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ダンジョンの主だった内装は、まだ続く。
4階層)
階層全てが大森林。進むにつれて光が届かなくなる程密集した木々に覆われるエリア。
少々蒸し暑く、時折スコールの様な雨も降り、足場も悪い。
この辺りの階層から冒険者には徐々に厳しくなってくると認識させるための階層であり、進む方向を間違えないように目印を付けても、ダンジョンの中なので何れは復元されてしまうので、迷いの森とも言える。
レベル2のチュートが大量に生息しており、ある程度進んだ場所には4階層の入り口に転送される転移魔法陣Aが存在しており、せっかく広大な階層を進んでも入り口に飛ばされる。
階層奥に進む程イルーゾに作成させた貴重な薬草を自生させているので、慣れてくれば奥で薬草採取後にわざと転移魔法陣Aで入り口に戻ると言う事も出来る。
5階層)
迷宮らしく広大な薄暗い迷路の階層になっており、時折通路が変更されてマップを取る事が出来ないが、侵入者を入り口に戻す様な変更はない。
この階層ではレベル3~8のスケルトンが徘徊しており、レベルが高い程魔法のスクロールを含む良い武器を持ち、倒した際に得られる魔核以外の報酬となる。
相手がスクロールを使用する暇のない程素早く倒す事が出来れば、一つだけ所持している魔法のスクロール(最大レベル5相当)も入手する事が可能。
罠も存在しているのだが、少々の怪我程度となっており罠による致命傷は無い。
…………こうして階層は徐々に報酬が上がっていくと同時に殺傷能力が高くなってくるのだが、下層はこうなっている。
41階層)
人型ではない眷属達の階層。
只々広い草原であり時折狭い範囲で木々が密集しているが、常に天候は晴れで見晴らしも良い。
そこにはスラエとスラビ、チェーとビー、そして召喚魔物がおり、ビーは各木に巣を作成して有りえない程高品質の回復薬を作成していると共に、内包魔力を作成して定期的に最下層のマスター二人に届けている。
スラエやスラビは能力を吸収やコピーする事が出来るのだが、何故かこの内包魔力作製はビーにしかできない作業だ。
侵入者が来た場合は夫々の分裂体が召喚魔物である<狼族>と共に一気に襲い掛かる事になっている。
狼族は眷属選択画面の中で、<三傑>選択時に数の問題で呼び出せなかった種族であり、この魔物を通常の配下として召喚し、レベル99にしている。
瞬間移動と言えるほどの移動速度で移動する事が出来、屈強な爪と牙と雷魔法で敵を旬滅し、更には各種耐性を備えたフワフワの銀の毛による絶対的な防御力を誇る。
42階層)
デルとレインの階層であり、二人の配下である召喚魔物の魔人族と属性族が大量に跋扈している。
今の所自然交配による増殖は停止させているが、デルが受け持つ半分は薄暗い階層で気温も極端に低く、只々広い古びた町。
数多くの罠も設置されており、その全てが即死級の罠。
レインが受け持つ半分は常に明るくなっているのだが、ダンジョンマスターが許可をしていない侵入者がこの光を浴び続けると一気に体力が大きく奪われて動けなくなり、やがて死に至る。
43階層)
イーシャとプリマ、ハライチとミズイチの階層。何故か圧倒的強者のデル達眷属よりも先輩の二人、そして主のメイドと言う事で、コアルームの最終階層の真上を他の眷属達に強く勧められた。
この階層は全く戦闘向きではなく、畑、果樹園、食料品が作成できる広大な階層になっており、各エリアに応じた天候・気温になっているが、侵入者が来た場合はハライチとミズイチの為に真夜中の設定に瞬時に変更される。
階層の中央には立派な建屋が建設されており、ここで四人が主に生活をしているのだが、メイドの<淫魔族>二人は最下層である44階層に泊まる事も少なくない。
周辺にはレベル99のゴーレムが、作業を手伝うためと一応最終防衛ラインと言う事で数多く生息している。
44階層コアルーム)
以前とは異なり一つの階層全てをコアルームとした贅沢仕様だが、コアが鎮座しているのはその中の城の内部にある一つの部屋であり、そこをコアルームと呼んでいる。豪華な温泉、リビング、トイレ、各個室も標準仕様の城だ。温調も完璧で、会議室には各階層の詳細情報を投影する事が出来、とある一室にはレベル99になっているイルーゾが鎮座しており、必要に応じて魔道具を生み出している。
庭も無駄に広く整備が大変なのだが、少数のゴーレムと<淫魔族>の二人が張り切って仕事をしているので、手が足りないと言う事はない。
コアルーム横)
アドバイスによって環境変化(極)を使用して作成した亜空間であり、階層を追加する前の内包魔力を全て使い切り、ありとあらゆる宝、魔物を保管している。今の所中の魔物は勝手に増えているが、亜空間の為に狭いと感じる事はない。
下層に関しては、眷属が存在している階層にまで辿り着ける侵入者はいないと考えてはいるので各階に分散して生活してもらっているが、中層、それも下層に近い程まで侵入者が来た場合には、それまでに得られた情報によって対策が反映された形で40階層が改善されて各眷属が配置される事も想定されているので、40階層については致死性の罠が多数在るだけで、他は何も設定されていない階層になっている。
「主様、カーリ様、素晴らしいダンジョンだと思います!」
疲れ切っている湯原と水野に、ハライチとミズイチの誉め言葉が心に染み渡っていた
4階層)
階層全てが大森林。進むにつれて光が届かなくなる程密集した木々に覆われるエリア。
少々蒸し暑く、時折スコールの様な雨も降り、足場も悪い。
この辺りの階層から冒険者には徐々に厳しくなってくると認識させるための階層であり、進む方向を間違えないように目印を付けても、ダンジョンの中なので何れは復元されてしまうので、迷いの森とも言える。
レベル2のチュートが大量に生息しており、ある程度進んだ場所には4階層の入り口に転送される転移魔法陣Aが存在しており、せっかく広大な階層を進んでも入り口に飛ばされる。
階層奥に進む程イルーゾに作成させた貴重な薬草を自生させているので、慣れてくれば奥で薬草採取後にわざと転移魔法陣Aで入り口に戻ると言う事も出来る。
5階層)
迷宮らしく広大な薄暗い迷路の階層になっており、時折通路が変更されてマップを取る事が出来ないが、侵入者を入り口に戻す様な変更はない。
この階層ではレベル3~8のスケルトンが徘徊しており、レベルが高い程魔法のスクロールを含む良い武器を持ち、倒した際に得られる魔核以外の報酬となる。
相手がスクロールを使用する暇のない程素早く倒す事が出来れば、一つだけ所持している魔法のスクロール(最大レベル5相当)も入手する事が可能。
罠も存在しているのだが、少々の怪我程度となっており罠による致命傷は無い。
…………こうして階層は徐々に報酬が上がっていくと同時に殺傷能力が高くなってくるのだが、下層はこうなっている。
41階層)
人型ではない眷属達の階層。
只々広い草原であり時折狭い範囲で木々が密集しているが、常に天候は晴れで見晴らしも良い。
そこにはスラエとスラビ、チェーとビー、そして召喚魔物がおり、ビーは各木に巣を作成して有りえない程高品質の回復薬を作成していると共に、内包魔力を作成して定期的に最下層のマスター二人に届けている。
スラエやスラビは能力を吸収やコピーする事が出来るのだが、何故かこの内包魔力作製はビーにしかできない作業だ。
侵入者が来た場合は夫々の分裂体が召喚魔物である<狼族>と共に一気に襲い掛かる事になっている。
狼族は眷属選択画面の中で、<三傑>選択時に数の問題で呼び出せなかった種族であり、この魔物を通常の配下として召喚し、レベル99にしている。
瞬間移動と言えるほどの移動速度で移動する事が出来、屈強な爪と牙と雷魔法で敵を旬滅し、更には各種耐性を備えたフワフワの銀の毛による絶対的な防御力を誇る。
42階層)
デルとレインの階層であり、二人の配下である召喚魔物の魔人族と属性族が大量に跋扈している。
今の所自然交配による増殖は停止させているが、デルが受け持つ半分は薄暗い階層で気温も極端に低く、只々広い古びた町。
数多くの罠も設置されており、その全てが即死級の罠。
レインが受け持つ半分は常に明るくなっているのだが、ダンジョンマスターが許可をしていない侵入者がこの光を浴び続けると一気に体力が大きく奪われて動けなくなり、やがて死に至る。
43階層)
イーシャとプリマ、ハライチとミズイチの階層。何故か圧倒的強者のデル達眷属よりも先輩の二人、そして主のメイドと言う事で、コアルームの最終階層の真上を他の眷属達に強く勧められた。
この階層は全く戦闘向きではなく、畑、果樹園、食料品が作成できる広大な階層になっており、各エリアに応じた天候・気温になっているが、侵入者が来た場合はハライチとミズイチの為に真夜中の設定に瞬時に変更される。
階層の中央には立派な建屋が建設されており、ここで四人が主に生活をしているのだが、メイドの<淫魔族>二人は最下層である44階層に泊まる事も少なくない。
周辺にはレベル99のゴーレムが、作業を手伝うためと一応最終防衛ラインと言う事で数多く生息している。
44階層コアルーム)
以前とは異なり一つの階層全てをコアルームとした贅沢仕様だが、コアが鎮座しているのはその中の城の内部にある一つの部屋であり、そこをコアルームと呼んでいる。豪華な温泉、リビング、トイレ、各個室も標準仕様の城だ。温調も完璧で、会議室には各階層の詳細情報を投影する事が出来、とある一室にはレベル99になっているイルーゾが鎮座しており、必要に応じて魔道具を生み出している。
庭も無駄に広く整備が大変なのだが、少数のゴーレムと<淫魔族>の二人が張り切って仕事をしているので、手が足りないと言う事はない。
コアルーム横)
アドバイスによって環境変化(極)を使用して作成した亜空間であり、階層を追加する前の内包魔力を全て使い切り、ありとあらゆる宝、魔物を保管している。今の所中の魔物は勝手に増えているが、亜空間の為に狭いと感じる事はない。
下層に関しては、眷属が存在している階層にまで辿り着ける侵入者はいないと考えてはいるので各階に分散して生活してもらっているが、中層、それも下層に近い程まで侵入者が来た場合には、それまでに得られた情報によって対策が反映された形で40階層が改善されて各眷属が配置される事も想定されているので、40階層については致死性の罠が多数在るだけで、他は何も設定されていない階層になっている。
「主様、カーリ様、素晴らしいダンジョンだと思います!」
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ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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