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本編
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凛を家へと送り届ける真
そこへ玲志が現れる
玲志「よぉ、真お前今まで何してた?」
真の顔を見るなり質問する
何も答えない真
玲志「凛はどうしてそんな事になってる?」
再び問いかける玲志
真「凛さんをお願いします。」
凛を玲志に預け立ち去ろうとする真
その時真の光印を見てしまう玲志
玲志「真!お前!」
と叫ぶ玲志その瞬間
真「僕だって!・・・僕だって凛さんを守らなければいけないんです、玲志さんなら分かりますよね?」
真は涙を浮かべ玲志に問う
玲志「あぁ分かるさ、分かってる。だけどな!テメェを犠牲にしていい理由にはならねぇんだよ!」
真の体には呪印と光印が刻印されているそれぞれに宿主の寿命を喰らうという性質をもつため真は普通より3倍近くの速さで寿命を削る事となる
真「もう決めた事です。」
と言うと真は玲志の前から姿を消した
玲志「・・・クソが。」
・・・・・・・・・・・
凛「んんっ。」
自分の部屋のベッドで目覚める凛
さっきまでの戦闘を思い出し斬られた腕を見るが傷ひとつなく不思議に思う凛
外はオレンジ色になり日が沈み始めていたベッドから出て階段を降りるとヨシコがいた
ヨシコ「あら!凛ちゃん起きたのねん!体調はどうかしら?」
キッチンで料理を作りながら凛に話しかけるヨシコ
凛「豪兄・・・私どうして?」
ヨシコ「玲志ちゃんから頼まれてここへ来たのよん、その時あなた気を失っていたから預かったのよ!後それからヨシコと呼びなさい、いいわねん?」
と念を押すヨシコ
凛「あはは・・・ごめんなさい。」
ヨシコ「さぁ出来たわよ!ヨシコ特製LOVE LOVEオムライスよ!」
ハート型のオムライスにケチャップでハートがたくさん書かれたオムライスが机に置かれる
ヨシコ「これを食べて元気出しなさい!明日は阿久祭よ。あなたにはきっちり舞ってもらうわよん!私が舞ってもいいけどねん!」
※阿久祭とは西園寺家が年に一度開く祭りで巫女の舞と祈祷により夏は疫病、害虫、風水害等不安の多い季節で、それは悪霊、疫神のためであると考えられていました。
これらの悪霊を鎮め、災害を除去するために夏祭りが執り行われ祈願するその巫女が凛
と踊りながら喋るそれを見て気が緩む凛
凛「ヨシコ兄、ありがとう。」
ヨシコ「いいわよん、それ食べたら今日はしっかりと休みなさいいいわねん?」
凛「はーい、分かりました。」
とニコニコする凛
ヨシコ「じゃあ私は帰るわねん」
と言い身支度を始める
凛「ありがとう」
帰り際ウインクをして帰っていくヨシコ
オムライスを食べ終え少し風にあたろうと帽子を被り散歩に出る
川岸の遊歩道を歩いていると目の前に真が現れる
凛「真!何処行ってたのよ?
すごい探してたんだよ!?」
それを聞くも真は凛の顔を見てニタニタと笑っている
凛はどうしたんだろう?と思うその瞬間強い風が吹き被っていた帽子が飛び地面に落ちる
落ちた帽子を拾い上げると真の姿が消えていた周りを見ても真はいなかった
そこへ玲志が現れる
玲志「よぉ、真お前今まで何してた?」
真の顔を見るなり質問する
何も答えない真
玲志「凛はどうしてそんな事になってる?」
再び問いかける玲志
真「凛さんをお願いします。」
凛を玲志に預け立ち去ろうとする真
その時真の光印を見てしまう玲志
玲志「真!お前!」
と叫ぶ玲志その瞬間
真「僕だって!・・・僕だって凛さんを守らなければいけないんです、玲志さんなら分かりますよね?」
真は涙を浮かべ玲志に問う
玲志「あぁ分かるさ、分かってる。だけどな!テメェを犠牲にしていい理由にはならねぇんだよ!」
真の体には呪印と光印が刻印されているそれぞれに宿主の寿命を喰らうという性質をもつため真は普通より3倍近くの速さで寿命を削る事となる
真「もう決めた事です。」
と言うと真は玲志の前から姿を消した
玲志「・・・クソが。」
・・・・・・・・・・・
凛「んんっ。」
自分の部屋のベッドで目覚める凛
さっきまでの戦闘を思い出し斬られた腕を見るが傷ひとつなく不思議に思う凛
外はオレンジ色になり日が沈み始めていたベッドから出て階段を降りるとヨシコがいた
ヨシコ「あら!凛ちゃん起きたのねん!体調はどうかしら?」
キッチンで料理を作りながら凛に話しかけるヨシコ
凛「豪兄・・・私どうして?」
ヨシコ「玲志ちゃんから頼まれてここへ来たのよん、その時あなた気を失っていたから預かったのよ!後それからヨシコと呼びなさい、いいわねん?」
と念を押すヨシコ
凛「あはは・・・ごめんなさい。」
ヨシコ「さぁ出来たわよ!ヨシコ特製LOVE LOVEオムライスよ!」
ハート型のオムライスにケチャップでハートがたくさん書かれたオムライスが机に置かれる
ヨシコ「これを食べて元気出しなさい!明日は阿久祭よ。あなたにはきっちり舞ってもらうわよん!私が舞ってもいいけどねん!」
※阿久祭とは西園寺家が年に一度開く祭りで巫女の舞と祈祷により夏は疫病、害虫、風水害等不安の多い季節で、それは悪霊、疫神のためであると考えられていました。
これらの悪霊を鎮め、災害を除去するために夏祭りが執り行われ祈願するその巫女が凛
と踊りながら喋るそれを見て気が緩む凛
凛「ヨシコ兄、ありがとう。」
ヨシコ「いいわよん、それ食べたら今日はしっかりと休みなさいいいわねん?」
凛「はーい、分かりました。」
とニコニコする凛
ヨシコ「じゃあ私は帰るわねん」
と言い身支度を始める
凛「ありがとう」
帰り際ウインクをして帰っていくヨシコ
オムライスを食べ終え少し風にあたろうと帽子を被り散歩に出る
川岸の遊歩道を歩いていると目の前に真が現れる
凛「真!何処行ってたのよ?
すごい探してたんだよ!?」
それを聞くも真は凛の顔を見てニタニタと笑っている
凛はどうしたんだろう?と思うその瞬間強い風が吹き被っていた帽子が飛び地面に落ちる
落ちた帽子を拾い上げると真の姿が消えていた周りを見ても真はいなかった
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