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第4章
115 爆裂罠
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「(アレン、右にさっきの蟻だ。迂回する)」
「(了解)」
二人はすっかり安全志向で、極力戦闘を避けて探索している。が、探知系のスキルがないせいもあって進みがかなり遅い。
まあ一人欠けたし当然の判断ではあるが、そんなノロノロ歩いてると水がなくなって詰むぞ。ガンガンいこうぜ。
「おい、どうやら行き止まりらしいぞ」
「……参ったな」
レイは周囲の壁を軽く叩いてため息をつく。
「ダメだな。薄い壁なら破壊して進めばいいと思ったが、音を聞く限りではかなり厚そうだ」
「俺の力でも無理か?」
「ああ。それに、あまり大きな音を出すのも良くない。いざとなれば魔術があるが、戦闘は避けるに越したことはないからな」
そこは分厚いとかじゃなくて端の壁だな。そもそも壊せない。破壊不能オブジェクトだ。
それぶっ壊したらどうなるのかは俺もわからん。単純に地面が剥き出しになるってことはない気がする。
「仕方ない。戻ろう」
「おうよ」
二人はまたノロノロと歩き始める。動きがなすぎて眠くなってくるぞ。眠気感じない体ではあるが。
戦闘音が入るまではシステム周りの作業、っつーか諸々の調整を進めておくか。最近の悩みの種はもっぱら鞄の容量だ。
迷宮側から四次元ポケットならぬ四次元鞄を支給しようかとも思ったが、技術面が追い付いていない。探索者が増えたお陰でぶっちゃけDPは余裕なんだが、俺は未だに亜空間創造とかいうの使えないんだよな。
今となってはスキルレベルを確認する術もないから、あとどのくらいで使えるようになるのかもわからない。つーかまだスキル上げできるかってのも怪しいとこだ。
だが、鞄が小さいせいで探索者側が鉱石とかを捨ててる現状はなんとかしたい。レアなの出たけどもう少し進みたいしこれ以上持てない、とか結構ありそうだしな。見てる限りだと、パーティの誰も使えない武器もかさばるってことで放置されがちだ。
鉱石は一時的にこっちで預かって、探索者側にはデータだけを渡す……とかにすれば解決か? 迷宮街通貨のエルの部分と似た仕組み、ってか冒険者証明書に統合するのは可能だとは思う。それだと手にした実感がわきにくいかね。
まず鉱石だけそれで試してみて、上手くいきそうなら武器の方もそうしよう。出し入れ自由にするとチートすぎるし管理も大変だから、このシステムは預かり専用にする。地上に出たあとに受け取り、もしくはデータのまま保管とか選択できるようにすればいい。
「ってことで、システムさん頼んだ」
『エディットモードを起動します。編集対象:データ管理』
流石に自動じゃやってくれないか。まあ丁度ちょっと暇になったとこだ、ここは一つアプデ作業といこう。
*
『エディットモードを終了します』
……やっと終わった。作業開始前に時計見てなかったから具体的な時間はわからんが、六時間くらいは作業してた気がする。ついでにドロップとかの調整もしたし、もうちょい長くてもおかしくない。
「くーっ、作業後のコーラはたまらん」
そこはビールだろ、ってツッコミが入りそうだが、実はこの体には重大な欠陥がある。
ずばり、酔えない。
何を飲んだってほんの一欠片も酔わない。某ヒャッハーな世紀末漫画じゃないが、メチルアルコールをガブ飲みしても、恐らく天の羽衣とかいう最強パッシブによって即無毒化される。勿論失明することもない。まあ、もし失明したらレルアとお揃いの魔眼にするのもいいな。
――魔眼と言えば、レルアは今でもたまに眼帯を付けてる。どうも適合? が上手くいってないとか。眼帯姿もベリーキュートでビューティフルでマイエンジェルなことに変わりはないんだが、かなり心配だ。
システムに粗悪品を掴まされたとは思いたくないが、長くかかるようなら普通の目に変えるのもありかもしれないな。痛みとかがあるなら最高級の麻酔を用意する――レルアに麻酔効くのか?
とか考えてたら、突然の爆発音に椅子から転げ落ちそうになる。音の出処はレイとアレンのモニタだ。作業終わりのナイスタイミングだが何やった? 爆発音……踏んだのか! 爆裂罠を!
砂煙で二人の様子はわからない。が、地下38階ってことはつまり、石橋が落ちるやつか、蟻の巣が埋まるやつのどっちかってことだ。
「っ……アレン!」
声を張り上げるのはレイ。場所は――橋の袂だな。ってことはアレンが落ちたか?
助けるにしろ逃げるにしろ、今の轟音で集まってくる魔物の数は十や二十じゃ済まないぞ。そういう意味では誘引罠も兼ねてるからな。爆発で付近の魔物も吹っ飛んだからといって油断は禁物だ。
アレンの方は十中八九即死だろう。落下死せずとも下は溶岩、上は落石だ。
辛うじて生きていたとしても、集まってくる魔物に対抗できる体力は残ってない、と思う。
「アレン! 無事なら返事してくれ!」
さっさと逃げちまえよ。もしアレンが生きてても、崖下に降りてくなら自分も死ぬくらいの覚悟が必要だぞ。
「アレン――っ、邪魔だ!」
おっとコウモリ――ファスケーヴがお出ましだ。モタついてる暇はないぞ、少し遠くにサラマンダーの反応もある。
爆風で上手く橋の向こう側まで飛べたんだから次の階に進むのを強くオススメする。こんな囲まれやすい場所で一対多の戦闘は厳しいだろ。
「――ラステラ、少し力を「はあ!? これ以上何を借りれば気が済むワケ!? 勝手に私の体傷付けてるし! 私も私でかなり限界なんですケド!」
「悪い、でもアレンを見捨てるのは……「――アンタの目的は? 私の力も有限じゃない。それを忘れないでほしいんですケド」
ファスケーヴを両断しながらレイが一人で喋り始めた。体の様子に変化はないが、声のトーンとか喋り方とかから察するに片方は大罪だろう。
「……分かった。ここは俺が凌ぐ。ただ、奴に辿り着いたそのときには、お前の力を全て使わせてもらう」
「勿論。元々そういう契約だし、文句はないんですケド」
レイは鞄からマナポーションを取り出してガブ飲みした。マンティ倒したとに買ったやつだ。ただそんなに多くは買えなかったはず。だから温存してたんだろうが……
「――炎よ――」
魔術。だがいつもの熱線じゃなさそうだな。今のは詠唱の一部ってことか。
「――そのうねりは波の如く、その勢いは嵐の如く――」
多分聞いたことないやつだな? だがサラマンダーはもう近くにいる。溶岩を飲んで炎を吐くようなトカゲに、果たして炎の魔術が効くのかどうか。
「――一帯を焼き、崩し、溶かし尽くさん!」
レイを中心に、空間が歪んだ。岩壁が眩しい橙色に光ったと思うと、魔物諸共次々と溶け出していく。これは手動で修復入れとかないと。
魔術は融解の超強化版ってとこか。マナポーションの飲み方からしてもかなり魔力を使うようだったが、その威力は途轍もないものだった。
「アレン! 今下まで降りる! 生きているならそれまで耐えろ!」
まあ見つからないと思うけどな。パッと見た感じアレンの姿はなさそうだし、大方溶岩に落ちたとかだろう。まあ付近の魔物は今ので消えたから、心ゆくまで捜索すればいい。
こっちはそろそろカインにアップしといてもらうか。アイラ以外を相手に暴れるのは久々だろうし、最近強くなってきてるって話だから楽しみだ。
「(了解)」
二人はすっかり安全志向で、極力戦闘を避けて探索している。が、探知系のスキルがないせいもあって進みがかなり遅い。
まあ一人欠けたし当然の判断ではあるが、そんなノロノロ歩いてると水がなくなって詰むぞ。ガンガンいこうぜ。
「おい、どうやら行き止まりらしいぞ」
「……参ったな」
レイは周囲の壁を軽く叩いてため息をつく。
「ダメだな。薄い壁なら破壊して進めばいいと思ったが、音を聞く限りではかなり厚そうだ」
「俺の力でも無理か?」
「ああ。それに、あまり大きな音を出すのも良くない。いざとなれば魔術があるが、戦闘は避けるに越したことはないからな」
そこは分厚いとかじゃなくて端の壁だな。そもそも壊せない。破壊不能オブジェクトだ。
それぶっ壊したらどうなるのかは俺もわからん。単純に地面が剥き出しになるってことはない気がする。
「仕方ない。戻ろう」
「おうよ」
二人はまたノロノロと歩き始める。動きがなすぎて眠くなってくるぞ。眠気感じない体ではあるが。
戦闘音が入るまではシステム周りの作業、っつーか諸々の調整を進めておくか。最近の悩みの種はもっぱら鞄の容量だ。
迷宮側から四次元ポケットならぬ四次元鞄を支給しようかとも思ったが、技術面が追い付いていない。探索者が増えたお陰でぶっちゃけDPは余裕なんだが、俺は未だに亜空間創造とかいうの使えないんだよな。
今となってはスキルレベルを確認する術もないから、あとどのくらいで使えるようになるのかもわからない。つーかまだスキル上げできるかってのも怪しいとこだ。
だが、鞄が小さいせいで探索者側が鉱石とかを捨ててる現状はなんとかしたい。レアなの出たけどもう少し進みたいしこれ以上持てない、とか結構ありそうだしな。見てる限りだと、パーティの誰も使えない武器もかさばるってことで放置されがちだ。
鉱石は一時的にこっちで預かって、探索者側にはデータだけを渡す……とかにすれば解決か? 迷宮街通貨のエルの部分と似た仕組み、ってか冒険者証明書に統合するのは可能だとは思う。それだと手にした実感がわきにくいかね。
まず鉱石だけそれで試してみて、上手くいきそうなら武器の方もそうしよう。出し入れ自由にするとチートすぎるし管理も大変だから、このシステムは預かり専用にする。地上に出たあとに受け取り、もしくはデータのまま保管とか選択できるようにすればいい。
「ってことで、システムさん頼んだ」
『エディットモードを起動します。編集対象:データ管理』
流石に自動じゃやってくれないか。まあ丁度ちょっと暇になったとこだ、ここは一つアプデ作業といこう。
*
『エディットモードを終了します』
……やっと終わった。作業開始前に時計見てなかったから具体的な時間はわからんが、六時間くらいは作業してた気がする。ついでにドロップとかの調整もしたし、もうちょい長くてもおかしくない。
「くーっ、作業後のコーラはたまらん」
そこはビールだろ、ってツッコミが入りそうだが、実はこの体には重大な欠陥がある。
ずばり、酔えない。
何を飲んだってほんの一欠片も酔わない。某ヒャッハーな世紀末漫画じゃないが、メチルアルコールをガブ飲みしても、恐らく天の羽衣とかいう最強パッシブによって即無毒化される。勿論失明することもない。まあ、もし失明したらレルアとお揃いの魔眼にするのもいいな。
――魔眼と言えば、レルアは今でもたまに眼帯を付けてる。どうも適合? が上手くいってないとか。眼帯姿もベリーキュートでビューティフルでマイエンジェルなことに変わりはないんだが、かなり心配だ。
システムに粗悪品を掴まされたとは思いたくないが、長くかかるようなら普通の目に変えるのもありかもしれないな。痛みとかがあるなら最高級の麻酔を用意する――レルアに麻酔効くのか?
とか考えてたら、突然の爆発音に椅子から転げ落ちそうになる。音の出処はレイとアレンのモニタだ。作業終わりのナイスタイミングだが何やった? 爆発音……踏んだのか! 爆裂罠を!
砂煙で二人の様子はわからない。が、地下38階ってことはつまり、石橋が落ちるやつか、蟻の巣が埋まるやつのどっちかってことだ。
「っ……アレン!」
声を張り上げるのはレイ。場所は――橋の袂だな。ってことはアレンが落ちたか?
助けるにしろ逃げるにしろ、今の轟音で集まってくる魔物の数は十や二十じゃ済まないぞ。そういう意味では誘引罠も兼ねてるからな。爆発で付近の魔物も吹っ飛んだからといって油断は禁物だ。
アレンの方は十中八九即死だろう。落下死せずとも下は溶岩、上は落石だ。
辛うじて生きていたとしても、集まってくる魔物に対抗できる体力は残ってない、と思う。
「アレン! 無事なら返事してくれ!」
さっさと逃げちまえよ。もしアレンが生きてても、崖下に降りてくなら自分も死ぬくらいの覚悟が必要だぞ。
「アレン――っ、邪魔だ!」
おっとコウモリ――ファスケーヴがお出ましだ。モタついてる暇はないぞ、少し遠くにサラマンダーの反応もある。
爆風で上手く橋の向こう側まで飛べたんだから次の階に進むのを強くオススメする。こんな囲まれやすい場所で一対多の戦闘は厳しいだろ。
「――ラステラ、少し力を「はあ!? これ以上何を借りれば気が済むワケ!? 勝手に私の体傷付けてるし! 私も私でかなり限界なんですケド!」
「悪い、でもアレンを見捨てるのは……「――アンタの目的は? 私の力も有限じゃない。それを忘れないでほしいんですケド」
ファスケーヴを両断しながらレイが一人で喋り始めた。体の様子に変化はないが、声のトーンとか喋り方とかから察するに片方は大罪だろう。
「……分かった。ここは俺が凌ぐ。ただ、奴に辿り着いたそのときには、お前の力を全て使わせてもらう」
「勿論。元々そういう契約だし、文句はないんですケド」
レイは鞄からマナポーションを取り出してガブ飲みした。マンティ倒したとに買ったやつだ。ただそんなに多くは買えなかったはず。だから温存してたんだろうが……
「――炎よ――」
魔術。だがいつもの熱線じゃなさそうだな。今のは詠唱の一部ってことか。
「――そのうねりは波の如く、その勢いは嵐の如く――」
多分聞いたことないやつだな? だがサラマンダーはもう近くにいる。溶岩を飲んで炎を吐くようなトカゲに、果たして炎の魔術が効くのかどうか。
「――一帯を焼き、崩し、溶かし尽くさん!」
レイを中心に、空間が歪んだ。岩壁が眩しい橙色に光ったと思うと、魔物諸共次々と溶け出していく。これは手動で修復入れとかないと。
魔術は融解の超強化版ってとこか。マナポーションの飲み方からしてもかなり魔力を使うようだったが、その威力は途轍もないものだった。
「アレン! 今下まで降りる! 生きているならそれまで耐えろ!」
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