あなたと私の壊れかけた世界

Euclase

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覚醒

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私「・・・この話」

君「ん?」

私「なんか不思議な展開だね・・・おもしろい」

君「あぁ・・・それね、わかる?」

私「ん?」

君「それ書いた時はかなり酔っていたらしくてさ」

私「はぁ?」

君「後で読んで自分でも展開が読めなかった」

私「は?」

君「まぁ、書いた記憶すらないんだけどね」

私「ん?」

君「こんな話を聞いたことがあってね」

私「え?」

---

とある作家が精神的に病んでしまって病院に行く

薬を飲み始めたら何も書けなくなってしまった。

---

私「それは・・・」

君「もともとの精神状態が向こう側にいたんだろうね」

私「あぁ・・・」

君「精神が安定したら普通の人になってしまった・・・かな?」

私「不思議な感じだね」

君「まぁ、作り話かもしれないけれど、ファンタジー小説の新しい世界観を描ける人はそうなのかもしれないな・・・と、思うことはあるよ」

私「あ・・・」

君「ん?」

私「・・・覚醒剤って」

君「たぶんそういうことなんだろうね」

私「てっきり現実逃避の・・・」

君「よく有名なクリエイターとかが使用して捕まっているよね」

私「あれってヒット作の次を期待されて、重圧に耐えられなくてだと思ってたけど・・・」

君「覚醒してもこの程度なの?ってひともいそうだけれど・・・」

私「それは・・・なんだろう?」

君「向こう側で感じた物をこちら側に持ち込んでいたのかもね」

私「そういうことなのかな?」

君「さぁ・・・試したことないからね・・・」

私「だろうね」

君「私はビールで十分かな・・・」

私「それで」

君「ん?」

私「これの続きとか、こんな感じの作品は?」

君「なくはないけどね・・・」

私「なんなら付き合うけど?」

君「覚醒すると次の日が辛いんだよね・・・コスパも悪いし」

私「まぁ・・・わからなくもない・・・かな?」

君「君が覚醒したところを見るのも悪くないか・・・」

私「・・・しねぇよ」
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