アルファが僕を選ばない10の理由

田中 乃那加

文字の大きさ
33 / 52

原理主義者(原作厨)たちの嘆き

しおりを挟む
 そんなこんなで数時間後。

 なんとも言えない表情をしたオタクたちと、そんな彼らを面白そうに見ている陽キャたちが映画館から出てきた。

「あれが三次元の限界ってやつさ」
「オレの中では推しが最高に推しだったという結論だったが……まあ、映画としてはアレだな」
「みんな落ち着け」

 三人のオタクたちの様子から、本当はこの映画の感想や批評を喚き散らしたいのを耐えて冷静でいようとしているのだ。

 というのも彼らが見たのはあくまで漫画やアニメからの実写化であり。
 それがこういったタイプの邦画にありがちなコスプレ大会――失礼、いささか原作厨原理主義者には違和感を与えたのである。

「あたし……お腹すいちゃった!」

 オタクどもが難しい顔をする中、唐突に稀美が言い出した。

 たしかに時刻は昼を少し過ぎた頃だ。腹が減るのは当たり前だろう。
 どこかファミレスでも入ったらいいだろうということになった。

「お前はお前でキレてるねェ」
「……」

 タガメの軽口にやはりむっつりと返す恭弥。明らかに不機嫌な理由はどうやら映画館での席順にあるらしい。

「オレの隣がそんなにお気に召さなかったのかな」
「当たり前だろ、クソが」

 苦虫を噛み潰したような顔とはまさにこれといった表情だ。

「好きな子の隣じゃないからってそんなに怒るなよォ」
「チッ……わざとだろうが」
「まあな」

 横並びで一番端が伊織、その隣が稀美。そしてオタク三人が並んでさらにタガメ、恭弥という席であった。

 つまり伊織と稀美は恭弥とかなり離れた場所にいたわけだが。
 また不貞腐れる彼を眺めながら伊織はそっとため息をつく。

 ――稀美さんの横がよかったんだろうな。

 自分が変わってあげればよかったのだがなぜか言い出せなかった。
 つくづく性格悪いなと今さらながら自己嫌悪が湧いてきたのだ。

「映画館でイチャイチャされたら目も当てられねぇもん」
「するかそんなこと」

 ヘラヘラとした彼の言葉に恭弥がムキになって言い返す。
 しかしせせら笑うように鼻で笑って。

「ヤリチンがよく言う」

 とやり込めて歩き出した。

「くそっ……おい行くぞ」
「え? あ、うん」

 喧嘩とも言えないやりとりをぽやぽやと見ていた伊織は、またしても乱暴に手首を掴まれうなずく。

 そうして彼らは近くのファミレスに入ることになったのだが。

「っていうか性別改変だけはマジでありえない!!!」

 と映画の話になって開口一番頭をかかえたのはなんと稀美だった。

「ていうか原作記憶に無い記憶がもう無理ぃぃぃ!!!」
「ま、稀美ちゃん??」

 飲食店というのもあって声こそ抑えているものの、顔をしかめて嘆いている姿は立派な原理主義者原作厨なオタクそのもので。

「やっぱり二次元最高!」
「ま、それが結論だわな」
「それな」
「誠に遺憾だが同意」

 拳を突き上げ宣言 (?)した彼女に力強く賛同するのはアニメオタクの貴田である。

「主役の友人役の子は悪くなかったんだがな」
「篠原、それはお前の推しだからだろ」

 しかもこの作品はとあるアイドルグループのメンバーたちが女優として起用されていたのもあって、誤解を覚悟で言うなれば学芸会のようだという批評もあった。

「まあな」

 その辺りはいくらアイドルオタクの篠原も素直に賛同する。

「なんかおもろいなァ」

 そこから映画の感想や原作を熱く語りはじめた四人の原理主義者たちを、タガメが興味深そうに見ながら伊織に話しかけてくる。

「あの映画、そんなにひどかった? オレ実は寝ちゃってたんだよねェ」
「たしかに寝てたな。つーか、こっちに頭のせてくんな。張り倒そうかと思った」

 伊織が何かを返すより先に口をはさんだのは恭弥で、心底嫌そうな顔で彼の肩をどついた。

「え~? オレとお前の仲じゃん。なんなら膝枕してくれてもよかったんだぞ」
「男とイチャつく趣味ない。気色悪ぃこと言うな」

『男とはイチャつく趣味ない』

 この言葉は伊織の胸に重いなにかを落とした。

 ――そっか、そうだよね。

 辛うじて笑えているだろうか。でもそんな憂鬱が表情の端に見え隠れしていたのかもしれない。
 タガメが一瞬だけ眉をひそめたかとおもえば。

「ひっどーい! オレ悲しいから伊織ちゃんに慰めてもらおーっと」
「えぇっ!?」

 とこっちに抱きついてきた。当然驚いてされるがままになってしまう。

「ふざけんな多賀!」

 相当頭にきたらしい。恭弥は普段はしない苗字呼びで彼に声をあげた。
 しかし怒鳴られた本人は怯むどころか肩をすくめる。

「ハイハイ、冷静になれないお子ちゃまはオレとすこーしお話しましょうね? あ、伊織ちゃんごめん。こいつと連れションしてくるからねー」
「は、はぁ……」

 あっという間に彼は肩を組むようにして半ば無理矢理に、恭弥を連れ出そうとした。
 もちろんやめろと抵抗されるも、なにやら小声で囁けば彼は一瞬沈黙してから息を吐く。

「……ちょっと行ってくる」

 何がなにやらで戸惑う伊織を一瞥すると、二人してトイレの方に言ってしまった。

 ――なんか気を遣わせちゃったかも。

 だとしたら申し訳ない。
 幸い、四人は熱量半端ないオタク談義にてこっちのことは気づいてもいないらしい。
 中でも稀美の熱弁と造形の深さには彼らも唸り、リスペクトの眼差しを向けている。

「……」

 そこで伊織はふと喉の乾きを覚えて目の前のグラスを見る。

 ――なんだか。

 ドリンクバーで飲み物を取りに行こうとそっと立ち上がった。

 ――場違い、っていうか。

 熱心になにかを好きになって趣味としてのめり込む熱心さが自分にはない。目につく情報をダラダラと貪って、ゲームも漫画もアニメもそこそこ楽しんで。

 もちろんそのようなライトな楽しみ方が大多数なのも悪いという訳ではないことも知っている。
 しかし、特定の者やジャンルを推すというのは実は凄いことなんだと彼らを見て伊織はつくづく思った。

 ――結局は中途半端っていうか。

 そうして結局は居ずらくてドリンクバーに逃げて来てしまったのだが。

「伊織じゃん」
「へ?」

 グラスを手にしたところで声をかけられた。

「また会ったな」
「……れ、怜央」

 柔らかいくせっ毛を上手にセットした髪型の、韓国アイドルにでもいそうな涼し気なイケメンとなったかつての級友に息を飲む。

 先程は観察する余裕こそなかったが、改めて見ると中学の頃とはまったく印象が違っていた。

 それに先程通りすがったのもかなり奇遇だというのに、数時間後にここでも出会うとは。
 伊織の驚きっぷりに、怜央は満足そうに笑った。

「ほんと相変わらずだよな、伊織は」
「それどういう意味?」

 明らかに広がった身長差に伊織は思わず頬を膨らませる。
 たしかに中学から伸び悩み、いまや日本人男性の平均値さえいかないくらいの低身長なのだが。

「褒めてるんだけどなぁ」
「嘘だ」

 どこか嬉しそうに話しかける怜央をチラリと見ながらグラスに氷を入れる。

「どうせチビとか思ってるんでしょ」
「チビで可愛いじゃん」
「……チビで悪かったな」
「情緒不安定かよ」
「うるさい」

 今度はぽんぽんと話が弾む。久しぶりなのにこのやり取りなのは、これがかつて二人の会話のテンポというか空気だった。

 まるでイジメが起こる前に時間が巻き戻ったような気分で、伊織は目の前の男を見る。

 ――これでも本当に好きだった……んだけどな。

 今の彼はどこを切りとっても恋愛感情にはなり得ない。
 懐かしさもあるし罪悪感もあれども、あの時のようは甘酸っぱい恋の胸の痛みは訪れることがなかった。

 むしろ清々しいくらい過去の失恋。
 特に二度目の再会というのもあって心に余裕があった。

 だから多少ぎこちなくも、軽口もたたけるというもの――だったが。

「……伊織」

 低い声でハッと振り返る。

「恭弥くん」

 剣呑な目付きをした彼がこちらに真っ直ぐ歩いてきていた。

「おいバカ! やめろ!!」

 と後ろからタガメが追ってくるがすでに遅くて。
 恭弥は強く伊織の肩を掴んだ。

「そいつが元凶なんだろ」
「…………え」

 元凶、という単語が脳内を駆け回る。

「お前が酷い目にあった時、背中向けて逃げ出したのはこいつだろうが」
「それ……なんで……知って……」

 あの日の悪夢のような時間が脳裏に蘇る。
 絶対に知られたくなかった過去。せめて彼には、片思いしていた相手にだけはこんな事言われたくなかったのに。

「恭弥、落ち着け! ごめんね伊織ちゃん。こいつなんかテンパって訳わかんないことを……」
「好きだったって言っても中学の頃だろ。くだらねぇ」

 慌てて割ってタガメが入りフォローを入れようとするも、恭弥がそれにかぶせて声を上げる。

 ――くだらない……って。

 その言葉は伊織の胸に深々と突き刺さった。
 ずっと好きだったのだ。
 隣にいつもいる友達なのにどこまで手を伸ばせばいいかと悩み苦しみ、そしてうっかり小学校からの親友に口を滑らした。

 そんな過去すべてを『くだらない』と一蹴されたような気になったのだ。

「っ、そう、だね……」

 氷の入ったグラスを持つ手に力が入る。

「たしかにくだらないかもしれない、君にとっては」
「伊織」
「でも僕にとってはすごく重かったんだ。初恋もイジメも全部、僕にとって……」
 
 そこで気持ちと共に涙まで溢れそうになって、慌ててグラスをその場に置いた。

「ごめん」

 そう呟くと小走りで席に戻り、そっと自分の荷物を持って背を向ける。

「あれ? どうしたの」

 目ざとく見て声をかけたのは稀美だ。伊織は振り返らなかった。
 泣き顔だけは見られたくなかったから。

「ちょっと…………ごめん」

 咄嗟に良い言い訳なんてそうそう口から出ないものだ。だから自分でもバカみたいだと思いながら、ひたすらごめんごめんと繰り返しながら千円札二枚をテーブルに置いて立ち去る。

 幸いなことに、オタク三人は談義に熱心で余計なことは言われなかった。

「伊織!」

 店を出ると言うところで後ろから腕を掴まれる。
 声でわかった、恭弥だ。

「どこに行く」
「どこって……帰るんだけど」
「駄目だ」

 どこの亭主関白だという言い草だが、その言葉に不安と焦りが滲んでいたのを伊織は気付いただろうか。

「離してよ」
「駄目だ」
「っ、離してってば!」

 思わず荒らげた声に恭弥は驚いたのか、掴まれていた手の力が緩んだ。
 その間に彼の顔も見ずに駆け出す。

 ――ああもう。

 みっともないし恥ずかしい。恭弥にも恥をかけてしまったし、怜央だって不快に思ったかもしれない。

 子どもじみた衝動で飛び出してしまった自分を散々罵っても現状は変わらない。今度こそ大声で泣きわめいてしまいたい気分になって唇をキュッと噛む。

『伊織、待てよ!』

 その時後方から声が。
 きっと気のせいだと無視して走っていると、今度はもっとハッキリしたそれと共に。

「……っ、待てって……いや、お前、足速すぎ……はぁ……っ」

 と息をきらせた様子で後ろから肩に腕を絡めて引き止めてきた一人の人物。
 
「ごめん、怜央」

 呼吸を整えながらも困ったように笑うのは、かつての片思い相手だった。

 
 
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?

灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。 オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。 ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー 獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。 そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。 だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。 話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。 そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。 みたいな、大学篇と、その後の社会人編。 BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!! ※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました! ※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました! 旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」

『アルファ拒食症』のオメガですが、運命の番に出会いました

小池 月
BL
 大学一年の半田壱兎<はんだ いちと>は男性オメガ。壱兎は生涯ひとりを貫くことを決めた『アルファ拒食症』のバース性診断をうけている。  壱兎は過去に、オメガであるために男子の輪に入れず、女子からは異端として避けられ、孤独を経験している。  加えてベータ男子からの性的からかいを受けて不登校も経験した。そんな経緯から徹底してオメガ性を抑えベータとして生きる『アルファ拒食症』の道を選んだ。  大学に入り壱兎は初めてアルファと出会う。  そのアルファ男性が、壱兎とは違う学部の相川弘夢<あいかわ ひろむ>だった。壱兎と弘夢はすぐに仲良くなるが、弘夢のアルファフェロモンの影響で壱兎に発情期が来てしまう。そこから壱兎のオメガ性との向き合い、弘夢との関係への向き合いが始まるーー。 ☆BLです。全年齢対応作品です☆

胎児の頃から執着されていたらしい

夜鳥すぱり
BL
好きでも嫌いでもない幼馴染みの鉄堅(てっけん)は、葉月(はづき)と結婚してツガイになりたいらしい。しかし、どうしても鉄堅のねばつくような想いを受け入れられない葉月は、しつこく求愛してくる鉄堅から逃げる事にした。オメガバース執着です。 ◆完結済みです。いつもながら読んで下さった皆様に感謝です。 ◆表紙絵を、花々緒さんが描いて下さいました(*^^*)。葉月を常に守りたい一途な鉄堅と、ひたすら逃げたい意地っぱりな葉月。

この噛み痕は、無効。

ことわ子
BL
執着強めのαで高校一年生の茜トキ×αアレルギーのβで高校三年生の品野千秋 α、β、Ωの三つの性が存在する現代で、品野千秋(しなのちあき)は一番人口が多いとされる平凡なβで、これまた平凡な高校三年生として暮らしていた。 いや、正しくは"平凡に暮らしたい"高校生として、自らを『αアレルギー』と自称するほど日々αを憎みながら生活していた。 千秋がαアレルギーになったのは幼少期のトラウマが原因だった。その時から千秋はαに対し強い拒否反応を示すようになり、わざわざαのいない高校へ進学するなど、徹底してαを避け続けた。 そんなある日、千秋は体育の授業中に熱中症で倒れてしまう。保健室で目を覚ますと、そこには親友の向田翔(むこうだかける)ともう一人、初めて見る下級生の男がいた。 その男と、トラウマの原因となった人物の顔が重なり千秋は混乱するが、男は千秋の混乱をよそに急に距離を詰めてくる。 「やっと見つけた」 男は誰もが見惚れる顔でそう言った。

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。 そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語

真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~

水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。 アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。 氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。 「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」 辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。 これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!

【完結済】俺のモノだと言わない彼氏

竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?! ■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

僕の恋人は、超イケメン!!

八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?

処理中です...