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第8章
225 一角天馬獣
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「でも、出口がないよ!」
「今探してる――創造・探知!」
あれ、意外に分かりづらかったか。それとも焦ると案外周り見えなくなるもんなのか。ここは要調整だな。まだ最初の挑戦者なもんで、色々試験段階なのは許してほしい。……やっぱりゴーストにテストプレイさせた方がいいかな。
ただあいつら謎解き系のギミック、もとい罠とかクリアできないだろ。ある程度の知能がある戦闘個体なんてそういないし、今いる分は大体街の警備とかに回してる。このためだけにレイス呼ぶってのもなんだかな……まあ追々考えるか。
「見つからない! 何も引っかからない!」
「――解析……壁に違和感がある」
げげ、もう調子戻ったのか。ラティスの結界を超えてきたとかじゃなけりゃいいんだが。
「違和感って!?」
「何かは分からない、けど。マローナ」
マコトが姉妹の片方に壁を確認させる。
「魔法陣です。三つは偽物、これが本物でしょう」
「ええ、お姉様の言う通りですわ」
妹の方が本物の陣に魔力を流した。流石こっちの人間、理解が早い。
本物を見分けたのは魔術への理解度によるものだろう。ラティスにアドバイス貰ったとは言え、他の三つは俺がテキトーに描いたやつだからな。にしても、本職だと案外一瞬で分かるもんなのか。ここも要調整かね。
探知で分からないのはいいが、魔術系の奴なんてどのパーティにも一人は入ってる。そこまで簡単じゃなくてもいい。
「そこに魔力を流せばいいのか!?」
「はい、恐らくは」
「――炎弾」
壁に向かって勢い良く火球を撃ち出すマコト。珍しく行動が素早いな。命が掛かってる場合は別か?
「魔術を直接撃ち込んでもいいらしい。好都合だ」
「分かった――創造・雷刺・連展複式!」
この前反動で動けなくなってたやつだ、が……今回は特にそういう様子もなさそうだ。術式自体を威力の低いものにしたのか。
雷の弾丸は壁に吸い込まれて消えた。正確には消えたわけじゃないが、素因を動かす魔力を失って霧散した。
普通ならとっくにぶっ壊れてそうな威力の魔術を撃ち込まれまくっても、一定魔力に達するまでは絶対に壊れない。チート壁だと思うだろ? 結構高かったからな。
「――聖浄!」
もう何十回目かのシエルの魔術が決まって、魔法陣が一際明るく光る。ギィン、と重めの金属音を響かせて崩れ始める壁。
「よっっしゃ!!」
「やったあ!」
まあ、少人数とは言え勇者と天使だもんな。落下までは結構猶予があった。まず今回の場合は、偽壁に魔力を流して崩壊を遅らせるってミスがなかった。それに最初から本物分かってたし、範囲魔術も使わなかった。
探知系にも反応するようにしよう。最初に使うパーティは多い。全部魔力に反応して光るようにはなってるし、何が何だか分からないうちにジ・エンドってわけ。
「出られて良かった……けど、入る前と景色違わないか?」
「そうだよね。行き止まりだったはずなのに、今は四方向に道が伸びてる」
普通に正しい道に繋げてやるのは面白みがないと思ってな。ちなみに進む道を選択した時点で後ろに壁ができるが、この四本の中に来た道は含まれてないから安心するといい。
「ねぇ、右行こうよ! こっちが正解な気がする!」
「そうか? 案外後ろが怪しかったりしそうだけどな」
「僕も右な気がするよ。……解析は効かなかったけど」
悪くはないが、良くもない選択だな。一番次の階に近かったのはリョーガが言った後ろの道だった。
姉妹は何も言わないし、多数決で右へ。
「――創造・探知……何かいるな」
「避けてく?」
「いや、戻るとかなり時間のロスになる。このまま行きたいけど、龍牙?」
「ああ、このまま進もう――創造・具現化・複式」
先手を打って魔術で焼くかと思ったが、やっぱりさっきの試練が効いてるな。魔力消費的な意味で。
本来なら休憩入れるべき場面だ。勇者じゃなきゃ連戦はきつい。
