だ、ウィザードシステム、応答無し!!』
(前の襲撃と同じか・・・)
いよいよまずくなってきた。
「今どこを走っている!?」
『金沢は既に通過した!!』
「敦賀までは何分で着く!?」
『分からない。こうなったら・・・聞こえるか? お前WG動かせるか!?』
「出来るぞ!!」
『速度を上げてこのまま奴らから逃げる。強行突破だ!! 三式で援護を頼む!!』
「分かった!! 何とかやってみる!!」
『頼んだぞ!!』
そこで通信が切れた。
「光男君!!」
茜が仮眠室の方から来た。
「茜、イータや先生は!?」
「大丈夫、保護している。何があったの!?」
「フリークスの襲撃だ。これから強行突破する」
そう言った時、列車が速度を上げた。どんどん加速している。
「三式で列車を援護する。お前はあいつらを!!」
「分かった。任せて!!」
そう言って、茜は来た方へ走っていった。
こういう時の茜は本当に有能だ。
(あっちは任せていいか)
俺は三式が格納されている列車の格納庫に向かう。
(しかし・・・何だろう、この違和感)
そうだ。さっきのフリークスの声だ。あれが何かおかしかった。
(でも・・・なんだろう)
そう思いつつ、俺は格納庫に入り、格納状態の三式に入り、起動を開始する。
今更ながら、この三式のコックピットが意外と狭いことに気づく。本当に今更ながら、
「武装は・・・バズーカとライフル、それから盾か」
肩部ミサイルは無い。代わりにブースターが増設されている。脚部もだ。代わりに装甲は薄くなっている。
うまく扱える自信は無いが、やるしかない。
「・・・三式出るぞ!!」



格納庫が開いて外を認識した時点で見つけた。
左右に山が見える。その間にある平地に敷かれた線路の上。数は4、形が違うが恐らく小型種。追ってきている。
恐らく、と言うのは、
「EDD(敵識別装置)がアンノウン(未確認種)を出した・・・新種か!?」
どちらにせよヤバイ状況にあるのは確かだ。
俺が居るのは進行方向の車から数えて四つ目。四号車。
前にあるのは装甲機関車だ。
(足場に使う)
高速走行中の列車の上で、俺は機体を飛ばし、機関車の上に着地、同時にバズーカを構える。
(弾頭・・・散弾か、ならVTF(近接信管)で)
モード変更、狙わない。
「ファイア!!」
バズーカが火を噴く。そのまま三連射。散開して回避しようとするが、一匹が落ちた。
(対処は同じか・・・)
左右から来る。二匹。落ち着いて対処する。散弾だから直当てしなくていい。そのまま発射。撃墜。
四匹のうちの一匹がいつのまにかレーダーからロストしたが問題ない。
「気づかないと思ったかッ!!!」
俺はバズーカを真上目掛けて撃つ。
そのすぐ後、機体の前に穴だらけのフリークスが落ちてきた。
念のため周囲をスキャンするが、反応は無い。
「運転室、敵の排除に成功した。そちらは?」
『まってくれ・・・繋がった。通信が回復した!!』
「現状報告等お願いします。また来ます」
『了解した』
俺は通信を切り替え、茜に繋ぐ。
「茜、そっちは?」
『全員無事。そっちは?』
「第一波は殲滅したが、第二波が来るだろうな・・・ただ」
『ただ?』
「EDDがアンノウンを出した。普通のフリークスじゃない」
『・・・わかった。そっちは任せたよ、光男君』
「お前こそ」
通信を切る。
列車が更に速度を上げた。
(このまま逃げ切れれば御の字なんだがなあ)
まあありえないが。
・・・しかし、このフリークス、穴だらけになっているけど、確かに形状が違う。
普通の小型種は槍の様な形をしているが、こいつはまるで・・・
(エイ?)
いやそもそも、なんかこいつ妙に生物っぽくないか? いつもはこう・・・なんか無機物的な物が混じっているんだが。
『おーい、光男君、聞こえるか?』
通信。その声は、
「総司令!? 大丈夫ですか!?」
『大丈夫大丈夫・・・航空艦のドリフトで吹っ飛ばされて後頭部を強く打っただけだから』
「洒落になっていませんよそれ!!」
ヤバイ所に当たってるよそれ!!
『まあ、メアリーのあれよりましだって・・・それよりも光男君、ちょっと衝撃の事実言っていい?』
「何ですか?」
『積み荷が積載されているのは君の乗っている特別輸送列車』



「・・・・・」
『いや、本当に偶然だって!! 決して意図した訳じゃあないから。連絡とって確認したら他全部偽物だったから結果的に君の所という事に・・・』
「・・・分かりました」
『そうそう、事実をしっかりと受けと』
「後で副司令にあなたの居場所を密告させてもらいます」
『それだけはやめてええええ!!!』
まあいいとして、
「しかし総司令。現有戦力ではちょっと心細いです。さっきEDDが」
『こちらでも確認している。僕も君の思っているであろうことに同意するよ・・・・・尋常じゃない』
「多分、何か想定外の事をやってきますよこれ」
『だろうね。今そっちに増援を出した。MB(機動砲台)4機。それで敦賀まで持ちこたえてくれ』
「了解」
言ってるそばからレーダーに反応が出る。数は4、
「さっきの小型種的な奴か!!」
バズーカを放つ。
かわされた。
「学んだなッ!!!」
バズーカを乱射、まぐれで一匹落ちた。
(だがまぐれだ)
弾切れになったバズーカをパージ、ライフルを装備する。
「FCSの精度なら・・・」
捉えた。FCSが自動的に標準を合わせる。合った。
「落ちろッ!!」
ライフルが火を吹く。右上から来た奴が落ちた。
「・・・左!!」
左、真っ直ぐに突っ込んでくる。右腕のライフルでは間に合わない。故に左腕アンカーを放つ。当たった。
そのまま左腕を振って右側の地面に突っ込ませる。とどめにライフルを放つ。
「掃討終了・・・いや!?」
レーダーにまだ反応がある。アンノウン。方角は、
(後方、約1キロ・・・進行方向か!!)
まずい。この先はトンネルだ。塞がれたらマジに万事休すだ。だが先頭車両に行くまでの時間がロスだ。
「運転室!! 狙撃する。足を止めるな!!」
『減速じゃあないのか!?』
「ああ。現状維持を求む!!」
『了解!!』
俺は三式を狙撃モードに切り替える。その時、
『聞こえるか!? 聞こえるか朽木研究員!!』
「局長!?」
頭上で大型輸送ヘリが列車と速度を同期してホバリングする。懸架されているのは、
『HAKからの贈り物、使ってやろうじゃあ無いか!!』
『了解、A‐MOS(アモス)起動、連携システム作動開始・・・降ろします!!』
降ろされた。それは、
「機動砲台!!」
四脚が地面に着地した。両腕が機関砲の高機動型だ。着地と同時にブースターを吹かして列車を追い越していった。
『さすがHAKの無人型MB、機動力が高いな・・・朽木研究員、展開中のMB連携プログラムを送った。活用してくれ。頼んだぞ!!』
「了解!!」
ヘリが戦域を離脱し始めたのを確認し、俺は狙撃を開始する。
(・・・でかい奴がいるな)
進行方向。突っ込んでくる小型種の向こう、トンネル前にタランチュラ型らしき奴がいる。アンノウン。
小型種はMBに任せてこっちは・・・
「ファイア!!」
撃った。着弾。
「まだまだ!!」
そのまま四発、五発ほど入れる。それでやっと、倒れた。
MBの方も小型種を撃破したようだ。俺は列車の上から三式を退かせ、列車の横に付けて並走。周囲を警戒する。
トンネルに突入した。



大きいトンネルだ。
高さ約七メートル。ただでさえ二線四本の線路を使用する特別輸送列車でも余裕で入る。
五メートルごとに照明がある。
その中を、特別輸送列車一編成と、MB4機、WG一機が高速で駆け抜ける。
(これを出れば敦賀か・・・)
まだ安心できない。俺は念のため、茜に連絡を入れる。
「茜、そっち大丈夫か?」
『うん。今は仮眠室でみんな一緒だよ』
「そうか・・・まさかリナイやアレサに何かしてないだろうな」
『ははは、私はただリナイ神の猫耳を舐めたりアレサの足を舐めていただけだよ』
「変態すぎて笑えない」
・・・ていうかリナイは神様なんだけどなあ、大丈夫なのかそんな事して。
『でも実際の所、今どうなっているの?』
「敦賀まで持ちこたえてくれとの事だ・・・まあ、もうすぐ着くが」
でもなんだろう・・・さっきからやけに静かな気がするが。
『そうだね・・・・・リナイちゃん? リナイちゃん!?』
「どうした!?」
『リナイちゃんが・・・』
攻撃された。



「!!!」
進行方向。何かが攻撃してきている。それは、
「MB!?」
前を先行していたMBだ。4機、明らかにこちらを狙っている。
「ええい!!」
応戦する。前から突っ込んできた奴を蹴り飛ばす。後続がそれを避けた。
「分かりやすいんだよ!!」
ライフルで蜂の巣にする。高機動型故に装甲は薄い。
(当たらないこと前提にしているか・・・!!)
壁から来た。右側面の壁、列車の右側。そこを走っている俺には、前から突っ込んでくる。
「だからなんで単純なんだよ!!」
もうちょっと工夫しろ・・・いや、十分工夫されていた。
ライフルで穴だらけにした後ろ。一機隠れていた。
機関砲をこちらに向けてロックした状態で。
「ッ!!」
盾を使う。避けないほうがいい。関節狙いだ。
一定の距離を保ったまま、攻撃してくる。それに対して俺は盾を構えたまま突っ込んだ。
高機動型であるが故、一気に距離を詰める。そしてそのまま、押し通す。
「おおおおお!!」
列車を追い越しながら、壁に当てる。火花が飛び散る。機関砲が壊れた。
ライフルを押し当て、放つ。
一瞬でMBが穴だらけになった。残骸を落としながら、俺は列車と速度を合わせるように、減速する。
(今のは・・・)
明らかに正常な動作ではない。誤認した訳でもあるまいに。
(・・・操られていた?)
ハッキング。
衝撃が走った。


後ろから押さえられる。そこから、『侵入』されているのを肌で感じる。それは、
「三式!?」
二号車に格納されていた奴。コックピットライトが点灯していない。無人だ。
センサー部分が赤く光ってる。
そして、その腕、こちらを押さえている両腕から、何かが入ってきていた。
それはC‐MOSを伝って凄まじい速さで機体を乗っ取り、そして俺に、
「・・・やめろ」
入ってきた。
「・・・やめろ」
凄い速さで、侵入される。
「・・・やめろ」
記憶が、掘り出される。
「やめろ」
抉り出される。
「やめろ」
触れられる。
「やめろ」
「やめろ」
それは、
「やめろ」
心だ。



「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」



胸から、何か黒い物が出た。
どす黒い、何か。
それは機体の上半身を吹っ飛ばし、とりついていた三式を蹴り飛ばした。
同時に、俺の三式バランスを崩して、地面に接触した。
その横を、列車がものすごいスピードで駆け抜けていった。
俺は、倒れるように三式の残骸からでて、後ろを振り向こうとした瞬間、
鉄の塊が、飛んでいった。
それは線路に接触し、火花を散らして、止まった。
俺は後ろを見た。
黒い、人型の何かがいた。
黒い。
黒い。
黒い、
黒い何か。
それの頭と思しき部分には、仮面がついていた。
眼の部分からは白い点が見えた。しかしその仮面は、黒い半円が着いていた。
笑っていた。

俺は眠った。




「はいはいレオスです・・・ああ、久しぶり・・・『棺』なら山城基地に無事に届いたよ。その事で連絡しようと思って・・・はあ!?
嘘だろ・・・なんでまた・・・本人の意向?・・・まあそういう事なら・・・分かった、何とかしよう。ところで今どこ?・・・ああ、『緑宮』にいるのか・・・じゃあ今そこにあいつ居るのか? 出来れば話がしたいんだが・・・ああ、頼む・・・久しぶりだな。元気にやっているか?・・・今オールナイトの休憩タイム?・・・幸せそうでなりよりだよ。ところでさ、聞きたいことがあるんだけど・・・そう。レバリスクベースからの・・・やっぱり観測したか。結果は?・・・・・あれまあ・・・・・分かった。それ速報だろ? 続報があれば伝えてくれないか?・・・頼む・・・そうか、いやありがとう・・・よろしく頼む・・・分かった、メアリーに言って置くよ、ではまた・・・・・魔王」


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する 

namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。  転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。  しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。  凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。  詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。  それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。  「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」  前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。  痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。  そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。 これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

フェル 森で助けた女性騎士に一目惚れして、その後イチャイチャしながらずっと一緒に暮らす話

カトウ
ファンタジー
こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。 チートなんてない。 日本で生きてきたという曖昧な記憶を持って、少年は育った。 自分にも何かすごい力があるんじゃないか。そう思っていたけれど全くパッとしない。 魔法?生活魔法しか使えませんけど。 物作り?こんな田舎で何ができるんだ。 狩り?僕が狙えば獲物が逃げていくよ。 そんな僕も15歳。成人の年になる。 何もない田舎から都会に出て仕事を探そうと考えていた矢先、森で倒れている美しい女性騎士をみつける。 こんな人とずっと一緒にいられたらいいのにな。 女性騎士に一目惚れしてしまった、少し人と変わった考えを方を持つ青年が、いろいろな人と関わりながら、ゆっくりと成長していく物語。 になればいいと思っています。 皆様の感想。いただけたら嬉しいです。 面白い。少しでも思っていただけたらお気に入りに登録をぜひお願いいたします。 よろしくお願いします! カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております。 続きが気になる!もしそう思っていただけたのならこちらでもお読みいただけます。

処理中です...