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中へ入ってみると出口付近に飾ってあったのであろうツボは床に落ちて割れている。
壁には大きな蜘蛛の巣が複数はってある。
中央の階段に真っ直ぐ伸びたカーペットは元々綺麗な赤色をしていたのであろうが。経年劣化と汚れなどによって汚れてしまっている。
目の前の階段は取っ手部分の気が所々折れてしまっていた。
周りに目立った部屋はなく、目の前の階段を登る他無さそうだ。
流星が1歩足を進める。
────ボッボッボッボッボ
燭台にあったろうそくがいっせいに火を灯し始めた。
明らかに怪しいこの屋敷。
─────絶対に何かある。
流星は階段に向かって歩き始めたその時。
流星目掛けて複数のナイフが飛んできた。
間一髪、流星はそれを避ける。
流星「っ!!だれだ!!」
流星は飛んできた方向に視線を向ける。
?「あ~あ。当たんなかった。今なら行けると思ったのに」
影が階段の上から飛び降りてきた。
流星「っ!!お前っ…!」
流星はその光景に絶句する。
?「フフっ…驚いた顔いいね。あいつが驚いてるみたいだ。1回そんな顔させてみたかったんだぁ~まあいいや、初めましてお兄ちゃん」
流星「………くれ、なぃ?」
そこに居たのは先程まで共にバスに乗っていたはずの紅だった。
どうして紅が?
けどいつもの紅とは違う。様子がおかしい。
一体何が起きてる?!
流星「…お前何してんだし…!こんなところで!みんなはどうした!」
?「初めましてって言ったじゃん聞こえなかった?ぼくときみは初対面だよ」
流星「いやそんなはずないし……だって…」
彼の鎖骨には被検体番号が彫られていた。
彼らアンドロイドは作られた番号を鎖骨付近に彫られており、紅の被検体番号No.10がしっかりと記されていた。
?「あぁ。この番号?ふざけてるよね。人の身体勝手にいじるなんて」
流星「お前の身体じゃねぇしっ…!」
?「はあ?何言ってんの?これは元々僕の身体返して貰っただけだけど?」
紅と同じ顔をした少年はニヤリと笑う。
さっきからこいつは何を言っている?
身体は紅で魂は違うってことか?
流星は今目の前で起きている出来事に理解が追いついていなかった。
どうして?先程消えた自分の弟が突然目の前に現れ攻撃してきた。
何を目的として?
?「あぁ、そっかまだ自己紹介してなかったね。まぁすぐに必要無くなるんだけど。
僕の名前はアール·カルテッタ 冥土の土産に覚えておきな!」
するとまたアールと名乗った少年は流星目掛けて複数のナイフを投げる。
流星はまたそれを何とか避ける。
というか彼は避けることしか出来ない。
目の前の少年はどう見ても自分の弟で、そんな彼を流星が攻撃できるであろうか。
流星「やめろ!!紅!!」
アール「だから執拗いな!僕はアールだって!!」
アールが瞬時に移動し流星の近くまで移動する。
アール「いい加減、僕を見なよ。」
流星「っぅ!!」
目の前から降ってきたナイフを何とか避けようとするが避けきれずところどころ掠ってしまう。
そのままアールと距離を取る。だが体制を崩してしまい膝を着く。
アール「プリメラ様はまだ手を出すなって仰ってたけど、なんでだろうなぁ?今がチャンスでしょ明らかに。今殺せば全てすぐ収まる」
アールはゆっくりと流星と距離を詰めていく。
アール「お前があいつの来世なら面倒になる前に片付ける方がどう考えてもいいでしょ。何を考えてるんだか?あのお方は」
クルクルと器用に指でナイフを回しながら近づくアール。
流星は考えをめぐらせる。
どうする、どうする、どうする。
このままアールと戦うか?いやそれはダメだ。
ただ単に操られてるのかもしれない。
分からないことだらけだ。下手に傷をつけたくない…!!
流星は天井目掛けて右手を上げ黒炎の能力弾を放つ。
するとけたたましい音とともに大きな岩が落ちてくる。
アール「!!チッ」
落ちてきたそれをアールは回避するが砂埃がたちこめて視界が遮られる。
視界が晴れた頃には目の前に流星はい無くなっていた。
アール「あーあ、逃げちゃった。せっかくのチャンスだったのにー殺し損ねた。」
壁には大きな蜘蛛の巣が複数はってある。
中央の階段に真っ直ぐ伸びたカーペットは元々綺麗な赤色をしていたのであろうが。経年劣化と汚れなどによって汚れてしまっている。
目の前の階段は取っ手部分の気が所々折れてしまっていた。
周りに目立った部屋はなく、目の前の階段を登る他無さそうだ。
流星が1歩足を進める。
────ボッボッボッボッボ
燭台にあったろうそくがいっせいに火を灯し始めた。
明らかに怪しいこの屋敷。
─────絶対に何かある。
流星は階段に向かって歩き始めたその時。
流星目掛けて複数のナイフが飛んできた。
間一髪、流星はそれを避ける。
流星「っ!!だれだ!!」
流星は飛んできた方向に視線を向ける。
?「あ~あ。当たんなかった。今なら行けると思ったのに」
影が階段の上から飛び降りてきた。
流星「っ!!お前っ…!」
流星はその光景に絶句する。
?「フフっ…驚いた顔いいね。あいつが驚いてるみたいだ。1回そんな顔させてみたかったんだぁ~まあいいや、初めましてお兄ちゃん」
流星「………くれ、なぃ?」
そこに居たのは先程まで共にバスに乗っていたはずの紅だった。
どうして紅が?
けどいつもの紅とは違う。様子がおかしい。
一体何が起きてる?!
流星「…お前何してんだし…!こんなところで!みんなはどうした!」
?「初めましてって言ったじゃん聞こえなかった?ぼくときみは初対面だよ」
流星「いやそんなはずないし……だって…」
彼の鎖骨には被検体番号が彫られていた。
彼らアンドロイドは作られた番号を鎖骨付近に彫られており、紅の被検体番号No.10がしっかりと記されていた。
?「あぁ。この番号?ふざけてるよね。人の身体勝手にいじるなんて」
流星「お前の身体じゃねぇしっ…!」
?「はあ?何言ってんの?これは元々僕の身体返して貰っただけだけど?」
紅と同じ顔をした少年はニヤリと笑う。
さっきからこいつは何を言っている?
身体は紅で魂は違うってことか?
流星は今目の前で起きている出来事に理解が追いついていなかった。
どうして?先程消えた自分の弟が突然目の前に現れ攻撃してきた。
何を目的として?
?「あぁ、そっかまだ自己紹介してなかったね。まぁすぐに必要無くなるんだけど。
僕の名前はアール·カルテッタ 冥土の土産に覚えておきな!」
するとまたアールと名乗った少年は流星目掛けて複数のナイフを投げる。
流星はまたそれを何とか避ける。
というか彼は避けることしか出来ない。
目の前の少年はどう見ても自分の弟で、そんな彼を流星が攻撃できるであろうか。
流星「やめろ!!紅!!」
アール「だから執拗いな!僕はアールだって!!」
アールが瞬時に移動し流星の近くまで移動する。
アール「いい加減、僕を見なよ。」
流星「っぅ!!」
目の前から降ってきたナイフを何とか避けようとするが避けきれずところどころ掠ってしまう。
そのままアールと距離を取る。だが体制を崩してしまい膝を着く。
アール「プリメラ様はまだ手を出すなって仰ってたけど、なんでだろうなぁ?今がチャンスでしょ明らかに。今殺せば全てすぐ収まる」
アールはゆっくりと流星と距離を詰めていく。
アール「お前があいつの来世なら面倒になる前に片付ける方がどう考えてもいいでしょ。何を考えてるんだか?あのお方は」
クルクルと器用に指でナイフを回しながら近づくアール。
流星は考えをめぐらせる。
どうする、どうする、どうする。
このままアールと戦うか?いやそれはダメだ。
ただ単に操られてるのかもしれない。
分からないことだらけだ。下手に傷をつけたくない…!!
流星は天井目掛けて右手を上げ黒炎の能力弾を放つ。
するとけたたましい音とともに大きな岩が落ちてくる。
アール「!!チッ」
落ちてきたそれをアールは回避するが砂埃がたちこめて視界が遮られる。
視界が晴れた頃には目の前に流星はい無くなっていた。
アール「あーあ、逃げちゃった。せっかくのチャンスだったのにー殺し損ねた。」
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