21 / 28
20
しおりを挟む
そうして、年が明けた。玲は新年を祝う気にはなれず、自宅に引きこもってSNSをチェックしたり、過去の自社情報を集めている。まだ、これといった手応えはない。
このまま父の思い通りになるのは御免だ。そう思っていても、現実は容赦ない。ただ無為に日が過ぎる中、玲に限界が来た。思ったより早いなと他人事のように思いながら、タクシーに乗った。
新年の街は賑やかだ。空虚に華々しい街並みを遠い異国のように見つめていると、雪が降り始めた。
夕闇に降る雪は粉のように軽く、街灯の光を浴びている。白銀の粒が宙を舞い、アスファルトに触れると音もなく消えていく。
タクシーから降りた玲のチェスターコートの肩に、雪が薄っすらと重なっている。睫毛に絡まった雪が溶けて、頬を伝っていく。涙にも似た感触に戸惑う間もなく、桜のマンションのエントランス前に辿り着いていた。
ガラス越しに漏れる暖色灯が、雪を柔らかく溶かして金色に滲ませる。その光が、玲の影を長く細く、地面に落としていた。
最近は薬も効かなくなってきた頭痛がひどい。痛みはもう頭蓋の奥を通り越して、全身を灼くようだ。視界が歪み、耳鳴りが雪の音を掻き消す。
「桜」
掠れた声が、雪に吸い込まれる。
「桜……」
雪は答えを返さない。ただ、静かに、容赦なく降り積もるだけだ。玲の背中に、肩に、髪に、白い雪が黒いコートを埋めていく。まるで、玲をこの世界から消していくように。
雪が積もり始め、足元が白く盛り上がる。玲は降りしきる雪の中、立ち尽くしていた。
その時、エントランスの自動ドアが静かに開いた。ヴーンというドアの音が、夜の静寂を破る。
「……玲?」
雪の中に、桜が立っていた。薄いペールグリーンのカーディガン一枚という軽装だ。
「……桜」
「こんな寒い夜に、何考えてるの」
「……桜こそ、そんな格好で」
桜の足元は素足で、スニーカーをつっかけている。ただ、手に何か持っていた。
「体のこと考えてって、いつも言ってるのに、全然聞いてくれないんだから」
ふわりと巻きつけられたのは、グレーのマフラーだった。不揃いな編み目が、それが手作りだと主張する。
震える手がゆっくりと伸びて、玲の頬に触れた。温かい。
「……ごめんね」
桜の声は、雪よりも儚い。贖罪の響きすら愛しくて、玲は桜の手に自分の手を重ねた。
「ごめん。桜の願いなのに、俺は叶えられない」
「ううん。私が我儘なの」
桜の目が潤んだ。白い吐息が、ほわりと彼女の輪郭を滲ませる。
「別れたいって言ったくせに、玲に会いたかった」
「桜」
「やっぱり、どうしても玲が好き」
その瞬間、玲の頭痛が消えた。雪の中、震える体を抱き締める。華奢な体は、玲の腕の中にすっぽりと収まった。
「桜……桜……」
雪が、二人の肩に降り積もる。玲の腕の中で、桜が震えながら泣いていた。彼女の温もりが、玲の心を溶かしていく。
「もう離さない」
玲は桜の髪に顔を埋めて、繰り返した。
「二度と離さない。死んでも離さない」
桜は玲の胸に顔を埋めて、黙って頷いている。ぎゅっとしがみつく腕の力が強くなって、玲は心底安心した。
白い息が絡まり、玲はゆっくりと桜の唇にキスを落とした。
「愛してる」
キスの合間に、桜の耳元で何度も繰り返した。
「愛してる……愛してる……」
「私も……ずっと、玲が好き。玲だけが好き」
うん、と頷いて、玲はもう一度桜にキスをした。透きとおるような冷たさの中で、互いだけが唯一の存在だった。
「……まだ、何もできてないけど。最悪、あの家から逃げるしかできないけど」
玲は、桜に誓うように告げた。
「もう離れない。桜が嫌がっても、離れるなんて無理だ」
「嫌じゃない」
細い指で玲の唇を撫で、桜が微笑む。
「玲なら嫌じゃない。嬉しい。でも玲じゃないなら、絶対嫌」
「傍にいてくれる? 俺、桜とずっと一緒にいられるように、頑張るから」
悠真はともかく、父と彩花には何も対抗できていない。それでも、諦めるつもりはなかった。
「部屋に入って。ほんとに風邪引いちゃう」
そう言って桜が離れようとする。抱き締めた腕に力を込めると、困ったように見上げてくる。
「私、もう逃げないから。信じて」
「……うん」
指と指を絡め合って手を繋いだ。冷えた指先に、少しずつ温もりを分け合って──どちらからともなく、笑い合った。
別れを願われたのは十日ほど前だ。そのたった十日が、六年間の別離よりつらかった。
「桜」
「ん?」
エレベーターを待つ間も、手は離さない。玲は桜が巻いてくれたマフラーに埋もれるようにして告白した。
「傍にいて」
「うん」
「俺から離れないで。逃げないで」
「うん。一緒にいる」
ずっといるからと言って、桜は玲の指に口づけた。
その後、真っ赤になった彼女が可愛くて愛しくて、玲はどうにかなりそうだった。
このまま父の思い通りになるのは御免だ。そう思っていても、現実は容赦ない。ただ無為に日が過ぎる中、玲に限界が来た。思ったより早いなと他人事のように思いながら、タクシーに乗った。
新年の街は賑やかだ。空虚に華々しい街並みを遠い異国のように見つめていると、雪が降り始めた。
夕闇に降る雪は粉のように軽く、街灯の光を浴びている。白銀の粒が宙を舞い、アスファルトに触れると音もなく消えていく。
タクシーから降りた玲のチェスターコートの肩に、雪が薄っすらと重なっている。睫毛に絡まった雪が溶けて、頬を伝っていく。涙にも似た感触に戸惑う間もなく、桜のマンションのエントランス前に辿り着いていた。
ガラス越しに漏れる暖色灯が、雪を柔らかく溶かして金色に滲ませる。その光が、玲の影を長く細く、地面に落としていた。
最近は薬も効かなくなってきた頭痛がひどい。痛みはもう頭蓋の奥を通り越して、全身を灼くようだ。視界が歪み、耳鳴りが雪の音を掻き消す。
「桜」
掠れた声が、雪に吸い込まれる。
「桜……」
雪は答えを返さない。ただ、静かに、容赦なく降り積もるだけだ。玲の背中に、肩に、髪に、白い雪が黒いコートを埋めていく。まるで、玲をこの世界から消していくように。
雪が積もり始め、足元が白く盛り上がる。玲は降りしきる雪の中、立ち尽くしていた。
その時、エントランスの自動ドアが静かに開いた。ヴーンというドアの音が、夜の静寂を破る。
「……玲?」
雪の中に、桜が立っていた。薄いペールグリーンのカーディガン一枚という軽装だ。
「……桜」
「こんな寒い夜に、何考えてるの」
「……桜こそ、そんな格好で」
桜の足元は素足で、スニーカーをつっかけている。ただ、手に何か持っていた。
「体のこと考えてって、いつも言ってるのに、全然聞いてくれないんだから」
ふわりと巻きつけられたのは、グレーのマフラーだった。不揃いな編み目が、それが手作りだと主張する。
震える手がゆっくりと伸びて、玲の頬に触れた。温かい。
「……ごめんね」
桜の声は、雪よりも儚い。贖罪の響きすら愛しくて、玲は桜の手に自分の手を重ねた。
「ごめん。桜の願いなのに、俺は叶えられない」
「ううん。私が我儘なの」
桜の目が潤んだ。白い吐息が、ほわりと彼女の輪郭を滲ませる。
「別れたいって言ったくせに、玲に会いたかった」
「桜」
「やっぱり、どうしても玲が好き」
その瞬間、玲の頭痛が消えた。雪の中、震える体を抱き締める。華奢な体は、玲の腕の中にすっぽりと収まった。
「桜……桜……」
雪が、二人の肩に降り積もる。玲の腕の中で、桜が震えながら泣いていた。彼女の温もりが、玲の心を溶かしていく。
「もう離さない」
玲は桜の髪に顔を埋めて、繰り返した。
「二度と離さない。死んでも離さない」
桜は玲の胸に顔を埋めて、黙って頷いている。ぎゅっとしがみつく腕の力が強くなって、玲は心底安心した。
白い息が絡まり、玲はゆっくりと桜の唇にキスを落とした。
「愛してる」
キスの合間に、桜の耳元で何度も繰り返した。
「愛してる……愛してる……」
「私も……ずっと、玲が好き。玲だけが好き」
うん、と頷いて、玲はもう一度桜にキスをした。透きとおるような冷たさの中で、互いだけが唯一の存在だった。
「……まだ、何もできてないけど。最悪、あの家から逃げるしかできないけど」
玲は、桜に誓うように告げた。
「もう離れない。桜が嫌がっても、離れるなんて無理だ」
「嫌じゃない」
細い指で玲の唇を撫で、桜が微笑む。
「玲なら嫌じゃない。嬉しい。でも玲じゃないなら、絶対嫌」
「傍にいてくれる? 俺、桜とずっと一緒にいられるように、頑張るから」
悠真はともかく、父と彩花には何も対抗できていない。それでも、諦めるつもりはなかった。
「部屋に入って。ほんとに風邪引いちゃう」
そう言って桜が離れようとする。抱き締めた腕に力を込めると、困ったように見上げてくる。
「私、もう逃げないから。信じて」
「……うん」
指と指を絡め合って手を繋いだ。冷えた指先に、少しずつ温もりを分け合って──どちらからともなく、笑い合った。
別れを願われたのは十日ほど前だ。そのたった十日が、六年間の別離よりつらかった。
「桜」
「ん?」
エレベーターを待つ間も、手は離さない。玲は桜が巻いてくれたマフラーに埋もれるようにして告白した。
「傍にいて」
「うん」
「俺から離れないで。逃げないで」
「うん。一緒にいる」
ずっといるからと言って、桜は玲の指に口づけた。
その後、真っ赤になった彼女が可愛くて愛しくて、玲はどうにかなりそうだった。
11
あなたにおすすめの小説
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
薫る袖の追憶を捨て、月光の君に溺愛される
あとりえむ
恋愛
名門の姫君・茜は、夫の高彬に蔑まれ、寂れた離れで孤独な死を迎えた……
けれど意識が途切れた瞬間、視界を埋め尽くしたのは命を削って輝く緋色の夕映え。
目が覚めると、そこは高彬との婚約が決まったばかりの十五歳の春に戻っていた。
「二度目の人生では、誰のことも愛さず、ただあの方の幸せだけを願おう」
茜は、かつて自身の孤独を救ってくれた「最推し」の東宮・暁を、未来の知識で密かに支えることを決意する。
執着を捨て、元夫に無関心を貫く茜。
一方、高彬は自分に興味を失った茜の価値に気づき、今更遅い後悔に狂い始めるが……。
「見つけた。お前は俺の、運命の番だ」
正体を隠して東宮を支えていたはずが、冷徹な暁に見出され、逃げ場のないほどの執着と溺愛を注がれることに。
平安の雅な風情の中で描かれる、逆転と救済の物語。
最後は、二人が永遠の契りを交わす和歌で幕を閉じます。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
泉南佳那
恋愛
イケメンカリスマ美容師と内気で地味な書店員との、甘々溺愛ストーリーです!
どうぞお楽しみいただけますように。
〈あらすじ〉
加藤優紀は、現在、25歳の書店員。
東京の中心部ながら、昭和味たっぷりの裏町に位置する「高木書店」という名の本屋を、祖母とふたりで切り盛りしている。
彼女が高木書店で働きはじめたのは、3年ほど前から。
短大卒業後、不動産会社で営業事務をしていたが、同期の、親会社の重役令嬢からいじめに近い嫌がらせを受け、逃げるように会社を辞めた過去があった。
そのことは優紀の心に小さいながらも深い傷をつけた。
人付き合いを恐れるようになった優紀は、それ以来、つぶれかけの本屋で人の目につかない質素な生活に安んじていた。
一方、高木書店の目と鼻の先に、優紀の兄の幼なじみで、大企業の社長令息にしてカリスマ美容師の香坂玲伊が〈リインカネーション〉という総合ビューティーサロンを経営していた。
玲伊は優紀より4歳年上の29歳。
優紀も、兄とともに玲伊と一緒に遊んだ幼なじみであった。
店が近いこともあり、玲伊はしょっちゅう、優紀の本屋に顔を出していた。
子供のころから、かっこよくて優しかった玲伊は、優紀の初恋の人。
その気持ちは今もまったく変わっていなかったが、しがない書店員の自分が、カリスマ美容師にして御曹司の彼に釣り合うはずがないと、その恋心に蓋をしていた。
そんなある日、優紀は玲伊に「自分の店に来て」言われる。
優紀が〈リインカネーション〉を訪れると、人気のファッション誌『KALEN』の編集者が待っていた。
そして「シンデレラ・プロジェクト」のモデルをしてほしいと依頼される。
「シンデレラ・プロジェクト」とは、玲伊の店の1周年記念の企画で、〈リインカネーション〉のすべての施設を使い、2~3カ月でモデルの女性を美しく変身させ、それを雑誌の連載記事として掲載するというもの。
優紀は固辞したが、玲伊の熱心な誘いに負け、最終的に引き受けることとなる。
はじめての経験に戸惑いながらも、超一流の施術に心が満たされていく優紀。
そして、玲伊への恋心はいっそう募ってゆく。
玲伊はとても優しいが、それは親友の妹だから。
そんな切ない気持ちを抱えていた。
プロジェクトがはじまり、ひと月が過ぎた。
書店の仕事と〈リインカネーション〉の施術という二重生活に慣れてきた矢先、大問題が発生する。
突然、編集部に上層部から横やりが入り、優紀は「シンデレラ・プロジェクト」のモデルを下ろされることになった。
残念に思いながらも、やはり夢でしかなかったのだとあきらめる優紀だったが、そんなとき、玲伊から呼び出しを受けて……
ベンチャーCEOの想い溢れる初恋婚 溺れるほどの一途なキスを君に
犬上義彦
恋愛
『御更木蒼也(みさらぎそうや)』
三十歳:身長百八十五センチ
御更木グループの御曹司
創薬ベンチャー「ミサラギメディカル」CEO(最高経営責任者)
祖母がスイス人のクオーター
祖父:御更木幸之助:御更木グループの統括者九十歳
『赤倉悠輝(あかくらゆうき)』
三十歳:身長百七十五センチ。
料理動画「即興バズレシピ」の配信者
御更木蒼也の幼なじみで何かと頼りになる良き相棒だが……
『咲山翠(さきやまみどり)』
二十七歳:身長百六十センチ。
蒼也の許嫁
父:咲山優一郎:国立理化学大学薬学部教授
『須垣陸(すがきりく)』
三十四歳:百億円の資金を動かすネット投資家
**************************
幼稚園教諭の咲山翠は
御更木グループの御曹司と
幼い頃に知り合い、
彼の祖父に気に入られて許嫁となる
だが、大人になった彼は
ベンチャー企業の経営で忙しく
すれ違いが続いていた
ある日、蒼也が迎えに来て、
余命宣告された祖父のために
すぐに偽装結婚をしてくれと頼まれる
お世話になったおじいさまのためにと了承して
形式的に夫婦になっただけなのに
なぜか蒼也の愛は深く甘くなる一方で
ところが、蒼也の会社が株取引のトラブルに巻き込まれ、
絶体絶命のピンチに
みたいなお話しです
俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
ラヴ KAZU
恋愛
みゆは付き合う度に騙されて男性不信になり
もう絶対に男性の言葉は信じないと決心した。
そんなある日会社の休憩室で一人の男性と出会う
これが桂木廉也との出会いである。
廉也はみゆに信じられない程の愛情を注ぐ。
みゆは一瞬にして廉也と恋に落ちたが同じ過ちを犯してはいけないと廉也と距離を取ろうとする。
以前愛した御曹司龍司との別れ、それは会社役員に結婚を反対された為だった。
二人の恋の行方は……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる