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入院
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「うーん・・・・」
「どうかしましたか?」
「頭が・・痛い」
「あー!また昨日夜更かししたんじゃないですか?」
彼女は夜更かしをした次の日には必ず頭痛を起こす。
そして熱を出すことが多いのだ。
「昨日は10時には寝てたもん!寝るって言ったでしょぉ?」
「んー、そしたら風邪か何かでしょうかね。保健室、いきますか?」
「ん。おんぶ」
「・・・・行きましょうか」
僕は彼女の手を引いた。
そういえば以前もこんなことがあったよなぁ・・・
そんなことを考えながら僕は彼女を保健室へと連れて行く。
でも今回で3回目だ。こういうのは。
「ひゃ・・・ッ」
彼女は保健室の前でフラついた。
転びそうになったところを僕が受け止めたわけだが、
様子がおかしすぎる・・・
「明日香さん、大丈夫ですか?
そんなに具合悪かったんですか…」
「何言ってるのよ。いつものことでしょう。からかってんの?!」
「いえ…顔色悪いですし…」
「え、うそ」
彼女は鏡を取り出した。
唇が少し青っぽくなっているのだ。
「ヤダ…本当。亮ちゃん、私少し休んで病院行こうかなぁ?」
「ん。そうしますか?僕も一緒に行きますよ」
「んーん。大丈夫だよ。
お昼は普通の講義だったよね。亮ちゃんは私の分も聞くこと!」
「・・・はいはい。
そしたら、気をつけて行って来てくださいね?
帰ったら必ずメールか電話をすること。わかりましたか?」
「はぁ~い」
彼女はそう返事すると手を振って保健室の中へと入った。
扉越しにフミさんの声が聞こえる。
薄っぺらい扉だもんなぁー・・・・
「明日香ちゃん、頭いたいの?」
「・・・うん。最近ずっと続いててねー」
「お薬飲んでる?」
「ん。最近頭が痛いとき飲んでるよ」
「そう。とりあえず病院行ったらどう?」
「えー。また検査とかされるんじゃないの?たかが頭痛・・・」
「まぁ、まぁ。少し休んだら行ってきなさい。」
「はぁい」
それから彼女が布団へ入ったのか会話が聞こえなくなった。
何を盗み聞きしてるんだ、僕。
僕はそのまま講義がある教室へと向かい、明日香さんのいない暇な午後を過ごした。
夜の7時になっても連絡がなく、心配になってメールをいれておいた。
―病院、行きましたか?
ただの頭痛だといいのですが、これからひどい風邪や熱に繋がらないといいです。
早く元気な姿を見せてくださいね―
その後お風呂に入り、テレビを見ていたのだが返事はこなく、
そのままベッドに転がっていた。
ヴヴ・・・ヴヴヴヴヴ・・・
いつの間にか眠っていたのだろう。
手の中で震える携帯のせいで目を覚ました。
―明日香さん―
彼女からメールが入ったみたいだ。
時間は夜中の1時・・・・また夜更かししたな。
メールの内容は信じられない内容だった。
―なんか、入院することになっちゃった(*><;*)
お昼過ぎに行ったらお母さんたち呼ばれて
検査入院らしくってぇ(;;)
たかが頭痛らしいけど一応ってどれだけ心配なのよー!
てか、こんな変な入院させられると逆に怖いね((苦笑
てかー!夜中にごめんね><
病院の中からメールちぅ( ̄ω ̄v)
もう電源切っちゃうねー!亮ちゃんおやすみ☆
PsvVちなみに病院は○△総合病院の302号室だったり(*U艸U*)
おやすみなさぁ~ぃ♪Chu(´ε`*)―
「どうかしましたか?」
「頭が・・痛い」
「あー!また昨日夜更かししたんじゃないですか?」
彼女は夜更かしをした次の日には必ず頭痛を起こす。
そして熱を出すことが多いのだ。
「昨日は10時には寝てたもん!寝るって言ったでしょぉ?」
「んー、そしたら風邪か何かでしょうかね。保健室、いきますか?」
「ん。おんぶ」
「・・・・行きましょうか」
僕は彼女の手を引いた。
そういえば以前もこんなことがあったよなぁ・・・
そんなことを考えながら僕は彼女を保健室へと連れて行く。
でも今回で3回目だ。こういうのは。
「ひゃ・・・ッ」
彼女は保健室の前でフラついた。
転びそうになったところを僕が受け止めたわけだが、
様子がおかしすぎる・・・
「明日香さん、大丈夫ですか?
そんなに具合悪かったんですか…」
「何言ってるのよ。いつものことでしょう。からかってんの?!」
「いえ…顔色悪いですし…」
「え、うそ」
彼女は鏡を取り出した。
唇が少し青っぽくなっているのだ。
「ヤダ…本当。亮ちゃん、私少し休んで病院行こうかなぁ?」
「ん。そうしますか?僕も一緒に行きますよ」
「んーん。大丈夫だよ。
お昼は普通の講義だったよね。亮ちゃんは私の分も聞くこと!」
「・・・はいはい。
そしたら、気をつけて行って来てくださいね?
帰ったら必ずメールか電話をすること。わかりましたか?」
「はぁ~い」
彼女はそう返事すると手を振って保健室の中へと入った。
扉越しにフミさんの声が聞こえる。
薄っぺらい扉だもんなぁー・・・・
「明日香ちゃん、頭いたいの?」
「・・・うん。最近ずっと続いててねー」
「お薬飲んでる?」
「ん。最近頭が痛いとき飲んでるよ」
「そう。とりあえず病院行ったらどう?」
「えー。また検査とかされるんじゃないの?たかが頭痛・・・」
「まぁ、まぁ。少し休んだら行ってきなさい。」
「はぁい」
それから彼女が布団へ入ったのか会話が聞こえなくなった。
何を盗み聞きしてるんだ、僕。
僕はそのまま講義がある教室へと向かい、明日香さんのいない暇な午後を過ごした。
夜の7時になっても連絡がなく、心配になってメールをいれておいた。
―病院、行きましたか?
ただの頭痛だといいのですが、これからひどい風邪や熱に繋がらないといいです。
早く元気な姿を見せてくださいね―
その後お風呂に入り、テレビを見ていたのだが返事はこなく、
そのままベッドに転がっていた。
ヴヴ・・・ヴヴヴヴヴ・・・
いつの間にか眠っていたのだろう。
手の中で震える携帯のせいで目を覚ました。
―明日香さん―
彼女からメールが入ったみたいだ。
時間は夜中の1時・・・・また夜更かししたな。
メールの内容は信じられない内容だった。
―なんか、入院することになっちゃった(*><;*)
お昼過ぎに行ったらお母さんたち呼ばれて
検査入院らしくってぇ(;;)
たかが頭痛らしいけど一応ってどれだけ心配なのよー!
てか、こんな変な入院させられると逆に怖いね((苦笑
てかー!夜中にごめんね><
病院の中からメールちぅ( ̄ω ̄v)
もう電源切っちゃうねー!亮ちゃんおやすみ☆
PsvVちなみに病院は○△総合病院の302号室だったり(*U艸U*)
おやすみなさぁ~ぃ♪Chu(´ε`*)―
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