13 / 87
起 『Sランクの少年は、国から追放されました。』
第13話 決戦4「君は利用されていた」
しおりを挟む
----------
はぁ……
はぁ……
僕は王の城に何回も来ているが、中の構造が分かっているかと聞かれるとそうでもない。未だにどこになにがあるのか分からない。まるで迷路のようだ。ずっと歩き続けているが、未だに爆発音があった方向に近づいている気すらしない。果てしなくただただ音の方向に向かって歩き続けている。
このままでは……【何かの隊長】のソルトに見つかってしまう。彼の方が城の構造には詳しいだろう。
ドゴーン!
そうこうしているうちに、また爆発音が響き渡った。次は……近い!彼に気づかれないように……早めに行かないといけない……。
よくよく廊下を見てみると、ところどころ血が付いている。もしかしたら……レッドさんかクリムさんがここで戦っていたかもしれない。なら、もう少しで会える……!
僕は走り出した。この不安からどうにか脱出したい。この城からも、この現実からも。
「レッドさん!」
王の部屋……だろうか。金箔が多く貼られており、大量の宝石が飾ってある。前の金庫にあった程ではないが、こちらも沢山ある。
その部屋の中にはレッドさんがいた。僕は思わず叫んで名前を呼んでしまったが、それ以上に信じられない光景が僕の目の前に広がっていた。
「レッドさん……それって」
レッドさんは王冠を手にしていた。その横で……横たわっている王の姿が。あれは間違いない、王だ。
そして部屋の隅には……クリムさんがいたが、縄のような物で拘束されている。しかも気を失っているのか、その場で座り込んでいる。
「レッドさん……クリムさんが!」と僕が慌てて叫ぶが、彼女は笑みを浮かべたまま動こうとしない。
「じゃあ……何で助けないんですか!」と言い、彼の縄を解こうとすると……後ろから足音が聞こえた。まさか、ソルトか?
いや、ソルトの横にいた、あの女の人だ。危ない……早くクリムさんを助けないと……。
というか、何故レッドさんはクリムさんを助けないんだ……?
その女の人が手をかざすと、薄水色の薄っぺらい壁が立ち上がった。
《結界魔法》
結界……と言うのか。この水色の壁は入口と窓を塞いだ。これくらいの壁なら抜けられそうだけど……と考えて、指で触れてみようとするとレッドさんに止められた。これに触るのは本当に危ないらしい。それにしても何でここに張る必要があるんだろう。侵入者を防ぐためかな……。
「この部屋には誰も入って来れないわ」とレッドさんが呟いた。それにしても、彼女の行動の意図が分からない。何故クリムさんの縄を解こうとしないのか、何故結界を出した女の人を前にしても何もせずに突っ立っているのか。
「レッドさん……何をして--」
僕が言い終わる前に、背後の女の人が僕の首筋にナイフを当ててこう言った。
「これ以上……話したら殺しますよ?」と。
「ああ、ミライちゃん。そこまでしなくてもいいのよ」
レッドさんが彼女に伝えると、すぐにその女の人もナイフを離した。
ミライ……という名前に聞き覚えがある。この人もソルトと同じ、僕と同じ鑑定式でCランクと鑑定されたあの少女だ。その少女が今僕の首筋にナイフを当て、その上レッドさんの指示に従って行動をしている。
「計画は完璧だった。時の石も手に入ったし、エストくんも無事だったし」
レッドさんはあの王冠を持っている。彼女は王冠に付いている緑色の石を掴み、そのまま引き剥がした。
バリンッ……
僕の耳元でガラスのようなものが割れる音がした。実際、部屋のガラスは割れてはいないし、他の人には聞こえていない様子。
「これで、作戦は終了ね」とレッドさんは高らかに笑いながら言う。
「作戦終了って……この女の人は誰ですか?それに……クリムさんを助けなくていいんですか?」と僕が聞くと、彼女は笑うのをやめて深刻そうな顔つきでボソッとこう言った。
「あぁ……気づいていないんだ」と。
他のSランクが載っていないこと、ミライという少女の存在、今目の前で拘束されているクリムさんを解こうとしない彼女。今、全ての謎が解けたような感触を味わった。
「そ、君は私に利用されていただけ。ほんとは正体を明かしたくなかったけど、クリムに反抗されたから仕方ないね。君はほぼ用済み、後はアダムの所に届けるだけ。でも、作戦の少しくらいは教えてやってもいいかな、君との人生は楽しかったし」
彼女は僕の目の前に立ち、突然僕の顔面を殴り倒した。殴られた衝撃か、魔法を使ったのか、僕は白い光に包まれていった。
----------
ここは……真っ白な世界だ。もしかして、雲の中か? 周りには何もない、白のみ。分かった、レッドさんと”強い接触”をしたから過去を見ているのか……。
シュッ……
辺りの白い背景が消えていった。そして……年季の入った木造の建物が見えた。今にも剥がれ落ちそうな看板、窓にガラスなどなく、壁もところどころヒビが入っている。
「これは……?」
僕が言葉を発した瞬間、いきなり背後から何者かに思いっきり蹴られた。急いで後ろを振り向くとそこには、レッドさんが立っていた。
「思春期の男の子って大変だけど、少し手を加えれば……順従」とレッドさんが高らかに笑いだした。
蹴られた衝撃でまた頭から地面に激突してしまい、せっかく止まった鼻血もまた滝のように出る。
言葉は出ず、行動で必死に訴えかけるが、彼女は聞く耳を持たず、僕の胸ぐらを掴み……顔を近づけてこう言った。
「まだ気づかないの? 君は私に利用されていただけなんだよ?」と。
そうなんだ、利用されていただけなのか……と納得できるわけない。これもまだ敵が見せている幻影だと疑ってしまう。そうじゃないと納得できない。もしこれが本当にレッドさんが見せているものだとしたら、矛盾点がいくつかある。
「ちょっと落ち着くか、大変だよもう」
レッドさんは僕を強く突き放した。
「そもそも雲だと思っていたものは……ただの建物よ。創造魔法で白い背景を作っていただけ、閉鎖的な空間を作れば人は信じ込むからね」
背景にあったオンボロな建物は急に白く光り、その後消滅した。逆に机や家具のみが残っていた。辺りの森の風景も消えていき、白い背景だけが残る。あとは地面にクッションを創造してしまえば、雲にしか見えない……ということらしい。
実際、僕もその雲に直接入ったことは無い。いつも彼女のワープに同行しているだけで、外から直接中に入ったことはない。
「雲の中に建造物があったら……普通は誰でも気がつくでしょ?」と彼女は罵るように、うずくまっている僕の前に立つ。
「まだ、他にもあるわよ」
心なしか、彼女は微笑んでいるように見えた。
----------
はぁ……
はぁ……
僕は王の城に何回も来ているが、中の構造が分かっているかと聞かれるとそうでもない。未だにどこになにがあるのか分からない。まるで迷路のようだ。ずっと歩き続けているが、未だに爆発音があった方向に近づいている気すらしない。果てしなくただただ音の方向に向かって歩き続けている。
このままでは……【何かの隊長】のソルトに見つかってしまう。彼の方が城の構造には詳しいだろう。
ドゴーン!
そうこうしているうちに、また爆発音が響き渡った。次は……近い!彼に気づかれないように……早めに行かないといけない……。
よくよく廊下を見てみると、ところどころ血が付いている。もしかしたら……レッドさんかクリムさんがここで戦っていたかもしれない。なら、もう少しで会える……!
僕は走り出した。この不安からどうにか脱出したい。この城からも、この現実からも。
「レッドさん!」
王の部屋……だろうか。金箔が多く貼られており、大量の宝石が飾ってある。前の金庫にあった程ではないが、こちらも沢山ある。
その部屋の中にはレッドさんがいた。僕は思わず叫んで名前を呼んでしまったが、それ以上に信じられない光景が僕の目の前に広がっていた。
「レッドさん……それって」
レッドさんは王冠を手にしていた。その横で……横たわっている王の姿が。あれは間違いない、王だ。
そして部屋の隅には……クリムさんがいたが、縄のような物で拘束されている。しかも気を失っているのか、その場で座り込んでいる。
「レッドさん……クリムさんが!」と僕が慌てて叫ぶが、彼女は笑みを浮かべたまま動こうとしない。
「じゃあ……何で助けないんですか!」と言い、彼の縄を解こうとすると……後ろから足音が聞こえた。まさか、ソルトか?
いや、ソルトの横にいた、あの女の人だ。危ない……早くクリムさんを助けないと……。
というか、何故レッドさんはクリムさんを助けないんだ……?
その女の人が手をかざすと、薄水色の薄っぺらい壁が立ち上がった。
《結界魔法》
結界……と言うのか。この水色の壁は入口と窓を塞いだ。これくらいの壁なら抜けられそうだけど……と考えて、指で触れてみようとするとレッドさんに止められた。これに触るのは本当に危ないらしい。それにしても何でここに張る必要があるんだろう。侵入者を防ぐためかな……。
「この部屋には誰も入って来れないわ」とレッドさんが呟いた。それにしても、彼女の行動の意図が分からない。何故クリムさんの縄を解こうとしないのか、何故結界を出した女の人を前にしても何もせずに突っ立っているのか。
「レッドさん……何をして--」
僕が言い終わる前に、背後の女の人が僕の首筋にナイフを当ててこう言った。
「これ以上……話したら殺しますよ?」と。
「ああ、ミライちゃん。そこまでしなくてもいいのよ」
レッドさんが彼女に伝えると、すぐにその女の人もナイフを離した。
ミライ……という名前に聞き覚えがある。この人もソルトと同じ、僕と同じ鑑定式でCランクと鑑定されたあの少女だ。その少女が今僕の首筋にナイフを当て、その上レッドさんの指示に従って行動をしている。
「計画は完璧だった。時の石も手に入ったし、エストくんも無事だったし」
レッドさんはあの王冠を持っている。彼女は王冠に付いている緑色の石を掴み、そのまま引き剥がした。
バリンッ……
僕の耳元でガラスのようなものが割れる音がした。実際、部屋のガラスは割れてはいないし、他の人には聞こえていない様子。
「これで、作戦は終了ね」とレッドさんは高らかに笑いながら言う。
「作戦終了って……この女の人は誰ですか?それに……クリムさんを助けなくていいんですか?」と僕が聞くと、彼女は笑うのをやめて深刻そうな顔つきでボソッとこう言った。
「あぁ……気づいていないんだ」と。
他のSランクが載っていないこと、ミライという少女の存在、今目の前で拘束されているクリムさんを解こうとしない彼女。今、全ての謎が解けたような感触を味わった。
「そ、君は私に利用されていただけ。ほんとは正体を明かしたくなかったけど、クリムに反抗されたから仕方ないね。君はほぼ用済み、後はアダムの所に届けるだけ。でも、作戦の少しくらいは教えてやってもいいかな、君との人生は楽しかったし」
彼女は僕の目の前に立ち、突然僕の顔面を殴り倒した。殴られた衝撃か、魔法を使ったのか、僕は白い光に包まれていった。
----------
ここは……真っ白な世界だ。もしかして、雲の中か? 周りには何もない、白のみ。分かった、レッドさんと”強い接触”をしたから過去を見ているのか……。
シュッ……
辺りの白い背景が消えていった。そして……年季の入った木造の建物が見えた。今にも剥がれ落ちそうな看板、窓にガラスなどなく、壁もところどころヒビが入っている。
「これは……?」
僕が言葉を発した瞬間、いきなり背後から何者かに思いっきり蹴られた。急いで後ろを振り向くとそこには、レッドさんが立っていた。
「思春期の男の子って大変だけど、少し手を加えれば……順従」とレッドさんが高らかに笑いだした。
蹴られた衝撃でまた頭から地面に激突してしまい、せっかく止まった鼻血もまた滝のように出る。
言葉は出ず、行動で必死に訴えかけるが、彼女は聞く耳を持たず、僕の胸ぐらを掴み……顔を近づけてこう言った。
「まだ気づかないの? 君は私に利用されていただけなんだよ?」と。
そうなんだ、利用されていただけなのか……と納得できるわけない。これもまだ敵が見せている幻影だと疑ってしまう。そうじゃないと納得できない。もしこれが本当にレッドさんが見せているものだとしたら、矛盾点がいくつかある。
「ちょっと落ち着くか、大変だよもう」
レッドさんは僕を強く突き放した。
「そもそも雲だと思っていたものは……ただの建物よ。創造魔法で白い背景を作っていただけ、閉鎖的な空間を作れば人は信じ込むからね」
背景にあったオンボロな建物は急に白く光り、その後消滅した。逆に机や家具のみが残っていた。辺りの森の風景も消えていき、白い背景だけが残る。あとは地面にクッションを創造してしまえば、雲にしか見えない……ということらしい。
実際、僕もその雲に直接入ったことは無い。いつも彼女のワープに同行しているだけで、外から直接中に入ったことはない。
「雲の中に建造物があったら……普通は誰でも気がつくでしょ?」と彼女は罵るように、うずくまっている僕の前に立つ。
「まだ、他にもあるわよ」
心なしか、彼女は微笑んでいるように見えた。
----------
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる