機械仕掛けの魔女

Euclase

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プロローグ

03:またお会いしましたね

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-魔女の視点-

店の外に出る

通りの反対側にわたってスマホを見ている風を装う

男が出てくる気配はない

ムダなことを話してしまったような気がする。

そういえば・・・何の魔法使いがこの服装をしていたか聞くのを忘れた・・・

・・・どうでもいいか。

そういえばこのカッコウ・・・店員に間違えられるんだった・・・

少し散歩して帰ることにした。

服でも見て帰ろうか?

---

狩人の視点

彼女が席を立つ瞬間の目に殺意に似た何かを感じた

平和ボケしているからだろうか・・・新鮮な感覚だった。

以前出会った魔女は楽しそうに自分のことを話した

「大したこと」はできないとか言っていたか・・・

「大したこと」となるとどこまでできるのだろう?

思い出した、タロットカードの占いはよく当たるとか言っていたような

・・・それは魔女なのか?と違和感を覚えた・・・占い師だろうか?

もしも彼女が想像以上の魔女だとしたら

どうだろう?

こちら側にいさせるのは・・・おもしろいものが見られるかもしれない

おそらく来週彼女は会いに来てくれる

そんな気がした。

冷めたコーヒーに口をつける

ミルクティーにしておけばよかったかもしれない。

---

先週と同じ時間に同じカフェに向かう

先週買ったダークグレーのノースリーブのワンピースを

白いシャツの上に着て

これで魔女には見えない・・・と思う

先週買った本は全く読んでいない

本を持ち歩く習慣が無くなってしまったというか忘れる。

やはり電子書籍をスマホで読むのが携帯性には・・・もとは携帯電話か・・・

あの男がいなかったら本を読んで帰るつもりだったが

階段をあがる、すでに座っていた、先週と同じ席に。

こちらに気が付いた男が声をかけてくる

男「奇遇ですね」

気分が悪い

女「こんにちは・・・またお会いしまいたね、相席しても?」

男「どうぞ」

私がここに同じ時間に来たということは私が魔女であることを肯定している

おそらく彼は理解しているだろう

男「よく来るんですか?このお店」

あぁ・・・そういう考え方もあったか・・・習慣

女「・・・えぇ、まあ・・・」

男「またお会いできてうれしいです、先週の話が興味深くて・・・」

先週の話?

・・・魔女狩りのことだろうか?

女「はぁ?」

男「実はですね、私はWebで小説を書いていて・・・お話を伺えたらと」

適当なことをいいだしている気がする

女「そうなんですね」

男「いかがでしょう?飲み物代は私が持ちます」

女「まぁ・・・話をするのはいいですけど、そんなに知りませんよ魔法のことなんて」

男「あぁ、大丈夫ですよ私の質問に一般論で答えてもらえれば・・・」

一般論?含みのある言い方に聞こえるのはわたしが魔女だからだろうか?

この男は本当に話し相手が欲しかっただけか?

人の心が読める魔法でもあれば・・・

男「ところで[人の心が読める魔法]ってあると思います?」

こいつワザとやっているのか?

女「さぁ・・・もしその魔法があったとして、使えるとしたら、あなたは使います?」

男「どうでしょうね、たぶん使わないと思います」

女「そうなんだ」

男「知らない方がいいことが多そうですからね」

女「なるほど」

・・・こいつは詐欺師とか・・・・そんな感じかもしれない。

話が見えてこない。
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