倒錯的小話

田中 乃那加

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5.鬼ごっこ(鬼の青年が少年達に凌辱される話)

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『兄ちゃーん、鬼ごっこしよー』

 ―――玄関から聞こえたその言葉で、今日も僕は地獄に叩き落とされる。
 
「おじゃましまーす!」
「こんにちはぁ」
「どーも」

 家に図々しくも上がり込んだのは近所の中学生3人。A男、B介、C太郎。そして僕は一人暮らしの大学生。
 
「ちょ、やめっ」
「……ハァ? なに拒否してんのさ」

 突然腕を掴んできた一人、A男に声を荒らげると冷たい声で釘を刺してきたのはC太郎。

「俺たちと『鬼ごっこしよう』って言うの、聞こえてんでしょ? ……分かったらさっさと
「き、君達もう……いっ!?」

 それでもまだ口篭ると髪を乱暴に掴まれた。
 鋭い痛み。ブチブチと髪の千切れる音が不快だ。
 強引に上を向かされると、ニヤニヤと笑う3つの顔と視線が僕の顔に注がれる。
 
「年上のクセに愚図なんだなァ……そんなに嫌なら、俺達が脱がせてやろーか」
「ギャハハハッ、賛成!」
「ほら脱げ脱げ~」

 けたたましい笑い声と共に、瞬く間に手足を押さえつけられて硬いフローリングに固定された。
 こうなってはいくら足掻いても逃がして貰えないし、いくら僕が成人男性であっても高校生3人の力に適うわけが無い。
 それでも、やめてくれと懇願する声には泣きも入る。それが彼らを更に助長させる事を知っているのに……。




「ぅうっ、んん……ぁ、やめてぇ」
「うわー、すげぇ。乳首ヤバいくらい立ってるじゃん」
「なんかちょっとぷっくりしてきたんじゃね? 女みてぇに」

 ―――あっという間に服を脱がされて、真っ裸で膝立ちさせられている。もう抵抗する気力もない。脱がされるまでに二回ほど性器を乱暴に扱かれてイかされたし、今は何が楽しいのか胸を触りながらワイワイとお喋りしている。

「あっんん、っふ、ぅ」
「お兄ちゃんオッパイ触られて気持ちいーの? 」
「はははっ、ほんと女じゃん」
「母乳とか出ねぇかなぁ」

 突然、B介が乳首にむしゃぶりついてくるものだから、思わず甲高い声を上げてしまう。
 腰がカクカクと浮き、ぴりぴりとしたなんとも言えない感覚が辛い。
 数ヶ月前まで僕のソコは他の男と同じく、単なる飾り同然だった。それなのに、この悪童共に舐められ抓られ摘まれ引っ掻かれて、ここまで育ってしまったのだ。
 この前、初めてソコだけで達してしまった時は男として終わったと泣けた記憶がある。

「B介ってほんとオッパイ好きだよなァ」
「だってさA男。オッパイは男のロマンっしょ」
「バーカっ、そりゃ女の胸だろ」
「うはははっ、そりゃ違いねーな!」
「……オレは兄ちゃんのなら良いけどなぁ」

 B介はそう言いながら、ちゅぱちゅぱと音を立てて吸ったり甘噛みしたりする。
 それを囃し立てるように笑いつつも、C太郎は手を僕の下半身……尻に這わせてきた。
 
「相変わらず良いお尻だねー」
「さ、触んっ、な」

 まるでいたぶるように、尻臀を揉みしだかれ思わず拒否の言葉を吐くと。

「ひッ!」

 バチンッと一際強く叩かれた。
 それから何発も何発も引っぱたかれる。
 身を捩って逃げようにも、今度は3人がかりで床に引き倒され四つん這いになった。 
 尻が痛く、ジンジンと熱を持つまで叩かれたのだ。

「っう、くっ……も、やめてっ……い、痛」
「悪い子にはお尻ぺんぺんだよなー」

 C太郎の意地の悪い声。
 
「ほら。ごめんなさいしないと駄目だぞぉ」

 一見優しげだけど、一番思い切り引っぱたくA男。
 
「あーあ、可哀想にねぇ」

 B介は事もあろうに窪み、おぞましい排泄器官である尻穴周りを指で撫でている。

「ひっく、ぅ、ごめん、なさいぃぃっ……!!」

 バシンッ。また叩かれた。
 手が空を切る瞬間、身体が強ばり怯えに喉の奥が鳴るのが分かる。

「もう俺たちに逆らっちゃダメだからねー?」

 C太郎の言葉に何度も頷く。
 暴力で教えこまされた服従が、また一つ心に刻まれた瞬間だった。

「よし。じゃ、どうするか分かるよな?」
「っ……は、はい」

 腫れ上がり触られるどころか風が触れるだけでもジン、と響く尻臀を無遠慮に撫で回しながら、A男が囁く。
 ……あぁ、最大の屈辱の時間だ。
 絶望にクラクラする。





「ふぅぅぅっ、んんっ、ぐぅ゙ぅ、ぉッ!!」
「ほらほら頑張れぇ」
「おーい手がお留守だぞ」
 
 右手でA男の竿を扱かされ、口にはB介のを頬張されて。
 思い切り喉奥を突かれても、えずいたり咳き込む余裕すら与えられない。
 更には後ろはC太郎。

「ぅごぉっ、んむっ、んぉ゙、んむぅぅうっ」

 既に痛みなく尻穴に受け入れさせられたのは、彼の一番大きなペニスだ。
 最初見ただけで腰が抜けそうになったほどの大きさ。まさに凶器で『これ無理、裂ける』と臆面も無く逃亡を計ったっけ。
 当然逃がしてもらえるはずも無く、バカ丁寧に解されて気が狂うほどイイトコロを開発されて、今ではここがギチギチに満たされるだけで、みっともなく喘いで達してしまう始末。
 
「おっ、ヤバい。オレ出そう」
「ふぐぅぅっ、むぅ゙ぅ! んんんっ!? ん゙ごぉぉぉっ、ごふっ」

 限界が近づいてくると、B介が乱暴に僕の髪を引っ掴んで喉奥に叩き込むように突っ込んできた。 
 苦しくて辛くて。性処理道具として粗末に扱われている自分が汚く感じる。でも何故か。
  
「あっ、兄ちゃん勃ってんじゃーん」
「え、マジ?」
「うわぁ。オナホ扱いされて興奮してんのって、凄いMじゃん……変態だねぇ」

 ……あぁっ、駄目、こんな酷い仕打ちで気持ち良くなっちゃ駄目なのにぃぃぃっ!

「っはぁ、っ、おらっ、飲めよっ」
「ゔぐぅうぅッ、ぉごぉぉ!?、っむぅぅ」

 ドクドクと脈打つように大量に吐き出されたそれは喉奥に叩きつけられる。汚い、飲みたくない。でもこれで吐き出そうものなら酷い仕置きをされるんだろう。
 吐き気を耐えて嚥下する。
 苦く生臭い独特な味が口だけでなく、食道や胃まで汚していくみたいで辛い。

「お、良い子だなぁ」
「おいおいB介、お前も出したのかよ」
「あははは、A男と同時発射ぁ」
「ギャハハハ、ばーか!」

 A男とB介がゲラゲラと笑い、僕はB介の精液を顔に受けて惨めにも俯いた。
 ……なんで僕がこんな酷い扱いを受けなきゃいけないんだ。

「惚けてんじゃねぇよ」
「ッ、ひ、ぃぃっ!?」

 C太郎の冷たい声が聞こえた瞬間、また律動が再開したらしい。圧倒的な圧迫感と異物感は未だ慣れることは出来ない。

「ぅゔぅ、っ」
「ほらローション足してやる」
「っ、冷たぁ……」

 無遠慮にぶっかけられた滑りにより格段にスムーズになった動きでガツガツ掘られていく。
 
「あ゙ぁッぁ゙っ、んんん、おぉ゙ぉ゙ぉ゙」
「ふっ……汚ねぇ喘ぎ声だな」

 馬鹿にしたような声と裏腹に優しく髪を撫でられる。 
 凶器ともいえる巨根で遠慮なくナカを抉り掘削していくような動きに、僕はすっかり全身をビクビクと痙攣させて感じまくっていた。

「ひぃぃん、んあああぁっ、も、やめっ、とめてぇぇぇぇっ」

 ……壊れちゃう、こんな酷い、死んじゃう。 
 そう泣いても。

「うんうん、壊れろよ。おらっ、壊れて、完全に俺のチンポに狂っちゃえ」
「あがぁぁぁっ、やだァ、お、男なのにぃぃ、お尻溶けちゃうぅぅ」
「っ、メス豚め」
「ぃ゙ぎぃッ!!」

 またバチン、と尻を叩かれた。
 痛みすら興奮してしまう。 
 内蔵を引っ掻き回されるような、そしてゴリゴリと僕のイイトコロを押し潰す動きに、開きっぱなしの口からは涎と喘ぎ声しかでない。

「おらっ、もっと鳴けよ、なぁっ」
「ぁああっ、も、許し、てぇ、んほぉぉおぉ、ぉぉ゙ぉ゙ぉ゙っ」

 ダメだ理性も削り取られていく。
 気持ちいい事しか考えらんなくなって……。

「ぅひゃぁぁっ!?」
「……お兄ちゃん、これ『鬼ごっこ』だよ」

 突然耳を舐められた。
 しかも左右から。
 くちゅくちゅという水音に背中がゾクゾクする。ここは特に嫌だ。

「ひゃっん、あふ、っ、ぁはぁっ、やめ゙っ、た、助け、て」
「兄ちゃん耳弱いなぁ」

 呆れたように、でもすごく楽しげに言うB介に。

「鬼は人間食べるんだぜ。、な」
「ふぅぅっ、んぁぁ、お゙っ、お゙っ、んぃぃぃぃッ」
「……人間っつーか家畜?」
「ふふっ、そうだな」
「あははははっ、俺たちでもっと可愛がってあげるからね!」

 好き勝手いいながら、彼らは僕を左右後ろからいく。助けを乞うように手を伸ばして見ても、絡み取られるように繋がれて絶望感に涙が止まらない。
 ……やめて、もう、許して。と何度懇願すれば終わるだろうか。

「なぁ」

 C太郎が再び頭を撫で回す。
 
「お前『鬼』なのに、人間の俺達にこんな事されて悔しくねぇの?」
「っ、そ、それは……っああっ」

 そう。僕は鬼だ。
 生まれつき頭に小さな角がある。
 とは言ってもそれ以外ほかの人間となんら変わらない。
 だけどコレのせいで今まで散々差別され忌み嫌われてきた。
 人とは他と違うモノを排他し、畏れ拒絶するのが常らしい。だからこれを機に角を隠して生活してきたのに……。
 
「お兄ちゃんが大人しく俺達としていてくれたら、誰にも言わないでいてやるよ……なぁ?」
「そーそー!」
「オレ達お兄ちゃんが大好きだもんな」

 吹き込まれる言葉はまるで呪いだ。
 しかも絶え間ない快楽と共に与えられるから、僕の思考も理性もめちゃくちゃに引き剥がしてくる。というか……もう、どうでもよくなってくる。

「んぁぁっおっひいいいぃっ、あっ、あっあっあっ」
 
 ……気持ちいい、もう死んじゃう。殺してぇっ、もうなんでもいいぃぃぃっ、とめてぇぇぇ。

 十何回目になるか分からない絶頂にのたうちまわった。
 遠くで少年たちの嘲笑が聞こえる―――。
 
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