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第3章
80 vsミノタウロス
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「っそぉい!」
斧を間一髪でのけぞって躱す。俺が素人すぎるせいか今にも聖剣が折れそう。のけぞるのだって勇者補正あってギリギリだ。一撃一撃が重すぎてとても正面からは受けきれないし。
体感では、そうだな……軽自動車が突っ込んでくるくらいか? 一般道の法定速度は優に超えてそうだ。
「うおっ!?」
前言撤回、これは深夜の高速トラック以上。正面から受けたら剣どころか骨まで粉々だろ。即死。
続く攻撃を至近距離で受けすぎたせいで身体が宙に浮いた。なんとか聖剣でバランスを取って――
「ブルァ!」
――着地したとこに切り払い。衝撃を殺しきれずに這い蹲って着地したお陰で助かった。マジで怖い。俺アクロバティックな動き無理なんだよ。絶叫系も無理。お化け屋敷は大丈夫。
てか聖剣、地面に突き刺しちゃたけど曲がったりしてないよな。……見た感じは大丈夫そうだが。
「こっちにゃーっ! ――祓魔の陣!」
ユネが地面に刻んだ魔法陣を起動した。確かに短剣じゃ碌にダメージ入ってなさそうだったが、この巨体を相手するには小さすぎる気もする。
「ブル――」
いや、怯んだぞ。サイズの割に結構ガッツリ効いてるっぽいな。ただの爆発じゃないのか。
魔法陣の橙色の光が強まると共に、ミノタウロスの動きが更に鈍くなる。同時に、俺に向けられていた殺意が全部ユネの方に向かうのを感じる。
「――遅延!」
しっかり行動の邪魔はしつつ、今のうちにちょっと休憩。紫ゼリーとやり合ったときの疲労がまだ残ってるのか、ちょっと動いただけで息が上がる。
「ハルティアぁ! まだにゃー!?」
「――あと少しだよう、あと少し――」
ユネもひらりひらりと身軽に動き回って躱してはいるが、肩で息をしているような状況だ。魔法陣に描き足しながら移動しているからか、石の礫を避けきれずに鎧に傷が増えている。
よし休憩タイム終わり。多分ハルティアさんの詠唱終わるくらいまでは動ける。今行くぜ。
「ユネ! 交代だ!」
「任せたにゃー! ――滅魔の陣!」
魔法陣から四方八方に伸びた白い光が、次々ミノタウロスに絡まっていく。最強のサポート。
どうにか逃れようと光の中で暴れてるが、もがけばもがくほど複雑に絡みつくようになってるらしい。
「ブルモォォォァァァァァァ!!!!」
怒り狂って雄叫びを上げるも、光の網からは抜け出せない。それどころかなんか焼肉みたいな匂いする。これミノタウロスが焼けてんのか? ……食えんのかな。
「なーんか美味しそうな匂いになってきたにゃー」
ほらユネもこう言ってるし。死体残ってたら食ってみるのもいいかもな。
にしても滅魔の陣、ミノタウロスに刺さりすぎだろ。これ俺やることなさそうっすね。
……いやごめん今の嘘。
「――アヤト!」
「わかってる――置換!」
突然光の網が全部消えた。どうやら魔法陣の描いてあった地面が割れたらしい。危ねえ。
置換でミノタウロス自身の後頭部に斧を持っていこうとしたが、流石に無理だった。重量に耐えきれず開いた空間ごと消えていく。やっぱもうひとっ走りするしかなさそうだな。
「――遅延!」
スーパーブチ切れモードのせいで遅延かかってんのに速い。狙いが適当になってんのは嬉しいが、振り下ろし毎に地面が派手に割れる。そこから吹きとんでくる岩の速度も馬鹿にならない。
そっちにまで遅延まいてる暇はないし、最早まともな地面はないしで移動が大変だ。マジ手加減してくれアクロバティックは苦手っつっただろ? 言ってねーけど。
とにかくこのままじゃジリ貧だ。攻撃は最大の防御とか言うし、ミズシマ流剣術いっとくか。
剣身に空間を歪ませるイメージの魔術を付与。刃が通るだけでも十分、有効打まで持ってければ僥倖ってとこだ。
反転して真っ直ぐに突っ込んだお陰で胴体はガラ空き。いくぜ即興一の型!
「うおおーっ! 裂空剣!」
だが次の瞬間、刃が硬い皮膚に弾かれ――ることはなかった。なんと斬撃は成功した。皮膚を、筋肉を、もしかすると骨まで斬って……まさに''空間ごと裂いて''。
「ブル――」
成功に喜んだのも束の間、鼓膜が破れそうなほどの怒りの咆哮。中途半端な攻撃はかえって逆効果だったか? だがあと少しで詠唱完了のはず。
――と、咆哮が響く風の音に掻き消された。
竜巻のような風の柱が、等間隔に、まるで檻のようにミノタウロスの周りを囲む。触れればタダじゃ済まないのを本能的に理解しているのか、ミノタウロスはその場から動かない。
「お待たせえ、これで仕上げだよう――具現化」
白く靄がかかった槍が、ミノタウロスの頭上に浮かぶ。その切っ先に向けて、柱から風が集まっていく。
「二人共、飛ばされないように気を付けてねえ――轟風突」
いやヤバそうなのはわかってたが気を付けてって今更どうしろって? めくれ上がった地面の陰にでも身を隠せってか――
「う――――!?」
「にゃ――――!!」
槍がミノタウロスに触れた瞬間、足が地面から引き離される。物凄い風圧で魔術名すら呟けない。これ念じるだけでも発動できんのか、いや試さないと確実にまた知らない天井することになる。下手すりゃ気絶じゃ済まない。
(――置換)
なんとか発動はした。一応成功……いや、小っちゃ! 穴っていうより裂け目だこれ。
「ぐ――ぬ――」
指を引っ掛けて空間をこじ開ける。何たる力技。だが、指先だけ空間の狭間に持ってかれるとかはなかった。出口は壁際ギリギリ、精々ちょっと痛いくらいだ。
「お――い――」
出口の方も小っちぇえ! しがみついてんのも精一杯だってのにこの……
……あ、そうだ。
「――裂空剣!!」
完璧、最初からこうしておけば良かった。上手く裂け目を広げて、予定通り軽い衝撃に済ませる。
フレンドリーファイアがすぎるぜハルティアさん。マジで。
数秒壁に張り付いていると突然風が止んだ。さらに少しして砂埃が晴れる。ミノタウロスは跡形もなく消えていた――ユネの方は大丈夫かな。
ハルティアさんも見当たらない。まあ多分この部屋のどこかにはいるんだろうが、地面もボコボコだし探すのにも一苦労だ。
ひとまず徒歩で……出口の方に向かえば会えるか?
「ぬゎっ!?」
ふにゅっとした何かを踏む感覚。尻尾。尻尾だ。猫の尻尾。
「すまん! こんなとこにいたとは思わなくて……ユネ?」
まさか死――んではなかった。良かった。脈はある。
気絶してるだけだな。装甲薄いとことか結構怪我してるっぽいし時遡かけとこう。
「――時遡」
これでよし。まあ俺がやらなくてもハルティアさんが治しただろうけどな。
さて……抱きかかえて歩いてってもいいが、目覚めるまでここにいとくか。ミノタウロスもそんな早く再湧きすることはないだろうし。
それよりも……だな。ちょっとくらい、いいよな。
「…………んんん~~~~~~モフモフ…………!!」
さっき踏んだときにモフみを直感したんだよ。俺の直感は正しかった。
猫尻尾、神。胸とか触ってるわけじゃないしセーフセーフ多分。いやわかんねえけど。流石に耳触るのはいけない気がするから尻尾だけね。あとちょっとモフるだけだから許してくれすまん。モフモフ、モ……
「アヤト君? 何してるのかなあ?」
「ハルティア……さん……?」
背後から首筋に杖を押し付けられる。杖のはずなのに刃みたいな緊張感。なんかこう死がビシビシ伝わってくる。やっぱりダメでしたか。いいモフ、いい人生だったぜ。
斧を間一髪でのけぞって躱す。俺が素人すぎるせいか今にも聖剣が折れそう。のけぞるのだって勇者補正あってギリギリだ。一撃一撃が重すぎてとても正面からは受けきれないし。
体感では、そうだな……軽自動車が突っ込んでくるくらいか? 一般道の法定速度は優に超えてそうだ。
「うおっ!?」
前言撤回、これは深夜の高速トラック以上。正面から受けたら剣どころか骨まで粉々だろ。即死。
続く攻撃を至近距離で受けすぎたせいで身体が宙に浮いた。なんとか聖剣でバランスを取って――
「ブルァ!」
――着地したとこに切り払い。衝撃を殺しきれずに這い蹲って着地したお陰で助かった。マジで怖い。俺アクロバティックな動き無理なんだよ。絶叫系も無理。お化け屋敷は大丈夫。
てか聖剣、地面に突き刺しちゃたけど曲がったりしてないよな。……見た感じは大丈夫そうだが。
「こっちにゃーっ! ――祓魔の陣!」
ユネが地面に刻んだ魔法陣を起動した。確かに短剣じゃ碌にダメージ入ってなさそうだったが、この巨体を相手するには小さすぎる気もする。
「ブル――」
いや、怯んだぞ。サイズの割に結構ガッツリ効いてるっぽいな。ただの爆発じゃないのか。
魔法陣の橙色の光が強まると共に、ミノタウロスの動きが更に鈍くなる。同時に、俺に向けられていた殺意が全部ユネの方に向かうのを感じる。
「――遅延!」
しっかり行動の邪魔はしつつ、今のうちにちょっと休憩。紫ゼリーとやり合ったときの疲労がまだ残ってるのか、ちょっと動いただけで息が上がる。
「ハルティアぁ! まだにゃー!?」
「――あと少しだよう、あと少し――」
ユネもひらりひらりと身軽に動き回って躱してはいるが、肩で息をしているような状況だ。魔法陣に描き足しながら移動しているからか、石の礫を避けきれずに鎧に傷が増えている。
よし休憩タイム終わり。多分ハルティアさんの詠唱終わるくらいまでは動ける。今行くぜ。
「ユネ! 交代だ!」
「任せたにゃー! ――滅魔の陣!」
魔法陣から四方八方に伸びた白い光が、次々ミノタウロスに絡まっていく。最強のサポート。
どうにか逃れようと光の中で暴れてるが、もがけばもがくほど複雑に絡みつくようになってるらしい。
「ブルモォォォァァァァァァ!!!!」
怒り狂って雄叫びを上げるも、光の網からは抜け出せない。それどころかなんか焼肉みたいな匂いする。これミノタウロスが焼けてんのか? ……食えんのかな。
「なーんか美味しそうな匂いになってきたにゃー」
ほらユネもこう言ってるし。死体残ってたら食ってみるのもいいかもな。
にしても滅魔の陣、ミノタウロスに刺さりすぎだろ。これ俺やることなさそうっすね。
……いやごめん今の嘘。
「――アヤト!」
「わかってる――置換!」
突然光の網が全部消えた。どうやら魔法陣の描いてあった地面が割れたらしい。危ねえ。
置換でミノタウロス自身の後頭部に斧を持っていこうとしたが、流石に無理だった。重量に耐えきれず開いた空間ごと消えていく。やっぱもうひとっ走りするしかなさそうだな。
「――遅延!」
スーパーブチ切れモードのせいで遅延かかってんのに速い。狙いが適当になってんのは嬉しいが、振り下ろし毎に地面が派手に割れる。そこから吹きとんでくる岩の速度も馬鹿にならない。
そっちにまで遅延まいてる暇はないし、最早まともな地面はないしで移動が大変だ。マジ手加減してくれアクロバティックは苦手っつっただろ? 言ってねーけど。
とにかくこのままじゃジリ貧だ。攻撃は最大の防御とか言うし、ミズシマ流剣術いっとくか。
剣身に空間を歪ませるイメージの魔術を付与。刃が通るだけでも十分、有効打まで持ってければ僥倖ってとこだ。
反転して真っ直ぐに突っ込んだお陰で胴体はガラ空き。いくぜ即興一の型!
「うおおーっ! 裂空剣!」
だが次の瞬間、刃が硬い皮膚に弾かれ――ることはなかった。なんと斬撃は成功した。皮膚を、筋肉を、もしかすると骨まで斬って……まさに''空間ごと裂いて''。
「ブル――」
成功に喜んだのも束の間、鼓膜が破れそうなほどの怒りの咆哮。中途半端な攻撃はかえって逆効果だったか? だがあと少しで詠唱完了のはず。
――と、咆哮が響く風の音に掻き消された。
竜巻のような風の柱が、等間隔に、まるで檻のようにミノタウロスの周りを囲む。触れればタダじゃ済まないのを本能的に理解しているのか、ミノタウロスはその場から動かない。
「お待たせえ、これで仕上げだよう――具現化」
白く靄がかかった槍が、ミノタウロスの頭上に浮かぶ。その切っ先に向けて、柱から風が集まっていく。
「二人共、飛ばされないように気を付けてねえ――轟風突」
いやヤバそうなのはわかってたが気を付けてって今更どうしろって? めくれ上がった地面の陰にでも身を隠せってか――
「う――――!?」
「にゃ――――!!」
槍がミノタウロスに触れた瞬間、足が地面から引き離される。物凄い風圧で魔術名すら呟けない。これ念じるだけでも発動できんのか、いや試さないと確実にまた知らない天井することになる。下手すりゃ気絶じゃ済まない。
(――置換)
なんとか発動はした。一応成功……いや、小っちゃ! 穴っていうより裂け目だこれ。
「ぐ――ぬ――」
指を引っ掛けて空間をこじ開ける。何たる力技。だが、指先だけ空間の狭間に持ってかれるとかはなかった。出口は壁際ギリギリ、精々ちょっと痛いくらいだ。
「お――い――」
出口の方も小っちぇえ! しがみついてんのも精一杯だってのにこの……
……あ、そうだ。
「――裂空剣!!」
完璧、最初からこうしておけば良かった。上手く裂け目を広げて、予定通り軽い衝撃に済ませる。
フレンドリーファイアがすぎるぜハルティアさん。マジで。
数秒壁に張り付いていると突然風が止んだ。さらに少しして砂埃が晴れる。ミノタウロスは跡形もなく消えていた――ユネの方は大丈夫かな。
ハルティアさんも見当たらない。まあ多分この部屋のどこかにはいるんだろうが、地面もボコボコだし探すのにも一苦労だ。
ひとまず徒歩で……出口の方に向かえば会えるか?
「ぬゎっ!?」
ふにゅっとした何かを踏む感覚。尻尾。尻尾だ。猫の尻尾。
「すまん! こんなとこにいたとは思わなくて……ユネ?」
まさか死――んではなかった。良かった。脈はある。
気絶してるだけだな。装甲薄いとことか結構怪我してるっぽいし時遡かけとこう。
「――時遡」
これでよし。まあ俺がやらなくてもハルティアさんが治しただろうけどな。
さて……抱きかかえて歩いてってもいいが、目覚めるまでここにいとくか。ミノタウロスもそんな早く再湧きすることはないだろうし。
それよりも……だな。ちょっとくらい、いいよな。
「…………んんん~~~~~~モフモフ…………!!」
さっき踏んだときにモフみを直感したんだよ。俺の直感は正しかった。
猫尻尾、神。胸とか触ってるわけじゃないしセーフセーフ多分。いやわかんねえけど。流石に耳触るのはいけない気がするから尻尾だけね。あとちょっとモフるだけだから許してくれすまん。モフモフ、モ……
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