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記憶の結晶 ~添田涼子の事件ファイル №4
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――もうひとりの佐川信二
東京に帰ってからも佐川一家の足取りを洗った。警察はすでに何度も捜査している。そしてこの件はすでに送検され、家裁に送られてきている。警察はもう動いていない。
「佐川信二君がふたり?それってあの子が双子ってことですか?」
裁判官の大磯が最初そう言った。
「そういう可能性もありっちゃあありなんでしょうけど、このケースに関しては否定です。ふたりに血のつながりは一切ありません。まったくの別人です」
「証拠はありますか?佐川信二君が兄弟でもなく二人いるっていうそもそもの証拠が?」
「ありません」
「話にならない」
大磯は困った顔をした。
「添田さん、確かにきみに佐川信二君の少年事件の裏取りをしてくれとは言いましたが、わけのわからない妄想までサービスにつけてくれとは頼んでないんですよ?」
これは大磯の最大級の嫌味だ。
「大磯さん、彼は危険な状況です。いのちを狙われているかもしれないんですよ?」
「もういい加減にしたまえ!添田さん、きみはまだ本調子ではないんじゃないか?というか、病院でいま一度精密検査なりを受けることをおすすめする。いや、受けるべきだ!」
大磯はわたしが蘇生したとき、脳に損傷があるんじゃないかとしきりに気にしていたそうだ。死からの蘇生…一定時間、脳に酸素が供給されなければ脳細胞は死ぬ。それで言えば何かのはずみで蘇生したとして、脳のダメージは計り知れない。あたしは幾度も検査を受けた。でも異常は見られなかった。開けてみないとわかりませんねえ、と担当の脳外科医は言った。冗談じゃない。そう簡単にあたしの頭んなかを開いてみられてたまるか。
「親身なご忠告は感謝します。でもあたしにはわかるんです」
「何がわかるというんだね?」
「いまそれを言っても、大磯さんは笑って…そしてあたしに無理やり休暇を取らせるでしょう」
「それがわかっているなら…」
「わかっていても…言わなくちゃならないんです。それが…彼が望まなくても…あたしがしなくちゃならないことなんですから!」
話はそれきりになった。こうなったら物証を探さないとならない。タイムリミットは明日の午後。それを過ぎれば結審され信二は少年刑務所に送られてしまう。再審請求という手もあるが、本人や親、そして関わっている国選弁護人が再審請求を出さない限り、信二はその罪を犯した少年として確定し、長い不自由な生活を送らなければならなくなってしまう。いや、それよりもっと厄介なことが…。
「信二は落ち着いています。だからもう、そっとしておいてやってください…」
「お母さんがそうおっしゃられるお気持ちもよくわかります。ですが、あたしはどうしても真実を知りたい。信二君の真実を、です」
母親は事件当初、すっかり怯え、やせ細り、たびたび錯乱もしていた。そりゃそうだ。四六時中マスコミに追いかけられ、近所の目も執拗に追いかけていた。事件が確定すれば、もうそれから解放される。だから騒がさないでくれ、というのはきっと切実なんだと思う。
「添田さん、もうそれくらいにしてやってくれませんか…。静江だってそれなりに苦しんだんです。いえ、あの子のことでこれからも苦しんで行かなきゃならないんですよ。あの子がこれから生きている限り、みなが苦しむ。それは加害者も被害者もです」
そう父親である誠二は言った。半分あたしに食ってかかるようにそう言ったが、それが何だって言うんだ?みなが苦しむ?みんなって誰だ?もう死んだ者は苦しまないってか?
「お父さん、それではお聞きしますが、あなた方が能登から引っ越されるのって、いったいどういう理由からです?」
「はい?」
「いえ、たとえば東京で働きたいとか、友人がいるとか、親戚がいるとか、新しい仕事が見つかったとか、そういう理由ですよ」
「それは、こっちでの暮らしは大変で…何しろ地方は不景気で…」
「それで地元の信用金庫を辞めて、まったく知り合いのいない、しかも仕事も決まっていないところにいきなり、ですか?少なくともそういった場合、何度か上京し、条件を固めてから転居されるのが普通です。まったくの独身じゃないんですからね。奥さんだってあなただってパート先や勤務先をいきなり辞めた。その理由が病気というのもおかしな話です」
父親である佐川誠二がいま何を考えているか?
「な、何をおっしゃりたいんですか!」
「あんたたち、人を殺したでしょう?」
「なっ!」
「なんてことをっ!何を言ってんのあなたはっ!そ、そんな証拠がどこにあるのっ!
それには妻の静江の方が強く反応した。ほおらね、やっぱりだ。
「証拠?いま証拠っておっしゃいましたよね?何の証拠ですか?あなたたちが誰かを殺した証拠ってことですか?」
「それは…あんたが言ったんじゃないのっ!」
「あたしは言ってませんよ?証拠だなんて」
「い、いえそうよね、そうだわね…でも、あたしが人殺しってあんたいま言ったでしょ?」
「わたしはそうは言ってません。あんたたち、と申し上げたんです」
「え?」
静江はすでに落ち着かなくなっていた。夫の誠二がしきりに肩をさすっている。ふん、余計なことは言うなって感じじゃん。
「信二君の担任の緑川京子先生が事故にあった日、奥さんパート休んでますよね?当時一緒に働いていた人…あ、古河沢美津子さんて方、いやあ、探しましたよ。でもまあ、石川の家裁に偶然引っかかっていてね。あ、離婚訴訟ってやつで。それで裏を取れたんですが、あなた緑川先生が死んだ日に、先生に会いに行くって言ってたんじゃないんですか?彼女よく覚えてましたよ。その日はえらい形相で自転車で走っていくのを見かけたって」
「そ、それは…」
「何を言っているんだね!何の根拠があってそんな途方もないことを言っているんだ!」
ふうん、ずいぶん冷静なんだね。あたしはこれまで数え切れないほどの離婚訴訟や少年事件、そのたんびに家庭内の問題に踏み込まざるを得なかった。そうしてそんな中で、一番悪いのは、自分の犯した罪を認識していない大悪党がいるってことだ。
「これ見てください」
あたしは領収書の束を見せた。
「何ですか、これ?」
「緑川京子先生はとても几帳面な方でした。こうして毎月の生活費をきちんとつけていたんです」
「それがどうしたんですか?」
「緑川先生は信二君が一年の時からの担任です。その時期に学校に転任になったからです。緑川先生は謎の多い人でした。それは学校を転々としていたから、なかなか実態がつかめなかったからです。ようやくその足取りがつかめたっていうわけですよ」
「だからなんだというんです」
「緑川先生は大隅町第二小学校に来る前は…金沢にある実家に身を寄せていたんです。子供を出産してね。でもね、なぜか収入はあったみたいです。働いてもいないのに毎月決まった額がね」
「…」
あたしはいつも思う。もうこんなことしなくてもいいんじゃないか、と。どのみち誰かを傷つける。それなら、真実なんていらないんじゃないかって。でもそれは違う。死んだ者たちの、その真実は?生者に書き換えられ、もはや言葉すら上げられない者たちは?
「その子供って、あなたの子供なんでしょ?」
「なんだと!言いがかりも大概にしろよ!なんでその子がぼくの子だって証拠があるんだ!ぼくは緑川先生にはこっちでしか会ったことがないんだぞ!」
「また証拠か。うぜえな。あんたはその当時、信用金庫の本店、つまり金沢市内にいたよね?毎月の定期預金の集金に通っていたのはあんたじゃなかったのかな?そして家計簿の収入も、なぜか同じ日なんだよ!」
銀行の記録は完全だ。だがそうだからと言って誠二と緑川先生がそういう関係にあったとは証明はできない。裁判じゃこれは嘘じゃなく記憶違いと言いくるめられる。
「そんなのはどうだっていいじゃないか!そんなどうでもいいこと」
「どうでもよくはないんだよ。こいつを見ろ。これなーんだ?」
あたしは小さい小箱を取り出した。誠二の顔色が変わった。いや、妻の静江こそわなわなと震えだした。
「そうだ。へその緒だよ。緑川先生の実家でずっと保管してあったそうだ。律儀だねえ。京子先生のお兄さんはずっと心配していたそうだ。女ひとりで出産したときも、赤ん坊かかえてあんたを追いかけて出て行ったときも…子供が死んだときも、ね」
「やめろ!」
「悪いけどDNA鑑定させてもらったよ。結果聞きたい?」
「よせ…」
「子供はなんで死んだか知ってるか?」
「やめろって言ってんだ!」
「虐待の末の衰弱死だよ」
「やめてくれーっ!」
「あんたは知っていた。いや、知っていただけじゃなくそう仕向けた。子供は邪魔だった。あんたにとってね。なぜなら、あんたはもうすでに家庭があったからだ!」
「知らん!そんなことは知らない!あるわけない!ありえない!」
そうさ、違うと思い込まないとね。そうしないと、心が壊れちゃうからね。だがそれがどうした!そんなんですまされると思ったら大間違いだ!
あたしは信二の写真をテーブルに置いた。野球帽をかぶった、あのラーメン屋からもらった写真だ。
東京に帰ってからも佐川一家の足取りを洗った。警察はすでに何度も捜査している。そしてこの件はすでに送検され、家裁に送られてきている。警察はもう動いていない。
「佐川信二君がふたり?それってあの子が双子ってことですか?」
裁判官の大磯が最初そう言った。
「そういう可能性もありっちゃあありなんでしょうけど、このケースに関しては否定です。ふたりに血のつながりは一切ありません。まったくの別人です」
「証拠はありますか?佐川信二君が兄弟でもなく二人いるっていうそもそもの証拠が?」
「ありません」
「話にならない」
大磯は困った顔をした。
「添田さん、確かにきみに佐川信二君の少年事件の裏取りをしてくれとは言いましたが、わけのわからない妄想までサービスにつけてくれとは頼んでないんですよ?」
これは大磯の最大級の嫌味だ。
「大磯さん、彼は危険な状況です。いのちを狙われているかもしれないんですよ?」
「もういい加減にしたまえ!添田さん、きみはまだ本調子ではないんじゃないか?というか、病院でいま一度精密検査なりを受けることをおすすめする。いや、受けるべきだ!」
大磯はわたしが蘇生したとき、脳に損傷があるんじゃないかとしきりに気にしていたそうだ。死からの蘇生…一定時間、脳に酸素が供給されなければ脳細胞は死ぬ。それで言えば何かのはずみで蘇生したとして、脳のダメージは計り知れない。あたしは幾度も検査を受けた。でも異常は見られなかった。開けてみないとわかりませんねえ、と担当の脳外科医は言った。冗談じゃない。そう簡単にあたしの頭んなかを開いてみられてたまるか。
「親身なご忠告は感謝します。でもあたしにはわかるんです」
「何がわかるというんだね?」
「いまそれを言っても、大磯さんは笑って…そしてあたしに無理やり休暇を取らせるでしょう」
「それがわかっているなら…」
「わかっていても…言わなくちゃならないんです。それが…彼が望まなくても…あたしがしなくちゃならないことなんですから!」
話はそれきりになった。こうなったら物証を探さないとならない。タイムリミットは明日の午後。それを過ぎれば結審され信二は少年刑務所に送られてしまう。再審請求という手もあるが、本人や親、そして関わっている国選弁護人が再審請求を出さない限り、信二はその罪を犯した少年として確定し、長い不自由な生活を送らなければならなくなってしまう。いや、それよりもっと厄介なことが…。
「信二は落ち着いています。だからもう、そっとしておいてやってください…」
「お母さんがそうおっしゃられるお気持ちもよくわかります。ですが、あたしはどうしても真実を知りたい。信二君の真実を、です」
母親は事件当初、すっかり怯え、やせ細り、たびたび錯乱もしていた。そりゃそうだ。四六時中マスコミに追いかけられ、近所の目も執拗に追いかけていた。事件が確定すれば、もうそれから解放される。だから騒がさないでくれ、というのはきっと切実なんだと思う。
「添田さん、もうそれくらいにしてやってくれませんか…。静江だってそれなりに苦しんだんです。いえ、あの子のことでこれからも苦しんで行かなきゃならないんですよ。あの子がこれから生きている限り、みなが苦しむ。それは加害者も被害者もです」
そう父親である誠二は言った。半分あたしに食ってかかるようにそう言ったが、それが何だって言うんだ?みなが苦しむ?みんなって誰だ?もう死んだ者は苦しまないってか?
「お父さん、それではお聞きしますが、あなた方が能登から引っ越されるのって、いったいどういう理由からです?」
「はい?」
「いえ、たとえば東京で働きたいとか、友人がいるとか、親戚がいるとか、新しい仕事が見つかったとか、そういう理由ですよ」
「それは、こっちでの暮らしは大変で…何しろ地方は不景気で…」
「それで地元の信用金庫を辞めて、まったく知り合いのいない、しかも仕事も決まっていないところにいきなり、ですか?少なくともそういった場合、何度か上京し、条件を固めてから転居されるのが普通です。まったくの独身じゃないんですからね。奥さんだってあなただってパート先や勤務先をいきなり辞めた。その理由が病気というのもおかしな話です」
父親である佐川誠二がいま何を考えているか?
「な、何をおっしゃりたいんですか!」
「あんたたち、人を殺したでしょう?」
「なっ!」
「なんてことをっ!何を言ってんのあなたはっ!そ、そんな証拠がどこにあるのっ!
それには妻の静江の方が強く反応した。ほおらね、やっぱりだ。
「証拠?いま証拠っておっしゃいましたよね?何の証拠ですか?あなたたちが誰かを殺した証拠ってことですか?」
「それは…あんたが言ったんじゃないのっ!」
「あたしは言ってませんよ?証拠だなんて」
「い、いえそうよね、そうだわね…でも、あたしが人殺しってあんたいま言ったでしょ?」
「わたしはそうは言ってません。あんたたち、と申し上げたんです」
「え?」
静江はすでに落ち着かなくなっていた。夫の誠二がしきりに肩をさすっている。ふん、余計なことは言うなって感じじゃん。
「信二君の担任の緑川京子先生が事故にあった日、奥さんパート休んでますよね?当時一緒に働いていた人…あ、古河沢美津子さんて方、いやあ、探しましたよ。でもまあ、石川の家裁に偶然引っかかっていてね。あ、離婚訴訟ってやつで。それで裏を取れたんですが、あなた緑川先生が死んだ日に、先生に会いに行くって言ってたんじゃないんですか?彼女よく覚えてましたよ。その日はえらい形相で自転車で走っていくのを見かけたって」
「そ、それは…」
「何を言っているんだね!何の根拠があってそんな途方もないことを言っているんだ!」
ふうん、ずいぶん冷静なんだね。あたしはこれまで数え切れないほどの離婚訴訟や少年事件、そのたんびに家庭内の問題に踏み込まざるを得なかった。そうしてそんな中で、一番悪いのは、自分の犯した罪を認識していない大悪党がいるってことだ。
「これ見てください」
あたしは領収書の束を見せた。
「何ですか、これ?」
「緑川京子先生はとても几帳面な方でした。こうして毎月の生活費をきちんとつけていたんです」
「それがどうしたんですか?」
「緑川先生は信二君が一年の時からの担任です。その時期に学校に転任になったからです。緑川先生は謎の多い人でした。それは学校を転々としていたから、なかなか実態がつかめなかったからです。ようやくその足取りがつかめたっていうわけですよ」
「だからなんだというんです」
「緑川先生は大隅町第二小学校に来る前は…金沢にある実家に身を寄せていたんです。子供を出産してね。でもね、なぜか収入はあったみたいです。働いてもいないのに毎月決まった額がね」
「…」
あたしはいつも思う。もうこんなことしなくてもいいんじゃないか、と。どのみち誰かを傷つける。それなら、真実なんていらないんじゃないかって。でもそれは違う。死んだ者たちの、その真実は?生者に書き換えられ、もはや言葉すら上げられない者たちは?
「その子供って、あなたの子供なんでしょ?」
「なんだと!言いがかりも大概にしろよ!なんでその子がぼくの子だって証拠があるんだ!ぼくは緑川先生にはこっちでしか会ったことがないんだぞ!」
「また証拠か。うぜえな。あんたはその当時、信用金庫の本店、つまり金沢市内にいたよね?毎月の定期預金の集金に通っていたのはあんたじゃなかったのかな?そして家計簿の収入も、なぜか同じ日なんだよ!」
銀行の記録は完全だ。だがそうだからと言って誠二と緑川先生がそういう関係にあったとは証明はできない。裁判じゃこれは嘘じゃなく記憶違いと言いくるめられる。
「そんなのはどうだっていいじゃないか!そんなどうでもいいこと」
「どうでもよくはないんだよ。こいつを見ろ。これなーんだ?」
あたしは小さい小箱を取り出した。誠二の顔色が変わった。いや、妻の静江こそわなわなと震えだした。
「そうだ。へその緒だよ。緑川先生の実家でずっと保管してあったそうだ。律儀だねえ。京子先生のお兄さんはずっと心配していたそうだ。女ひとりで出産したときも、赤ん坊かかえてあんたを追いかけて出て行ったときも…子供が死んだときも、ね」
「やめろ!」
「悪いけどDNA鑑定させてもらったよ。結果聞きたい?」
「よせ…」
「子供はなんで死んだか知ってるか?」
「やめろって言ってんだ!」
「虐待の末の衰弱死だよ」
「やめてくれーっ!」
「あんたは知っていた。いや、知っていただけじゃなくそう仕向けた。子供は邪魔だった。あんたにとってね。なぜなら、あんたはもうすでに家庭があったからだ!」
「知らん!そんなことは知らない!あるわけない!ありえない!」
そうさ、違うと思い込まないとね。そうしないと、心が壊れちゃうからね。だがそれがどうした!そんなんですまされると思ったら大間違いだ!
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