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業務記録から1
今日も今日とて街は賑わい、窓の外から市場の騒がしい呼び込みや馬の蹄、もちろん人々の足音がひっきりなしに聞こえてくる。
――港町にして、我が国における貿易の中枢地。シアモールというのも伊達ではない。
異種族、異文化が入り乱れたこの街は常に賑わいと華やかさと猥雑さに満ちている。
「こらッ、暴れるな!」
「逃げるぞ、取り抑えろ!!!」
そんな街中での怒号が響きわたり、バタバタと抵抗する音とくぐもった声は掻き消えてしまうだろう。
しかし物々しい武装した兵士たちが十数人、とある一軒の安宿に押しかけているのは異様としか言えない。
「くっ」
粗末な木の床。
そこに組み伏せられるように倒れ込む人物と、武装した男たちの物々しい空気は朝の風景としてはかなり異様であった。
「こんのっ、変態どもがッ!」
憎々しげに吐き捨てたのは取り押されられた者。
一見すれば、うら若き女性のようである。
「俺たちに言うな。グリス卿を恨むんだな」
男の一人がそう鼻でせせら笑った。
「純白の花嫁姿。よく似合っているぞ、メルト」
「!」
その言葉にドレスを身にまとった女――でなく、実は二十代を超えた青年。メルト・セルウスは激しい怒りで震えた。
「貴様ッ……殺してやる!!」
紫水晶色の瞳を一瞬見開いたのち、そう叫ぶと懐に隠し持っていたであろうナイフを手に男に飛びかかろうとする。
しかし。
「この野郎まだ武器隠してやがった!」
「手に縄を掛けろ! 縛っちまえ!!」
「くそっ、切られた!」
その場はまた騒然となり、ついにメルトは手どころか全身をぐるぐる巻きの簀巻き状態にされてしまったのだ。
「うぅ……っ」
――やっちまった。
彼は唇を噛み締めながら手負いの獣のように呻く。
うっかり相手の煽りに負けて、逃走に不利な状況におちいってしまったのだ。
少々血の気が多いのと煽り耐性低いのが、この青年の悪いクセである。
メルト・セルウス。
自称奴隷商人で、現在はこの地を管理する侯爵家の嫡男。グリス・ルードス氏にその身を狙われている。
――なんだってこんな事に。
数人の男達に担ぎあげられ隠れ家にしていた宿屋を後にしながら、彼はそっとため息をついた。
『もう高級娼婦は良い。それより』
そう言って、自分より五つほど歳上で肥太った男はいやらしく笑う。
『…………は?』
その後、耳朶に吹き込むように囁かれた言葉にメルトはマヌケに聞き返す。
そして反射的に後ずさろうとするが。
『!』
後ろをガッチリと固めるのは武装した兵士たち。
『ぐ、グリス卿? ジョークにしては少々――』
『ジョークではない。本気だ、本気で今夜からその身を差し出せと命じている』
『な、な、な……』
メルトは奴隷商人である。とはいっても扱うのはプロの高級娼婦のみ。
いってみれば仲介役であろうか。素人を市場で買いつけて売春宿や下働きの奴隷として貴族に売りつけるのとは少し異なり、商売相手はあくまで上流階級だ。
一夜の相手から定期契約の者、または社交界パーティでのゲストをもてなす女達を斡旋することもある。
――このグリス家もまた得意先であった。
だからその日も御用聞きよろしく、この侯爵家嫡男の元に向かったのだ。
『メルト』
肉に埋もれた目をさらに細める様に怖気が走る。
一体何をとち狂ったのだろうかこのバカ貴族は、と危うく口から本音が飛び出そうになるほどに。
しかしこちらも商売人、すぐさま作り笑顔を貼り付けて肩をすくめてみせた。
『も、もしや男娼がお好みでしょうか。それでしたら次回までに最高の商品を仕入れておきましょう』
男は専門外だが仕方あるまい。
とりあえず悪趣味な思いつきから、この場を切り抜けるためにはハッタリも必要不可欠なのである。
男も女も、仕入先はそうかわらない。むしろ男娼の方が比較的相場としては安価なのだ。
これは娼婦に比べて需要が偏っているのと、より若いものが好まれるためである。
……とまあ講釈は置いておいて。
『貴方様のためならばこのメルト・セルウス、古今東西どの異国の美少年でも美丈夫でも探し出して献上いたしましょう! ですから今日のところは――』
『メルト』
『!』
丸々とした芋虫のような指が、彼の頬を撫でた。
思わず身体を強ばらせ逃げようとしたが、気づけば腕までも背面の兵士たちに押さえられている。
これじゃあ罪人だ。
『ますます気に入った。お前のその健気で殊勝な姿、寵愛に値する』
『えっ!?』
ブタ野郎から寵愛なんて受けたくない。
そう口走りたかった。しかしそれも叶わないほど動揺していた。
『え、あ、あのっ、お、オレにはそんなこと……』
『もしや処女か。こんなに可愛いらしいのに』
『!!!』
今度は髪に触れられた。
確かに顔は整っている。多少の女顔ではあるが、女に不自由することはないくらいにはモテてきたのも事実。
しかし今はその顔立ちさえも呪いたくなった。
――いやいや何言ってんだ、このバカ息子が!
しょせん数ある上客のうちの一人だ。家柄と権力だけの頭と顔の悪いボンボン、それがこのグリス家の長男に対するメルトの評価である。
『グリス卿!』
『初めては大切に抱いてやろう。だから今すぐその身を清め、美しいドレスのひとつでも着てくるが良い』
『え゙っ』
いくらなんでも素人男のドレス姿なんて悪夢でしかない。
美女かと見間違うくらいに着飾った女装男を愛でる趣味がこの世にあることも知ってはいる。
しかし。
『俺、じゃなくて。私にそんな趣味は……』
と言いかけてハッとした。今まで売ってきた女たちは別に趣味で娼婦をしていた訳では無い。
平たく言えばやむにやまれぬ事情。そして今、自身も同じ立場になろうとしている。
冷や汗がドッと出てきた。
『連れて行け』
じっとりと熱のこもった視線と対する冷たい言葉に絶望と混乱がない交ぜになりながら、メルトは兵士たちに抱えられるようにして歩き出した。
――やばい……これはやばいぞ……。
逃げ出さなければならない。さもなくばこの男が飽きるまで飼い殺される可能性すらあるのだ。
そんなこと、死んだって我慢できなかった。
『こら、はやく歩かんか!』
彼らの自分を叱りつける声を聞き流しながら、脳内で逃走ルートを組み立てる。
※※※
――くそっ、あの女め。オレを売りやがった!
同業者でありビジネスパートナー。そして長年のセフレでもあった女の顔を思い浮かべる。
なんとか隙を見て屋敷から逃げ出したのは良いとして、潜伏先に選んだ隠れ家はとある安宿。
件の彼女はそこの女主人もしていたのだが。
『メルト君、ごめんねぇ~?』
あからさまな困り眉。目にはうっすらと涙を浮かべた、小動物を思わせる女性はとても三十路には見えなかった。
しかし中身はとんでもない女で。
『ほらぁ、アタシって素直な子でしょ~。怖いお兄さん達に嘘なんてつけないのよぉ』
その兵士に媚びるような視線に加えて、しなだれかかっているのはどう説明つけるつもりなのだろうか。
おおよそたんまりと金をふんだくったのだろうと理解した彼女に、メルトはギリギリと奥歯を噛み締める他なかった。
『メルト君もね。ほら、愛するより愛される幸せもあると思うのよね~』
好き勝手言いやがってと思わず怒鳴りつけたが、いっそう強く腕をひねりあげられただけだった。
『というワケで、お幸せに♡』
「……くっそぉぉぉぉッ、あのクソ女ァァァッ!!!」
「おい静かにしろ」
「ギャゥッ!」
込み上げてきた悔しさに叫ぶと衆人環視の中、またしても怒鳴りつけられ痛い思いをするだけであった。
――港町にして、我が国における貿易の中枢地。シアモールというのも伊達ではない。
異種族、異文化が入り乱れたこの街は常に賑わいと華やかさと猥雑さに満ちている。
「こらッ、暴れるな!」
「逃げるぞ、取り抑えろ!!!」
そんな街中での怒号が響きわたり、バタバタと抵抗する音とくぐもった声は掻き消えてしまうだろう。
しかし物々しい武装した兵士たちが十数人、とある一軒の安宿に押しかけているのは異様としか言えない。
「くっ」
粗末な木の床。
そこに組み伏せられるように倒れ込む人物と、武装した男たちの物々しい空気は朝の風景としてはかなり異様であった。
「こんのっ、変態どもがッ!」
憎々しげに吐き捨てたのは取り押されられた者。
一見すれば、うら若き女性のようである。
「俺たちに言うな。グリス卿を恨むんだな」
男の一人がそう鼻でせせら笑った。
「純白の花嫁姿。よく似合っているぞ、メルト」
「!」
その言葉にドレスを身にまとった女――でなく、実は二十代を超えた青年。メルト・セルウスは激しい怒りで震えた。
「貴様ッ……殺してやる!!」
紫水晶色の瞳を一瞬見開いたのち、そう叫ぶと懐に隠し持っていたであろうナイフを手に男に飛びかかろうとする。
しかし。
「この野郎まだ武器隠してやがった!」
「手に縄を掛けろ! 縛っちまえ!!」
「くそっ、切られた!」
その場はまた騒然となり、ついにメルトは手どころか全身をぐるぐる巻きの簀巻き状態にされてしまったのだ。
「うぅ……っ」
――やっちまった。
彼は唇を噛み締めながら手負いの獣のように呻く。
うっかり相手の煽りに負けて、逃走に不利な状況におちいってしまったのだ。
少々血の気が多いのと煽り耐性低いのが、この青年の悪いクセである。
メルト・セルウス。
自称奴隷商人で、現在はこの地を管理する侯爵家の嫡男。グリス・ルードス氏にその身を狙われている。
――なんだってこんな事に。
数人の男達に担ぎあげられ隠れ家にしていた宿屋を後にしながら、彼はそっとため息をついた。
『もう高級娼婦は良い。それより』
そう言って、自分より五つほど歳上で肥太った男はいやらしく笑う。
『…………は?』
その後、耳朶に吹き込むように囁かれた言葉にメルトはマヌケに聞き返す。
そして反射的に後ずさろうとするが。
『!』
後ろをガッチリと固めるのは武装した兵士たち。
『ぐ、グリス卿? ジョークにしては少々――』
『ジョークではない。本気だ、本気で今夜からその身を差し出せと命じている』
『な、な、な……』
メルトは奴隷商人である。とはいっても扱うのはプロの高級娼婦のみ。
いってみれば仲介役であろうか。素人を市場で買いつけて売春宿や下働きの奴隷として貴族に売りつけるのとは少し異なり、商売相手はあくまで上流階級だ。
一夜の相手から定期契約の者、または社交界パーティでのゲストをもてなす女達を斡旋することもある。
――このグリス家もまた得意先であった。
だからその日も御用聞きよろしく、この侯爵家嫡男の元に向かったのだ。
『メルト』
肉に埋もれた目をさらに細める様に怖気が走る。
一体何をとち狂ったのだろうかこのバカ貴族は、と危うく口から本音が飛び出そうになるほどに。
しかしこちらも商売人、すぐさま作り笑顔を貼り付けて肩をすくめてみせた。
『も、もしや男娼がお好みでしょうか。それでしたら次回までに最高の商品を仕入れておきましょう』
男は専門外だが仕方あるまい。
とりあえず悪趣味な思いつきから、この場を切り抜けるためにはハッタリも必要不可欠なのである。
男も女も、仕入先はそうかわらない。むしろ男娼の方が比較的相場としては安価なのだ。
これは娼婦に比べて需要が偏っているのと、より若いものが好まれるためである。
……とまあ講釈は置いておいて。
『貴方様のためならばこのメルト・セルウス、古今東西どの異国の美少年でも美丈夫でも探し出して献上いたしましょう! ですから今日のところは――』
『メルト』
『!』
丸々とした芋虫のような指が、彼の頬を撫でた。
思わず身体を強ばらせ逃げようとしたが、気づけば腕までも背面の兵士たちに押さえられている。
これじゃあ罪人だ。
『ますます気に入った。お前のその健気で殊勝な姿、寵愛に値する』
『えっ!?』
ブタ野郎から寵愛なんて受けたくない。
そう口走りたかった。しかしそれも叶わないほど動揺していた。
『え、あ、あのっ、お、オレにはそんなこと……』
『もしや処女か。こんなに可愛いらしいのに』
『!!!』
今度は髪に触れられた。
確かに顔は整っている。多少の女顔ではあるが、女に不自由することはないくらいにはモテてきたのも事実。
しかし今はその顔立ちさえも呪いたくなった。
――いやいや何言ってんだ、このバカ息子が!
しょせん数ある上客のうちの一人だ。家柄と権力だけの頭と顔の悪いボンボン、それがこのグリス家の長男に対するメルトの評価である。
『グリス卿!』
『初めては大切に抱いてやろう。だから今すぐその身を清め、美しいドレスのひとつでも着てくるが良い』
『え゙っ』
いくらなんでも素人男のドレス姿なんて悪夢でしかない。
美女かと見間違うくらいに着飾った女装男を愛でる趣味がこの世にあることも知ってはいる。
しかし。
『俺、じゃなくて。私にそんな趣味は……』
と言いかけてハッとした。今まで売ってきた女たちは別に趣味で娼婦をしていた訳では無い。
平たく言えばやむにやまれぬ事情。そして今、自身も同じ立場になろうとしている。
冷や汗がドッと出てきた。
『連れて行け』
じっとりと熱のこもった視線と対する冷たい言葉に絶望と混乱がない交ぜになりながら、メルトは兵士たちに抱えられるようにして歩き出した。
――やばい……これはやばいぞ……。
逃げ出さなければならない。さもなくばこの男が飽きるまで飼い殺される可能性すらあるのだ。
そんなこと、死んだって我慢できなかった。
『こら、はやく歩かんか!』
彼らの自分を叱りつける声を聞き流しながら、脳内で逃走ルートを組み立てる。
※※※
――くそっ、あの女め。オレを売りやがった!
同業者でありビジネスパートナー。そして長年のセフレでもあった女の顔を思い浮かべる。
なんとか隙を見て屋敷から逃げ出したのは良いとして、潜伏先に選んだ隠れ家はとある安宿。
件の彼女はそこの女主人もしていたのだが。
『メルト君、ごめんねぇ~?』
あからさまな困り眉。目にはうっすらと涙を浮かべた、小動物を思わせる女性はとても三十路には見えなかった。
しかし中身はとんでもない女で。
『ほらぁ、アタシって素直な子でしょ~。怖いお兄さん達に嘘なんてつけないのよぉ』
その兵士に媚びるような視線に加えて、しなだれかかっているのはどう説明つけるつもりなのだろうか。
おおよそたんまりと金をふんだくったのだろうと理解した彼女に、メルトはギリギリと奥歯を噛み締める他なかった。
『メルト君もね。ほら、愛するより愛される幸せもあると思うのよね~』
好き勝手言いやがってと思わず怒鳴りつけたが、いっそう強く腕をひねりあげられただけだった。
『というワケで、お幸せに♡』
「……くっそぉぉぉぉッ、あのクソ女ァァァッ!!!」
「おい静かにしろ」
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