イミフ。な。ハナシ。

Kabochan

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プッロローグ

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僕はアール終八。


ハーフで8月までアメリカにいたけど今日から日本の新しい学校に転校するんだ。 


ちなみにお父さんがアメリカ人、お母さんは日本人。


転校生になったら~  転校生になったら~


とっもだちひゃくにっんでっきるっかな~


昨日不安そうにしてた僕にお母さんが教えてくれた歌。


アメリカで日本語塾に行ってたけれどうたとかはぜんぜんやんなかった。


その日本語塾には小3から通ってたし家では日本語で喋ってたから大抵のことは喋れる。


日本人はここに来るまでに何人かあったけど日本人の友達はいないなぁ、あっちに僕と同じハーフの子はいたけど。


僕が学校につくと前にもあった担任になる先生が玄関で待っていてくれた。


「おはよう。アールくん。」


僕はお母さんに教えてもらったとおりにとびっきりの笑顔で挨拶した。


先生はうん、と笑うとじゃあ、といって「応対室」という部屋に連れて行ってそこのソファに座って待ってて、と言って出ていった。


僕は新しいぴっかぴかのリュックをおろしてそこに座った。


この先生は優しい先生だ。


前会ったときも不安そうな僕を励ましてくれた。


今はわくわくしている。


どんな子がいるのかな。気が合う子はいるのかな。前の学校で仲良くなった子みたいな。


そう言って、去年学校に来た日本人の転校生のことを思い出した。


みんなその子の周りを取り囲んで自己紹介してた。


僕は空いたぐらいの時に僕アール終八、と言った。


すると、その子はプッ、と吹き出しあはははは、と笑いだした。


それで皆なになに、って言って耳打ちされた人から吹き出してた。


それで僕はなになに、って言ったけどみんなにはは、って笑われただけだった。


何なのかよくわからなかった。


それからみんな僕を避けているような気がして。


それは僕の気のせいだったのかもしれない。


その後お父さんが留学しないかと誘ってきた。


学校がつまらなくなっていたから寂しさなんてなかった。


新しい僕として始められるんだ。


そう思ってここに来た。日本だ。


留学するところはどこでもいいといった。


そしたら先週、お父さんが嬉しそうに言った。


「留学先は日本だ。日本の中学に友達がいるんだけど  
 中途入学してもいいって。」


日本か……。まぁまぁお父さんも日本の知り合いは多いし、塾にも通ってるからほぼわかってたことだけど。


日本人。いい人が多いというが、この頃日本でもいじめによる自殺が増えていると聞く。


いやいや、そういう人ばかりじゃない。そうアメリカだってそういう人だっているし。


きっとそうだ、と思ったけどやっぱり不安だった。


そんな僕に先生は優しい言葉をかけてくれたんだ。



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