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四章
第87話 聖剣と魔剣ですか?
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【お、お前は!? 魔剣!?】
【なっ!? お主は……聖剣か!】
おお~聖剣と魔剣を両手に持つと、両方一緒に意思疎通が取れるのか!
【く、くっ! ご主人様! 儂の方がご主人様の役に立つのだ! こんな黒くて醜い剣など、今すぐ捨てるのじゃ!】
【ばかもん! 我は誇り高き魔剣であるぞ! 其方こそそんな細っちい刀身で戦いの途中すぐに折れてしまうだろう! ご主人! こんな弱っちい剣など、今すぐ捨てるのじゃ!】
あ~これは色々めんどくさいかも……。
「あ~えっと、聖剣と魔剣。両方ともよく聞いてね。これからは二人とも僕の剣となったよね? これからは二人一緒に僕の力になるんだよ? もし……喧嘩でもしたら…………『地獄風呂』」
【ひぃ!?】
【ん? 『地獄風呂』? それはなんなのじゃ?】
【お、おい、魔剣くん! 『地獄風呂』だけは駄目じゃ、儂が悪かった。これからは仲良くしようではないか、な? 頼む!】
【お、おう、何だかは分からないが、背中に寒気が走るな……と言っても我は剣だから背中なんぞないけどな! ガーハハハハッ!】
…………魔剣くんには一度味わって貰った方が良いかな?
そんなこんなで、聖剣と魔剣が共存する方向で話がまとまった。
アイリスとエヴァにその話をすると二人は自分の事のように喜んでくれた。
因みに、既に二振りとも僕の『所有物』となっているが、貸す事は出来るのだ。
エヴァが欲しがったらいつでも貸すと伝えると、少し目を潤ませて喜んでいた。
どうやらエヴァと魔剣くんは仲良しみたいだからね。
たまには二人の時間を過ごすと良いだろう。
「……あれ? そう言えば、魔剣ってさ、魔王様が持ってるって聞いたような?」
「ん? あ~、ヘルドさんがそんな話をしたような?」
「だよね? でも今は僕が持っていて……元々はエヴァが……?」
僕達はきょとんとした表情でエヴァを見つめる。
エヴァは恥ずかしそうに、
「ああ、私が魔族の王。魔王エヴァグリンデじゃ」
「「えええええ!?!?」」
「あはは、二人とも、驚きすぎなのじゃ、最初から言っておったじゃろう? 私が代表だってな」
あ、ああ……確かにそうだったけど……てっきり、魔王様の代理とばかり思っていたから……。
「だが、今の時代の魔王は既にエヴァグリンデではない。魔剣を手にした新たな魔王は……お主じゃ。アレク」
「え? 僕?」
「そうじゃ。魔王とは、魔剣を手にし、魔族を導く者じゃ。どうか……これからの魔族を宜しく頼む」
「えええええ!? 僕が魔王で、魔族を導く!? えええええ!?」
アイリスも声にならない声で何か叫んでいる。
アイリス? 僕が魔族になった訳じゃないからね?
え? どうやったら自分も魔族になれるのか?
いやいや! だから! 僕は魔族になった訳じゃないから!
ほら! 落ち着いて! 深呼吸しよう!
こうして、僕は何気ない日常のゴミ収集から魔剣を手にし、魔王となった。
【なっ!? お主は……聖剣か!】
おお~聖剣と魔剣を両手に持つと、両方一緒に意思疎通が取れるのか!
【く、くっ! ご主人様! 儂の方がご主人様の役に立つのだ! こんな黒くて醜い剣など、今すぐ捨てるのじゃ!】
【ばかもん! 我は誇り高き魔剣であるぞ! 其方こそそんな細っちい刀身で戦いの途中すぐに折れてしまうだろう! ご主人! こんな弱っちい剣など、今すぐ捨てるのじゃ!】
あ~これは色々めんどくさいかも……。
「あ~えっと、聖剣と魔剣。両方ともよく聞いてね。これからは二人とも僕の剣となったよね? これからは二人一緒に僕の力になるんだよ? もし……喧嘩でもしたら…………『地獄風呂』」
【ひぃ!?】
【ん? 『地獄風呂』? それはなんなのじゃ?】
【お、おい、魔剣くん! 『地獄風呂』だけは駄目じゃ、儂が悪かった。これからは仲良くしようではないか、な? 頼む!】
【お、おう、何だかは分からないが、背中に寒気が走るな……と言っても我は剣だから背中なんぞないけどな! ガーハハハハッ!】
…………魔剣くんには一度味わって貰った方が良いかな?
そんなこんなで、聖剣と魔剣が共存する方向で話がまとまった。
アイリスとエヴァにその話をすると二人は自分の事のように喜んでくれた。
因みに、既に二振りとも僕の『所有物』となっているが、貸す事は出来るのだ。
エヴァが欲しがったらいつでも貸すと伝えると、少し目を潤ませて喜んでいた。
どうやらエヴァと魔剣くんは仲良しみたいだからね。
たまには二人の時間を過ごすと良いだろう。
「……あれ? そう言えば、魔剣ってさ、魔王様が持ってるって聞いたような?」
「ん? あ~、ヘルドさんがそんな話をしたような?」
「だよね? でも今は僕が持っていて……元々はエヴァが……?」
僕達はきょとんとした表情でエヴァを見つめる。
エヴァは恥ずかしそうに、
「ああ、私が魔族の王。魔王エヴァグリンデじゃ」
「「えええええ!?!?」」
「あはは、二人とも、驚きすぎなのじゃ、最初から言っておったじゃろう? 私が代表だってな」
あ、ああ……確かにそうだったけど……てっきり、魔王様の代理とばかり思っていたから……。
「だが、今の時代の魔王は既にエヴァグリンデではない。魔剣を手にした新たな魔王は……お主じゃ。アレク」
「え? 僕?」
「そうじゃ。魔王とは、魔剣を手にし、魔族を導く者じゃ。どうか……これからの魔族を宜しく頼む」
「えええええ!? 僕が魔王で、魔族を導く!? えええええ!?」
アイリスも声にならない声で何か叫んでいる。
アイリス? 僕が魔族になった訳じゃないからね?
え? どうやったら自分も魔族になれるのか?
いやいや! だから! 僕は魔族になった訳じゃないから!
ほら! 落ち着いて! 深呼吸しよう!
こうして、僕は何気ない日常のゴミ収集から魔剣を手にし、魔王となった。
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