216 / 252
第8章
213 行詰
しおりを挟む
「マスター!?」
「呪いか!」
「いいや、それは一通り確認済みだ。妙だが恐らく大した怪我ではあるまい。威力は子供の悪戯程度と見た。解呪に対する嫌がらせと言ったところか」
悪戯のレベルかよこれが。腕が吹っ飛んだかと思ったぞ。……いやそこまでじゃないか。でもあのビリビリするペンとかの億倍は痛かった。
「ご無事ですか? お怪我は……」
「あっああ、いや大丈夫だ。もう痛みもない」
「心配性が過ぎるぞ優等生!」
咄嗟に腕引っ込めちゃったのを少し後悔。あの柔らかい細指をもう少し楽しんでてもバチは当たらなかったぜ。多分。
「さてマスター、痛みはないということだったが他に違和感などは?」
「特にない……と思う」
「それは何よりだ。解呪も問題なく発動したし、除去には成功したと考えていいだろう」
一応左手を上げて握ったり開いたりを繰り返してみる。痺れもないし大丈夫そうだな。
「では、私はこれで。解析について詳しく調べておきたいのでね」
「ああ、助かった。そういやシルヴァはどうしてる?」
「彼は無属性魔術の研究中だ。何か用事が?」
なるほど、研究中だったか。結界の制御室に続いてアルデムの部屋も散らかり始めてるって聞いてたが、掃除の間もないくらい没頭してるんだろう。
「いいや、用事とかじゃないんだ。少し気になってな」
「それならいい。かなり高度なことをしているようだ。マスターも邪魔はしないでやれ」
「そうするよ」
そういやこの前レルアも質問に答えられなかったとか言ってたな。シルヴェルドのことを考えると、シルヴァも天才肌なのかもしれない。
「……あれ、リフィスト様?」
「おうおう、目覚めたか娘! ご苦労だったな。菓子をやろうか?」
「この前も貰ったし、大丈夫。リフィスト様の分がなくなっちゃう」
「かーっ、優しい娘よ! 愛い愛__う__#い!」
リフェアを抱き締めて撫で回しまくるリフィスト。微笑ましい絵面だがどっちも見た目子供だし、あんま見てると不審者として通報されそうな気がしてきた。
「って、そうだ。マスター、それと皆も。向こうの天使さんについて分かったことがあるの」
「ああ、少し待ってくれ。今お茶を淹れる――起動せよ」
冷めかけてるから再加熱だ。多少味が落ちるのは仕方ない。色を見る限り、茶葉は引き揚げたままで大丈夫そうだな。
買っておいた茶菓子も出して、と。最高にいい匂いだな。今この迷宮の中で一番いい匂いの階層だと思う。植物系の罠とか発動してなければ。
「じゃ、聞かせてくれるか」
「うん。ええとまず、姿の見えない天使さんは確かにそこにいたの」
そこにいた、か。となると……
「リフィストの言う通り''弱っちい''奴だったか?」
「ううん、むしろ逆。強い弱いで言うなら、多分かなり強いんだと思う。近くまで寄ってもよく分からない。ひたすらに隠している感じ」
「……気になりますね。リフィスト殿のように、私の代の天使ではないのでしょうか」
なるほどその説もあるのか。下級天使とは言ってもリフィスト普通に強いしな。
「しかし我以外が復活したなどという話は聞かんがの。裏でこっそり試されている可能性はあるとしても、それが勇者と行動を共にするとも思えん」
「……私も、私と別の代の天使が選ばれる可能性があるなどという話は聞いていませんでした。そもそも天界に残っているとも思えません」
「むう。こちらで入れ替わるにしても、天使ほどの存在を歪みを生まずに消すなど不可能。封印ならば手元に置いておけば或いは、いいやそれも並の者には難しい」
目を閉じて考え込むリフィスト。天使を封印ね。存在が薄い理由にはなるかもしれないが、勇者がそんなことする必要あるか? こっちに天使がいて入れ替わったってのもしっくりこない。
「てかさ、勇者は分かってるわけだろ? そんなら入れ替わりとかはないんじゃねーか?」
「さあな。勇者に術をかけるも良し、自らに術をかけるも良し。欺く方法など幾らでもある」
……まあ、それには同意。俺は天の羽衣で辛うじて自分への諸々は弾けるが、それでも相手側にかかった術とかは見破れないしな。
と、そこでリフェアが口を開く。
「術……そういえば、その天使さんは何か他の存在と混ざってたみたい」
「他の存在?」
「うっすら感じただけなんだけど、ラビに近い雰囲気を感じたの」
じゃあ大罪ってことか? ただラビから連絡は入ってないし、そういうのに敏感なアイラからも特に何も言われてない。
「娘よ、混ざっていたというのは?」
「うーん、難しいんだけど、普通の天使さんとは違うってこと。リフィスト様は例外だけど、レルアさんとか向こうのもう一人の天使さんとは明らかに違う。不純物が混じってるっていうか、ううん、もう別のものと溶け合ってる感じ」
ちょうどミルクを混ぜた紅茶みたいに、と付け足して、リフェアはカップに口を付ける。
「分かる範囲で構いませんが、それは魔力的なものですか?」
「魔力、ではないかも。その影を入口として使うときとか、そこに滞在するときとかは、影を生んでいる対象をちゃんと理解する必要があるの。魔力というよりは、その人そのもの」
「……なるほど。ありがとうございます」
天使二人が難しい顔をして黙り込んだ。何となく俺も難しい顔をしておく。ついでに殆ど飲んでなかった紅茶を啜る。うまい。もう一杯。
「何とも言えんな。優等生が感知できぬ時点で厄介な相手だとは思っておったが」
「嘘つけ弱っちいとか言ってたじゃねえか」
「それは別の話だろうて! 厄介なだけで弱っちい可能性がなくなるわけでもない。正体を隠すことに長けていたとて、他がダメなら大した脅威にはなりえんからの!」
上手く誤魔化されたような気がしないでもないが、それもそうか。今のとこ何かしたのは確認できてないし、実際他がどうなのかは分からない。
元々迷宮内にいるかどうか、ついでに勇者の傍にいるかどうかってのを知るためだったわけだし、情報としては十分か。つーかこのまま考え込んでても多分埒が明かないよな。
「よっし、とりあえず今回はここでお開きだ。謎天使については俺の方でも考えとくが、一旦は様子見でいいだろ」
「待て待て童、我はまだポテチを貰っておらんぞ!」
「おっと悪かった、今渡す。まあそういうことで、皆も何かあればまた念話飛ばしてくれ」
大罪については少し気になるので、リフェアには同じ話をラビにもするように言っておく。
さて謎天使、何者だろうな。切り札的な扱いなのかもしれないが、まあそのうち正体を見せるだろう。まだこの最深部まで長い。ゆっくり観察させてもらうぜ。
「呪いか!」
「いいや、それは一通り確認済みだ。妙だが恐らく大した怪我ではあるまい。威力は子供の悪戯程度と見た。解呪に対する嫌がらせと言ったところか」
悪戯のレベルかよこれが。腕が吹っ飛んだかと思ったぞ。……いやそこまでじゃないか。でもあのビリビリするペンとかの億倍は痛かった。
「ご無事ですか? お怪我は……」
「あっああ、いや大丈夫だ。もう痛みもない」
「心配性が過ぎるぞ優等生!」
咄嗟に腕引っ込めちゃったのを少し後悔。あの柔らかい細指をもう少し楽しんでてもバチは当たらなかったぜ。多分。
「さてマスター、痛みはないということだったが他に違和感などは?」
「特にない……と思う」
「それは何よりだ。解呪も問題なく発動したし、除去には成功したと考えていいだろう」
一応左手を上げて握ったり開いたりを繰り返してみる。痺れもないし大丈夫そうだな。
「では、私はこれで。解析について詳しく調べておきたいのでね」
「ああ、助かった。そういやシルヴァはどうしてる?」
「彼は無属性魔術の研究中だ。何か用事が?」
なるほど、研究中だったか。結界の制御室に続いてアルデムの部屋も散らかり始めてるって聞いてたが、掃除の間もないくらい没頭してるんだろう。
「いいや、用事とかじゃないんだ。少し気になってな」
「それならいい。かなり高度なことをしているようだ。マスターも邪魔はしないでやれ」
「そうするよ」
そういやこの前レルアも質問に答えられなかったとか言ってたな。シルヴェルドのことを考えると、シルヴァも天才肌なのかもしれない。
「……あれ、リフィスト様?」
「おうおう、目覚めたか娘! ご苦労だったな。菓子をやろうか?」
「この前も貰ったし、大丈夫。リフィスト様の分がなくなっちゃう」
「かーっ、優しい娘よ! 愛い愛__う__#い!」
リフェアを抱き締めて撫で回しまくるリフィスト。微笑ましい絵面だがどっちも見た目子供だし、あんま見てると不審者として通報されそうな気がしてきた。
「って、そうだ。マスター、それと皆も。向こうの天使さんについて分かったことがあるの」
「ああ、少し待ってくれ。今お茶を淹れる――起動せよ」
冷めかけてるから再加熱だ。多少味が落ちるのは仕方ない。色を見る限り、茶葉は引き揚げたままで大丈夫そうだな。
買っておいた茶菓子も出して、と。最高にいい匂いだな。今この迷宮の中で一番いい匂いの階層だと思う。植物系の罠とか発動してなければ。
「じゃ、聞かせてくれるか」
「うん。ええとまず、姿の見えない天使さんは確かにそこにいたの」
そこにいた、か。となると……
「リフィストの言う通り''弱っちい''奴だったか?」
「ううん、むしろ逆。強い弱いで言うなら、多分かなり強いんだと思う。近くまで寄ってもよく分からない。ひたすらに隠している感じ」
「……気になりますね。リフィスト殿のように、私の代の天使ではないのでしょうか」
なるほどその説もあるのか。下級天使とは言ってもリフィスト普通に強いしな。
「しかし我以外が復活したなどという話は聞かんがの。裏でこっそり試されている可能性はあるとしても、それが勇者と行動を共にするとも思えん」
「……私も、私と別の代の天使が選ばれる可能性があるなどという話は聞いていませんでした。そもそも天界に残っているとも思えません」
「むう。こちらで入れ替わるにしても、天使ほどの存在を歪みを生まずに消すなど不可能。封印ならば手元に置いておけば或いは、いいやそれも並の者には難しい」
目を閉じて考え込むリフィスト。天使を封印ね。存在が薄い理由にはなるかもしれないが、勇者がそんなことする必要あるか? こっちに天使がいて入れ替わったってのもしっくりこない。
「てかさ、勇者は分かってるわけだろ? そんなら入れ替わりとかはないんじゃねーか?」
「さあな。勇者に術をかけるも良し、自らに術をかけるも良し。欺く方法など幾らでもある」
……まあ、それには同意。俺は天の羽衣で辛うじて自分への諸々は弾けるが、それでも相手側にかかった術とかは見破れないしな。
と、そこでリフェアが口を開く。
「術……そういえば、その天使さんは何か他の存在と混ざってたみたい」
「他の存在?」
「うっすら感じただけなんだけど、ラビに近い雰囲気を感じたの」
じゃあ大罪ってことか? ただラビから連絡は入ってないし、そういうのに敏感なアイラからも特に何も言われてない。
「娘よ、混ざっていたというのは?」
「うーん、難しいんだけど、普通の天使さんとは違うってこと。リフィスト様は例外だけど、レルアさんとか向こうのもう一人の天使さんとは明らかに違う。不純物が混じってるっていうか、ううん、もう別のものと溶け合ってる感じ」
ちょうどミルクを混ぜた紅茶みたいに、と付け足して、リフェアはカップに口を付ける。
「分かる範囲で構いませんが、それは魔力的なものですか?」
「魔力、ではないかも。その影を入口として使うときとか、そこに滞在するときとかは、影を生んでいる対象をちゃんと理解する必要があるの。魔力というよりは、その人そのもの」
「……なるほど。ありがとうございます」
天使二人が難しい顔をして黙り込んだ。何となく俺も難しい顔をしておく。ついでに殆ど飲んでなかった紅茶を啜る。うまい。もう一杯。
「何とも言えんな。優等生が感知できぬ時点で厄介な相手だとは思っておったが」
「嘘つけ弱っちいとか言ってたじゃねえか」
「それは別の話だろうて! 厄介なだけで弱っちい可能性がなくなるわけでもない。正体を隠すことに長けていたとて、他がダメなら大した脅威にはなりえんからの!」
上手く誤魔化されたような気がしないでもないが、それもそうか。今のとこ何かしたのは確認できてないし、実際他がどうなのかは分からない。
元々迷宮内にいるかどうか、ついでに勇者の傍にいるかどうかってのを知るためだったわけだし、情報としては十分か。つーかこのまま考え込んでても多分埒が明かないよな。
「よっし、とりあえず今回はここでお開きだ。謎天使については俺の方でも考えとくが、一旦は様子見でいいだろ」
「待て待て童、我はまだポテチを貰っておらんぞ!」
「おっと悪かった、今渡す。まあそういうことで、皆も何かあればまた念話飛ばしてくれ」
大罪については少し気になるので、リフェアには同じ話をラビにもするように言っておく。
さて謎天使、何者だろうな。切り札的な扱いなのかもしれないが、まあそのうち正体を見せるだろう。まだこの最深部まで長い。ゆっくり観察させてもらうぜ。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる