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二章
第35話 ダークエルフの里は戦場ですか?
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ギルティファングに乗り、僕達は一時間程で開けた場所に到着した。
呪いの森の中にこういう場所があるなんて、想像もしていなかった。
広場の上空には大きな木の枝が無数に渡っており、中央には一際大きい木があり、その木を中心に枝が長く伸びている。
その枝の上には建物があって、ダークエルフ達の家だとシグマくんが話していた。
更に枝の下には牧場のような場所になっており、ギルティファングもいれば、中には牛型の魔物もいた。
ブラッディーホーンっていう魔物らしい。
そんな美しい木々と牧場を他所に、僕達が訪れた場所から正反対側では大きな戦いの音が聞こえていた。
ギルティファング、ブラッディーホーンに、デッドリークラップもいる。
更に見慣れない人型の巨人もいた。
ジャイアントキリングと呼ばれている巨人らしい。
そんな四種類の魔物大軍と、ダークエルフ達のギルティファング、ブラッディーホーンが衝突していた。
シグマくんにタロウくんを走らせて貰い、戦場に向かった。
◇
魔物と魔物がぶつかる音や、ダークエルフ達による魔法の音が鳴り響いていて、アイリスと僕は、初めての戦場に武者震いした。
戦場が見渡せられる場所で、現状を確認する。
ダークエルフ達が何とかギリギリ持ち堪えているが、いずれ崩壊しそうな雰囲気があり、魔物大軍がひたすらに押し寄せている。
「アイリス、どうしようっか?」
「う~ん、折角の素材だし、潰すのは勿体ないから、アレクが防衛で、私が斬って来ようかな?」
「無理はしないでよ?」
「大丈夫! 危なくなったらすぐ戻るから、その時は盾をお願いね」
「分かった」
タロウから降りたアイリスは『魔女ノ衣』を全開にして、鎌を二本召喚した。
いつ見ても『魔女ノ鎌』は恐ろしいね……。
禍々しい黒いオーラが立ち上っている。
アイリスが飛び出したタイミングで、今度は僕がダークエルフたちと魔物の大軍の間に『城壁』をありったけ召喚した。
『城壁』の出現により、その下にいた魔物達が潰され、『城壁』の重さでよる落下轟音が響き渡った。
いきなりの出来事にダークエルフ達が全員驚いてしまっていた。
タロウに乗ったシグマくんが、急いでダークエルフ達に近寄って、状況を説明して、そのタイミングで、『城壁』の向こうから魔物が斬られる音がした。
僕も急ぎ『城壁』に上り、アイリスの戦いを眺めた。
二本の鎌がグルグル回りながら、アイリスを中心にぐるぐるっと回っていた。
彼女が通り過ぎた場所には、真っ二つになった魔物の死体がゴロゴロと落ちていた。
僕も『ゴミ収集』で落ちた素材を獲得した。
素材だと分かっていても、まだ死体のうちは『ゴミ収集』出来るのは助かる。
これが素材となると、もう『ゴミ収集』出来なくなるからね。
斬られた魔物がその場から消えていく。
そんな不思議な光景に、ダークエルフ達は顎が外れるんじゃないかってくらい驚いていた、全員。
一時間程で、全ての魔物が消えた。
アイリス――――恐ろし過ぎる。
魔物が消えた向こうから、禍々しい姿で笑みを浮かべた彼女がこちらに向かって歩いて来ている。
そんな彼女の姿を見た、僕含む全員、恐怖を抱いてしまった。
アイリスには絶対逆らっちゃダメだね。
彼女が近くに来ると、ダークエルフ達が彼女の前に土下座状態になった。
そして、彼らはこう続いた。
――――「お帰りなさいませ! 魔王様!」
呪いの森の中にこういう場所があるなんて、想像もしていなかった。
広場の上空には大きな木の枝が無数に渡っており、中央には一際大きい木があり、その木を中心に枝が長く伸びている。
その枝の上には建物があって、ダークエルフ達の家だとシグマくんが話していた。
更に枝の下には牧場のような場所になっており、ギルティファングもいれば、中には牛型の魔物もいた。
ブラッディーホーンっていう魔物らしい。
そんな美しい木々と牧場を他所に、僕達が訪れた場所から正反対側では大きな戦いの音が聞こえていた。
ギルティファング、ブラッディーホーンに、デッドリークラップもいる。
更に見慣れない人型の巨人もいた。
ジャイアントキリングと呼ばれている巨人らしい。
そんな四種類の魔物大軍と、ダークエルフ達のギルティファング、ブラッディーホーンが衝突していた。
シグマくんにタロウくんを走らせて貰い、戦場に向かった。
◇
魔物と魔物がぶつかる音や、ダークエルフ達による魔法の音が鳴り響いていて、アイリスと僕は、初めての戦場に武者震いした。
戦場が見渡せられる場所で、現状を確認する。
ダークエルフ達が何とかギリギリ持ち堪えているが、いずれ崩壊しそうな雰囲気があり、魔物大軍がひたすらに押し寄せている。
「アイリス、どうしようっか?」
「う~ん、折角の素材だし、潰すのは勿体ないから、アレクが防衛で、私が斬って来ようかな?」
「無理はしないでよ?」
「大丈夫! 危なくなったらすぐ戻るから、その時は盾をお願いね」
「分かった」
タロウから降りたアイリスは『魔女ノ衣』を全開にして、鎌を二本召喚した。
いつ見ても『魔女ノ鎌』は恐ろしいね……。
禍々しい黒いオーラが立ち上っている。
アイリスが飛び出したタイミングで、今度は僕がダークエルフたちと魔物の大軍の間に『城壁』をありったけ召喚した。
『城壁』の出現により、その下にいた魔物達が潰され、『城壁』の重さでよる落下轟音が響き渡った。
いきなりの出来事にダークエルフ達が全員驚いてしまっていた。
タロウに乗ったシグマくんが、急いでダークエルフ達に近寄って、状況を説明して、そのタイミングで、『城壁』の向こうから魔物が斬られる音がした。
僕も急ぎ『城壁』に上り、アイリスの戦いを眺めた。
二本の鎌がグルグル回りながら、アイリスを中心にぐるぐるっと回っていた。
彼女が通り過ぎた場所には、真っ二つになった魔物の死体がゴロゴロと落ちていた。
僕も『ゴミ収集』で落ちた素材を獲得した。
素材だと分かっていても、まだ死体のうちは『ゴミ収集』出来るのは助かる。
これが素材となると、もう『ゴミ収集』出来なくなるからね。
斬られた魔物がその場から消えていく。
そんな不思議な光景に、ダークエルフ達は顎が外れるんじゃないかってくらい驚いていた、全員。
一時間程で、全ての魔物が消えた。
アイリス――――恐ろし過ぎる。
魔物が消えた向こうから、禍々しい姿で笑みを浮かべた彼女がこちらに向かって歩いて来ている。
そんな彼女の姿を見た、僕含む全員、恐怖を抱いてしまった。
アイリスには絶対逆らっちゃダメだね。
彼女が近くに来ると、ダークエルフ達が彼女の前に土下座状態になった。
そして、彼らはこう続いた。
――――「お帰りなさいませ! 魔王様!」
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