機械仕掛けの魔女

Euclase

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プロローグ

01:魔女の視点

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さて、何から話せばいいだろうか?

説明は省略したい・・・

私は魔女と呼ばれる存在ではある

時代背景は現在・・・スマホを持ち歩いている

この時代で魔女というと話が噛み合わないかもしれないが

そこは、まぁ・・・めんどくさいので・・・

黒いワンピースでホウキに乗って飛んだりはしない。

普通の服を着て普通の交通機関を使う。

仕事もしている、そのくらいで納得して欲しい。

---

休日

暇を持て余して散歩に出かけた

電車に乗って街に出る

店と人を眺めながら歩く

服も足りているか・・・

本屋による

最近は電子書籍で購入してしまうから紙の本を購入しなくなった

一度海外に仕事で出た時に全て処分したから

なるべく物は買わない

そんな感覚ができてしまった気がする。

昔好きだった作家の本を手にとる

レジを通してカフェに向かう

他にすることが思い当たらない。

---

カフェラテを購入して2階に移動する

開いている席に座る

向かい合わせの2人用のテーブル

壁に向かう1人用は埋まっていた

本を開く

15分くらい経っただろうか?

カップを手に取る

冷めたコーヒーに口をつける

視線を感じた

男性がコーヒーカップの載ったトレイを持ってこちらに向かってくる

男「あなたは・・・魔女・・・ですか?」

思っていた質問と違った

「相席よろしいでしょうか?」

そういわれると思っていた

私「は?」

答えられなかった

この場合なんと答えるのが正解なのだろう?

「違います」そう答えるのだろうか?

そうはならない気がする

普通人はなんと答えるのだろうか?

・・・いきなり「お前・・・魔女?」と聞く人間が存在する方がおかしい

男の目を見てしまった

失敗だった

彼の質問に[Yes]と答えてしまったような気がした

男「相席してもかまいませんか?」

私「他の席が空いていませんか?」

さっきまではすいていたような・・・と、辺りを見渡すと

ほとんどの席が埋まっていた

1つ開いていた席も階段を上がって来た客が座る

男性もそちらを見ている

空席が無くなった

私「どうぞ」

テーブルのカップを自分の方に寄せる

男「いいですか?すいません」

私「話かけないなら」

男「ははは」

笑いながら座る

なんだろう・・・この違和感は・・・

私「さっきの質問」

男「?」

私「魔女って・・・質問の意味が・・・」

男「話していいんですか?」

あんな質問をして目の前に座って気にならないほうがおかしい

私「まぁ」

男「失礼・・・あなたの服装が最近見た魔女のお話に出てきた服装に似ていて」

私「はぁ?」

今日は白いシャツに黒いパンツ・・・黒いエプロンのような前掛けを着ていた

そのキャラクターのコスプレかと思われたのだろうか?

それとも彼のナンパの手口だろうか?

これで普通の会話になるとは思えない

見た目は普通の人のような・・・歳は・・・30前後だろうか?

男「あなたは魔女はいると思いますか?」

こいつ・・・わかっていて質問しているんじゃないだろうか?

そんな気がしてしまった

私「あなたが言う魔女の定義は何ですか?」

なんでこんなことを言ってしまったのだろう?

男「定義ですか?」

なんだろう・・・この違和感は・・・
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