157 / 159
(156)
しおりを挟む
まさかの召喚冒険者四人が、ある意味庇護を求めて番のダンジョンに向かっていると連絡を受けた湯原と水野。
一先ず心を落ち着かせるために、いつもの紅茶を飲んでのどを潤し深呼吸する。
「どうするのですか?セーギ君」
「いや、何もなしで迎え入れるのは流石にないでしょ。だよね、ハライチ?」
「当然です。あれほどの事をしでかしておいて、今更どの面下げてやってくるのか……頭の中身を覗いてみたいです」
あの不思議な空間に至る前、日本にいた頃から良くない扱いを受けていた湯原と水野としては、特段死ぬほどの状況にないのに庇護を求めに来るのは違うと思っている。
色々な幸運があって最強と疑いようのない程の力を得ているが、何か一つ躓いていれば容赦なく四人に命を奪われていた可能性もあったのだから……
「カーリは正直な所、どう思う?移住を許可したいか?」
「う~ん、そう言われると、そうではないですね。だって、私達殺されそうになっていますよね?」
その言葉を聞いて、安心した表情を浮かべたのはこの場にいるミズイチとハライチだ。
主の一人である水野が許可を出してしまっては、その方針に対して自分では強硬には抗えなくなるからだ。
「主様、カーリ様。あの四人は長寿になるレベル40を超えているわけではないですが、他と比べて相当な力を持っているのは確実ですので、そう時間がかからずにこちらに到着致します。住民達に余計な心労をかけない為に、一先ずどなたかを入り口前で待機させても宜しいでしょうか?」
結論をせかすつもりのないハライチは、じっくりと検討する時間を持てるように配慮している。
「そうだね。そうしてもらおうかな。誰に頼むの?」
「あの四人であれば、ゴーストとマンティスでしょうか?」
「ブッ……そ、それはまた凄い対応だね」
ハライチは湯原の問いかけに対してあっさりと二体の魔物を選定するが、その二体は四人の天敵とも言える、ダンジョンに侵入できない程のトラウマを植え付けた二体なのだ。
このダンジョンや召喚者に対する報告は事後報告や一部ぼかしたり優しい表現に変えられる事はあるのだが、本当に些細な事を除けば全て主の二人に上げられるので、今回の対応で四人は侵入自体を諦めるのではないだろうかと思っている湯原。
「まぁ、良いか。お願いするよ。って、他の住民の人達は大丈夫なのかな?怖がらない?」
「はい。ゴーストは主様が思っている以上にこの町の住民への露出が多いので、かなり受け入れられています。そのゴーストがいれば、横に控えるマンティスも問題ございません」
そこまで言い切るのであれば……と許可を出した後に、再びどう対応すべきかを考える湯原と水野。
最大の恐怖が待ち構えているとは知らずに全力で番のダンジョンに向かっている四人は、巨大な入り口を視界に入れる。
「相変わらず混んでい……」
吉川の声は、大きな入り口の前に並んでいる人々が見ている先……マンティスとゴーストを視認した瞬間に消えるとともに、一気に立ち止まる。
「お、おい!あいつらがいるぞ!」
「ヤダヤダ!帰る!私帰る!」
「ひぃ~!」
「許して、理沙、もう何もしないから!」
四人とも一瞬で恐怖がよみがえりその場で座り込むのだが、一部番のダンジョンに向かっている人々は誰一人として助けたり声をかけたりする事は無い。
ゴーストとマンティスは四人を視認しており、じっとその目を向けているのだが、入り口から動くそぶりを見せないので本当に少しだけ落ち着く事が出来た四人。
「あ、ああ、あいつがいる以上、お、俺はもう無理だ。おお前等は勝手にしてくれ」
「よ、吉川殿。自分も無理だ」
「何を言っているのよ、私だって無理に決まっているでしょ!理沙もそうでしょ?」
椎名に至っては唇が震えて話す事が出来ず、首をカクカク上下に揺するだけ。
その様子もリアルタイムで伝えられている湯原と水野は、これはどのみち町に入って生活するのは無理だと判断する。
少し前のハライチの言葉によれば、ゴーストは町の人々に広く認知されているとの事なので、そのゴーストを見てこれだけ怯える様であれば、周囲の人にその恐怖が伝染しかねないと思っているのだ。
「カーリ、これは無理だね。ちょっと行ってこようか。一応最後の挨拶になるかもしれないしね」
「そうですね、セーギ君。寿命も立場も大きく違いますから。でも、余計な事で悩む必要がなくて良かったです。選択肢が他になければ悩む必要もありませんからね。今の私達は、町の人々の方があの四人よりも重要ですから!」
二人の決断を聞いて、すかさず護衛を1階層の建屋の一室に集合させるハライチは、主を連れて転移する。
一先ず心を落ち着かせるために、いつもの紅茶を飲んでのどを潤し深呼吸する。
「どうするのですか?セーギ君」
「いや、何もなしで迎え入れるのは流石にないでしょ。だよね、ハライチ?」
「当然です。あれほどの事をしでかしておいて、今更どの面下げてやってくるのか……頭の中身を覗いてみたいです」
あの不思議な空間に至る前、日本にいた頃から良くない扱いを受けていた湯原と水野としては、特段死ぬほどの状況にないのに庇護を求めに来るのは違うと思っている。
色々な幸運があって最強と疑いようのない程の力を得ているが、何か一つ躓いていれば容赦なく四人に命を奪われていた可能性もあったのだから……
「カーリは正直な所、どう思う?移住を許可したいか?」
「う~ん、そう言われると、そうではないですね。だって、私達殺されそうになっていますよね?」
その言葉を聞いて、安心した表情を浮かべたのはこの場にいるミズイチとハライチだ。
主の一人である水野が許可を出してしまっては、その方針に対して自分では強硬には抗えなくなるからだ。
「主様、カーリ様。あの四人は長寿になるレベル40を超えているわけではないですが、他と比べて相当な力を持っているのは確実ですので、そう時間がかからずにこちらに到着致します。住民達に余計な心労をかけない為に、一先ずどなたかを入り口前で待機させても宜しいでしょうか?」
結論をせかすつもりのないハライチは、じっくりと検討する時間を持てるように配慮している。
「そうだね。そうしてもらおうかな。誰に頼むの?」
「あの四人であれば、ゴーストとマンティスでしょうか?」
「ブッ……そ、それはまた凄い対応だね」
ハライチは湯原の問いかけに対してあっさりと二体の魔物を選定するが、その二体は四人の天敵とも言える、ダンジョンに侵入できない程のトラウマを植え付けた二体なのだ。
このダンジョンや召喚者に対する報告は事後報告や一部ぼかしたり優しい表現に変えられる事はあるのだが、本当に些細な事を除けば全て主の二人に上げられるので、今回の対応で四人は侵入自体を諦めるのではないだろうかと思っている湯原。
「まぁ、良いか。お願いするよ。って、他の住民の人達は大丈夫なのかな?怖がらない?」
「はい。ゴーストは主様が思っている以上にこの町の住民への露出が多いので、かなり受け入れられています。そのゴーストがいれば、横に控えるマンティスも問題ございません」
そこまで言い切るのであれば……と許可を出した後に、再びどう対応すべきかを考える湯原と水野。
最大の恐怖が待ち構えているとは知らずに全力で番のダンジョンに向かっている四人は、巨大な入り口を視界に入れる。
「相変わらず混んでい……」
吉川の声は、大きな入り口の前に並んでいる人々が見ている先……マンティスとゴーストを視認した瞬間に消えるとともに、一気に立ち止まる。
「お、おい!あいつらがいるぞ!」
「ヤダヤダ!帰る!私帰る!」
「ひぃ~!」
「許して、理沙、もう何もしないから!」
四人とも一瞬で恐怖がよみがえりその場で座り込むのだが、一部番のダンジョンに向かっている人々は誰一人として助けたり声をかけたりする事は無い。
ゴーストとマンティスは四人を視認しており、じっとその目を向けているのだが、入り口から動くそぶりを見せないので本当に少しだけ落ち着く事が出来た四人。
「あ、ああ、あいつがいる以上、お、俺はもう無理だ。おお前等は勝手にしてくれ」
「よ、吉川殿。自分も無理だ」
「何を言っているのよ、私だって無理に決まっているでしょ!理沙もそうでしょ?」
椎名に至っては唇が震えて話す事が出来ず、首をカクカク上下に揺するだけ。
その様子もリアルタイムで伝えられている湯原と水野は、これはどのみち町に入って生活するのは無理だと判断する。
少し前のハライチの言葉によれば、ゴーストは町の人々に広く認知されているとの事なので、そのゴーストを見てこれだけ怯える様であれば、周囲の人にその恐怖が伝染しかねないと思っているのだ。
「カーリ、これは無理だね。ちょっと行ってこようか。一応最後の挨拶になるかもしれないしね」
「そうですね、セーギ君。寿命も立場も大きく違いますから。でも、余計な事で悩む必要がなくて良かったです。選択肢が他になければ悩む必要もありませんからね。今の私達は、町の人々の方があの四人よりも重要ですから!」
二人の決断を聞いて、すかさず護衛を1階層の建屋の一室に集合させるハライチは、主を連れて転移する。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
ガチャから始まる錬金ライフ
あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる