92 / 252
第3章
90 シレンシア王城
しおりを挟む
「さーて、どうするか……」
やたら広い部屋に通されたのはいいが、部屋の外に(恐らく見張りの)兵士が一人、廊下にも大量の兵士ときた。ちなみに窓から庭に降りても兵士まみれだ。
うっかり捕まれば器だかなんだかってのを取り出すために殺されかねんし、ルートは慎重に選ばないとな。転生したら王様にとっ捕まって殺されましたはシャレにならん。
転移で戻れるならそれでいいんだが、正直めっちゃ怖い。迷宮にいたときの圧迫感みたいなのはないにしろ、成功する気もしない。てか上半身だけ転移して下半身置いてけぼりとか――ありそうじゃん?
「よっこらせ。少し失礼するよ」
「……!?」
振り返ると、部屋の中に老紳士風の男がいた。ぼーっと空を眺めてる間に入ってきたのか。ノックくらいしてくれ俺は勇者だぞ。
「君が三人目の勇者か。思ったより面白い形をしているね。解析士よりは戦えるが、創造者には遠く及ばなそうだ」
老紳士は俺を見てブツブツ独り言を……いや、白髪だけどシワは少ない。案外若かったりするのか、ってそうじゃなくて。
一体誰なんだ。王様が言ってた''指導に長けた者''か?
「あなたは?」
「私はしがない研究者さ。三人目の勇者が見つかったというので、一目見ておきたくてね」
研究者と言われればそんな気もしてくる。っつーかふと思ったけど俺この部屋入ったときに鍵かけたよな。こいつどこから入った?
「おっと、血の匂いでもしたかな? そう警戒しないでおくれよ。天使もいないようだし、君は脅威に値しない」
男は、ニコニコと余裕そうな微笑みをこちらに投げかけてくる。どうやら敵意はないらしいが、非常に怪しい。
遠目に確認したとこでは、鍵は閉まったままだった。大体、部屋の外の兵士に見つからずに扉から入ってくるのはほぼ不可能だ。
「敵対する理由もないだろう? それより、逃げるなら早くした方がいい。枷が付いたら終わりだ」
ではね、と言って男は消えた。文字通り、瞬き一つの間に。
研究者ってのが本当か嘘かはわからんが、少なくともここの関係者ではなさそうだ。逃げるなら早くしろとか言ってたし。
とりあえず城の外を目指す。男のことも気になるが、枷とかいうのも嫌な響きだ。さっさと逃げるに限るね。
外への出やすさを考えても、窓から庭に降りた方が良さげだな。兵士まみれと言っても穴はある。
「……っし!」
気合い十分、魔力も十分。まともに交戦したら余裕でやられるからなるべく隠れながら行くぞ。
そっと窓を開けて、下の足場を確認。兵士が向こうに行った隙に足場を伝って茂みに着地。
思ったよりガサっといったがバレてなさそうなので良し。このまま壁際を進んで塀をよじ登れば……
「何――」
「っ遅延!」
やべ。反射的に遅延撃ったが、小動物か何かだと思っただけの可能性もあったな。やっちまった。
「――時緩、減速」
勇者だってのはバレてないかもしれんが、侵入者ならどのみち追われる。急がないとまずい。
「おい、どうした? おい!」
「何遊んでんだ……石化!? 違うな、なんだ、魔物? 敵か!?」
あーあー早速人が集まってきやがった。が、ユネとルファスが時空魔術のこと喋ってなければやりようはあるな。遅延とかで遅くして、街に出たら速攻で外に走る。
「時緩、減速!」
「な――」
一人ずつにかけるのも面倒なので、とりまこれだけ。効果は長続きしないから、物音立てないように移動するのは一旦やめだ。
……あ、どうせなら使ったことないあの魔術使ってみるか。範囲っぽいし。
「――強制送還」
伸ばした手から深い青色の雫が滴り落ちた。雫は地面を青く光らせ、ゆっくり動いてる兵たちの足元に広がっていく。
…………。
……………………え? まさかそれだけ? 失敗?
「――んだこれは! 我々は攻撃を受けている!」
「――った! 侵入者はどこだ!」
「――だ! この床は……?」
おいおい待ってくれあんな強そうな魔術でそりゃないぜ。いや魔力あんま使わなかったし怪しいとは思ったが。畜生、欲張りすぎたな。
と思った直後。
「お――!?」
かなりの魔力を持ってかれる感覚とともに、兵たちの姿が消えた。なるほど発動までに時間かかるタイプか。
で、あいつらどこに消えたんだろ。頼むから遠くに飛んどいてくれよな。
「侵入者はまだこの辺りにいるはずだ! 探せ!」
「アンス一匹逃がすな!」
めっちゃこっち来るじゃん。一箇所に固まってもらってまた強制送還でもするか――
「!?」
頭上で爆音。見上げると、城壁に何かが派手に突っ込んだような大穴が空いていた。
俺なんもやってない……よな?
「なんだ!?」
「城壁が……逃げろ! 崩れるぞ!」
やべ、ここにいたら俺も崩落に巻き込まれる。騒ぎに乗じて外に出られれば最高なんだが、そう上手くいくかね。
「侵入者め、城を破壊する気か!」
や、俺なんもしてないぞ。あのなんか大量に出てる光の槍も俺のじゃない。
「久しいのう、マスター。元気にしておったか?」
声の聞こえた方に視線を下げると、目の前に銀髪少女。
「んな!? 遅――」
「待て待て、まさか愛しの我の顔を忘れたわけではあるまい?」
構築途中の遅延が、腕の一振りで術式ごと消された。効果を打ち消す魔術があるってのは知ってたがこんなの聞いてないぞ。
つーかこの子どこかで見たことあるような……?
「むう、冗談はさておいても厄介なことになったの」
「もしかして、あの槍も君が?」
「かかか! その通りよ。久々の運動は気持ちが良いの!」
爽快に笑う少女。敵じゃなさそうだが、ヤバそうなのも確かだ。
「む、聖騎士が近付いておるな。我は彼奴等には敵わん、暫し身を隠す。童も疾く逃げよ。魔術を使えばすぐであろう?」
「え、ええ?」
茂みから体を出したかと思えば、次の瞬間にはその姿は消えていた。どいつもこいつも急に現れて急に消えやがって。やべーとこだなシレンシア王城。
「もしかして、アヤト、にゃー?」
「……ユネか」
少女が消えた直後、茂みを覗き込むユネと目が合った。残念ながら、見逃してくれそうな雰囲気ではない。いっそルファスの方なら良かったのに。
「……今戻ればまだ間に合うにゃ。ぼくも王様に掛け合ってみるし、勇者もそんな悪いものじゃないにゃ」
「……悪い、ユネ。俺はそれでも」
「ここにいたか、勇者」
新たな声に振り向く前に横に避ける。運ゲー成功、視界の端に剣の先端が映った。今さっきまで俺の首があった場所だ。
急いで距離をとるが二撃目は来ない。
「ルファス!」
「何、多少の傷は優秀な王宮治癒士が治すさ。それに、何としても――器だけでも取り戻せとのお達しだ」
「でも……」
「どうした、ユネ。下らない感情は捨てろ。魔王を殺すためには、勇者の力が必要不可欠!」
いっそルファスの方ならとは言ったが、ルファスも来いとは言ってないぞ。
「――聖浄!」
ルファスの手から浄化の光が伸びる。当たっても痛みはなかった……が、影から黒い靄が立ち上がり、消えた。
「邪悪な……影の一族とも繋がっていたか。勇者の力も、使い方を誤れば我々にとって最悪の兵器となりかねん」
「でも、アヤトはそんなことしないにゃ!」
「は! 何故そう言い切れる。迷宮探索に戻るからか? そんなもの、冒険者にさせておけばいい」
さて、とルファスが剣を構え直す。とりあえず俺も剣を抜いたが膝がガクガク言いやがる。なんだこの迫力。殺気。こんなん勝てねえだろ。マジで勝てる気がしない。
「再召喚の時間だ。器を返してもらうぞ――欠陥品!」
やたら広い部屋に通されたのはいいが、部屋の外に(恐らく見張りの)兵士が一人、廊下にも大量の兵士ときた。ちなみに窓から庭に降りても兵士まみれだ。
うっかり捕まれば器だかなんだかってのを取り出すために殺されかねんし、ルートは慎重に選ばないとな。転生したら王様にとっ捕まって殺されましたはシャレにならん。
転移で戻れるならそれでいいんだが、正直めっちゃ怖い。迷宮にいたときの圧迫感みたいなのはないにしろ、成功する気もしない。てか上半身だけ転移して下半身置いてけぼりとか――ありそうじゃん?
「よっこらせ。少し失礼するよ」
「……!?」
振り返ると、部屋の中に老紳士風の男がいた。ぼーっと空を眺めてる間に入ってきたのか。ノックくらいしてくれ俺は勇者だぞ。
「君が三人目の勇者か。思ったより面白い形をしているね。解析士よりは戦えるが、創造者には遠く及ばなそうだ」
老紳士は俺を見てブツブツ独り言を……いや、白髪だけどシワは少ない。案外若かったりするのか、ってそうじゃなくて。
一体誰なんだ。王様が言ってた''指導に長けた者''か?
「あなたは?」
「私はしがない研究者さ。三人目の勇者が見つかったというので、一目見ておきたくてね」
研究者と言われればそんな気もしてくる。っつーかふと思ったけど俺この部屋入ったときに鍵かけたよな。こいつどこから入った?
「おっと、血の匂いでもしたかな? そう警戒しないでおくれよ。天使もいないようだし、君は脅威に値しない」
男は、ニコニコと余裕そうな微笑みをこちらに投げかけてくる。どうやら敵意はないらしいが、非常に怪しい。
遠目に確認したとこでは、鍵は閉まったままだった。大体、部屋の外の兵士に見つからずに扉から入ってくるのはほぼ不可能だ。
「敵対する理由もないだろう? それより、逃げるなら早くした方がいい。枷が付いたら終わりだ」
ではね、と言って男は消えた。文字通り、瞬き一つの間に。
研究者ってのが本当か嘘かはわからんが、少なくともここの関係者ではなさそうだ。逃げるなら早くしろとか言ってたし。
とりあえず城の外を目指す。男のことも気になるが、枷とかいうのも嫌な響きだ。さっさと逃げるに限るね。
外への出やすさを考えても、窓から庭に降りた方が良さげだな。兵士まみれと言っても穴はある。
「……っし!」
気合い十分、魔力も十分。まともに交戦したら余裕でやられるからなるべく隠れながら行くぞ。
そっと窓を開けて、下の足場を確認。兵士が向こうに行った隙に足場を伝って茂みに着地。
思ったよりガサっといったがバレてなさそうなので良し。このまま壁際を進んで塀をよじ登れば……
「何――」
「っ遅延!」
やべ。反射的に遅延撃ったが、小動物か何かだと思っただけの可能性もあったな。やっちまった。
「――時緩、減速」
勇者だってのはバレてないかもしれんが、侵入者ならどのみち追われる。急がないとまずい。
「おい、どうした? おい!」
「何遊んでんだ……石化!? 違うな、なんだ、魔物? 敵か!?」
あーあー早速人が集まってきやがった。が、ユネとルファスが時空魔術のこと喋ってなければやりようはあるな。遅延とかで遅くして、街に出たら速攻で外に走る。
「時緩、減速!」
「な――」
一人ずつにかけるのも面倒なので、とりまこれだけ。効果は長続きしないから、物音立てないように移動するのは一旦やめだ。
……あ、どうせなら使ったことないあの魔術使ってみるか。範囲っぽいし。
「――強制送還」
伸ばした手から深い青色の雫が滴り落ちた。雫は地面を青く光らせ、ゆっくり動いてる兵たちの足元に広がっていく。
…………。
……………………え? まさかそれだけ? 失敗?
「――んだこれは! 我々は攻撃を受けている!」
「――った! 侵入者はどこだ!」
「――だ! この床は……?」
おいおい待ってくれあんな強そうな魔術でそりゃないぜ。いや魔力あんま使わなかったし怪しいとは思ったが。畜生、欲張りすぎたな。
と思った直後。
「お――!?」
かなりの魔力を持ってかれる感覚とともに、兵たちの姿が消えた。なるほど発動までに時間かかるタイプか。
で、あいつらどこに消えたんだろ。頼むから遠くに飛んどいてくれよな。
「侵入者はまだこの辺りにいるはずだ! 探せ!」
「アンス一匹逃がすな!」
めっちゃこっち来るじゃん。一箇所に固まってもらってまた強制送還でもするか――
「!?」
頭上で爆音。見上げると、城壁に何かが派手に突っ込んだような大穴が空いていた。
俺なんもやってない……よな?
「なんだ!?」
「城壁が……逃げろ! 崩れるぞ!」
やべ、ここにいたら俺も崩落に巻き込まれる。騒ぎに乗じて外に出られれば最高なんだが、そう上手くいくかね。
「侵入者め、城を破壊する気か!」
や、俺なんもしてないぞ。あのなんか大量に出てる光の槍も俺のじゃない。
「久しいのう、マスター。元気にしておったか?」
声の聞こえた方に視線を下げると、目の前に銀髪少女。
「んな!? 遅――」
「待て待て、まさか愛しの我の顔を忘れたわけではあるまい?」
構築途中の遅延が、腕の一振りで術式ごと消された。効果を打ち消す魔術があるってのは知ってたがこんなの聞いてないぞ。
つーかこの子どこかで見たことあるような……?
「むう、冗談はさておいても厄介なことになったの」
「もしかして、あの槍も君が?」
「かかか! その通りよ。久々の運動は気持ちが良いの!」
爽快に笑う少女。敵じゃなさそうだが、ヤバそうなのも確かだ。
「む、聖騎士が近付いておるな。我は彼奴等には敵わん、暫し身を隠す。童も疾く逃げよ。魔術を使えばすぐであろう?」
「え、ええ?」
茂みから体を出したかと思えば、次の瞬間にはその姿は消えていた。どいつもこいつも急に現れて急に消えやがって。やべーとこだなシレンシア王城。
「もしかして、アヤト、にゃー?」
「……ユネか」
少女が消えた直後、茂みを覗き込むユネと目が合った。残念ながら、見逃してくれそうな雰囲気ではない。いっそルファスの方なら良かったのに。
「……今戻ればまだ間に合うにゃ。ぼくも王様に掛け合ってみるし、勇者もそんな悪いものじゃないにゃ」
「……悪い、ユネ。俺はそれでも」
「ここにいたか、勇者」
新たな声に振り向く前に横に避ける。運ゲー成功、視界の端に剣の先端が映った。今さっきまで俺の首があった場所だ。
急いで距離をとるが二撃目は来ない。
「ルファス!」
「何、多少の傷は優秀な王宮治癒士が治すさ。それに、何としても――器だけでも取り戻せとのお達しだ」
「でも……」
「どうした、ユネ。下らない感情は捨てろ。魔王を殺すためには、勇者の力が必要不可欠!」
いっそルファスの方ならとは言ったが、ルファスも来いとは言ってないぞ。
「――聖浄!」
ルファスの手から浄化の光が伸びる。当たっても痛みはなかった……が、影から黒い靄が立ち上がり、消えた。
「邪悪な……影の一族とも繋がっていたか。勇者の力も、使い方を誤れば我々にとって最悪の兵器となりかねん」
「でも、アヤトはそんなことしないにゃ!」
「は! 何故そう言い切れる。迷宮探索に戻るからか? そんなもの、冒険者にさせておけばいい」
さて、とルファスが剣を構え直す。とりあえず俺も剣を抜いたが膝がガクガク言いやがる。なんだこの迫力。殺気。こんなん勝てねえだろ。マジで勝てる気がしない。
「再召喚の時間だ。器を返してもらうぞ――欠陥品!」
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる