94 / 96
ネプォン編
失敗なんざ認めない。
しおりを挟む
「……は!!」
俺が気がつくと、ヘイムニルブのタインシュタ・フランの家の中にいた。
俺はイルハートの肩を抱き、シャーリーに睨まれている状態だ。
え、え、え?
俺がタインシュタ・フランの方を見ると、奴は澄ました顔で何かノートに記録している。
「やり直し、失敗、と……」
そんな声が聞こえた。
まさか、まさか、俺は!?
「おい! タインシュタ・フラン!」
「また、しくじったな、ネプォン」
「く……! おかしいだろ!? やり直し人生は、必ず成功するはずなんだ!!」
「やるべきことをしなければ、同じことの繰り返しになるに決まってるだろうが」
「やろうとした……やろうとしたさ! だが、できなかったんだ!!」
「そこまでは、知らん」
「お前の魔法が、不完全だからだろ!? 流行りの連中は皆……!」
「他の人間は辛酸を舐めながらも、『やるべきこと』をやるから、安全ルートに分岐するのだ。お前は、肝心な時に逃げてばかり」
「逃げる? できなかっただけだと言った!」
「無理に、時間を進ませただろ」
「!」
「せっかくの天運の加護を乱用しよって。ゆっくりもう一度やり直せば、グルレスの英雄が立つこともなかったろうに」
「ちまちまと、もう一度やればよかったと!?」
「ちまちま……。はぁ、そうとしか思えなかったか。もういい」
タインシュタ・フランはため息をついて、ノートを引き出しにしまった。
「もう一度! タインシュタ・フラン!!」
「諦めろネプォン。払える対価がもうない」
「対価はなんだ? また、集めてくればいいのか?」
「天運、輪廻、魂の不滅、約束された強さ、強靭な肉体……」
「は?」
「天の選定を受けた勇者として、お前の魂に付与された様々な特権が対価だった」
「!!」
「お前にはもう、何もない。輪廻の輪からも外れ、死ねば魂は魔界へ降り、魔物たちに食い荒らされる運命だ」
「は!?」
「諦めろ」
「納得できるか! そんなこと」
「今生が残っただけでも奇跡だ。この時間の歴史では、魔王にトドメを刺したのはお前だったからこその天の慈悲だろう」
「だよな? 本来、魔王を倒したのは俺だったよな!」
「アーチロビンが、瀕死に追い込んだ魔王に、棚ぼたで矢を捩じ込んだだけだかな」
「勝ちゃいいんだよ! ヒーローは、モブが弱らせた敵に格好良くトドメを刺すものだ。つまり、俺が真の勝者だ!!」
「そうか、よかったな。あとは、大事に余生を生きるがいい」
「く!! あぁぁぁ!!」
腹立たしくて、机の上に置かれた本や器具を両手で思いっきり払い落とす。
く……こんなにうまくいかないなんて!!
やり直せば、その時に戻ってパパッとやれば、俺の望む結果が勝ち取れると思っていた。
それがどうだ?
何も変えられず、元のまま。
これも……こうなったのも、全部あいつのせい。
「……この世から消してやりたい」
俺が言うと、イルハートがはぁ、とため息をついた。
「無理だと言っているのにぃ」
「なんとかしろ! イルハート!!」
「自分で考えなさいよぉ」
「くそ! タインシュタ・フラン!!」
「対価は───」
「俺の命を対価にしろ!」
「!?」
「それで、戻れるところまで戻せ!」
「……よかろう」
タインシュタ・フランは俺の目の前で印を切る。
これでいい……これで。
とにかく今度こそ───。
「……ホギャア」
───ん?
「ホギャ、ホギャ」
「おめでとうございます、元気な男の子です。胸に勇者の証である、アザがあります」
「嬉しい。私は勇者を産んだのね」
───え?
目の前に、俺の母親の顔がある。
ちょっと待て……俺はまさか!!
小さな手足、うまく喋れない口。
赤ん坊じゃねーか!!
戻れるだけ戻せと言ったが……これはいきすぎだろーが!!
俺は悲しくて俯く。
ここからやり直す、てか?
ふざけんな!
……しかし、ものは考えようだ。
魔王の思念にも取り憑かれていない。
天運も、勇者としての素養も元のまま。
面倒だが、もう一度やり直してやらあ!
ぜーんぶ覚えてるからな!
だが、元々何もかもうまくいっていた人生だ。なんの苦労もなく過ごす日々に、俺の記憶は少しずつ薄れていった。
成長して、神器へと導く剣を手にした時も、
「面倒だから、謎解きは明日やるわ」
と、言って基本放置した。
あいつに会うまでに、やればいーじゃん。
その程度。
今は毎日が楽しい。
さあ、次はどの女の子と遊ぼうかな。
ジェーン? エミリー? ヒルダ? ヘンリエッタ? あ、ミランダ。
まとめて今夜いただいてやるか。
そう思ったら、その通り叶う。
チョロすぎて、笑いが止まらない。
人生イージーモードとは、このことだ。
やがて、旅に出てイルハートたちと出会う。
そろそろ、剣の仕掛けを解かなきゃな。
───。
ダメだ。ちっとも解けねー。
確か聞いた方法では、こうだったよな。いや、こうだっけ?
あー、面倒くせ!
そうこうしているうちに、あの馬鹿弓使いと出会ってしまった。
あー、くそ!
……いや、待てよ? こいつなら、解けるんだよな。
俺は大帝神龍王に出会う前のあいつに、仕掛けを解かせようと思いついた。
今のこいつは俺に従順。
やれと言えば、やるはずだ。
「おい」
「はい」
「この仕掛け、解いてみろ」
「え? こ、これは神剣……ですよね?」
「神剣じゃねぇ。それへと導く道具だ」
「……は、はぁ」
理解したような、してないような自信のない顔。
俺はイライラしながら、馬鹿弓使いに剣を押し付ける。
「さっさとやれ!」
「は、はい!」
あいつは、オロオロしながら剣を受け取った。へへ、いい考えだろ?
解けないなら、解けるやつに命令すればいい。
あいつは剣を眺めた後、仕掛けを解き始めた。
剣はあっという間に、ベルのような楽器の形へと姿を変える。
へえ! こうだったのか!
俺はすぐに奪い取ると、そのベルを鳴らそうとした。
しかし……。
ガチャ。
何を触ってしまったのか、剣は元の形に戻ってしまった。
えー!?
戻るのは一瞬。
な、な、なんだとお!?
「おい! 馬鹿弓使い! もう一度やりなお……!」
「ねーぇ、ぼうやぁ。お腹すいたわぁー」
その時、イルハートが奴を呼びつける。
腹なんか、ほっとけよ!!
自分で、なにか作ればいいだろ!?
「メシか? 早くやれ!」
ヴォルディバが馬鹿弓使いの襟を掴んで、連れて行ってしまった。
あ! この馬鹿野郎!
その後も俺以外の三人が、よってたかってあいつに用事を言いつけるものだから、なかなかやらせることができない。
あー! ちくしょう!
俺が気がつくと、ヘイムニルブのタインシュタ・フランの家の中にいた。
俺はイルハートの肩を抱き、シャーリーに睨まれている状態だ。
え、え、え?
俺がタインシュタ・フランの方を見ると、奴は澄ました顔で何かノートに記録している。
「やり直し、失敗、と……」
そんな声が聞こえた。
まさか、まさか、俺は!?
「おい! タインシュタ・フラン!」
「また、しくじったな、ネプォン」
「く……! おかしいだろ!? やり直し人生は、必ず成功するはずなんだ!!」
「やるべきことをしなければ、同じことの繰り返しになるに決まってるだろうが」
「やろうとした……やろうとしたさ! だが、できなかったんだ!!」
「そこまでは、知らん」
「お前の魔法が、不完全だからだろ!? 流行りの連中は皆……!」
「他の人間は辛酸を舐めながらも、『やるべきこと』をやるから、安全ルートに分岐するのだ。お前は、肝心な時に逃げてばかり」
「逃げる? できなかっただけだと言った!」
「無理に、時間を進ませただろ」
「!」
「せっかくの天運の加護を乱用しよって。ゆっくりもう一度やり直せば、グルレスの英雄が立つこともなかったろうに」
「ちまちまと、もう一度やればよかったと!?」
「ちまちま……。はぁ、そうとしか思えなかったか。もういい」
タインシュタ・フランはため息をついて、ノートを引き出しにしまった。
「もう一度! タインシュタ・フラン!!」
「諦めろネプォン。払える対価がもうない」
「対価はなんだ? また、集めてくればいいのか?」
「天運、輪廻、魂の不滅、約束された強さ、強靭な肉体……」
「は?」
「天の選定を受けた勇者として、お前の魂に付与された様々な特権が対価だった」
「!!」
「お前にはもう、何もない。輪廻の輪からも外れ、死ねば魂は魔界へ降り、魔物たちに食い荒らされる運命だ」
「は!?」
「諦めろ」
「納得できるか! そんなこと」
「今生が残っただけでも奇跡だ。この時間の歴史では、魔王にトドメを刺したのはお前だったからこその天の慈悲だろう」
「だよな? 本来、魔王を倒したのは俺だったよな!」
「アーチロビンが、瀕死に追い込んだ魔王に、棚ぼたで矢を捩じ込んだだけだかな」
「勝ちゃいいんだよ! ヒーローは、モブが弱らせた敵に格好良くトドメを刺すものだ。つまり、俺が真の勝者だ!!」
「そうか、よかったな。あとは、大事に余生を生きるがいい」
「く!! あぁぁぁ!!」
腹立たしくて、机の上に置かれた本や器具を両手で思いっきり払い落とす。
く……こんなにうまくいかないなんて!!
やり直せば、その時に戻ってパパッとやれば、俺の望む結果が勝ち取れると思っていた。
それがどうだ?
何も変えられず、元のまま。
これも……こうなったのも、全部あいつのせい。
「……この世から消してやりたい」
俺が言うと、イルハートがはぁ、とため息をついた。
「無理だと言っているのにぃ」
「なんとかしろ! イルハート!!」
「自分で考えなさいよぉ」
「くそ! タインシュタ・フラン!!」
「対価は───」
「俺の命を対価にしろ!」
「!?」
「それで、戻れるところまで戻せ!」
「……よかろう」
タインシュタ・フランは俺の目の前で印を切る。
これでいい……これで。
とにかく今度こそ───。
「……ホギャア」
───ん?
「ホギャ、ホギャ」
「おめでとうございます、元気な男の子です。胸に勇者の証である、アザがあります」
「嬉しい。私は勇者を産んだのね」
───え?
目の前に、俺の母親の顔がある。
ちょっと待て……俺はまさか!!
小さな手足、うまく喋れない口。
赤ん坊じゃねーか!!
戻れるだけ戻せと言ったが……これはいきすぎだろーが!!
俺は悲しくて俯く。
ここからやり直す、てか?
ふざけんな!
……しかし、ものは考えようだ。
魔王の思念にも取り憑かれていない。
天運も、勇者としての素養も元のまま。
面倒だが、もう一度やり直してやらあ!
ぜーんぶ覚えてるからな!
だが、元々何もかもうまくいっていた人生だ。なんの苦労もなく過ごす日々に、俺の記憶は少しずつ薄れていった。
成長して、神器へと導く剣を手にした時も、
「面倒だから、謎解きは明日やるわ」
と、言って基本放置した。
あいつに会うまでに、やればいーじゃん。
その程度。
今は毎日が楽しい。
さあ、次はどの女の子と遊ぼうかな。
ジェーン? エミリー? ヒルダ? ヘンリエッタ? あ、ミランダ。
まとめて今夜いただいてやるか。
そう思ったら、その通り叶う。
チョロすぎて、笑いが止まらない。
人生イージーモードとは、このことだ。
やがて、旅に出てイルハートたちと出会う。
そろそろ、剣の仕掛けを解かなきゃな。
───。
ダメだ。ちっとも解けねー。
確か聞いた方法では、こうだったよな。いや、こうだっけ?
あー、面倒くせ!
そうこうしているうちに、あの馬鹿弓使いと出会ってしまった。
あー、くそ!
……いや、待てよ? こいつなら、解けるんだよな。
俺は大帝神龍王に出会う前のあいつに、仕掛けを解かせようと思いついた。
今のこいつは俺に従順。
やれと言えば、やるはずだ。
「おい」
「はい」
「この仕掛け、解いてみろ」
「え? こ、これは神剣……ですよね?」
「神剣じゃねぇ。それへと導く道具だ」
「……は、はぁ」
理解したような、してないような自信のない顔。
俺はイライラしながら、馬鹿弓使いに剣を押し付ける。
「さっさとやれ!」
「は、はい!」
あいつは、オロオロしながら剣を受け取った。へへ、いい考えだろ?
解けないなら、解けるやつに命令すればいい。
あいつは剣を眺めた後、仕掛けを解き始めた。
剣はあっという間に、ベルのような楽器の形へと姿を変える。
へえ! こうだったのか!
俺はすぐに奪い取ると、そのベルを鳴らそうとした。
しかし……。
ガチャ。
何を触ってしまったのか、剣は元の形に戻ってしまった。
えー!?
戻るのは一瞬。
な、な、なんだとお!?
「おい! 馬鹿弓使い! もう一度やりなお……!」
「ねーぇ、ぼうやぁ。お腹すいたわぁー」
その時、イルハートが奴を呼びつける。
腹なんか、ほっとけよ!!
自分で、なにか作ればいいだろ!?
「メシか? 早くやれ!」
ヴォルディバが馬鹿弓使いの襟を掴んで、連れて行ってしまった。
あ! この馬鹿野郎!
その後も俺以外の三人が、よってたかってあいつに用事を言いつけるものだから、なかなかやらせることができない。
あー! ちくしょう!
0
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します
すもも太郎
ファンタジー
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
※ハッピーエンドです
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる