46 / 108
主菜 ただいま営業中!
第19話 ある聖騎士たちの転落街道
しおりを挟む
「やあっと着いたぁ~! 流れ流され野蛮の地、バリザード!」
私は馬を飛び降りて思いっきり伸びをした。それに続いてエストも馬を降りて私よりよほど上品に凝り固まった体を伸ばす。そうすると短く整えてる青緑の暗い髪が陽光を反射して宝石みたいに印象を変えた。
もちろん馬に乗ったり降りて歩いたりを繰り返しながらだったけど、さすがに十二日もかければ疲れも溜まるよねえ。
「まさかワイン一杯で異国の辺境に飛ばされるなんてね……」
「グラスもね! シメておそらく四〇〇ゼノ前後ナリ~!」
なぁんて明るくいってみたけど、思い返せば本当に理不尽で頭にきちゃう。
あれはそう、ほんの三週間ほど前のこと……
私とエストはお互いに父親の名代としてある貴族のパーティーにお呼ばれして、好きでもないドレスを着て退屈な時間を飲食に費やしていた。
パーティー自体はしょっちゅうどっかの誰かが開いてるし今回のも特別な意味をもつものじゃなかったんだけど、さすがに父親に招待がきて、それぞれ用事で行けないにしても身内から代理人を送ることもせずに断るのは失礼だからと、たまたま時間が空いていた私たちが選ばれたわけ。
私とエストは神学校時代からの親友で、聖騎士になった今も同じ部隊に所属してるからほとんど毎日顔を合わせてる。それにエストは貴族令嬢だからこういうパーティーに出席してても全然不思議じゃないし、私は私で家が天下のゾフォール商会だから小さいころから社交の場には慣れっこ。
だから挨拶すべき人物に当たり障りない挨拶をして、話しかけてきた人ににこにこ笑顔を振りまいとけば任務完了、あとはただ飯食らいをやってればお駄賃も回収完了ってわけ。
いや~戦争のない国っていいよね~!
ただ、この日はちょっと厄介なヤツが出席してたのよ。
「なあ、いいじゃないか、こんないつでもやってるようなパーティーなんか」
「主催者に申し訳ありませんから」
どっかのドラ息子が無謀にもエストを口説いてたわけよ。
そりゃあエストは美人で背が高くてスタイルもいいから昔っから男女問わずモテモテだったけど、家そのものがゼレス教の熱心な信者で彼女自身めっちゃお固いから男女問わず返り討ち一〇〇パーセントなんだよね。
「そんなこといわずにさあ。聖騎士を目指してたんなら遊ぶ暇なんてなかっただろう? これも貴族の嗜みのうちだよ」
「主催者の顔に泥を塗らないのも貴族の嗜みですから」
「そうカタいこといわずにさあ!」
野郎はついにエストの腕を掴んで強引に連れ出そうとした。
それを見て私は、むしゃむしゃ頬張ってたお肉の皿を置き、飲みかけのワイングラスをもってお淑やかにレディーらしくしずしずと歩き出したのさ。
「聖騎士ったって貴族の娘なんだから、いずれは辞めてどこかに嫁ぐだろ? そうなったときに恥をかかないよう色々教えてやるからさァ~」
今だ!
「そいやっ!」
私は躓いたふりをしてうしろからグラスの中身をグラスごとドラ息子に引っかけてやった。赤ワインだからバッサリやられたみたいに綺麗な染みができちゃったね。こりゃあ落ちないだろうなあ~アッハッハ~ってなモンよ。
「んなっ、なにをするかあっ!?」
「あ~ら、ごめんあーさっせ~! 飲みすぎて足元が~」
「おまえ今、そいやって……!」
ドラ息子が私に掴みかかろうとするのをするりとかわすと、周囲からクスクスと笑い声が上がった。エストもしっかり笑ってる。
「よっ、水も滴るいい男!」
「服は濡らせど女は濡らせずじゃな、若いの」
「おじさま、うまい!」
「聖騎士相手では不謹慎ですぞ、閣下」
「おっ、こりゃ失敬! わはは!」
というわけで、私の機転により場は笑いの渦に包まれ、パーティーは大成功を収めましたとさ!
……ところがですよ。
「左遷……ですか」
三日後、騎士団長に二人揃って呼び出されてみれば衝撃の展開。お隣シュデッタ王国南部のトヴァイアス伯爵領のさらに最南端のバリザードの教会への転属辞令。
アンセラ王国がゼレス教の本拠地でシュデッタとは経済でも宗教でも協定を結んでるとはいえ、普通は国境を跨いで異動することはまずない。先日の件で権力者の意向が働いたのは明らかだった。
「それも、去年の首席と次席がお揃いで……」
私にとっては超自慢できることに、私はこれでも聖騎士養成学校の次席卒業者だ。そして首席がエスト。そんな優秀な二人が揃って配属されたのはもちろん騎士団の中でも中軸を担う出世コース部隊だったんだけど、それがまさかたったの一年で脱落とは……
これが私だけなら貴族と庶民の違いってことでまだわかるんだけど、エストまでとなると、ちょっと深刻。
エストもそれがわかるから複雑な顔でだんまりだった。
「相手が悪かったな。彼の伯父は侯爵……それも宰相閣下だ。しかもかの御仁はわが教団に対しても大きな影響力をもっている。単に酒の席でのトラブルで済ますことはできなかった」
団長も本心では面白く思ってないようで、その気持ちが表情に出てる。団員の人事権は団長に一任されているのにそんな顔をするってことは、相手が宰相ってことを考えても首座司教にまで話が行っちゃったんだろうね~……
そりゃ断れんわ。
「こんなことを申し上げるのはなんですが、私やシャルナの家はなにもいわなかったのですか?」
エスト、渾身の反撃。
家の権力を笠に着るようなことはしないエストだけど、相手がやってきたなら遠慮の必要はない。エストのお父さんは財務副大臣で、あたしの家は世界を股にかける大商会だから、戦おうと思えば戦える。
でもたぶん、向こうが上手だったんじゃないかなあ。
「知れば、いうだろうな」
ほらね。
家がなにかいう前に正式決定にしちゃえば、さすがに教会内部の人事に関して外からなにかいうことはできないもんねえ。宰相ぐらい寄付してないと。
やっぱり世の中結局はお金なんだよ!
もうこの機会に家を継ぐ方向で路線変更しちゃおうかな……
でも女が継ぐのはなにかと面倒が多いし、政略結婚ならぬ商略結婚の駒にされるのが嫌だから自分で相手を見つけるまでの避難場所として聖騎士を選んだわけだしなあ……
そんな感じで、私たちはどんよりへこみながら寮に戻ったんだけど……
翌日、一応できるだけの抵抗はしておこうと二人でウチに行ってみたら、またまたの急展開だったわけさ。
私は馬を飛び降りて思いっきり伸びをした。それに続いてエストも馬を降りて私よりよほど上品に凝り固まった体を伸ばす。そうすると短く整えてる青緑の暗い髪が陽光を反射して宝石みたいに印象を変えた。
もちろん馬に乗ったり降りて歩いたりを繰り返しながらだったけど、さすがに十二日もかければ疲れも溜まるよねえ。
「まさかワイン一杯で異国の辺境に飛ばされるなんてね……」
「グラスもね! シメておそらく四〇〇ゼノ前後ナリ~!」
なぁんて明るくいってみたけど、思い返せば本当に理不尽で頭にきちゃう。
あれはそう、ほんの三週間ほど前のこと……
私とエストはお互いに父親の名代としてある貴族のパーティーにお呼ばれして、好きでもないドレスを着て退屈な時間を飲食に費やしていた。
パーティー自体はしょっちゅうどっかの誰かが開いてるし今回のも特別な意味をもつものじゃなかったんだけど、さすがに父親に招待がきて、それぞれ用事で行けないにしても身内から代理人を送ることもせずに断るのは失礼だからと、たまたま時間が空いていた私たちが選ばれたわけ。
私とエストは神学校時代からの親友で、聖騎士になった今も同じ部隊に所属してるからほとんど毎日顔を合わせてる。それにエストは貴族令嬢だからこういうパーティーに出席してても全然不思議じゃないし、私は私で家が天下のゾフォール商会だから小さいころから社交の場には慣れっこ。
だから挨拶すべき人物に当たり障りない挨拶をして、話しかけてきた人ににこにこ笑顔を振りまいとけば任務完了、あとはただ飯食らいをやってればお駄賃も回収完了ってわけ。
いや~戦争のない国っていいよね~!
ただ、この日はちょっと厄介なヤツが出席してたのよ。
「なあ、いいじゃないか、こんないつでもやってるようなパーティーなんか」
「主催者に申し訳ありませんから」
どっかのドラ息子が無謀にもエストを口説いてたわけよ。
そりゃあエストは美人で背が高くてスタイルもいいから昔っから男女問わずモテモテだったけど、家そのものがゼレス教の熱心な信者で彼女自身めっちゃお固いから男女問わず返り討ち一〇〇パーセントなんだよね。
「そんなこといわずにさあ。聖騎士を目指してたんなら遊ぶ暇なんてなかっただろう? これも貴族の嗜みのうちだよ」
「主催者の顔に泥を塗らないのも貴族の嗜みですから」
「そうカタいこといわずにさあ!」
野郎はついにエストの腕を掴んで強引に連れ出そうとした。
それを見て私は、むしゃむしゃ頬張ってたお肉の皿を置き、飲みかけのワイングラスをもってお淑やかにレディーらしくしずしずと歩き出したのさ。
「聖騎士ったって貴族の娘なんだから、いずれは辞めてどこかに嫁ぐだろ? そうなったときに恥をかかないよう色々教えてやるからさァ~」
今だ!
「そいやっ!」
私は躓いたふりをしてうしろからグラスの中身をグラスごとドラ息子に引っかけてやった。赤ワインだからバッサリやられたみたいに綺麗な染みができちゃったね。こりゃあ落ちないだろうなあ~アッハッハ~ってなモンよ。
「んなっ、なにをするかあっ!?」
「あ~ら、ごめんあーさっせ~! 飲みすぎて足元が~」
「おまえ今、そいやって……!」
ドラ息子が私に掴みかかろうとするのをするりとかわすと、周囲からクスクスと笑い声が上がった。エストもしっかり笑ってる。
「よっ、水も滴るいい男!」
「服は濡らせど女は濡らせずじゃな、若いの」
「おじさま、うまい!」
「聖騎士相手では不謹慎ですぞ、閣下」
「おっ、こりゃ失敬! わはは!」
というわけで、私の機転により場は笑いの渦に包まれ、パーティーは大成功を収めましたとさ!
……ところがですよ。
「左遷……ですか」
三日後、騎士団長に二人揃って呼び出されてみれば衝撃の展開。お隣シュデッタ王国南部のトヴァイアス伯爵領のさらに最南端のバリザードの教会への転属辞令。
アンセラ王国がゼレス教の本拠地でシュデッタとは経済でも宗教でも協定を結んでるとはいえ、普通は国境を跨いで異動することはまずない。先日の件で権力者の意向が働いたのは明らかだった。
「それも、去年の首席と次席がお揃いで……」
私にとっては超自慢できることに、私はこれでも聖騎士養成学校の次席卒業者だ。そして首席がエスト。そんな優秀な二人が揃って配属されたのはもちろん騎士団の中でも中軸を担う出世コース部隊だったんだけど、それがまさかたったの一年で脱落とは……
これが私だけなら貴族と庶民の違いってことでまだわかるんだけど、エストまでとなると、ちょっと深刻。
エストもそれがわかるから複雑な顔でだんまりだった。
「相手が悪かったな。彼の伯父は侯爵……それも宰相閣下だ。しかもかの御仁はわが教団に対しても大きな影響力をもっている。単に酒の席でのトラブルで済ますことはできなかった」
団長も本心では面白く思ってないようで、その気持ちが表情に出てる。団員の人事権は団長に一任されているのにそんな顔をするってことは、相手が宰相ってことを考えても首座司教にまで話が行っちゃったんだろうね~……
そりゃ断れんわ。
「こんなことを申し上げるのはなんですが、私やシャルナの家はなにもいわなかったのですか?」
エスト、渾身の反撃。
家の権力を笠に着るようなことはしないエストだけど、相手がやってきたなら遠慮の必要はない。エストのお父さんは財務副大臣で、あたしの家は世界を股にかける大商会だから、戦おうと思えば戦える。
でもたぶん、向こうが上手だったんじゃないかなあ。
「知れば、いうだろうな」
ほらね。
家がなにかいう前に正式決定にしちゃえば、さすがに教会内部の人事に関して外からなにかいうことはできないもんねえ。宰相ぐらい寄付してないと。
やっぱり世の中結局はお金なんだよ!
もうこの機会に家を継ぐ方向で路線変更しちゃおうかな……
でも女が継ぐのはなにかと面倒が多いし、政略結婚ならぬ商略結婚の駒にされるのが嫌だから自分で相手を見つけるまでの避難場所として聖騎士を選んだわけだしなあ……
そんな感じで、私たちはどんよりへこみながら寮に戻ったんだけど……
翌日、一応できるだけの抵抗はしておこうと二人でウチに行ってみたら、またまたの急展開だったわけさ。
0
あなたにおすすめの小説
最強スライムはぺットであって従魔ではない。ご主人様に仇なす奴は万死に値する。
棚から現ナマ
ファンタジー
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界のスライムはレベル2までしか存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。
<完結>溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
本編完結済み。
続きのお話を、掲載中です。
続きのお話も、完結しました。
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。
再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。
妻を一途に想い続ける夫と、
その想いを一ミリも知らない妻。
――攻防戦の幕が、いま上がる。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる