鉄血のブルートアイゼン+

どるき

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魔王の娘とみぞれ球

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 朋子はまだ幼い。
 肉体的には見目麗しく勇の子種を何度も搾る大人の淫魔ではあるが、その心は子供である。
 一人悶々と飴玉を舐めていた朋子は溜まっていた。性に目覚めて盛る子供にはたとえ一週間ほどでも拷問のように長い。

「バトラーもいないのに、今日に限って出かけているんだから」

 この日の勇は祖母の付き添いで出かけていた。
 ここのところ養父の眼が厳しくてえっちなことは出来ていない。理性では後先考えずに乱痴気二毛作に励む自分たちバカップルを案ずる彼の気持ちも理解しているが、それでも欲求不満で朋子は辛かった。
 口の中に広がる飴玉の甘さは勇とのキスを思い出す。ごつごつと当たる飴玉が彼の舌のようで、悶々とした気持ちが朋子を支配していく。

「ん……ん……」

 自然と朋子の指はスカートの下に伸びていた。
 ぱんつ越しに大事なところ撫でると勃起した陰核がビリビリと痺れる。
 愛液も溢れてきてぱんつがぬるぬると濡れてくる。
 気持ちがよくて、口の中の飴玉も激しく動く舌で暴れてそれがまるで勇の舌のようだった。

「ん♡」

 激しい愛撫の末に背筋がピンと伸びると、朋子は軽い絶頂を迎えた。
 ぱんつはすかりべとべとで指先まで潤う。
 この程度ではまだ満足しきれないと、飴玉の袋に手を入れた朋子は内袋を破いて掌に二つ転がす。既に口の中の勇は溶けて小さくなっていた。

「もっと」

 もっとしたいと朋子はそのうち一つを口の中に入れる。そしてもう一つをずらしたぱんつの隙間から秘密の小箱に詰めた。
 砂糖に包まれた大きな飴玉はざらついていて摩擦が強い。膣壁を押し広げながら奥に進んでいく様子は彼のおちんちんが入ってきているようにも感じてしまった。
 妄想の中の勇に押し倒された朋子は正常位のまま、キスと挿入で上下の口を犯される。

「んあ……あん……」

 誰もいないはずの部屋には朋子の喘ぎ声が響いた。
 椅子がカタカタと揺れて指と飴玉が出入りする水音がぬちゅぬちゅと鳴っていやらしい。
 その音と妄想に捕らわれた朋子は自己暗示に陥って自慰が捗る。
 そのまま朋子は落ちた。

「ひく……」

 気持ちよさと陶酔でそのまま朋子は軽く気絶した。
 それからどのくらい時間が経ったであろう。次に目を覚ました朋子は目の前の光景に困惑してしまう。

「ひゃん?」

 なにせ妄想の姿ではない勇がそこにいたからだ。
 自分はベッドに寝かされていて彼はスカートをまくって太ももを舐めている。
 状況を理解できていないのと、先ほどまで彼を妄想して自慰していたまま犯されているという事実に朋子は言葉も出ない。
 勇は朋子が目覚めたのにも気づかないまま彼女を舐める。

「(甘くて気持ちいい)」

 祖母との用事を済ませた勇が来たのはほんの十分ほど前、いるはずなのに出迎えない様子に昼寝でもしているのかとやって来たところ、彼女がオナニーしたまま寝ている姿を見て抑えが効かなくなってしまうのも無理はない。
 勇とて朋子と同様に溜まっていた。彼も朋子としたいと猿のようになっていた。
 そんな折にこんな姿を見せられて、勇も襲わざるを得ない。

「(なんだろう? 飴玉?)」

 太ももから舌を這わせて膣穴までたどり着いた勇は困惑する。口の中には確かに飴玉の味がしたからだ。
 元より朋子の体は甘美であるが、この日の朋子は比喩でも匂いから来る錯覚でもなく間違いなく甘い。勇は知らないのも当然だが先ほどまで膣に飴玉を入れてオナニーしていたのだから当然であろう。

「(でもそんなの関係ない)」

 甘くて美味しいけれど、それ以上に朋子とえっちしている事実には添え物でしかないと勇は気にせずクンニする。
 唾液と愛液と溶けた飴で朋子のおまんこは充分に濡れていて指もすんなり出入りする。そろそろいいかなと、勇はズボンを脱いで亀頭をあてがう。

「起きないと入れちゃうよ?」

 半分寝ぼけているとはいえ朋子は起きていたが、彼の問いかけには答えない。
 だって朋子も入れてほしいのだから。それに折角だから観察しようと朋子は狸寝入りする。
 勇は寝ていると思ってそのまま朋子を睡眠姦する。
 腰を深く落とし、まっすぐおちんちんで突いた。

「はっ……はっ……」

 そのまま顔を赤くした勇は射精しそうになるおちんちんを我慢させながら朋子の膣を穿つ。
 蕩けるように熱くて搾り取るように蠢く朋子の体は何度重なっても飽きない。
 特にご無沙汰の後は脳天が痺れるほどに麻薬が溢れてきてしまう。
 差し込むと熱い膣壁が押し寄せてきて気持ちが良いし、引くと絡みついてきて射精を促す様に絞ってくる。
 開いた瞳孔がハートマークのようになり、朋子に魅了された勇はものの数分で果てた。

「射精るよ」

 腰を密着させた勇は朋子の口にキスをしながら射精した。
 膣内がぴゅっぴゅとあふれる白濁液で満たされていき、ピクピクと気持ちよさそうに蠢きながら追加の射精をする勇のおちんちんに朋子の顔もにやける。
 舌が絡み合って互いに溶けて混じるような錯覚に酔いながら、狸寝入りが途絶えた朋子は眼を開いてしまった。

「ん♡」
「───あれ? 起きてたの?」

 朋子が目を覚ましたことで勇は驚く。いくらなんでも寝ている姿に興奮して無理やり犯したのだから、怒られるかと思っても仕方がない。
 こういう性行為もたまにしてきたとはいえ、その都度悪いかと一応は若い彼でも思っている。だがそんな心配は不要だと、朋子は背中に回した手で勇を抱き寄せておっぱいを押し当てた。

「うん、久々に攻めてきてくれて気持ちよかったよ。いつも受け身なんだから」
「ごめん」
「いろいろ気を使って我慢してくれているのもわかっているし、だからこそこういうオイタも許しているんだよ。だから───」

 だからこういう日はもっとしよう。
 そう朋子がつぶやいた後、二人は獣のように盛り合った。
 まだ口の中に溶け残っていた飴玉を二人で舐め合いながら、粘膜接触する二人は日が暮れるまで混ざり合った。

「机の上の飴玉を取って。したまま舐めましょう」

 その味に快感を覚えた朋子の提案でキスで一つの飴玉を二人で舐めながら二人の交合は続いた。
 甘い快楽に包まれながら勇はなんども膣内射精して、朋子はその熱に酔いしれていた。
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