「フロルルル!」
そう嘶いて地を蹴るはファリトス。ペガサスとユニコーンを足したような魔物だ。白い馬の体に、同じく白い翼と、金に光る角。エクィトスとかの親戚らしいが、知能もパワーも段違いだな。
「――来る!」
狭い通路では突進を躱し切れない。いち早くそれに気付いたリョーガは真正面からそれを受け止めようとして……失敗した。
「ぐっ……」
宙に打ち上げられ、そのまま空中に浮いた雷の檻に閉じ込められる。
「――治癒……っ!」
シエルの治癒は届かない。だがそもそも治癒なんてしてる場合じゃないな。
「――炎界!」
マコトがカバーする、が、チョイスした魔術が悪すぎる。反転してきたファリトスの速度は少しも落ちていない。
「――祓魔の陣!」
「やああああっ!!」
と、橙の爆発に驚いて自身も宙に飛び上がるファリトス。それを許さないシエルが翼を広げて追撃、左の後脚を切り落とす。
「ルゥーフルルロロ!!」
「おわぁぁぁぁぁっ!? 創造・解呪!」
雷の檻ごと落下してくるリョーガ。空中で解呪を挟んで自由になったところを、シエルが上手くキャッチした。
が。
「え?」
「あれ?」
着地場所に罠。デバフを撒き散らすタイプのやつだな。効果は五感の機能低下。
視界はボヤけた水彩の抽象画みたいなことになってるだろうし、互いの声も遠くで何か言ってる程度にしか聞こえない。筋力とかに変化はないが、自分が本当に剣を握れてるのかとかも怪しくなってそうだな。
「何が起こった!? シエル! 誠!」
「どど、どうなってるの? リョーガ、どこ!?」
惑え惑え。このデバフは魔物側にも入るから、ファリトスも結構混乱してるはずだ。今はただ立ち止まって、切断された脚の再生に努めている。
「――創造・探知!」
ハハハ、慌てて魔術を使っても無駄無駄。どうせ何も見えないし聞こえもしな……
……もしかしなくても、魔力を感知するのって五感とは別の何かだったりするのか?
「うおおおぉぉぉぉ!!」
リョーガの斬撃がファリトスの胴を両断! くそっやられた! こいつ見えてやがる!
「やった! 多分やったぞ、シエル!」
全然違う方向に向かってそう叫ぶ姿は滑稽ではある。皆好き勝手歩いたり壁にぶつかったりしてて混沌としてるな。マコトなんかも、まだファリトスが生きてると思ってるから恐る恐る陣を書き足してるし。
まだデバフの効果時間は少し残ってるが、近くに他の魔物はいないし、うっかり足を滑らせて落下するような場所もない。残念だ。地形くらいは後で変えといてやろ。
「今探してる――創造・探知!」
あれ、意外に分かりづらかったか。それとも焦ると案外周り見えなくなるもんなのか。ここは要調整だな。まだ最初の挑戦者なもんで、色々試験段階なのは許してほしい。……やっぱりゴーストにテストプレイさせた方がいいかな。
ただあいつら謎解き系のギミック、もとい罠とかクリアできないだろ。ある程度の知能がある戦闘個体なんてそういないし、今いる分は大体街の警備とかに回してる。このためだけにレイス呼ぶってのもなんだかな……まあ追々考えるか。
「見つからない! 何も引っかからない!」
「――解析……壁に違和感がある」
げげ、もう調子戻ったのか。ラティスの結界を超えてきたとかじゃなけりゃいいんだが。
「違和感って!?」
「何かは分からない、けど。マローナ」
マコトが姉妹の片方に壁を確認させる。
「魔法陣です。三つは偽物、これが本物でしょう」
「ええ、お姉様の言う通りですわ」
妹の方が本物の陣に魔力を流した。流石こっちの人間、理解が早い。
本物を見分けたのは魔術への理解度によるものだろう。ラティスにアドバイス貰ったとは言え、他の三つは俺がテキトーに描いたやつだからな。にしても、本職だと案外一瞬で分かるもんなのか。ここも要調整かね。
探知で分からないのはいいが、魔術系の奴なんてどのパーティにも一人は入ってる。そこまで簡単じゃなくてもいい。
「そこに魔力を流せばいいのか!?」
「はい、恐らくは」
「――炎弾」
壁に向かって勢い良く火球を撃ち出すマコト。珍しく行動が素早いな。命が掛かってる場合は別か?
「魔術を直接撃ち込んでもいいらしい。好都合だ」
「分かった――創造・雷刺・連展複式!」
この前反動で動けなくなってたやつだ、が……今回は特にそういう様子もなさそうだ。術式自体を威力の低いものにしたのか。
雷の弾丸は壁に吸い込まれて消えた。正確には消えたわけじゃないが、素因を動かす魔力を失って霧散した。
普通ならとっくにぶっ壊れてそうな威力の魔術を撃ち込まれまくっても、一定魔力に達するまでは絶対に壊れない。チート壁だと思うだろ? 結構高かったからな。
「――聖浄!」
もう何十回目かのシエルの魔術が決まって、魔法陣が一際明るく光る。ギィン、と重めの金属音を響かせて崩れ始める壁。
「よっっしゃ!!」
「やったあ!」
まあ、少人数とは言え勇者と天使だもんな。落下までは結構猶予があった。まず今回の場合は、偽壁に魔力を流して崩壊を遅らせるってミスがなかった。それに最初から本物分かってたし、範囲魔術も使わなかった。
探知系にも反応するようにしよう。最初に使うパーティは多い。全部魔力に反応して光るようにはなってるし、何が何だか分からないうちにジ・エンドってわけ。
「出られて良かった……けど、入る前と景色違わないか?」
「そうだよね。行き止まりだったはずなのに、今は四方向に道が伸びてる」
普通に正しい道に繋げてやるのは面白みがないと思ってな。ちなみに進む道を選択した時点で後ろに壁ができるが、この四本の中に来た道は含まれてないから安心するといい。
「ねぇ、右行こうよ! こっちが正解な気がする!」
「そうか? 案外後ろが怪しかったりしそうだけどな」
「僕も右な気がするよ。……解析は効かなかったけど」
悪くはないが、良くもない選択だな。一番次の階に近かったのはリョーガが言った後ろの道だった。
姉妹は何も言わないし、多数決で右へ。
「――創造・探知……何かいるな」
「避けてく?」
「いや、戻るとかなり時間のロスになる。このまま行きたいけど、龍牙?」
「ああ、このまま進もう――創造・具現化・複式」
先手を打って魔術で焼くかと思ったが、やっぱりさっきの試練が効いてるな。魔力消費的な意味で。
本来なら休憩入れるべき場面だ。勇者じゃなきゃ連戦はきつい。
「フロルルル!」
そう嘶いて地を蹴るはファリトス。ペガサスとユニコーンを足したような魔物だ。白い馬の体に、同じく白い翼と、金に光る角。エクィトスとかの親戚らしいが、知能もパワーも段違いだな。
「――来る!」
狭い通路では突進を躱し切れない。いち早くそれに気付いたリョーガは真正面からそれを受け止めようとして……失敗した。
「ぐっ……」
宙に打ち上げられ、そのまま空中に浮いた雷の檻に閉じ込められる。
「――治癒……っ!」
シエルの治癒は届かない。だがそもそも治癒なんてしてる場合じゃないな。
「――炎界!」
マコトがカバーする、が、チョイスした魔術が悪すぎる。反転してきたファリトスの速度は少しも落ちていない。
「――祓魔の陣!」
「やああああっ!!」
と、橙の爆発に驚いて自身も宙に飛び上がるファリトス。それを許さないシエルが翼を広げて追撃、左の後脚を切り落とす。
「ルゥーフルルロロ!!」
「おわぁぁぁぁぁっ!? 創造・解呪!」
雷の檻ごと落下してくるリョーガ。空中で解呪を挟んで自由になったところを、シエルが上手くキャッチした。
が。
「え?」
「あれ?」
着地場所に罠。デバフを撒き散らすタイプのやつだな。効果は五感の機能低下。
視界はボヤけた水彩の抽象画みたいなことになってるだろうし、互いの声も遠くで何か言ってる程度にしか聞こえない。筋力とかに変化はないが、自分が本当に剣を握れてるのかとかも怪しくなってそうだな。
「何が起こった!? シエル! 誠!」
「どど、どうなってるの? リョーガ、どこ!?」
惑え惑え。このデバフは魔物側にも入るから、ファリトスも結構混乱してるはずだ。今はただ立ち止まって、切断された脚の再生に努めている。
「――創造・探知!」
ハハハ、慌てて魔術を使っても無駄無駄。どうせ何も見えないし聞こえもしな……
……もしかしなくても、魔力を感知するのって五感とは別の何かだったりするのか?
「うおおおぉぉぉぉ!!」
リョーガの斬撃がファリトスの胴を両断! くそっやられた! こいつ見えてやがる!
「やった! 多分やったぞ、シエル!」
全然違う方向に向かってそう叫ぶ姿は滑稽ではある。皆好き勝手歩いたり壁にぶつかったりしてて混沌としてるな。マコトなんかも、まだファリトスが生きてると思ってるから恐る恐る陣を書き足してるし。
まだデバフの効果時間は少し残ってるが、近くに他の魔物はいないし、うっかり足を滑らせて落下するような場所もない。残念だ。地形くらいは後で変えといてやろ。
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