96 / 252
第3.5章
94 探知
しおりを挟む
「――祓魔の陣……っ!」
地面に描いた魔法陣は、ぼんやりと橙に光って……ほんの少しだけ爆発した。丁度、ポップコーンを作るときくらいの小規模な爆発。これじゃゴブリンもスライムも殺せない。それどころか、きっと傷一つだって付けられない。
ただ、満天の星空の下の光は、とても綺麗に見えた。小さくたって、弱くたって、術式は発動したんだ。
ローレンツさんは、覚えは早いと言ってくれた。エリッツさんも、基礎はできていると言ってくれた。
じゃあ、僕に足りないのは何なのか。答えは単純で残酷だった。
――魔力。魔力が、ただ圧倒的に足りなかった。
幸い、解析は魔力に頼る部分が少ない。むしろ、練度を高めれば魔力の消費はほとんどなくなるほどだ。まだまだ未熟な僕でさえ、解析で魔力不足になることは減ってきた。
ただ、それじゃダメなんだ。僕は勇者だから。魔族は生まれつき魔力が多い者がほとんどらしいし、魔界にヒントでもあればいいけど。
「……こんな夜中に、何をしている」
「ルイン」
ルインは、僕を見ると少し驚いたような顔をした。普段散々に言ってくるけど、今回ばかりはそうもいかないだろう。僕だって努力しているんだ。
「まさかこれほどとは……」
「僕だってただ護られるだけじゃいけないと思って」
「……これほど愚かだとは。心底呆れたな」
……え?
「何を高望みしている。最早貴様にできることはただ一つ、勇者と、宮廷騎士の足を引っ張らないことだけだ」
「そんなことわかってる! だから、そのためにやってたんだ。足を引っ張らないためにも、僕は――」
「睡眠時間を削って、判断力の落ちた状態で戦闘に臨むのか? それも、魔界の強力な魔物との戦闘に? その程度の技術と魔力で己が身を守ることができるのか? そもそも解析は成功するか? 寝不足の集中力で? 足を引っ張らない? 何を言っている!」
自惚れもいい加減にしろ、とルインは続ける。
「まずは解析士の職だけでも全うすることだな。それ以上を望むな。貴様如きには不可能だ」
「でも、僕は――」
何か言い返そうと思ったけど、言葉が出てこなかった。確かにルインの言う通りかもしれない。
「……じゃあ、もう寝ることにするよ。おやすみ」
「……フン」
ああ、魔力さえ手に入れば。いや、いっそ魔力がなくたっていい。勇者としての力が欲しい――
*
「まーくん、おはよう?」
「ん……ああ、エリッツさん」
相変わらず身体の節々が痛い。そろそろ城のベッドが恋しくなってきた。
ただ、睡眠時間の方はルインが言うほどじゃなさそうだ。勇者補正のお陰で、多少の寝不足くらいではパフォーマンスが下がることもなさそう。
「ごっはん、ごっはん! とりゃー!」
「あっおいシエル! それ俺のだぞ!」
シエルが龍牙のクッキーを奪って走り回っている。朝から元気だな。
エリッツさんが淹れてくれるコーヒー(みたいなもの)との相性は案外いいので、シエルはクッキーの方はまぁまぁ好きらしい。パサパサだし甘くもないし、本当のクッキーを知ってたらとても好きにはなれないけど。
「お、誠! おはよ!」
「ああ、おはよう龍牙」
「……なんか眠そうだけど大丈夫か? ちゃんと寝れてるか?」
「勿論。僕は枕があればどこだって寝れるよ」
やっぱり寝不足に見えるのかな。これでもそこそこ寝たんだけど。
「マコト、本当に平気? 具合悪そうだけど……ボクのこれ、食べる?」
「いやいや、そんなことないって。慣れない旅でちょっと疲れてるかもしれないけど、別に具合は悪くないよ」
シエルにまで心配されてしまった。これからは少し特訓の時間を短くしよう。
軽く雑談をしながら朝食をコーヒーもどきで流し込み、出発の準備をする。と、言ってもテントを片付けて焚き火を消すだけだ。
魔物除けの結界の方はエリッツさんに任せてる。僕らが下手にいじると、魔力を込める装置が壊れかねないし。
「っし、こっちは片付け終わり! 誠の方はどうだ?」
「ああ、この杭を抜いたら終わるよ。荷物は鞄に入れておいたし」
「鞄……誠、それどこ置いた?」
「どこって、すぐそこの……あれ?」
なかった。
今さっき置いたはずの鞄が、影も形もなくなっていた。
「そんなはずない! 今、たった今だ。まだ置いてから三十秒も経ってない!」
「十中八九持ち去られただろうな。その正体は魔物か人か、或いは魔族か」
「そんな……」
あんなに大きいものを、誰が。エリッツさんの魔術で僕でも背負えるほどに軽くなっているけど、大きさはかなりのものだ。
誰も気付かなかったなんてことがあるのか。僕はまだしも、ルインにシエル、龍牙にエリッツさんまで、その誰もが気付かないなんてことが。
あそこに食料だって全部入ってるんだ。このままじゃ毒サソリを食べることになる。
「……ごめん、僕のせいだ」
「ああ、貴様のせいだな。で、どうする? 貴様ごときの肉では、丁寧に切り分けても数日が限界だろうが」
「うるさい!」
ルインは僕を鼻で笑って、空気に溶けるように消えた。
「ま、まぁルインの言うことは気にしないとしてもだな。あの荷物は取り返さないとまずい。エリッツさんの武器のメンテもできないし」
そうだ、食料以外にも必要なものが山ほどある。ここで取り返せないまま魔界に行くなんて、それこそ自殺行為だ。
「結界の解除、終わったよー! ってあれ、二人とも暗い顔してどうしたの?」
「……実は、鞄が何者かに盗まれてしまって」
「ええ!? お姉さんでも気配に気付けなかったよ! とにかくそんな落ち込まないで? ね?」
エリッツさんが優しすぎて辛い。僕がもっと見えやすい場所に運んでおけば、こんなことにはならなかった。
「マコト、エリ姉の言う通りだよ! ボクも魔力を探ってみるし、まだ遠くには行ってないはず!」
「そうそう、要は取り返せばいいんだ。俺は向こうの岩の方を探す。姉さんとシエルは反対の方で二手にわかれてくれるか?」
「はーい!」
「りょーかい!」
魔力を探る……もしかしたら、僕にもできるかもしれない。解析も似たような感覚だし。
目を閉じて、魔力の流れに集中する。ローレンツさんに教わった通り、素因の流れに身を任せる。
「――探知」
僕の周りに無数の紐が現れた。ああ、これが魔力なんだろう。この眩しいのが龍牙、こっちのあったかいのがシエル、それでこの滑らかなのがエリッツさんかな。ちょっと薄いけど僕の近くにいるのは多分ルイン。細くて尖ってるし。直感でわかる。
ただ、他は古そうな魔力ばかりだ。最近ここに来たようなのは僕らのやつしか――いや。
鞄のあった場所に薄い靄。そしてそこから更に薄く、ルインの魔力よりも遥かに薄く数本の魔力が伸びている。茶色くひび割れた、明らかに感じたことのない魔力。確実にこれだ。薄いけど決して古くはない。
「皆! 魔力の跡を見つけた! これを辿ればきっと取り返せる!」
「でかした誠、さっすが解析士なだけあるな!」
「凄いよまーくん! お姉さんより早く見つけるなんて!」
解析の能力がこんなところで役に立つなんて。勇者向きじゃないけど、悪くはない能力なのかもしれない。
「行こう、向こうの瓦礫の方だ」
「おっけー走るぞ! ――加速!」
鞄を奪ったのが誰かは知らないけど、勇者に喧嘩を売ったことを後悔させてやる。
地面に描いた魔法陣は、ぼんやりと橙に光って……ほんの少しだけ爆発した。丁度、ポップコーンを作るときくらいの小規模な爆発。これじゃゴブリンもスライムも殺せない。それどころか、きっと傷一つだって付けられない。
ただ、満天の星空の下の光は、とても綺麗に見えた。小さくたって、弱くたって、術式は発動したんだ。
ローレンツさんは、覚えは早いと言ってくれた。エリッツさんも、基礎はできていると言ってくれた。
じゃあ、僕に足りないのは何なのか。答えは単純で残酷だった。
――魔力。魔力が、ただ圧倒的に足りなかった。
幸い、解析は魔力に頼る部分が少ない。むしろ、練度を高めれば魔力の消費はほとんどなくなるほどだ。まだまだ未熟な僕でさえ、解析で魔力不足になることは減ってきた。
ただ、それじゃダメなんだ。僕は勇者だから。魔族は生まれつき魔力が多い者がほとんどらしいし、魔界にヒントでもあればいいけど。
「……こんな夜中に、何をしている」
「ルイン」
ルインは、僕を見ると少し驚いたような顔をした。普段散々に言ってくるけど、今回ばかりはそうもいかないだろう。僕だって努力しているんだ。
「まさかこれほどとは……」
「僕だってただ護られるだけじゃいけないと思って」
「……これほど愚かだとは。心底呆れたな」
……え?
「何を高望みしている。最早貴様にできることはただ一つ、勇者と、宮廷騎士の足を引っ張らないことだけだ」
「そんなことわかってる! だから、そのためにやってたんだ。足を引っ張らないためにも、僕は――」
「睡眠時間を削って、判断力の落ちた状態で戦闘に臨むのか? それも、魔界の強力な魔物との戦闘に? その程度の技術と魔力で己が身を守ることができるのか? そもそも解析は成功するか? 寝不足の集中力で? 足を引っ張らない? 何を言っている!」
自惚れもいい加減にしろ、とルインは続ける。
「まずは解析士の職だけでも全うすることだな。それ以上を望むな。貴様如きには不可能だ」
「でも、僕は――」
何か言い返そうと思ったけど、言葉が出てこなかった。確かにルインの言う通りかもしれない。
「……じゃあ、もう寝ることにするよ。おやすみ」
「……フン」
ああ、魔力さえ手に入れば。いや、いっそ魔力がなくたっていい。勇者としての力が欲しい――
*
「まーくん、おはよう?」
「ん……ああ、エリッツさん」
相変わらず身体の節々が痛い。そろそろ城のベッドが恋しくなってきた。
ただ、睡眠時間の方はルインが言うほどじゃなさそうだ。勇者補正のお陰で、多少の寝不足くらいではパフォーマンスが下がることもなさそう。
「ごっはん、ごっはん! とりゃー!」
「あっおいシエル! それ俺のだぞ!」
シエルが龍牙のクッキーを奪って走り回っている。朝から元気だな。
エリッツさんが淹れてくれるコーヒー(みたいなもの)との相性は案外いいので、シエルはクッキーの方はまぁまぁ好きらしい。パサパサだし甘くもないし、本当のクッキーを知ってたらとても好きにはなれないけど。
「お、誠! おはよ!」
「ああ、おはよう龍牙」
「……なんか眠そうだけど大丈夫か? ちゃんと寝れてるか?」
「勿論。僕は枕があればどこだって寝れるよ」
やっぱり寝不足に見えるのかな。これでもそこそこ寝たんだけど。
「マコト、本当に平気? 具合悪そうだけど……ボクのこれ、食べる?」
「いやいや、そんなことないって。慣れない旅でちょっと疲れてるかもしれないけど、別に具合は悪くないよ」
シエルにまで心配されてしまった。これからは少し特訓の時間を短くしよう。
軽く雑談をしながら朝食をコーヒーもどきで流し込み、出発の準備をする。と、言ってもテントを片付けて焚き火を消すだけだ。
魔物除けの結界の方はエリッツさんに任せてる。僕らが下手にいじると、魔力を込める装置が壊れかねないし。
「っし、こっちは片付け終わり! 誠の方はどうだ?」
「ああ、この杭を抜いたら終わるよ。荷物は鞄に入れておいたし」
「鞄……誠、それどこ置いた?」
「どこって、すぐそこの……あれ?」
なかった。
今さっき置いたはずの鞄が、影も形もなくなっていた。
「そんなはずない! 今、たった今だ。まだ置いてから三十秒も経ってない!」
「十中八九持ち去られただろうな。その正体は魔物か人か、或いは魔族か」
「そんな……」
あんなに大きいものを、誰が。エリッツさんの魔術で僕でも背負えるほどに軽くなっているけど、大きさはかなりのものだ。
誰も気付かなかったなんてことがあるのか。僕はまだしも、ルインにシエル、龍牙にエリッツさんまで、その誰もが気付かないなんてことが。
あそこに食料だって全部入ってるんだ。このままじゃ毒サソリを食べることになる。
「……ごめん、僕のせいだ」
「ああ、貴様のせいだな。で、どうする? 貴様ごときの肉では、丁寧に切り分けても数日が限界だろうが」
「うるさい!」
ルインは僕を鼻で笑って、空気に溶けるように消えた。
「ま、まぁルインの言うことは気にしないとしてもだな。あの荷物は取り返さないとまずい。エリッツさんの武器のメンテもできないし」
そうだ、食料以外にも必要なものが山ほどある。ここで取り返せないまま魔界に行くなんて、それこそ自殺行為だ。
「結界の解除、終わったよー! ってあれ、二人とも暗い顔してどうしたの?」
「……実は、鞄が何者かに盗まれてしまって」
「ええ!? お姉さんでも気配に気付けなかったよ! とにかくそんな落ち込まないで? ね?」
エリッツさんが優しすぎて辛い。僕がもっと見えやすい場所に運んでおけば、こんなことにはならなかった。
「マコト、エリ姉の言う通りだよ! ボクも魔力を探ってみるし、まだ遠くには行ってないはず!」
「そうそう、要は取り返せばいいんだ。俺は向こうの岩の方を探す。姉さんとシエルは反対の方で二手にわかれてくれるか?」
「はーい!」
「りょーかい!」
魔力を探る……もしかしたら、僕にもできるかもしれない。解析も似たような感覚だし。
目を閉じて、魔力の流れに集中する。ローレンツさんに教わった通り、素因の流れに身を任せる。
「――探知」
僕の周りに無数の紐が現れた。ああ、これが魔力なんだろう。この眩しいのが龍牙、こっちのあったかいのがシエル、それでこの滑らかなのがエリッツさんかな。ちょっと薄いけど僕の近くにいるのは多分ルイン。細くて尖ってるし。直感でわかる。
ただ、他は古そうな魔力ばかりだ。最近ここに来たようなのは僕らのやつしか――いや。
鞄のあった場所に薄い靄。そしてそこから更に薄く、ルインの魔力よりも遥かに薄く数本の魔力が伸びている。茶色くひび割れた、明らかに感じたことのない魔力。確実にこれだ。薄いけど決して古くはない。
「皆! 魔力の跡を見つけた! これを辿ればきっと取り返せる!」
「でかした誠、さっすが解析士なだけあるな!」
「凄いよまーくん! お姉さんより早く見つけるなんて!」
解析の能力がこんなところで役に立つなんて。勇者向きじゃないけど、悪くはない能力なのかもしれない。
「行こう、向こうの瓦礫の方だ」
「おっけー走るぞ! ――加速!」
鞄を奪ったのが誰かは知らないけど、勇者に喧嘩を売ったことを後悔させてやる。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる