33 / 76
再会
しおりを挟む
「ちゃんと飲め、レモニー様。」
そこにいたのは、小瓶を拾ったライオネルだった。
突き動かされるように、思わず抱きつく。
彼の体温が感じられて、荒く熱い呼吸が止まらず、もう体の制御も効かない。
ライオネルに自分から唇を重ねて、夢中で口付けを深くしていく。
ライオネルは一瞬驚いたが、特に抵抗せずにされるがままなっていた。
そのうち私の方は力が抜けていく。
・・・溶けそうなくらい気持ちがいい・・・。
崩れる私を見て、彼は咄嗟に私の背中を支えて唇を離すと、慌てたように小瓶の薬を飲ませてくれる。
しばらくすると、狂わしいほどの熱がひいてきた。
急に恥ずかしくなってきて、ライオネルの顔がまともに見れずに、唇をおさえて俯いてしまう。
「ご、ごめんなさい。」
思わず謝った。
ライオネルは首を横に振る。
「・・・薬のせいだ。
気にしなくていい。」
と、無表情で棒読みのように言われた。
・・・やっぱりライオネルは、冷静だ。
こんな時でも、乱れることがない。
慣れてるのね、きっと・・・。
そう思うと、少し寂しくもある。
でも、相手がライオネルでよかった。
ケルフェネス王子でも、自分を止められたかどうかわからないもの。
おかげで少しずつ体に力が戻り、深呼吸ができるようになってきた。
「もう、大丈夫。」
私の言葉に、ライオネルも安心したように、一度ぎゅっと抱き締めてくれる。
「見せつけてくれますねー。
静かにお願いしますよ。」
ケルフェネス王子が、からかうように言うと、
「本当に、薬を飲ませる奴があるか!」
と、言ってライオネルが私を椅子に座らせながら、ケルフェネス王子を小声で叱った。
「私ではありません。
ミア第二王妃が、薬を奪って飲ませたのです。
逆らえば怪しまれるでしょ?」
「さっさとお前がレモニー様を、彼女から引き離さないからだ。
なんのためにお前に行かせたと思ってる!」
「無茶苦茶言わないでくださいよ。
こっちだって調査中だったのに、いきなりレモニー様を追ってくれなんて。」
「王族警護を管轄する王室警備隊が動いたからだ。
王族の誰かが出張って来ているとわかった以上、お前でないと対応できないからな。」
「兄上が、いきなりすごい目で私を捕まえて、今すぐレモニー様が捕えられた船に理由をつけて乗れ、うまく誤魔化して薬を飲ませるフリをしてここに連れてこいとか。
その代わりお前が乗ってきた船を俺に貸して、王宮に潜伏させろとか、次から次へと命令ばっかり。
行き当たりばったりになりますよ、これでは!」
静かな兄弟喧嘩の合間に、部屋の奥からシャーリーンが侍女のドレスを纏って走り出てきた。
「レモニー様!」
そのまま抱きつかれて、すごい力で締め上げてくる。
「よかった・・・。
ミア第二王妃に、捕まったと聞いて、もう、お会いできないかと思ってました・・・。」
「シ、シャーリーン・・・くるし・・・。」
「ライオネルたらもー、地下道でレモニー様にキスされて、しばらく石みたいに動かなくなってて。
何度か揺さぶったらようやく動き出したんですよ?
そしたら、レモニー様はケルフェネス王子がうまくやらなかったら、すぐに火刑にされる、て・・・、生きた心地がしなかったです。」
「う、ご、ごめんね・・・?
え?でも、ライオネルが動かなくなった?」
気分でも悪くなったのかな・・・。
「兄上は、攻めるのは強気でも受けるのは弱いですもんね。
さぞかし頭のネジが飛んだんでしょうね。」
ケルフェネス王子は可笑しそうに笑う。
「そうですよ、レモニー様。
薬のせいとはいえ、さっきも熱烈にキスしてましたけど、ライオネルをこれ以上使い物にならなくしないでくださいね。
平然としてるように見えますけど、今ので頭のネジ全部飛んでますよ。」
「そんなふうには見えないわ。
・・・淡々と話してるし、慣れてるんでしょ?」
「いやいや、兄上は表情が固まったままですよ・・・。
いいなぁ、私もキスしてもらいたかったな。」
「ケルフェネス、歯を食いしばれ。」
「・・・レモニー様、レモニー様をここへ連れてきたのは、あの時の真相を暴くためだそうですね・・・。」
と、言ってシャーリーンがようやく腕を離してくれたので、私はライオネルを見た。
「逃げ続けたところで、今回のようにいずれ捕まえられて、処刑されてしまう。
それに、パム村の悲劇を利用した後継者の暗殺も、回避しなければならない。
王の前で全てを明らかにしなければ。」
と、ライオネルが言って、私も頷いた。
その時、
「兄上!シャーリーン!
隠れて!」
ケルフェネス王子が、何かに気づいてさっと立ち上がると、私を抱きしめて、ベッドに押し倒してきた。
次の瞬間、
「レモニー!?
いるでおじゃるか?
ここでおしゃるか!?」
と、声がした。
「マロマロ卿!
お下がりください!!」
「レモニー!
まろはここでおじゃるー!」
そして扉がガチャリと開け放された。
「おい!
開けるなと厳命したはずだ!!」
ケルフェネス王子が、鋭い声で叱りつける。
「す、すみません、行きましょう!
マロマロ卿!」
「レモニー!
結婚は慣れでおじゃる!
妻は9人もいるから、過ちは許すことばかりで、慣れているでおじゃるよ!
気にしなくていいでおじゃるー!」
そう言いながら、あ、というまに兵士に連れ去られて見えなくなっていった。
「地下牢に入れておけ!
二度とここを開けさせるな!
お前たちも絶対入ってくるなよ!!」
ケルフェネス王子が振り向いて叫ぶと、かしこまって兵士たちが扉を閉める。
扉が閉まる音がして、二人でため息をつく。
「これで既成事実ができたな。」
ケルフェネス王子が、私を見下ろしてニヤリと笑う。
「え、ええ、あの、もう・・・。」
「これでこの部屋は二度と開けられない。
明日の朝までの間に、証拠を固めるんだ。
・・・それとも、兄上たちに任せてここにいる?」
「いいえ!
あの、もう離してください。」
私が小声でもがくと、隠れていたライオネルがケルフェネス王子の襟を掴んで引き剥がした。
「離れろ、今すぐ。」
「はーい。」
ケルフェネス王子は、すぐに離れると、隠し部屋の扉を開いた。
「ここは私と兄上しか知らない隠し部屋。
その奥の扉から裏庭に出れます。
シャーリーン、レモニー様にも変装させてあげて。
じゃ、健闘を祈ります。
朝までには戻ってね、レモニー様。」
私たちは隠し部屋に入り、扉を閉める。
「レモニー様、衝立の向こうに侍女のドレスをご用意してます。」
と、シャーリーンが言うので、私は急いで着替えた。
「さて、支度ができたら、王宮の裏にある開かずの宮に行こう。」
ライオネルが侍従の格好をして、髪を結ぶ。
あ、懐かしい。
「そこには何が?」
私が尋ねると、
「噂によると、パティスン王子の手記があるそうなんだ。
パティスン王子は、王族の後継者が次々と亡くなったあのお茶会の後数日を生き抜き、ことの詳細を記した手記を、一番信頼する侍従に託してあそこに隠したらしいんだ。」
と、ライオネルが答えた。
「私が敵の黒幕なら、その侍従を締め上げるか、その開かずの宮を取り壊すか燃やすかしてでも探し出しますよ?
確か・・・150年ほど前でしょ?
パム村の悲劇、て。
もうないかもしれませんよ?」
と、シャーリーンが言った。
私はライカの手紙を開く。
『レモニー!
無事でよかった。
開かずの宮ね、今地図を見てる・・・、あ、これか。
えっとね、お、重要なキーアイテムがあるそうよ。
行ってみましょう。
いよいよ真相に近くなるかもね!』
私は手紙を閉じると、みんなで開かずの宮へと忍んでいった。
そこにいたのは、小瓶を拾ったライオネルだった。
突き動かされるように、思わず抱きつく。
彼の体温が感じられて、荒く熱い呼吸が止まらず、もう体の制御も効かない。
ライオネルに自分から唇を重ねて、夢中で口付けを深くしていく。
ライオネルは一瞬驚いたが、特に抵抗せずにされるがままなっていた。
そのうち私の方は力が抜けていく。
・・・溶けそうなくらい気持ちがいい・・・。
崩れる私を見て、彼は咄嗟に私の背中を支えて唇を離すと、慌てたように小瓶の薬を飲ませてくれる。
しばらくすると、狂わしいほどの熱がひいてきた。
急に恥ずかしくなってきて、ライオネルの顔がまともに見れずに、唇をおさえて俯いてしまう。
「ご、ごめんなさい。」
思わず謝った。
ライオネルは首を横に振る。
「・・・薬のせいだ。
気にしなくていい。」
と、無表情で棒読みのように言われた。
・・・やっぱりライオネルは、冷静だ。
こんな時でも、乱れることがない。
慣れてるのね、きっと・・・。
そう思うと、少し寂しくもある。
でも、相手がライオネルでよかった。
ケルフェネス王子でも、自分を止められたかどうかわからないもの。
おかげで少しずつ体に力が戻り、深呼吸ができるようになってきた。
「もう、大丈夫。」
私の言葉に、ライオネルも安心したように、一度ぎゅっと抱き締めてくれる。
「見せつけてくれますねー。
静かにお願いしますよ。」
ケルフェネス王子が、からかうように言うと、
「本当に、薬を飲ませる奴があるか!」
と、言ってライオネルが私を椅子に座らせながら、ケルフェネス王子を小声で叱った。
「私ではありません。
ミア第二王妃が、薬を奪って飲ませたのです。
逆らえば怪しまれるでしょ?」
「さっさとお前がレモニー様を、彼女から引き離さないからだ。
なんのためにお前に行かせたと思ってる!」
「無茶苦茶言わないでくださいよ。
こっちだって調査中だったのに、いきなりレモニー様を追ってくれなんて。」
「王族警護を管轄する王室警備隊が動いたからだ。
王族の誰かが出張って来ているとわかった以上、お前でないと対応できないからな。」
「兄上が、いきなりすごい目で私を捕まえて、今すぐレモニー様が捕えられた船に理由をつけて乗れ、うまく誤魔化して薬を飲ませるフリをしてここに連れてこいとか。
その代わりお前が乗ってきた船を俺に貸して、王宮に潜伏させろとか、次から次へと命令ばっかり。
行き当たりばったりになりますよ、これでは!」
静かな兄弟喧嘩の合間に、部屋の奥からシャーリーンが侍女のドレスを纏って走り出てきた。
「レモニー様!」
そのまま抱きつかれて、すごい力で締め上げてくる。
「よかった・・・。
ミア第二王妃に、捕まったと聞いて、もう、お会いできないかと思ってました・・・。」
「シ、シャーリーン・・・くるし・・・。」
「ライオネルたらもー、地下道でレモニー様にキスされて、しばらく石みたいに動かなくなってて。
何度か揺さぶったらようやく動き出したんですよ?
そしたら、レモニー様はケルフェネス王子がうまくやらなかったら、すぐに火刑にされる、て・・・、生きた心地がしなかったです。」
「う、ご、ごめんね・・・?
え?でも、ライオネルが動かなくなった?」
気分でも悪くなったのかな・・・。
「兄上は、攻めるのは強気でも受けるのは弱いですもんね。
さぞかし頭のネジが飛んだんでしょうね。」
ケルフェネス王子は可笑しそうに笑う。
「そうですよ、レモニー様。
薬のせいとはいえ、さっきも熱烈にキスしてましたけど、ライオネルをこれ以上使い物にならなくしないでくださいね。
平然としてるように見えますけど、今ので頭のネジ全部飛んでますよ。」
「そんなふうには見えないわ。
・・・淡々と話してるし、慣れてるんでしょ?」
「いやいや、兄上は表情が固まったままですよ・・・。
いいなぁ、私もキスしてもらいたかったな。」
「ケルフェネス、歯を食いしばれ。」
「・・・レモニー様、レモニー様をここへ連れてきたのは、あの時の真相を暴くためだそうですね・・・。」
と、言ってシャーリーンがようやく腕を離してくれたので、私はライオネルを見た。
「逃げ続けたところで、今回のようにいずれ捕まえられて、処刑されてしまう。
それに、パム村の悲劇を利用した後継者の暗殺も、回避しなければならない。
王の前で全てを明らかにしなければ。」
と、ライオネルが言って、私も頷いた。
その時、
「兄上!シャーリーン!
隠れて!」
ケルフェネス王子が、何かに気づいてさっと立ち上がると、私を抱きしめて、ベッドに押し倒してきた。
次の瞬間、
「レモニー!?
いるでおじゃるか?
ここでおしゃるか!?」
と、声がした。
「マロマロ卿!
お下がりください!!」
「レモニー!
まろはここでおじゃるー!」
そして扉がガチャリと開け放された。
「おい!
開けるなと厳命したはずだ!!」
ケルフェネス王子が、鋭い声で叱りつける。
「す、すみません、行きましょう!
マロマロ卿!」
「レモニー!
結婚は慣れでおじゃる!
妻は9人もいるから、過ちは許すことばかりで、慣れているでおじゃるよ!
気にしなくていいでおじゃるー!」
そう言いながら、あ、というまに兵士に連れ去られて見えなくなっていった。
「地下牢に入れておけ!
二度とここを開けさせるな!
お前たちも絶対入ってくるなよ!!」
ケルフェネス王子が振り向いて叫ぶと、かしこまって兵士たちが扉を閉める。
扉が閉まる音がして、二人でため息をつく。
「これで既成事実ができたな。」
ケルフェネス王子が、私を見下ろしてニヤリと笑う。
「え、ええ、あの、もう・・・。」
「これでこの部屋は二度と開けられない。
明日の朝までの間に、証拠を固めるんだ。
・・・それとも、兄上たちに任せてここにいる?」
「いいえ!
あの、もう離してください。」
私が小声でもがくと、隠れていたライオネルがケルフェネス王子の襟を掴んで引き剥がした。
「離れろ、今すぐ。」
「はーい。」
ケルフェネス王子は、すぐに離れると、隠し部屋の扉を開いた。
「ここは私と兄上しか知らない隠し部屋。
その奥の扉から裏庭に出れます。
シャーリーン、レモニー様にも変装させてあげて。
じゃ、健闘を祈ります。
朝までには戻ってね、レモニー様。」
私たちは隠し部屋に入り、扉を閉める。
「レモニー様、衝立の向こうに侍女のドレスをご用意してます。」
と、シャーリーンが言うので、私は急いで着替えた。
「さて、支度ができたら、王宮の裏にある開かずの宮に行こう。」
ライオネルが侍従の格好をして、髪を結ぶ。
あ、懐かしい。
「そこには何が?」
私が尋ねると、
「噂によると、パティスン王子の手記があるそうなんだ。
パティスン王子は、王族の後継者が次々と亡くなったあのお茶会の後数日を生き抜き、ことの詳細を記した手記を、一番信頼する侍従に託してあそこに隠したらしいんだ。」
と、ライオネルが答えた。
「私が敵の黒幕なら、その侍従を締め上げるか、その開かずの宮を取り壊すか燃やすかしてでも探し出しますよ?
確か・・・150年ほど前でしょ?
パム村の悲劇、て。
もうないかもしれませんよ?」
と、シャーリーンが言った。
私はライカの手紙を開く。
『レモニー!
無事でよかった。
開かずの宮ね、今地図を見てる・・・、あ、これか。
えっとね、お、重要なキーアイテムがあるそうよ。
行ってみましょう。
いよいよ真相に近くなるかもね!』
私は手紙を閉じると、みんなで開かずの宮へと忍んでいった。
0
あなたにおすすめの小説
モブ令嬢アレハンドリナの謀略
青杜六九
恋愛
転生モブ令嬢アレハンドリナは、王子セレドニオの婚約者ビビアナと、彼女をひそかに思う侯爵令息ルカのじれじれな恋を観察するのが日課だった。いつまで経っても決定打にかける二人に業を煮やし、セレドニオが男色家だと噂を流すべく、幼馴染の美少年イルデフォンソをけしかけたのだが……。
令嬢らしからぬ主人公が、乙女ゲームの傍観者を気取っていたところ、なぜか巻き込まれていくお話です。主人公の独白が主です。「悪役令嬢ビビアナの恋」と同じキャラクターが出てきますが、読んでいなくても全く問題はありません。あらすじはアレですが、BL要素はありません。
アレハンドリナ編のヤンデレの病み具合は弱めです。
イルデフォンソ編は腹黒です。病んでます。
2018.3.26 一旦完結しました。
2019.8.15 その後の話を執筆中ですが、別タイトルとするため、こちらは完結処理しました。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
契約妻に「愛さない」と言い放った冷酷騎士、一分後に彼女の健気さが性癖に刺さって理性が崩壊した件
水月
恋愛
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件の旦那様視点短編となります。
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
嘘つくつもりはなかったんです!お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
季邑 えり
恋愛
異世界転生した記憶をもつリアリム伯爵令嬢は、自他ともに認めるイザベラ公爵令嬢の腰ぎんちゃく。
今日もイザベラ嬢をよいしょするつもりが、うっかりして「王子様は理想的な結婚相手だ」と言ってしまった。それを偶然に聞いた王子は、早速リアリムを婚約者候補に入れてしまう。
王子様狙いのイザベラ嬢に睨まれたらたまらない。何とかして婚約者になることから逃れたいリアリムと、そんなリアリムにロックオンして何とかして婚約者にしたい王子。
婚約者候補から逃れるために、偽りの恋人役を知り合いの騎士にお願いすることにしたのだけど…なんとこの騎士も一筋縄ではいかなかった!
おとぼけ転生娘と、麗しい王子様の恋愛ラブコメディー…のはず。
イラストはベアしゅう様に描いていただきました。
悪役令嬢の名誉を挽回いたします!
みすずメイリン
恋愛
いじめと家庭崩壊に屈して自ら命を経ってしまったけれど、なんとノーブル・プリンセスという選択式の女性向けノベルゲームの中の悪役令嬢リリアンナとして、転生してしまった主人公。
同時に、ノーブル・プリンセスという女性向けノベルゲームの主人公のルイーゼに転生した女の子はまるで女王のようで……?
悪役令嬢リリアンナとして転生してしまった主人公は悪役令嬢を脱却できるのか?!
そして、転生してしまったリリアンナを自分の新たな人生として幸せを掴み取れるのだろうか?
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
私に価値がないと言ったこと、後悔しませんね?
みこと。
恋愛
鉛色の髪と目を持つクローディアは"鉱石姫"と呼ばれ、婚約者ランバートからおざなりに扱われていた。
「俺には"宝石姫"であるタバサのほうが相応しい」そう言ってランバートは、新年祭のパートナーに、クローディアではなくタバサを伴う。
(あんなヤツ、こっちから婚約破棄してやりたいのに!)
現代日本にはなかった身分差のせいで、伯爵令嬢クローディアは、侯爵家のランバートに逆らえない。
そう、クローディアは転生者だった。現代知識で鉱石を扱い、カイロはじめ防寒具をドレス下に仕込む彼女は、冷えに苦しむ他国の王女リアナを助けるが──。
なんとリアナ王女の正体は、王子リアンで?
この出会いが、クローディアに新しい道を拓く!
※小説家になろう様でも「私に価値がないと言ったこと、後悔しませんね? 〜不実な婚約者を見限って。冷え性令嬢は、熱愛を希望します」というタイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる