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商都ヴィヴァーチェのメインストリート。かつてゼルドが胸を張って歩いていたその道は、今や彼にとって針の筵《むしろ》となっていました。
「……おかしい。こんなはずじゃないんだ」
ゼルドは、手に持ったボロボロの書類を握りしめ、顔面を蒼白にさせて立ち尽くしていました。
目の前にあるのは、ヴィヴァーチェでも屈指の規模を誇る「マルディス商会」の重厚な門扉です。
ほんの一ヶ月前まで、彼はこの門を顔パスでくぐり、会頭のマルディス氏と対等に葉巻を燻らしていたはずでした。
しかし今日、彼に突きつけられたのは冷酷な門前払いでした。
「……ですから、ゼルド様。会頭は多忙に付き、あなた様とお会いする時間は一分たりともございません」
受付の男は、かつてゼルドがチップを弾んでいた時には揉み手で迎えていたはずなのに、今はゴミを見るような冷たい視線を向けてきます。
「待ってくれ! これは誤解なんだ! 例の香料の独占販売権の話だ、マルディス氏だって興味があるはずだろう!?」
「独占販売権、ですか。……失礼ながらゼルド様。あのお話の『担保』となっていたのは、ヴィヴァーチェ商会の名義と、ミレイユ様の個人保証でございます」
「……なっ!?」
ゼルドの心臓がどくん、と嫌な音を立てました。
「ミレイユ様が不在となった今、あなた様個人にそれだけの信用があるとお思いで? 会頭はこうおっしゃっておりました。『ミレイユ嬢のいないゼルドは、ただの見栄っ張りの案山子《かかし》だ』と」
「案山子……だと……!?」
「お引き取りを。これ以上騒がれるようでしたら、警備兵を呼びます」
バタン! と音を立てて小窓が閉められました。
ゼルドは怒りに震えながらも、どうすることもできず、ふらふらと裏通りへと歩き出しました。
(……嘘だ。僕の才能を認めていたはずだ。あの商談も、あの投資も、僕の先見の明があったからこそ成功していたんだ!)
彼は近くの安酒場に飛び込み、一番安いエールを注文しました。
喉に流し込む酒は、かつてミレイユが用意してくれた最高級ワインとは比べ物にならないほど酸っぱく、喉を焼きました。
「……おい、聞いたか? ゼルドの奴、ついに破産寸前らしいぜ」
「ああ、あのヴィヴァーチェ商会の『お飾り亭主』か。ミレイユ様がいなくなってから、一気にボロが出たな」
隣の席から、聞き捨てならない会話が聞こえてきました。ゼルドは耳をそばだてました。
「あいつが今まで成功させてきた商談、実は全部ミレイユ様が裏で根回しをしていたって噂だ。契約書の不備をこっそり直したり、反対派の重鎮に菓子折り持って挨拶に行ったりよ」
「へぇー、そりゃあすごいな。あいつ、自分一人の力だと思って威張ってたんだろ?」
「ああ。ミレイユ様は『ゼルド様は繊細な方だから、私の影は見せないでね』って、職人たちにも口止めしてたらしいぜ。なんて健気な奥様なんだ。それをあんな泥棒猫のために捨てるたぁ、天罰が下るのも当然だな」
ゼルドの手の中で、木製のジョッキがミシミシと音を立てました。
(……ミレイユが? あいつが裏で根回しを……!?)
信じたくありませんでした。
自分が「才能」だと思っていたものは、すべてミレイユという完璧な事務処理能力と調整能力の上に成り立っていた、砂上の楼閣だったというのか。
「……そんなはずはない! あいつはただ、家でニコニコ笑っていただけだ! 計算なんて僕の方が得意だったはずだ!」
彼は酒場を飛び出し、家へと走りました。
かつての書斎――今はフィオナによって荒らされ、香水の匂いが充満した部屋――に飛び込み、鍵のかかった引き出しをこじ開けました。
そこには、ミレイユが残していった「家庭用」の古い帳簿がありました。
彼は必死にページをめくりました。
すると、そこには驚くべき記録が残されていました。
『〇月〇日、ゼルド様の投資案件。契約書の第三項に不備あり。先方の弁護士と協議し、無償で修正。ゼルド様には『運が良かった』と報告』
『〇月〇日、北方の商団とのトラブル。ミレイユ名義で特別損失を補填。ゼルド様は気づかず。彼を傷つけないよう、秘密裏に処理』
『〇月〇日、ゼルド様の新作香水。香りがきつすぎるため、調合師に頼んで密かに改良。発売後、大ヒット。ゼルド様は自分の鼻が良いと大喜び。良かった、今日も彼は幸せそう』
「……あ……あああああ……っ!!」
ゼルドはその場に崩れ落ちました。
帳簿の端々に、ミレイユの丸っこい、可愛らしい文字で添えられた小さなメモ。
それはすべて、彼への深い(今となっては理解不能なほど献身的な)愛と、彼を一流の商人として立てようとする彼女の「幸運の女神」としての正体でした。
彼は、自分自身の力で幸運を掴んでいたのではありません。
ミレイユという巨大な幸運の源泉を、自分の足元に繋ぎ止めていただけだったのです。
そして、その鎖を自らの手で断ち切ってしまった。
「……ゴミはお引き取りください、か……。はは……あはははは!!」
ゼルドは狂ったように笑い出しました。
自分こそが、捨てられたゴミだったのだと。
「何よ、ゼルド! うるさいわね、昼寝の邪魔よ!」
ドアを開けて、フィオナが不機嫌そうに現れました。
「おい、フィオナ……。お前のそのドレス、いくらした?」
「これ? 昨日、あなたのツケで買ったのよ。金貨十枚くらいかしら。安物だけど、今の生活には我慢してあげてるのよ」
「……返してこい。今すぐだ」
「はぁ!? 何を言ってるのよ。あなたが私を幸せにするって言ったんじゃない!」
「金がないんだよ!! お前が使っているその金も、僕がミレイユから奪ったと思っていた財産も、全部底を突いたんだ!!」
ゼルドの叫びに、フィオナがぎょっとして後ずさりました。
「嘘でしょ……? あんなに大きな商会の娘だったじゃない。まだ隠し財産があるはずよ、探しましょうよ!」
「……ない。あいつは、自分に関わるものすべてを、完璧に持っていったんだ。……いや、持っていったんじゃない。僕が『いらない』と言って突き返したんだ……!」
ゼルドは、ミレイユに離縁を突きつけたあの日、自分がどれほど傲慢だったかを思い出して身震いしました。
『君の代わりならいくらでもいる』
『君の明るさは無神経だ』
あの言葉を、今すぐ取り消したい。
でも、時間は戻りません。
商都ヴィヴァーチェの信用は、一度失えば二度と戻らない。
そして、ミレイユの愛も。
「……探す。隣国へ行ったと言っていたな。……ミレイユを連れ戻すんだ。あいつさえいれば、また僕は成功できる」
ゼルドの瞳に、絶望から生まれた歪な執着が宿りました。
「僕を愛していたんだ。あんなに僕のために尽くしていた女が、一ヶ月や二ヶ月で僕を忘れるはずがない。……そうだ、きっと向こうで寂しがっているに違いないんだ」
彼は、鏡に映る自分の無様な姿を無視して、ボロボロのコートを羽織りました。
「ゼルド、待ちなさいよ! 私も行くわ! あんな女のところにあなたを行かせないわよ!」
フィオナもまた、贅沢な生活への執着からゼルドにしがみつきました。
二人の足元には、かつての栄華の欠片が、埃にまみれて転がっていました。
一方、その頃。
エストレヤ公国のミレイユは、公爵邸の美しいサンルームで、リュシアン様とアフタヌーンティーを楽しんでいました。
「……ふふ、見てください、リュシアン様! この新作の『虫除けストール』、隣国の騎士団から大量注文が入ったんですのよ!」
ミレイユは、注文書をひらひらとさせて、満面の笑みを浮かべました。
「流石だね、ミレイユ。君の手にかかれば、布一枚が金貨の山に変わる」
リュシアン様は、優しく彼女の髪を撫でました。
「でも、あまり無理はしないで。君が笑顔でいてくれることが、僕にとっては何よりの利益なんだから」
「まあ、リュシアン様ったら。……でも、本当に不思議ですわ。あちらにいた頃は、何をしても『運が良かっただけだ』って言われていたのに。こちらでは、皆さんが私の努力を認めてくださるんですもの」
ミレイユは、温かい紅茶を一口飲み、空を仰ぎました。
「私、やっぱり世界一運が良いわ! こんなに素敵な国で、素敵な人たちに囲まれて……。ああ、もう二度と、あんな暗い場所には帰りたくありませんわね」
「……ああ。二度と帰さないよ。君の居場所は、ここなんだ」
リュシアン様が、彼女の手を強く握りしめました。
ミレイユの明るい笑い声が、エストレヤの澄んだ空気に溶けていきます。
消えた幸運。
それは、ただ「あるべき場所」に戻っただけのことでした。
ゼルドの元から消え、ミレイユの元で花開いた幸運の女神は、もう二度と、裏切り者の元へ微笑むことはないのです。
「さあ、リュシアン様! 次はストールの新色の打ち合わせですわよ! 頑張りましょうね!」
「……はは、分かったよ。僕の可愛い経営者殿」
二人の幸せな時間は、これからもずっと続いていくのでした。
「……おかしい。こんなはずじゃないんだ」
ゼルドは、手に持ったボロボロの書類を握りしめ、顔面を蒼白にさせて立ち尽くしていました。
目の前にあるのは、ヴィヴァーチェでも屈指の規模を誇る「マルディス商会」の重厚な門扉です。
ほんの一ヶ月前まで、彼はこの門を顔パスでくぐり、会頭のマルディス氏と対等に葉巻を燻らしていたはずでした。
しかし今日、彼に突きつけられたのは冷酷な門前払いでした。
「……ですから、ゼルド様。会頭は多忙に付き、あなた様とお会いする時間は一分たりともございません」
受付の男は、かつてゼルドがチップを弾んでいた時には揉み手で迎えていたはずなのに、今はゴミを見るような冷たい視線を向けてきます。
「待ってくれ! これは誤解なんだ! 例の香料の独占販売権の話だ、マルディス氏だって興味があるはずだろう!?」
「独占販売権、ですか。……失礼ながらゼルド様。あのお話の『担保』となっていたのは、ヴィヴァーチェ商会の名義と、ミレイユ様の個人保証でございます」
「……なっ!?」
ゼルドの心臓がどくん、と嫌な音を立てました。
「ミレイユ様が不在となった今、あなた様個人にそれだけの信用があるとお思いで? 会頭はこうおっしゃっておりました。『ミレイユ嬢のいないゼルドは、ただの見栄っ張りの案山子《かかし》だ』と」
「案山子……だと……!?」
「お引き取りを。これ以上騒がれるようでしたら、警備兵を呼びます」
バタン! と音を立てて小窓が閉められました。
ゼルドは怒りに震えながらも、どうすることもできず、ふらふらと裏通りへと歩き出しました。
(……嘘だ。僕の才能を認めていたはずだ。あの商談も、あの投資も、僕の先見の明があったからこそ成功していたんだ!)
彼は近くの安酒場に飛び込み、一番安いエールを注文しました。
喉に流し込む酒は、かつてミレイユが用意してくれた最高級ワインとは比べ物にならないほど酸っぱく、喉を焼きました。
「……おい、聞いたか? ゼルドの奴、ついに破産寸前らしいぜ」
「ああ、あのヴィヴァーチェ商会の『お飾り亭主』か。ミレイユ様がいなくなってから、一気にボロが出たな」
隣の席から、聞き捨てならない会話が聞こえてきました。ゼルドは耳をそばだてました。
「あいつが今まで成功させてきた商談、実は全部ミレイユ様が裏で根回しをしていたって噂だ。契約書の不備をこっそり直したり、反対派の重鎮に菓子折り持って挨拶に行ったりよ」
「へぇー、そりゃあすごいな。あいつ、自分一人の力だと思って威張ってたんだろ?」
「ああ。ミレイユ様は『ゼルド様は繊細な方だから、私の影は見せないでね』って、職人たちにも口止めしてたらしいぜ。なんて健気な奥様なんだ。それをあんな泥棒猫のために捨てるたぁ、天罰が下るのも当然だな」
ゼルドの手の中で、木製のジョッキがミシミシと音を立てました。
(……ミレイユが? あいつが裏で根回しを……!?)
信じたくありませんでした。
自分が「才能」だと思っていたものは、すべてミレイユという完璧な事務処理能力と調整能力の上に成り立っていた、砂上の楼閣だったというのか。
「……そんなはずはない! あいつはただ、家でニコニコ笑っていただけだ! 計算なんて僕の方が得意だったはずだ!」
彼は酒場を飛び出し、家へと走りました。
かつての書斎――今はフィオナによって荒らされ、香水の匂いが充満した部屋――に飛び込み、鍵のかかった引き出しをこじ開けました。
そこには、ミレイユが残していった「家庭用」の古い帳簿がありました。
彼は必死にページをめくりました。
すると、そこには驚くべき記録が残されていました。
『〇月〇日、ゼルド様の投資案件。契約書の第三項に不備あり。先方の弁護士と協議し、無償で修正。ゼルド様には『運が良かった』と報告』
『〇月〇日、北方の商団とのトラブル。ミレイユ名義で特別損失を補填。ゼルド様は気づかず。彼を傷つけないよう、秘密裏に処理』
『〇月〇日、ゼルド様の新作香水。香りがきつすぎるため、調合師に頼んで密かに改良。発売後、大ヒット。ゼルド様は自分の鼻が良いと大喜び。良かった、今日も彼は幸せそう』
「……あ……あああああ……っ!!」
ゼルドはその場に崩れ落ちました。
帳簿の端々に、ミレイユの丸っこい、可愛らしい文字で添えられた小さなメモ。
それはすべて、彼への深い(今となっては理解不能なほど献身的な)愛と、彼を一流の商人として立てようとする彼女の「幸運の女神」としての正体でした。
彼は、自分自身の力で幸運を掴んでいたのではありません。
ミレイユという巨大な幸運の源泉を、自分の足元に繋ぎ止めていただけだったのです。
そして、その鎖を自らの手で断ち切ってしまった。
「……ゴミはお引き取りください、か……。はは……あはははは!!」
ゼルドは狂ったように笑い出しました。
自分こそが、捨てられたゴミだったのだと。
「何よ、ゼルド! うるさいわね、昼寝の邪魔よ!」
ドアを開けて、フィオナが不機嫌そうに現れました。
「おい、フィオナ……。お前のそのドレス、いくらした?」
「これ? 昨日、あなたのツケで買ったのよ。金貨十枚くらいかしら。安物だけど、今の生活には我慢してあげてるのよ」
「……返してこい。今すぐだ」
「はぁ!? 何を言ってるのよ。あなたが私を幸せにするって言ったんじゃない!」
「金がないんだよ!! お前が使っているその金も、僕がミレイユから奪ったと思っていた財産も、全部底を突いたんだ!!」
ゼルドの叫びに、フィオナがぎょっとして後ずさりました。
「嘘でしょ……? あんなに大きな商会の娘だったじゃない。まだ隠し財産があるはずよ、探しましょうよ!」
「……ない。あいつは、自分に関わるものすべてを、完璧に持っていったんだ。……いや、持っていったんじゃない。僕が『いらない』と言って突き返したんだ……!」
ゼルドは、ミレイユに離縁を突きつけたあの日、自分がどれほど傲慢だったかを思い出して身震いしました。
『君の代わりならいくらでもいる』
『君の明るさは無神経だ』
あの言葉を、今すぐ取り消したい。
でも、時間は戻りません。
商都ヴィヴァーチェの信用は、一度失えば二度と戻らない。
そして、ミレイユの愛も。
「……探す。隣国へ行ったと言っていたな。……ミレイユを連れ戻すんだ。あいつさえいれば、また僕は成功できる」
ゼルドの瞳に、絶望から生まれた歪な執着が宿りました。
「僕を愛していたんだ。あんなに僕のために尽くしていた女が、一ヶ月や二ヶ月で僕を忘れるはずがない。……そうだ、きっと向こうで寂しがっているに違いないんだ」
彼は、鏡に映る自分の無様な姿を無視して、ボロボロのコートを羽織りました。
「ゼルド、待ちなさいよ! 私も行くわ! あんな女のところにあなたを行かせないわよ!」
フィオナもまた、贅沢な生活への執着からゼルドにしがみつきました。
二人の足元には、かつての栄華の欠片が、埃にまみれて転がっていました。
一方、その頃。
エストレヤ公国のミレイユは、公爵邸の美しいサンルームで、リュシアン様とアフタヌーンティーを楽しんでいました。
「……ふふ、見てください、リュシアン様! この新作の『虫除けストール』、隣国の騎士団から大量注文が入ったんですのよ!」
ミレイユは、注文書をひらひらとさせて、満面の笑みを浮かべました。
「流石だね、ミレイユ。君の手にかかれば、布一枚が金貨の山に変わる」
リュシアン様は、優しく彼女の髪を撫でました。
「でも、あまり無理はしないで。君が笑顔でいてくれることが、僕にとっては何よりの利益なんだから」
「まあ、リュシアン様ったら。……でも、本当に不思議ですわ。あちらにいた頃は、何をしても『運が良かっただけだ』って言われていたのに。こちらでは、皆さんが私の努力を認めてくださるんですもの」
ミレイユは、温かい紅茶を一口飲み、空を仰ぎました。
「私、やっぱり世界一運が良いわ! こんなに素敵な国で、素敵な人たちに囲まれて……。ああ、もう二度と、あんな暗い場所には帰りたくありませんわね」
「……ああ。二度と帰さないよ。君の居場所は、ここなんだ」
リュシアン様が、彼女の手を強く握りしめました。
ミレイユの明るい笑い声が、エストレヤの澄んだ空気に溶けていきます。
消えた幸運。
それは、ただ「あるべき場所」に戻っただけのことでした。
ゼルドの元から消え、ミレイユの元で花開いた幸運の女神は、もう二度と、裏切り者の元へ微笑むことはないのです。
「さあ、リュシアン様! 次はストールの新色の打ち合わせですわよ! 頑張りましょうね!」
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