142 / 252
第5章
140 融合
しおりを挟む
「――もう術式が完成したのか! すぐ行こう……って、大丈夫? 顔色が悪いようだけど」
「ん? ああ、大丈夫、大丈夫だ……」
「何も不安に思うことはない、君の仲間は優秀だ。話していて分かったけど、学院の頭の固い教授よりも余程魔術に詳しい」
「……そうだな」
あいつらの術式は問題ない。俺もそう思ってる。問題はそこじゃない。
干渉は時緩でいいが、時間はこう――ゆらゆら揺れる波みたいなものだ。それをどう固定して持ってくるか。
……止界も時間魔術の一種だ。時空を同時に停止させる魔術だが、アレンジ次第では調整もできるか? 下手に他のを使わずとも、仮固定をこれだけで済ませるのはアリだな。資料によれば術式の瞬間・地点から少し離れてるだけなら問題ないらしいし。
「む、遅かったな童。こちらの準備は万端であるぞ」
「り、リフィスト様!? もしかして術式の補助をしてくださるのですか!」
「ふむ。冷やかしだけのつもりであったが、そこの童はちと頼りないしの。魔力くらいはくれてやらんでもない」
これは嬉しい。正直な話、召喚術式を動かす分の魔力を流しながら同時に時空魔術を使う――ってのは荷が重すぎる気がしてた。
「……私の準備は完了した。あとはアルデムさんの陣だけ」
「儂の方は魔力待ちですな。今回は慣らしは不要、このまま始められますぞ」
「俺もいける」
「じゃあ、始める」
アイラが魔法陣の端に手のひらを当て、魔力を流し始める。陣がぼんやりと赤く光った。
「最終構築開始――完了。展開開始――完了。術式接続開始――完了。状況良好。マスター」
「――定界」
止界が凍らせるイメージなら、こっちは流し込むイメージだな。
ある程度形になったら、手繰り寄せて整える。悪くない感触だ……恐らく成功した。
「――座標指定の完了を確認。調整に入る」
「儂の出番というわけですな」
陣の光が一際強くなる。時空魔術のときと同じだ。
「調整作業、概ね完了。あとは私が同一の存在になるだけ――」
「あ、アイラ!」
「……何?」
別にこのアイラがいなくなるわけでもないが、今のうちに感謝は伝えておかないとな。融合後のアイラは少しだけ別人だし。
「その……ありがとな。色々」
「礼は必要ない。成功さえすれば、これは間違いなく最良の方法だから」
「……そうか」
そう、成功すれば。ここが一番重要な部分だ。
今のところ問題はない。俺は仲間が作り上げた術式を信じる。
「さあマスター、最後の詠唱をお願いしますぞ」
「ああ――来い!」
光が陣の中央に集まり、そのまま上に立つアイラの体を覆うように移動する――
――少しして、光は消えた。素因の震えもほぼ収まった。術式は完了だ。が、アイラはまだ沈黙している。無表情で、虚空を見つめたまま。
「アイラ?」
呼びかけると、視線が俺に向いた。どうやら意識はあるみたいだが、まだ安心はできない。
「どう……して……?」
アイラは小さくそう呟くと、苦しそうに頭を抱えてうずくまる。まずい、これはまずいぞ。
「リフィスト!」
「うむ――治癒」
だがリフィストの治癒を受けても、その様子に変化はなかった。どうすればいいんだ。
「どうやら治癒では効果がないようであるの。ひとまず休ませてはどうか?」
「恐らくは融合の影響でしょうな。心配ではありますが、今は休ませる以外に手がないのも事実」
イヴェルの方を見たが、案の定こいつも首を横に振った。
「僕にもどうすることもできない。そもそも召喚……融合後に作用する式は書いていないし、負担の軽減も時間の都合で適当だ。寝かせておいてあげたらいいんじゃないかな」
「そうだな……そうしよう」
まだ気絶とまではいっていないが、呼びかけても唸るばかりで声が届いているかも分からない。
とりあえず楽な姿勢になってもらって、あとは冷えピタでも貼っておいてあげるか。
「ってことで……一旦撤収だ。皆ありがとう、イヴェルも長い間ありがとな」
「こちらこそ。学ぶことが多くて、学院で講義を聞くよりはるかに充実した数日だった。召喚に関してまだまだ未熟だってことを思い知らされたよ」
アルデムやラティスは勿論だが、イヴェルがいなければこの術式は実行には移せなかったと思う。
「街にはセシリアと一緒に帰ろうかな。アイラさんは心配だけど、あまり長居するわけにもいかない。���宮廷筆頭の座に相応しい言い訳も考えないといけないしね」
「分かった。今の部屋は引き続き自由に使ってくれ。使い魔の召喚制限も解除しておく」
「助かるよ」
アイラを部屋に運んで自室に戻り、少し休憩する。ポテチでも買うか。あとコーラ。
そういやセシリアはどうなったかね。イヴェルは一緒に帰るっつってたが、案外既にやられて地上にいたり……
『侵入者周囲の映像を映し出します』
そんなことはなかったみたいだ。見たとこまだ磯の洞窟……地下41から50階のどこかってとこだな。
…………なんだって??
早すぎる。おかしい。ってか地下40階の炎の巨人――サルディはやられたのか?
何らかの方法で階層をスキップしてる可能性もあるな。仮に大罪の契約者だとしても、レイと速度が違いすぎる。
しっかり見張っとかないとな。例えイヴェルの友人だとしても不正行為は垢ban、迷宮出禁だ。
「――氷槍」
セシリアは、飛び回るデバフ魚やら鋭利なハサミの殺人蟹やらをものともせず突き進む。水中の魔物が空気中でも泳げるようになってる特殊階層だから、探索者はもっと驚くと思ったんだが……。そうも薄い反応だと悲しいぞ。
ってか、うーん、何か違和感があるんだよな。進行速度とか反応の薄さとかとは違う。なんだ?
少し考えてもまるで分からない。多分気のせいじゃないと思うんだが。
「――氷界」
氷のベールで魚群を丸ごと凍らせる。ここまではまだ分かる。次だ。
細剣で氷をカチ割る……たったそれだけの動作で、なんで魔物が全滅してるんだ?
その行動がトリガーになって何らかの魔術が発動してるのか? 氷界はそもそもフェイク?
思えば、最初に見たときも凍らせたあと細剣で突いて殺してたな。細剣側に何か仕掛けがあるのか、行動に意味があるのか……。
アイラが復活したらそれも分かりそうだが、さっきの様子じゃまだもう少しかかりそうだ。
緊急会議ってほどでもないし、もう少し見たら何人かに聞いてみよう。氷魔術が得意なゼーヴェ、魔術全般に詳しいアルデム、あと大罪関連のラビあたりでいいか。
「ん? ああ、大丈夫、大丈夫だ……」
「何も不安に思うことはない、君の仲間は優秀だ。話していて分かったけど、学院の頭の固い教授よりも余程魔術に詳しい」
「……そうだな」
あいつらの術式は問題ない。俺もそう思ってる。問題はそこじゃない。
干渉は時緩でいいが、時間はこう――ゆらゆら揺れる波みたいなものだ。それをどう固定して持ってくるか。
……止界も時間魔術の一種だ。時空を同時に停止させる魔術だが、アレンジ次第では調整もできるか? 下手に他のを使わずとも、仮固定をこれだけで済ませるのはアリだな。資料によれば術式の瞬間・地点から少し離れてるだけなら問題ないらしいし。
「む、遅かったな童。こちらの準備は万端であるぞ」
「り、リフィスト様!? もしかして術式の補助をしてくださるのですか!」
「ふむ。冷やかしだけのつもりであったが、そこの童はちと頼りないしの。魔力くらいはくれてやらんでもない」
これは嬉しい。正直な話、召喚術式を動かす分の魔力を流しながら同時に時空魔術を使う――ってのは荷が重すぎる気がしてた。
「……私の準備は完了した。あとはアルデムさんの陣だけ」
「儂の方は魔力待ちですな。今回は慣らしは不要、このまま始められますぞ」
「俺もいける」
「じゃあ、始める」
アイラが魔法陣の端に手のひらを当て、魔力を流し始める。陣がぼんやりと赤く光った。
「最終構築開始――完了。展開開始――完了。術式接続開始――完了。状況良好。マスター」
「――定界」
止界が凍らせるイメージなら、こっちは流し込むイメージだな。
ある程度形になったら、手繰り寄せて整える。悪くない感触だ……恐らく成功した。
「――座標指定の完了を確認。調整に入る」
「儂の出番というわけですな」
陣の光が一際強くなる。時空魔術のときと同じだ。
「調整作業、概ね完了。あとは私が同一の存在になるだけ――」
「あ、アイラ!」
「……何?」
別にこのアイラがいなくなるわけでもないが、今のうちに感謝は伝えておかないとな。融合後のアイラは少しだけ別人だし。
「その……ありがとな。色々」
「礼は必要ない。成功さえすれば、これは間違いなく最良の方法だから」
「……そうか」
そう、成功すれば。ここが一番重要な部分だ。
今のところ問題はない。俺は仲間が作り上げた術式を信じる。
「さあマスター、最後の詠唱をお願いしますぞ」
「ああ――来い!」
光が陣の中央に集まり、そのまま上に立つアイラの体を覆うように移動する――
――少しして、光は消えた。素因の震えもほぼ収まった。術式は完了だ。が、アイラはまだ沈黙している。無表情で、虚空を見つめたまま。
「アイラ?」
呼びかけると、視線が俺に向いた。どうやら意識はあるみたいだが、まだ安心はできない。
「どう……して……?」
アイラは小さくそう呟くと、苦しそうに頭を抱えてうずくまる。まずい、これはまずいぞ。
「リフィスト!」
「うむ――治癒」
だがリフィストの治癒を受けても、その様子に変化はなかった。どうすればいいんだ。
「どうやら治癒では効果がないようであるの。ひとまず休ませてはどうか?」
「恐らくは融合の影響でしょうな。心配ではありますが、今は休ませる以外に手がないのも事実」
イヴェルの方を見たが、案の定こいつも首を横に振った。
「僕にもどうすることもできない。そもそも召喚……融合後に作用する式は書いていないし、負担の軽減も時間の都合で適当だ。寝かせておいてあげたらいいんじゃないかな」
「そうだな……そうしよう」
まだ気絶とまではいっていないが、呼びかけても唸るばかりで声が届いているかも分からない。
とりあえず楽な姿勢になってもらって、あとは冷えピタでも貼っておいてあげるか。
「ってことで……一旦撤収だ。皆ありがとう、イヴェルも長い間ありがとな」
「こちらこそ。学ぶことが多くて、学院で講義を聞くよりはるかに充実した数日だった。召喚に関してまだまだ未熟だってことを思い知らされたよ」
アルデムやラティスは勿論だが、イヴェルがいなければこの術式は実行には移せなかったと思う。
「街にはセシリアと一緒に帰ろうかな。アイラさんは心配だけど、あまり長居するわけにもいかない。���宮廷筆頭の座に相応しい言い訳も考えないといけないしね」
「分かった。今の部屋は引き続き自由に使ってくれ。使い魔の召喚制限も解除しておく」
「助かるよ」
アイラを部屋に運んで自室に戻り、少し休憩する。ポテチでも買うか。あとコーラ。
そういやセシリアはどうなったかね。イヴェルは一緒に帰るっつってたが、案外既にやられて地上にいたり……
『侵入者周囲の映像を映し出します』
そんなことはなかったみたいだ。見たとこまだ磯の洞窟……地下41から50階のどこかってとこだな。
…………なんだって??
早すぎる。おかしい。ってか地下40階の炎の巨人――サルディはやられたのか?
何らかの方法で階層をスキップしてる可能性もあるな。仮に大罪の契約者だとしても、レイと速度が違いすぎる。
しっかり見張っとかないとな。例えイヴェルの友人だとしても不正行為は垢ban、迷宮出禁だ。
「――氷槍」
セシリアは、飛び回るデバフ魚やら鋭利なハサミの殺人蟹やらをものともせず突き進む。水中の魔物が空気中でも泳げるようになってる特殊階層だから、探索者はもっと驚くと思ったんだが……。そうも薄い反応だと悲しいぞ。
ってか、うーん、何か違和感があるんだよな。進行速度とか反応の薄さとかとは違う。なんだ?
少し考えてもまるで分からない。多分気のせいじゃないと思うんだが。
「――氷界」
氷のベールで魚群を丸ごと凍らせる。ここまではまだ分かる。次だ。
細剣で氷をカチ割る……たったそれだけの動作で、なんで魔物が全滅してるんだ?
その行動がトリガーになって何らかの魔術が発動してるのか? 氷界はそもそもフェイク?
思えば、最初に見たときも凍らせたあと細剣で突いて殺してたな。細剣側に何か仕掛けがあるのか、行動に意味があるのか……。
アイラが復活したらそれも分かりそうだが、さっきの様子じゃまだもう少しかかりそうだ。
緊急会議ってほどでもないし、もう少し見たら何人かに聞いてみよう。氷魔術が得意なゼーヴェ、魔術全般に詳しいアルデム、あと大罪関連のラビあたりでいいか。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる