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二章
第47話 レベル8ですか?
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- 能力『ゴミ箱』のレベルが上がりました。-
- 能力『ゴミ箱』のレベル8により、スキル『ゴミ超収集』を獲得しました。-
〈ステータス〉――――――――
能力 - ゴミ箱lv8
体力 - A
魔力 - B
力 - B
素早さ - A
精神力 - S
運 - SS
[スキル]
ゴミ収集(強化)
ゴミ超収集
クリーン
ゴミ召喚(強化+特殊強化)
ゴミ圧縮
―――――――――――――――
三か月間もゴミ収集をしていると、あっけなくレベルが上がった。
何となく、ヴァレンの頃よりも、多く収集していたのかも知れない。
そして、新しく覚えたスキル『ゴミ超収集』。
このスキルは、凄い……訳ではなく、僕に取って、とても便利なスキルだった。
通常の『ゴミ収集』は無限発動が可能だけど、『ゴミ超収集』は一回のみの発動だった。
勿論、詠唱も必要である。
このスキルは、僕の周囲の半径五百メートルの全てのゴミを収集するスキルだった。
毎朝、僕が広場の中央で、「スキル~!! ゴミ超収集!!!!」と叫ぶ度にアイリスが大笑いしている。
だって……このスキル、滅茶苦茶気合いれて叫ばないと発動してくれないんだよ!
それと、連続では使えないようで、三時間のクールタイムが存在した。
それはそうと、レベルが八にもなると、僕のステータスもかなり高くなっていた。
アイリスからの情報で、全体が満遍なく上がっているのは、珍しいみたい。
彼女自身の能力『魔女』の場合、魔力だけが突出して高く、その他は低く、体力は全然上がらなくて、レベルが同じく八にもなっても体力はDのままという事だ。
それと、運というステータスは、基本的に上がる事はなく、別なスキルや装備、ポーションでも上げる事は出来ないみたい。
僕の運って、最初からSSだったけどね……運がSSって聞いた事もないみたい。
ステータスは最低Eで、D、C、B、Aの順番に上がり、Aの次はS。
Sの次はSS、その次はSSS、更にその次は、Xとなるみたい。
Xって何だか……かっこいいな。
『ポーション』の上がり幅の一段階上昇は、このステータスの段階を上げる事を指す。
更に、『ポーション』ではSSSの次であるXには上げられないみたい。
僕の精神力がSなので、レベル10になって、もしSSになったとしても、二段階上昇ポーションを使ってもXにはならないという事だ。
Xは……選ばれし者だけが許される神位ステータスだ。
今のペースだと、僕がレベル十……最大値になったとしても、ステータスXになるモノはなさそうだね。
こうして、僕もレベルが上がり、町も平穏で、ダークエルフの里やヘルドさんとの交流も順調そうに見えていた。
しかし、この三か月を境に、僕の平穏は終わる事となった。
- 能力『ゴミ箱』のレベル8により、スキル『ゴミ超収集』を獲得しました。-
〈ステータス〉――――――――
能力 - ゴミ箱lv8
体力 - A
魔力 - B
力 - B
素早さ - A
精神力 - S
運 - SS
[スキル]
ゴミ収集(強化)
ゴミ超収集
クリーン
ゴミ召喚(強化+特殊強化)
ゴミ圧縮
―――――――――――――――
三か月間もゴミ収集をしていると、あっけなくレベルが上がった。
何となく、ヴァレンの頃よりも、多く収集していたのかも知れない。
そして、新しく覚えたスキル『ゴミ超収集』。
このスキルは、凄い……訳ではなく、僕に取って、とても便利なスキルだった。
通常の『ゴミ収集』は無限発動が可能だけど、『ゴミ超収集』は一回のみの発動だった。
勿論、詠唱も必要である。
このスキルは、僕の周囲の半径五百メートルの全てのゴミを収集するスキルだった。
毎朝、僕が広場の中央で、「スキル~!! ゴミ超収集!!!!」と叫ぶ度にアイリスが大笑いしている。
だって……このスキル、滅茶苦茶気合いれて叫ばないと発動してくれないんだよ!
それと、連続では使えないようで、三時間のクールタイムが存在した。
それはそうと、レベルが八にもなると、僕のステータスもかなり高くなっていた。
アイリスからの情報で、全体が満遍なく上がっているのは、珍しいみたい。
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それと、運というステータスは、基本的に上がる事はなく、別なスキルや装備、ポーションでも上げる事は出来ないみたい。
僕の運って、最初からSSだったけどね……運がSSって聞いた事もないみたい。
ステータスは最低Eで、D、C、B、Aの順番に上がり、Aの次はS。
Sの次はSS、その次はSSS、更にその次は、Xとなるみたい。
Xって何だか……かっこいいな。
『ポーション』の上がり幅の一段階上昇は、このステータスの段階を上げる事を指す。
更に、『ポーション』ではSSSの次であるXには上げられないみたい。
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Xは……選ばれし者だけが許される神位ステータスだ。
今のペースだと、僕がレベル十……最大値になったとしても、ステータスXになるモノはなさそうだね。
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しかし、この三か月を境に、僕の平穏は終わる事となった。
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