21 / 54
4章
要注意リスト
しおりを挟む
なんか今日早く帰る人が多かったけど…今日は普通の平日だよ♪( ´▽`)
_______________________________
「村井君…?」
「…篠崎?」
そこにはシュートバックをぶら下げオシャレな格好をした篠崎綾香が立っていた。
「えっと、篠崎?ここで何してんの?」
「え、何してるっていうか私の家、そこだから…」
そう言って篠崎が指差す家は俺の家の3件隣の家だった…。
え?マジで?
めちゃくちゃ近いんですけど。
「びっくりしちゃった。まさか村井君の家がこんなに近かったなんて」
「俺もびっくりだよ…」
何より半年以上この辺で会わなかったことが驚きだよ。
これはあれか。俺がゲームばかりで外出なかったせいか?
今日外に出なかったら一生知らなかったかもしれない。
別に知らなくても何も困らないが。
特に話す事もないのでちょっと気まずいなと思っていると、おずおずと篠崎が話しかけてくる。
「その、よかったね。昨日襲われたって聞いてたから…元気そうでよかった」
「やっぱ、もう情報出回ってるんだな…」
光陰矢の如く、無いこと無いこと噂を広めてくれる連中だ。
どうせ昨日襲われたことももう拡散されてると思ったよ!
「うん。村井君が襲われてる動画が送られてきてね。すごい拡散されてるよ」
いや、撮影までしてたのかよ!
そんなことしてるなら助けろよ。マジで。
やっぱり学校の連中はどこかおかしい。
「動画見て改めて思ったけど…ねえ、村井君。やっぱり、環奈先輩のこと好き、なんでしょ?」
「おい…」
こいつ、昨日あれだけ否定したのに水城先輩と俺のことまだ誤解してるのか!?
マジで人の話聞いてないな。
「昨日も言ったけど、別に好きでもなんでもない。ただの知り合いだよ。いい加減納得してくれ」
「そう、なの?」
「ああ。もうあの人と関わりになることはないよ」
昨日の件で水城先輩は俺の中で要注意人物リストに書き加えられていた。
狩人モンスター談義もしてみたかったが…彼女に関わって垢BANの件、携帯の件とどえらい被害にあった。
本人は悪い人ではないし、悪気は無さそうなのだが、なんか関わるとまた被害を受けそうな予感がひしひしとして嫌なのだ。
「なら、どうして環奈先輩を庇ってたの? 動画で見たよ?」
「いや、当たり前でしょ…。普通あの状況なら誰だって同じ行動するから…」
篠崎の質問にちょっと呆れる。
知り合いがヤバいのに、あの状況で庇わない奴なんているか?
…いや、もしかしたらこの学校の連中は民度が低いから、そういう事はしないのかもしれない。助けないで動画回すような連中だもんなぁ…。
「そっか、そうなんだ。うん。わかった!疑ってごめんね」
篠崎はようやく納得してくれたようだった。
「えへへ。村井君はかっこいいね!」
なんだか嬉しそうに笑っているが…もしかして散々疑ったことを笑って誤魔化してる??
…そもそも、よくよく考えてみると、俺が殴られる事になった原因って篠崎なんじゃ?篠崎が変なこと言わなければ噂も広まらなかったわけだし。
「…」
「ん?村井君どうかした?」
「いや、別に…」
俺は、篠崎もしっかりと要注意人物リストに書き加えておくことにした。
_________________________________
先週から読んでくれてる人がすごく増えて嬉しいです!
少しは期待できそう!と思えたらブックマークしてもらえると嬉しいです!
励みになります!
_______________________________
「村井君…?」
「…篠崎?」
そこにはシュートバックをぶら下げオシャレな格好をした篠崎綾香が立っていた。
「えっと、篠崎?ここで何してんの?」
「え、何してるっていうか私の家、そこだから…」
そう言って篠崎が指差す家は俺の家の3件隣の家だった…。
え?マジで?
めちゃくちゃ近いんですけど。
「びっくりしちゃった。まさか村井君の家がこんなに近かったなんて」
「俺もびっくりだよ…」
何より半年以上この辺で会わなかったことが驚きだよ。
これはあれか。俺がゲームばかりで外出なかったせいか?
今日外に出なかったら一生知らなかったかもしれない。
別に知らなくても何も困らないが。
特に話す事もないのでちょっと気まずいなと思っていると、おずおずと篠崎が話しかけてくる。
「その、よかったね。昨日襲われたって聞いてたから…元気そうでよかった」
「やっぱ、もう情報出回ってるんだな…」
光陰矢の如く、無いこと無いこと噂を広めてくれる連中だ。
どうせ昨日襲われたことももう拡散されてると思ったよ!
「うん。村井君が襲われてる動画が送られてきてね。すごい拡散されてるよ」
いや、撮影までしてたのかよ!
そんなことしてるなら助けろよ。マジで。
やっぱり学校の連中はどこかおかしい。
「動画見て改めて思ったけど…ねえ、村井君。やっぱり、環奈先輩のこと好き、なんでしょ?」
「おい…」
こいつ、昨日あれだけ否定したのに水城先輩と俺のことまだ誤解してるのか!?
マジで人の話聞いてないな。
「昨日も言ったけど、別に好きでもなんでもない。ただの知り合いだよ。いい加減納得してくれ」
「そう、なの?」
「ああ。もうあの人と関わりになることはないよ」
昨日の件で水城先輩は俺の中で要注意人物リストに書き加えられていた。
狩人モンスター談義もしてみたかったが…彼女に関わって垢BANの件、携帯の件とどえらい被害にあった。
本人は悪い人ではないし、悪気は無さそうなのだが、なんか関わるとまた被害を受けそうな予感がひしひしとして嫌なのだ。
「なら、どうして環奈先輩を庇ってたの? 動画で見たよ?」
「いや、当たり前でしょ…。普通あの状況なら誰だって同じ行動するから…」
篠崎の質問にちょっと呆れる。
知り合いがヤバいのに、あの状況で庇わない奴なんているか?
…いや、もしかしたらこの学校の連中は民度が低いから、そういう事はしないのかもしれない。助けないで動画回すような連中だもんなぁ…。
「そっか、そうなんだ。うん。わかった!疑ってごめんね」
篠崎はようやく納得してくれたようだった。
「えへへ。村井君はかっこいいね!」
なんだか嬉しそうに笑っているが…もしかして散々疑ったことを笑って誤魔化してる??
…そもそも、よくよく考えてみると、俺が殴られる事になった原因って篠崎なんじゃ?篠崎が変なこと言わなければ噂も広まらなかったわけだし。
「…」
「ん?村井君どうかした?」
「いや、別に…」
俺は、篠崎もしっかりと要注意人物リストに書き加えておくことにした。
_________________________________
先週から読んでくれてる人がすごく増えて嬉しいです!
少しは期待できそう!と思えたらブックマークしてもらえると嬉しいです!
励みになります!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜
野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」
「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」
この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。
半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。
別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。
そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。
学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー
⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。
⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。
※表紙絵、挿絵はAI作成です。
※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
俺が宝くじで10億円当選してから、幼馴染の様子がおかしい
沢尻夏芽
恋愛
自他共に認める陰キャ・真城健康(まき・けんこう)は、高校入学前に宝くじで10億円を当てた。
それを知る、陽キャ幼馴染の白駒綾菜(しらこま・あやな)はどうも最近……。
『様子がおかしい』
※誤字脱字、設定上のミス等があれば、ぜひ教えてください。
現時点で1話に繋がる話は全て書き切っています。
他サイトでも掲載中。
俺をフッた女子に拉致されて、逃げ場のない同棲生活が始まりました
ちくわ食べます
恋愛
大学のサークル飲み会。
意を決して想いを告げた相手は、学内でも有名な人気女子・一ノ瀬さくら。
しかし返ってきたのは――
「今はちょっと……」という、曖昧な言葉だった。
完全にフラれたと思い込んで落ち込む俺。
その3日後――なぜか自分のアパートに入れなくなっていた。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる