177 / 252
第6.5章
175 突入
しおりを挟む
「さて、こうなっちゃった以上は別行動だ。一応最初に確認したいんだけど、まず俺らの目的は融和、そうだよな?」
「うん!」
「……ああ」
「よし、それじゃ突入経路を考えよう」
これが一番の問題だ。融和を目的とするなら正門から堂々と入っていけばいいような気もするけど、今は先遣隊が派手な爆発騒ぎを起こしてる。混乱のただ中に突っ込んでいっても時間を無駄にするだけだ。
それに、来ていきなり魔王に会うっていうのも多分無理だ。手続きとかが必要だろうし、融和の使者の前例もなさそうだし。場合によっては、僕らを捕まえて首を落とした方が話が早いと考えるかもしれない。
でも、その部分を考えすぎてもエリッツさんが先に到着することになる。そうなると終わりだ、僕らに弁解の余地はない。
……そもそもエリッツさん一人で魔王を倒すのは無理なんじゃないのかな。死ににいく雰囲気ではなかったけど、魔王に通用するほどの力を持ってるとは思えない。
「うーん、やっぱり難しそうだな。裏から回るしかないか」
「エリ姉を追いかけるのは?」
「それじゃ別行動の意味がないだろ。……いや、この倉庫から城裏手までのルートは使えるか」
そういえば、小屋までの道で移動経路の説明をしていた気がする。元々エリッツさんに着いていくつもりだったから、よく聞いてなかったけど。
「誠はどう思う?」
「他にいい案も思い付かないし、城までは同じでもいいんじゃないかな」
「だよな。考えてる時間も惜しいし、俺らも移動を始めよう。目指すは三階の王の間とかいう場所。戦闘は極力避けて、どうしてもってときは無力化を狙う」
いかに正門が騒がしいとはいえ、城内の警備が緩くなってるってことはないだろうし、ひょっとしたら逆の可能性もある。
でも龍牙の言う通りなるべく戦わない方がいい。怪我程度ならまだしも、殺したりなんかしたら大変なことになる。
「準備はいいか? 俺が先頭を行く。はぐれるなよ――創造・加速!」
龍牙の後を追って僕も走り出す。緊張してきた。
*
「侵入者だ! 逃がすな!」
「連絡通路を封鎖しろ――」
「――創造・土壁!」
「――うあっ!」
追ってきていた魔族は、下からせり出した壁に弾き飛ばされて沈黙した。今度は前から来る――見えるだけでも三人、解析で正確な人数を計ってる暇はない。何人いようと正面から突破するしかない。
正直、想像の100倍は警備が厳重だった。僕らが突入した時点では内部で騒ぎは起こってなかったから、エリッツさんはこれを見越してどこか見つからないルートを選んだのかもしれない。
戦闘の回避なんてできるはずもなかった。走っても走っても新手が来る。幸い僕らの方が足は速いんだけど、これだけ走り続けてると流石に息が上がってくる。元々運動は得意じゃないんだ。
とてもじゃないけど、短剣術でサポートなんてできない。この暗さなら目くらましは効果的だろうけど、それでも省略には限度がある。陣を刻んでる間に捕まりかねない。
「シエル、あれを!」
「おっけーっ! ――魔術防壁!」
僕とシエルの周りに透明な結界が展開された。つまり、僕らを巻き込むような大技を決めるってことだ。
「――創造・昏睡!」
――喧騒が止んだ。
最初に動いたのは、龍牙の目の前にいた二刀の魔族だった。逆手に構えた刃を振り下ろすその姿勢のまま、音もなく崩れ落ちる。
その後ろから走ってきていた魔族も、同様に術発動時の姿勢のままバタバタと倒れていった。即死する毒ガスがあったらきっとこういう風なんだろう。想像して、少し寒気がする。
「っふー……上手くいったか」
「ナイスだよリョーガ! この調子なら解呪防壁を使う必要はなさそうだね?」
「だな。だが俺の方も結構魔力が限界だ。魔力切れも近い」
あの龍牙が魔力切れなんて信じられない。今までいくら魔術を使っても平気な顔をしてたのに。
でも考えてみれば、ここまでの戦闘は普通の魔物退治とはわけが違った。まず数が多いし、相手は人だし、そして殺すわけにはいかない。
いつもと魔術の使い方が全然違う。当然魔力効率も落ちるし、龍牙が魔力切れを起こすのにも納得だ。
……納得してる場合じゃない。僕らはまだ二階に着いたばかりだし、王の間に近付けば近付くほど警備の数も増えるはずだ。
勿論シエルも妨害系の魔術は使えるけど、高火力で敵を吹き飛ばす方が得意……というかそれがメインだ。龍牙と同じ役割は任せられない。
ルインに出てくる気配はない。まああいつが役に立った場面なんて数えるほどしかないし、元から期待もしてないけど。
「また来るぞ、だがこれを越えれば三階だ!」
「ボクからいくよ――氷界!」
シエルの手から伸びた冷気が、警備兵たちの足だけを的確に凍らせ、床に縫い止めていく。流石シエル、中級天使ってなだけある。見事だ。
ただやはり魔力消費は激しいらしく、一発使っただけで既に少し辛そうだ。
「マコト! 危ない!」
「え――」
シエルが僕に向けて叫ぶ。短剣を抜こうとしたその瞬間、誰かに突き飛ばされる感覚があった。
「聖雷――っ!」
振り返ると、そこにいたのはルイン。脇腹に槍が掠ったらしく、押さえる指の間から血が滲み出ていた。
「ルインちゃ――」
「私のことはいい――勇者を支援しろ! 貴様もだ無能、足を引っ張るな!」
龍牙の方にも増援が来ていた。どこから出てきたのか分からないけど、少ない魔力で対応できる数じゃない。ここは任せて龍牙の方に向かおう。
「――創造・具現化! シエル!」
龍牙がシエルに投げて渡したのは――見間違いじゃなければ、木刀。
「ありがとリョーガ! よーっし、やっちゃうよ!」
襲い来る警備兵をバッタバッタとなぎ倒す背中は頼もしい。この隙に僕も……
「祓魔の陣!」
急いで陣を刻んで、龍牙とシエルのいないタイミングで爆発を起こす。爆発と言ってもこの粗さ、かなり小規模なものだ。魔族は体が丈夫らしいし、軽く吹き飛ぶくらいで死ぬことはないはず。
「俺とシエルで道を開く! 誠は先に行け!」
「え、ああ!」
「創造・加速!」
体が軽くなる。反射的に返事したけど、僕一人で三階に? 無茶だ、警備兵から逃げ切れる自信はない。
もし王の間まで辿り着けても、僕は龍牙ほどの話術もコミュ力もない。失敗できないのに。
「そう不安そうな顔すんなよ、すぐに追いつく! 頼んだぜ!」
「……了解」
仕方ない。ここにいても危ないことには変わりないし、今はただ走るだけだ。
「うん!」
「……ああ」
「よし、それじゃ突入経路を考えよう」
これが一番の問題だ。融和を目的とするなら正門から堂々と入っていけばいいような気もするけど、今は先遣隊が派手な爆発騒ぎを起こしてる。混乱のただ中に突っ込んでいっても時間を無駄にするだけだ。
それに、来ていきなり魔王に会うっていうのも多分無理だ。手続きとかが必要だろうし、融和の使者の前例もなさそうだし。場合によっては、僕らを捕まえて首を落とした方が話が早いと考えるかもしれない。
でも、その部分を考えすぎてもエリッツさんが先に到着することになる。そうなると終わりだ、僕らに弁解の余地はない。
……そもそもエリッツさん一人で魔王を倒すのは無理なんじゃないのかな。死ににいく雰囲気ではなかったけど、魔王に通用するほどの力を持ってるとは思えない。
「うーん、やっぱり難しそうだな。裏から回るしかないか」
「エリ姉を追いかけるのは?」
「それじゃ別行動の意味がないだろ。……いや、この倉庫から城裏手までのルートは使えるか」
そういえば、小屋までの道で移動経路の説明をしていた気がする。元々エリッツさんに着いていくつもりだったから、よく聞いてなかったけど。
「誠はどう思う?」
「他にいい案も思い付かないし、城までは同じでもいいんじゃないかな」
「だよな。考えてる時間も惜しいし、俺らも移動を始めよう。目指すは三階の王の間とかいう場所。戦闘は極力避けて、どうしてもってときは無力化を狙う」
いかに正門が騒がしいとはいえ、城内の警備が緩くなってるってことはないだろうし、ひょっとしたら逆の可能性もある。
でも龍牙の言う通りなるべく戦わない方がいい。怪我程度ならまだしも、殺したりなんかしたら大変なことになる。
「準備はいいか? 俺が先頭を行く。はぐれるなよ――創造・加速!」
龍牙の後を追って僕も走り出す。緊張してきた。
*
「侵入者だ! 逃がすな!」
「連絡通路を封鎖しろ――」
「――創造・土壁!」
「――うあっ!」
追ってきていた魔族は、下からせり出した壁に弾き飛ばされて沈黙した。今度は前から来る――見えるだけでも三人、解析で正確な人数を計ってる暇はない。何人いようと正面から突破するしかない。
正直、想像の100倍は警備が厳重だった。僕らが突入した時点では内部で騒ぎは起こってなかったから、エリッツさんはこれを見越してどこか見つからないルートを選んだのかもしれない。
戦闘の回避なんてできるはずもなかった。走っても走っても新手が来る。幸い僕らの方が足は速いんだけど、これだけ走り続けてると流石に息が上がってくる。元々運動は得意じゃないんだ。
とてもじゃないけど、短剣術でサポートなんてできない。この暗さなら目くらましは効果的だろうけど、それでも省略には限度がある。陣を刻んでる間に捕まりかねない。
「シエル、あれを!」
「おっけーっ! ――魔術防壁!」
僕とシエルの周りに透明な結界が展開された。つまり、僕らを巻き込むような大技を決めるってことだ。
「――創造・昏睡!」
――喧騒が止んだ。
最初に動いたのは、龍牙の目の前にいた二刀の魔族だった。逆手に構えた刃を振り下ろすその姿勢のまま、音もなく崩れ落ちる。
その後ろから走ってきていた魔族も、同様に術発動時の姿勢のままバタバタと倒れていった。即死する毒ガスがあったらきっとこういう風なんだろう。想像して、少し寒気がする。
「っふー……上手くいったか」
「ナイスだよリョーガ! この調子なら解呪防壁を使う必要はなさそうだね?」
「だな。だが俺の方も結構魔力が限界だ。魔力切れも近い」
あの龍牙が魔力切れなんて信じられない。今までいくら魔術を使っても平気な顔をしてたのに。
でも考えてみれば、ここまでの戦闘は普通の魔物退治とはわけが違った。まず数が多いし、相手は人だし、そして殺すわけにはいかない。
いつもと魔術の使い方が全然違う。当然魔力効率も落ちるし、龍牙が魔力切れを起こすのにも納得だ。
……納得してる場合じゃない。僕らはまだ二階に着いたばかりだし、王の間に近付けば近付くほど警備の数も増えるはずだ。
勿論シエルも妨害系の魔術は使えるけど、高火力で敵を吹き飛ばす方が得意……というかそれがメインだ。龍牙と同じ役割は任せられない。
ルインに出てくる気配はない。まああいつが役に立った場面なんて数えるほどしかないし、元から期待もしてないけど。
「また来るぞ、だがこれを越えれば三階だ!」
「ボクからいくよ――氷界!」
シエルの手から伸びた冷気が、警備兵たちの足だけを的確に凍らせ、床に縫い止めていく。流石シエル、中級天使ってなだけある。見事だ。
ただやはり魔力消費は激しいらしく、一発使っただけで既に少し辛そうだ。
「マコト! 危ない!」
「え――」
シエルが僕に向けて叫ぶ。短剣を抜こうとしたその瞬間、誰かに突き飛ばされる感覚があった。
「聖雷――っ!」
振り返ると、そこにいたのはルイン。脇腹に槍が掠ったらしく、押さえる指の間から血が滲み出ていた。
「ルインちゃ――」
「私のことはいい――勇者を支援しろ! 貴様もだ無能、足を引っ張るな!」
龍牙の方にも増援が来ていた。どこから出てきたのか分からないけど、少ない魔力で対応できる数じゃない。ここは任せて龍牙の方に向かおう。
「――創造・具現化! シエル!」
龍牙がシエルに投げて渡したのは――見間違いじゃなければ、木刀。
「ありがとリョーガ! よーっし、やっちゃうよ!」
襲い来る警備兵をバッタバッタとなぎ倒す背中は頼もしい。この隙に僕も……
「祓魔の陣!」
急いで陣を刻んで、龍牙とシエルのいないタイミングで爆発を起こす。爆発と言ってもこの粗さ、かなり小規模なものだ。魔族は体が丈夫らしいし、軽く吹き飛ぶくらいで死ぬことはないはず。
「俺とシエルで道を開く! 誠は先に行け!」
「え、ああ!」
「創造・加速!」
体が軽くなる。反射的に返事したけど、僕一人で三階に? 無茶だ、警備兵から逃げ切れる自信はない。
もし王の間まで辿り着けても、僕は龍牙ほどの話術もコミュ力もない。失敗できないのに。
「そう不安そうな顔すんなよ、すぐに追いつく! 頼んだぜ!」
「……了解」
仕方ない。ここにいても危ないことには変わりないし、今はただ走るだけだ。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる