4 / 223
第一章 - 出会いと成長
4話 連射?多重魔法?
しおりを挟む
初の魔法で緊張をしていたが、実際に魔法を撃てるとなり好奇心と喜びの方が勝っていた。
「次は……俺の番かな。えっと……腕を構えて……」レイニーはブツブツと動作を声に出して言っていたが、困った表情になった。そう、レイニーは詠唱を知らない。
「え、えっと……どうすれば? 俺、詠唱を知らないんですけど……」とは、今更言えるわけもなく……アニメやゲームを思い出した。
レイニーは目を閉じ魔力の流れのイメージをする、体の中心から手のひらに魔力が流れ集まっていく感覚がしていた。それから魔法のイメージをして、ゆっくりと目を開けると手のひらの前に赤い炎の球体が現れ、さらに的を撃ち抜くイメージをするとバシュ!と放たれ、的に命中すると貫通させ、後方の壁にボフッという音を立てて消えた。
レイニーは的に当てるイメージの他にも撃ち抜くイメージをしていたので、魔法が強力になってしまっていた。
「れ、レイニー様!?」団長が驚いた声を上げた。
どうやら的を撃ち抜く必要はないらしい。ぴょんぴょんと跳ねて喜んでいたレイニーが周りを見渡し呆然としている団長の姿に気づき、えへっ♪と可愛く誤魔化した。
団長が驚いているってことは、やらかしたらしい。団長が放って当てた的が目に入った。的を撃ち抜いていない……。それに、団長は『的あて』と言ってたなぁ……。
的自体に破壊できないように強い結界が施されていた。的に当て破壊されると、的を交換をする手間やコストがかかる。
今の問題は的を破壊をした事ではなく、その強力な結界を破り的を破壊できる威力が異常で、脅威に値する。戦闘になったとして結界やバリアを張ったとしても貫通してくるということだ。
「レイニー様、ま、魔力を抑え威力も抑えて下さい、危険ですので……。それにしても見事な命中精度ですな、ど真ん中を撃ち抜いておりましたぞ」
団長は、顔を引き攣らせて褒めてきた。団長は、レイニーのやる気を削ぐことなく実力を出して欲しかった。だが、魔力は抑えてもらわないと困る……誤ってルナ様へ当たってしまっては一大事になってしまう。
やっぱりやりすぎちゃったらしい……。「でもでも、初めての魔法で的に当てたのって凄くない?」と思うレイニーだった。
レイニーは問題ないと判断した団長がルナの方へ向かい指導を始めた。その様子は厳しいものではなく、優しい表情をして丁寧に教えているのが見えた。それを確認したレイニーは安心をした。
一人にされたレイニーは、好奇心と探究心が強いので普通に的あてをする訳がない。「俺って詠唱していないよな? そもそも詠唱を知らないし……」イメージをしたらイメージ通りに魔法が発動をしたことに気づいた。
「ならば3つ同時に放てないかな?」と思い、隣の的に当てるイメージで魔法を放った。見事にバシュと同時に3つの火球を放ち、同時に同じ的に当たった。
「よし。これで、3つ同時に魔法が放てるのがわかったぞ♪ 威力の調整というか、イメージの調整が出来たし……次は……残りの3つの的に、同時に当てるイメージかなっ♪」と自分で課題を見つけて、勝手に試していた。
パシュ……バフッと的に当たる音が、一度に鳴った。
「よしっ♪ やったぁ! わぁい~。成功しちゃったぁ~。えへへ♪」
レイニーが一人で盛り上がり、ジャンプをして喜んでいた。順調に課題を見つけクリアしているが、魔法の常識をまったく知らない。
「次はぁ~、えっと……3つ同時に撃てて、3つの的に当てたからぁ~。今度は、遅延させてみよっかなっ♪」レイニーは次の課題を勝手に見つけ、一人で楽しそうにしていた。
同じ様に構えると、3つの小さな火球が手のひらの前に現れ、手のひらを中心として小さな円を作るように回っていた。「わぁ~これ、魔術師みたいで格好良いかも~♪」と心のなかで思いニヤニヤしていた。
的に当てるイメージをして魔法を放つとパシュ、パシュ、パシュと遅らせて放った。バフッ、バフッ、バフッと的に当たる音が連続して鳴り響いた。
「ん!?」と、団長が異変に気づいた。魔法が的に当たった音が連続で聞こえたからだ。
団長が音の異常に気づき振り返って確認をした。連続して音が聞こえたのは、おかしい。連射など出来るような熟練度ではないだろ? 連射などは、かなり熟練度が必要で魔術師志望で幼い時から練習を始め会得できるかどうかという技術だ。団長さえ上手く連射を放てない技術だった。
「レイニー様、連続音が聞こえましたが?」
「あ、うん。うるさかった? ごめんっ」
レイニーが、申し訳なさそうな表情をして謝っていた。
レイニーは、連続した音を否定をしなかった。「……まさか、連射をされたのですか?」
団長が顔を引き攣らせながら聞いた。
「ん……ちょっと違うかな~」
「今のは、連射とは違うよね? 同時に発動させて、遅らせてるだけだし。結果は同じで連続で当たるんだけど、過程が違うよねっ?」とレイニーは考えていた。
団長は、確かに連続して的に当たる音が聞こえていた。何が起きたのかを知りたくなり、レイニーの側へ移動してきた。
「もう一度お願いします、レイニー様」
「あ、はぁ~い♪」レイニーが軽いノリで返事をすると、同じ事をして見せた。
「……れ、レイニー様……それは、多重魔法ですが……どの様に習得されたのですか!?」
レイニーが使用していたのは多重魔法で、魔法陣が実は重なっていて3つ同時に発動させていた。連射より遥かに高度で王国内でも使える人物は一人いて団長の師匠で2つをやっと放てる程度だった。しかも遅延という発想すらなかった。多重魔法を発動するのが精一杯で、その発想があっても操れる訳がない。多重魔法は技術と精神力と集中力が必要で、それに膨大な魔力と2つを同時に操作する処理能力も必要だ。
「え? あぁ……これは、まだ練習中だよ? そんなに驚くことかな??」簡単に出来たので、レイニーは初級の技術程度に思っていた。
「多重魔法ですよ!? それは驚きますよ……最上級の技術ですからね」
はい? 最上級の技術!? こんなに簡単にできたのに??「え? あ……そうなんだ? えっと……秘密でおねがいっ! 目立ちたくないからさぁ」今更取り消したり、ごまかしようもないので正直にお願いをするしかない。
「他の者に、知られれば確かに騒ぎになりますね。秘密にしておくべきかと思います」
「あのさぁ……また教えてくれるかな?」
「……そですね、こちらからもお願いしたいくらいですな。では、講師を私に変更しておきます。明日から始めますか」
「よろしくお願いしまーすっ♪」
明日からの魔法の練習が嬉しいのか、レイニーが笑顔で返事をしていた。
「次は……俺の番かな。えっと……腕を構えて……」レイニーはブツブツと動作を声に出して言っていたが、困った表情になった。そう、レイニーは詠唱を知らない。
「え、えっと……どうすれば? 俺、詠唱を知らないんですけど……」とは、今更言えるわけもなく……アニメやゲームを思い出した。
レイニーは目を閉じ魔力の流れのイメージをする、体の中心から手のひらに魔力が流れ集まっていく感覚がしていた。それから魔法のイメージをして、ゆっくりと目を開けると手のひらの前に赤い炎の球体が現れ、さらに的を撃ち抜くイメージをするとバシュ!と放たれ、的に命中すると貫通させ、後方の壁にボフッという音を立てて消えた。
レイニーは的に当てるイメージの他にも撃ち抜くイメージをしていたので、魔法が強力になってしまっていた。
「れ、レイニー様!?」団長が驚いた声を上げた。
どうやら的を撃ち抜く必要はないらしい。ぴょんぴょんと跳ねて喜んでいたレイニーが周りを見渡し呆然としている団長の姿に気づき、えへっ♪と可愛く誤魔化した。
団長が驚いているってことは、やらかしたらしい。団長が放って当てた的が目に入った。的を撃ち抜いていない……。それに、団長は『的あて』と言ってたなぁ……。
的自体に破壊できないように強い結界が施されていた。的に当て破壊されると、的を交換をする手間やコストがかかる。
今の問題は的を破壊をした事ではなく、その強力な結界を破り的を破壊できる威力が異常で、脅威に値する。戦闘になったとして結界やバリアを張ったとしても貫通してくるということだ。
「レイニー様、ま、魔力を抑え威力も抑えて下さい、危険ですので……。それにしても見事な命中精度ですな、ど真ん中を撃ち抜いておりましたぞ」
団長は、顔を引き攣らせて褒めてきた。団長は、レイニーのやる気を削ぐことなく実力を出して欲しかった。だが、魔力は抑えてもらわないと困る……誤ってルナ様へ当たってしまっては一大事になってしまう。
やっぱりやりすぎちゃったらしい……。「でもでも、初めての魔法で的に当てたのって凄くない?」と思うレイニーだった。
レイニーは問題ないと判断した団長がルナの方へ向かい指導を始めた。その様子は厳しいものではなく、優しい表情をして丁寧に教えているのが見えた。それを確認したレイニーは安心をした。
一人にされたレイニーは、好奇心と探究心が強いので普通に的あてをする訳がない。「俺って詠唱していないよな? そもそも詠唱を知らないし……」イメージをしたらイメージ通りに魔法が発動をしたことに気づいた。
「ならば3つ同時に放てないかな?」と思い、隣の的に当てるイメージで魔法を放った。見事にバシュと同時に3つの火球を放ち、同時に同じ的に当たった。
「よし。これで、3つ同時に魔法が放てるのがわかったぞ♪ 威力の調整というか、イメージの調整が出来たし……次は……残りの3つの的に、同時に当てるイメージかなっ♪」と自分で課題を見つけて、勝手に試していた。
パシュ……バフッと的に当たる音が、一度に鳴った。
「よしっ♪ やったぁ! わぁい~。成功しちゃったぁ~。えへへ♪」
レイニーが一人で盛り上がり、ジャンプをして喜んでいた。順調に課題を見つけクリアしているが、魔法の常識をまったく知らない。
「次はぁ~、えっと……3つ同時に撃てて、3つの的に当てたからぁ~。今度は、遅延させてみよっかなっ♪」レイニーは次の課題を勝手に見つけ、一人で楽しそうにしていた。
同じ様に構えると、3つの小さな火球が手のひらの前に現れ、手のひらを中心として小さな円を作るように回っていた。「わぁ~これ、魔術師みたいで格好良いかも~♪」と心のなかで思いニヤニヤしていた。
的に当てるイメージをして魔法を放つとパシュ、パシュ、パシュと遅らせて放った。バフッ、バフッ、バフッと的に当たる音が連続して鳴り響いた。
「ん!?」と、団長が異変に気づいた。魔法が的に当たった音が連続で聞こえたからだ。
団長が音の異常に気づき振り返って確認をした。連続して音が聞こえたのは、おかしい。連射など出来るような熟練度ではないだろ? 連射などは、かなり熟練度が必要で魔術師志望で幼い時から練習を始め会得できるかどうかという技術だ。団長さえ上手く連射を放てない技術だった。
「レイニー様、連続音が聞こえましたが?」
「あ、うん。うるさかった? ごめんっ」
レイニーが、申し訳なさそうな表情をして謝っていた。
レイニーは、連続した音を否定をしなかった。「……まさか、連射をされたのですか?」
団長が顔を引き攣らせながら聞いた。
「ん……ちょっと違うかな~」
「今のは、連射とは違うよね? 同時に発動させて、遅らせてるだけだし。結果は同じで連続で当たるんだけど、過程が違うよねっ?」とレイニーは考えていた。
団長は、確かに連続して的に当たる音が聞こえていた。何が起きたのかを知りたくなり、レイニーの側へ移動してきた。
「もう一度お願いします、レイニー様」
「あ、はぁ~い♪」レイニーが軽いノリで返事をすると、同じ事をして見せた。
「……れ、レイニー様……それは、多重魔法ですが……どの様に習得されたのですか!?」
レイニーが使用していたのは多重魔法で、魔法陣が実は重なっていて3つ同時に発動させていた。連射より遥かに高度で王国内でも使える人物は一人いて団長の師匠で2つをやっと放てる程度だった。しかも遅延という発想すらなかった。多重魔法を発動するのが精一杯で、その発想があっても操れる訳がない。多重魔法は技術と精神力と集中力が必要で、それに膨大な魔力と2つを同時に操作する処理能力も必要だ。
「え? あぁ……これは、まだ練習中だよ? そんなに驚くことかな??」簡単に出来たので、レイニーは初級の技術程度に思っていた。
「多重魔法ですよ!? それは驚きますよ……最上級の技術ですからね」
はい? 最上級の技術!? こんなに簡単にできたのに??「え? あ……そうなんだ? えっと……秘密でおねがいっ! 目立ちたくないからさぁ」今更取り消したり、ごまかしようもないので正直にお願いをするしかない。
「他の者に、知られれば確かに騒ぎになりますね。秘密にしておくべきかと思います」
「あのさぁ……また教えてくれるかな?」
「……そですね、こちらからもお願いしたいくらいですな。では、講師を私に変更しておきます。明日から始めますか」
「よろしくお願いしまーすっ♪」
明日からの魔法の練習が嬉しいのか、レイニーが笑顔で返事をしていた。
303
あなたにおすすめの小説
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
小さな貴族は色々最強!?
谷 優
ファンタジー
神様の手違いによって、別の世界の人間として生まれた清水 尊。
本来存在しない世界の異物を排除しようと見えざる者の手が働き、不運にも9歳という若さで息を引き取った。
神様はお詫びとして、記憶を持ったままの転生、そして加護を授けることを約束した。
その結果、異世界の貴族、侯爵家ウィリアム・ヴェスターとして生まれ変ることに。
転生先は優しい両親と、ちょっぴり愛の強い兄のいるとっても幸せな家庭であった。
魔法属性検査の日、ウィリアムは自分の属性に驚愕して__。
ウィリアムは、もふもふな友達と共に神様から貰った加護で皆を癒していく。
無能と言われた召喚士は実家から追放されたが、別の属性があるのでどうでもいいです
竹桜
ファンタジー
無能と呼ばれた召喚士は王立学園を卒業と同時に実家を追放され、絶縁された。
だが、その無能と呼ばれた召喚士は別の力を持っていたのだ。
その力を使用し、無能と呼ばれた召喚士は歌姫と魔物研究者を守っていく。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる