16 / 21
第16話:宿屋の店員大募集
しおりを挟む
僕は何も見ていなかったが配信画面ではとんでもないことになっていた。
しかし、今日は配信中にコメント欄を消していたこともあり、そのことに僕が気づくことはなかった。
:まさかカナタダンジョンに宿屋が!?
:ちょっと待て。 すぐそばで復活できるのか?
:いいことだらけじゃないか
:こうやって冒険者の意見を取り入れてくれるのはいいな
:かなたん可愛いし
:でも、遥ちゃんは末恐ろしいけどな
:ああ見えて A ランク冒険者だもんな
:それより宿と言っても、小さい建物か……。一人しか泊まれなさそうだな
:そんな時こそアレの出番じゃないか?
:スパチャ助かる!
:そうだ、俺たちのスパチャで宿が豪華になるぞ!
:スラ妖精も増えるんじゃないか?
:最高効率のダンジョン誕生だな!
:どんどんレベルを上げたら、ダイヤスラ妖精も倒せるようになるな
:色んなスラ妖精を部屋ごとに配置して欲しい
:全てはスパチャ次第だな
:つまり、能力を上げるための先行投資だな
:金を落とす魔物も欲しいところだな
勢いよく流れるコメント欄。
既に目視だとほとんど確認できないレベルになっていた。
そうなってくると、奏に気づいてもらおうとスパチャを投げ始める人が現れる。
そして、それを皮切りにどんどん様々な色のついたコメントが流れる。
――――――――――――――――――――
面接希望者
¥50,000
夢のかなたん共同生活のためなら痛くもない!
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
復興支援
¥50,000
この金でもっと大きい建物にしてくれ!
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
ダンジョンに宿を求めるのは間違いか?
¥50,000
ふかふかベッドでぐうたらしたい
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
かなたんファンクラブ会員2号
¥50,000
一年間借りたらいくらだろう?
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
かなたんファンクラブ会員1号
¥50,000
俺ももちろん年間契約するぞ!
――――――――――――――――――――
:どうやったら宿屋の店員になれるんだ?
:今すぐ向かえば良いのか?
:よし、ちょっと行ってくる!
:まて、俺が先だ!
:普通に女性限定じゃないのか?
:問題ない!
:↑問題しかないだろ!!
◇◇◇
建物を完成させた僕たちは、一旦マスタールームへと戻ってくる。
「宿の店員さんを募集したけど、どこに申し込んだらいいか言ってなかったよね? 大丈夫かな?」
「大丈夫だと思いますよ? 本当にやりたい人は私みたいに、このダンジョンまでくると思いますので」
遥は顎に指を当てながら言ってくる。
その仕草が見る人によってはドキッとくるかもしれないけど、僕は反応すら見せなかった。
「そっか……。誰か来てくれるといいな……」
「誰も来なかったら私がやりましょうか?」
「うーん、それも考えたんだけどね。でも、遥は 僕のそばにいて欲しいかな」
「えっ、それって――」
遥は顔を染め、視線を僕へと向けてくる。
「うん、また危険が迫ったら僕のことを守ってくれるよね?」
「あっ、そ、そういうことですね……。も、もちろんですよ……。 もちろんですけど、その……」
「えっと、他に理由が……?」
「し、 知りません!!」
真っ赤の顔をした遥がそっぽ向いてしまう。
◇◇◇
翌日になり、ようやく僕はスパチャとコメントに気づいていた。
今まででは考えられないほど、大量に送られてきたので、驚いてしまう。
「えっ、うそ……、こんなに投げられてる……」
「みんな宿が欲しかったんですね」
「 こ、これは、本当にちゃんとしたものを作らないといけなくなったね」
僕は不安を感じてしまう。
ただ、コメントを見て思いつきから始めたことなのだけど、それに思いのほか食いつきが良かったことを……。
寝泊まりできたらいいや……としか考えていなかった。
実際の宿となると、どこまでやらないといけないのだろう。
その辺は新しい従業員とも相談しながらやっていくしかないかな?
「従業員の人、くるといいけどな……」
宿の店員といったらやっぱり、かわいらしい女性の人が似合うかな?
……そう考えると遥が一番似合いそうでもあるんだよね。
でも、昨日の冒険者襲来のことを考えると、元Aランク冒険者の彼女は近くにいて欲しい。
それに色々と相談に乗ってくれるもんね。
ただ、誰も来てくれないなら、当面は僕たちが宿の店員として働くしかないかもしれない。
これもダンジョン維持のため……。
ダンジョン強化のため……。
「と、とりあえず、もう少し広めの宿を用意して、あとは必要な小物も買っていくかな?」
今日も宿を整えるためにダンジョンから外へと出る。
スパチャでもらったDPの大半を建物へとつぎ込み、宿はそれなりに立派な二階建ての建物ができあがった。
部屋数は八部屋。
大浴場付き。(しかも温泉だよ!? 僕が入りに行こうかな?)
大食堂と厨房もあり、各部屋にはふかふかのベッドと壁掛けテレビ付き。
「もう、ここがマスタールームでも良いんじゃないかな?」
ふかふかのベッドに飛び込んでしまうのは、もはや人の性だと思っている。
体全身で感じるその柔らかさに抗うことはできず、思わず頬が緩んでしまう。
すると、そんなときに小さな少女と目が合う。
子供らしい行動をしているところをバッチリ見られてしまい、僕は恥ずかしくなり、大慌てでベッドから飛び上がる。
「えっと、君は?」
顔を真っ赤にしながら突然現れた少女に尋ねる。
少女はまるで小学生にしか見えない体格をしており、長く綺麗なストレートの金髪と透き通る蒼色の瞳をもった少女。
その姿は日本人離れしており、別の国の子かと思えてくる。
まぁ、そんなことないよね?
僕は苦笑しながら、なるべく少女が怖がらないように話しかける。
ただ、敢えて視界に入れないようにしていたのかもしれない。
少女は担いでいたそれを――。
そして、少女はにっこりと微笑んだ後、背中のそれを僕に突きつけてくる。
少女の身長よりも巨大な大剣を……。
先ほどまでゴリゴリと床を引き釣りながら、持っていたそれを……。
「え、エリシャはえ、Sランク冒険者(予定)のエリシャだよ。ダンジョンがいつでも入れる宿の店員さん募集を聞いて来たのだけど、お兄さん、ダンジョンマスター?」
少女が持つには無理があるようで、手がぷるぷると震えている。
声も震えているので、かなり無理しているのが一目瞭然だった。
挑発……というよりは、精一杯強がりを見せているだけのように思える。
店員のことを聞いてきたから、僕に対して力があることのアピールをしているのかもしれない。
逆効果になっているけど……。
「確かに僕はダンジョンマスターだけど、その……、大丈夫?」
「だ、大丈夫……。え、エリシャは強い冒険者、なんだからね……。わわっ!?」
少女がふらついてくるので、僕はその体を支える。
ただ、持っている大剣の重みまで耐えきれずに、そのまま少女ごと、ベッドの方へ倒れてしまった。
少女が僕に覆い被さる形で……。
すると、その音を聞きつけて遥がやってくる。
「奏さん、凄い音がしましたけど、大丈夫ですか!?」
慌てて部屋に入ってきた遥は、僕たちの姿を見て固まっていた。
どう見ても今の状況は、僕が少女と抱き合っているようにしか見えない。
さ、さすがにこれは状況を説明しないと……。
アタフタとしながら、遥に話しかける。
「そ、その……、こ、これはただ、この子を支えようとして――」
「か、奏さん、今私が助けますから!」
「て、敵!? え、エリシャが相手になるよ?」
遥と少女の二人が戦闘態勢に入ろうとする。
本を取り出す遥と、慌てて起き上がり大剣の柄だけを掴んでいる少女。
何だろう……。
殺伐とした光景のはずなのに、なぜか平和を感じてしまう……。
――じゃないよ!? と、止めないと!
慌てて僕は二人の間に割って入り、争いを止めていた。
しかし、今日は配信中にコメント欄を消していたこともあり、そのことに僕が気づくことはなかった。
:まさかカナタダンジョンに宿屋が!?
:ちょっと待て。 すぐそばで復活できるのか?
:いいことだらけじゃないか
:こうやって冒険者の意見を取り入れてくれるのはいいな
:かなたん可愛いし
:でも、遥ちゃんは末恐ろしいけどな
:ああ見えて A ランク冒険者だもんな
:それより宿と言っても、小さい建物か……。一人しか泊まれなさそうだな
:そんな時こそアレの出番じゃないか?
:スパチャ助かる!
:そうだ、俺たちのスパチャで宿が豪華になるぞ!
:スラ妖精も増えるんじゃないか?
:最高効率のダンジョン誕生だな!
:どんどんレベルを上げたら、ダイヤスラ妖精も倒せるようになるな
:色んなスラ妖精を部屋ごとに配置して欲しい
:全てはスパチャ次第だな
:つまり、能力を上げるための先行投資だな
:金を落とす魔物も欲しいところだな
勢いよく流れるコメント欄。
既に目視だとほとんど確認できないレベルになっていた。
そうなってくると、奏に気づいてもらおうとスパチャを投げ始める人が現れる。
そして、それを皮切りにどんどん様々な色のついたコメントが流れる。
――――――――――――――――――――
面接希望者
¥50,000
夢のかなたん共同生活のためなら痛くもない!
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
復興支援
¥50,000
この金でもっと大きい建物にしてくれ!
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
ダンジョンに宿を求めるのは間違いか?
¥50,000
ふかふかベッドでぐうたらしたい
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
かなたんファンクラブ会員2号
¥50,000
一年間借りたらいくらだろう?
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
かなたんファンクラブ会員1号
¥50,000
俺ももちろん年間契約するぞ!
――――――――――――――――――――
:どうやったら宿屋の店員になれるんだ?
:今すぐ向かえば良いのか?
:よし、ちょっと行ってくる!
:まて、俺が先だ!
:普通に女性限定じゃないのか?
:問題ない!
:↑問題しかないだろ!!
◇◇◇
建物を完成させた僕たちは、一旦マスタールームへと戻ってくる。
「宿の店員さんを募集したけど、どこに申し込んだらいいか言ってなかったよね? 大丈夫かな?」
「大丈夫だと思いますよ? 本当にやりたい人は私みたいに、このダンジョンまでくると思いますので」
遥は顎に指を当てながら言ってくる。
その仕草が見る人によってはドキッとくるかもしれないけど、僕は反応すら見せなかった。
「そっか……。誰か来てくれるといいな……」
「誰も来なかったら私がやりましょうか?」
「うーん、それも考えたんだけどね。でも、遥は 僕のそばにいて欲しいかな」
「えっ、それって――」
遥は顔を染め、視線を僕へと向けてくる。
「うん、また危険が迫ったら僕のことを守ってくれるよね?」
「あっ、そ、そういうことですね……。も、もちろんですよ……。 もちろんですけど、その……」
「えっと、他に理由が……?」
「し、 知りません!!」
真っ赤の顔をした遥がそっぽ向いてしまう。
◇◇◇
翌日になり、ようやく僕はスパチャとコメントに気づいていた。
今まででは考えられないほど、大量に送られてきたので、驚いてしまう。
「えっ、うそ……、こんなに投げられてる……」
「みんな宿が欲しかったんですね」
「 こ、これは、本当にちゃんとしたものを作らないといけなくなったね」
僕は不安を感じてしまう。
ただ、コメントを見て思いつきから始めたことなのだけど、それに思いのほか食いつきが良かったことを……。
寝泊まりできたらいいや……としか考えていなかった。
実際の宿となると、どこまでやらないといけないのだろう。
その辺は新しい従業員とも相談しながらやっていくしかないかな?
「従業員の人、くるといいけどな……」
宿の店員といったらやっぱり、かわいらしい女性の人が似合うかな?
……そう考えると遥が一番似合いそうでもあるんだよね。
でも、昨日の冒険者襲来のことを考えると、元Aランク冒険者の彼女は近くにいて欲しい。
それに色々と相談に乗ってくれるもんね。
ただ、誰も来てくれないなら、当面は僕たちが宿の店員として働くしかないかもしれない。
これもダンジョン維持のため……。
ダンジョン強化のため……。
「と、とりあえず、もう少し広めの宿を用意して、あとは必要な小物も買っていくかな?」
今日も宿を整えるためにダンジョンから外へと出る。
スパチャでもらったDPの大半を建物へとつぎ込み、宿はそれなりに立派な二階建ての建物ができあがった。
部屋数は八部屋。
大浴場付き。(しかも温泉だよ!? 僕が入りに行こうかな?)
大食堂と厨房もあり、各部屋にはふかふかのベッドと壁掛けテレビ付き。
「もう、ここがマスタールームでも良いんじゃないかな?」
ふかふかのベッドに飛び込んでしまうのは、もはや人の性だと思っている。
体全身で感じるその柔らかさに抗うことはできず、思わず頬が緩んでしまう。
すると、そんなときに小さな少女と目が合う。
子供らしい行動をしているところをバッチリ見られてしまい、僕は恥ずかしくなり、大慌てでベッドから飛び上がる。
「えっと、君は?」
顔を真っ赤にしながら突然現れた少女に尋ねる。
少女はまるで小学生にしか見えない体格をしており、長く綺麗なストレートの金髪と透き通る蒼色の瞳をもった少女。
その姿は日本人離れしており、別の国の子かと思えてくる。
まぁ、そんなことないよね?
僕は苦笑しながら、なるべく少女が怖がらないように話しかける。
ただ、敢えて視界に入れないようにしていたのかもしれない。
少女は担いでいたそれを――。
そして、少女はにっこりと微笑んだ後、背中のそれを僕に突きつけてくる。
少女の身長よりも巨大な大剣を……。
先ほどまでゴリゴリと床を引き釣りながら、持っていたそれを……。
「え、エリシャはえ、Sランク冒険者(予定)のエリシャだよ。ダンジョンがいつでも入れる宿の店員さん募集を聞いて来たのだけど、お兄さん、ダンジョンマスター?」
少女が持つには無理があるようで、手がぷるぷると震えている。
声も震えているので、かなり無理しているのが一目瞭然だった。
挑発……というよりは、精一杯強がりを見せているだけのように思える。
店員のことを聞いてきたから、僕に対して力があることのアピールをしているのかもしれない。
逆効果になっているけど……。
「確かに僕はダンジョンマスターだけど、その……、大丈夫?」
「だ、大丈夫……。え、エリシャは強い冒険者、なんだからね……。わわっ!?」
少女がふらついてくるので、僕はその体を支える。
ただ、持っている大剣の重みまで耐えきれずに、そのまま少女ごと、ベッドの方へ倒れてしまった。
少女が僕に覆い被さる形で……。
すると、その音を聞きつけて遥がやってくる。
「奏さん、凄い音がしましたけど、大丈夫ですか!?」
慌てて部屋に入ってきた遥は、僕たちの姿を見て固まっていた。
どう見ても今の状況は、僕が少女と抱き合っているようにしか見えない。
さ、さすがにこれは状況を説明しないと……。
アタフタとしながら、遥に話しかける。
「そ、その……、こ、これはただ、この子を支えようとして――」
「か、奏さん、今私が助けますから!」
「て、敵!? え、エリシャが相手になるよ?」
遥と少女の二人が戦闘態勢に入ろうとする。
本を取り出す遥と、慌てて起き上がり大剣の柄だけを掴んでいる少女。
何だろう……。
殺伐とした光景のはずなのに、なぜか平和を感じてしまう……。
――じゃないよ!? と、止めないと!
慌てて僕は二人の間に割って入り、争いを止めていた。
1
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる