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3 騒がしく始まり、静かに終わる
お盆休み(2)
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昼は当たり前のことだが、お好み焼きだ。
宅配弁当には無いメニューだし、自分で材料を買って作るわけにもいかなかったので、あらかじめリクエストしていたのだった。
眠っていた父さんも起き出して、家族3人で食卓を囲む。
「久しぶりの大阪風お好み焼き、まずはカナくんとタッくんで半分ずつどうぞ」
「わぁ、ありがとう」
「悪いな」
僕と父さんは4分の1に切ったお好み焼きを二つずつ皿にとってホットプレートを空ける。ホットプレートも両親の持ち込みだ。
一口食べると、ふわふわの記事とキャベツの甘味、豚肉の香ばしさと、どろソースの辛みと甘いお好み焼きソースの味が一体となって飛び込んできた。
大阪出身の母さんが、大学で上京した時においしい店が無いといって、自分で研究して本格的な大阪風を再現したもので、僕も父さんも大好物なのだ。
久しぶりのおふくろの味といっても許されるだろう。
「そういえば、訓練うまくいってるって?」
「うん、このままいくと来年中には戻れるかもしれないぐらい」
「そうか、俺たちがふがいなくてすまないな」
「そんなこと……ここを準備してくれただけで十分ありがたいよ」
実際、今のままでもかなり両親には負担だと思う。
それぞれ仕事を調整して僕のために解決策を探してくれているし、自宅のほかにこの家の維持や僕の生活費、それに何週間に一回はこっちまで会いに来てくれる時間的負担など、感謝してもしきれない。
「やっぱり奥地の探索でもアイテムが出ることは少なくてなあ」
「そうだよね」
「たまに出ても武器とか防具とか、ポーションとかはあるんだけど……」
「やっぱり、探索に使うものばっかりだよね」
「どういうことだい?」
僕はお好み焼きを一心に作っている母さんの方をちらっと見て答える。
「母さんもスキルがあるべきなのに無いって言っていたから、探索を進めるもの以外でないように女神様が調整してるんじゃないかって思ったんだ」
その言葉に父さんも母さんも、はっとしたようだ。
実際にはそれが真実だと僕はエリスから聞いて知っている。
だけど、それはチートじみた情報源であって、手探りで探索、研究をしている状態ではなかなか気づくことができないだろう。
「なるほど、言われてみれば……」
「ちょっと視点を変えて研究する必要があるかも……」
二人とも何やら思考を巡らせているようだが、僕は一つ指摘しておかなくてはいけないことがある。
「母さん、そろそろひっくり返し頃じゃない?」
お好み焼きの出来は重要なことなのだ。
父さんと僕が1枚半、母さんが1枚というのは家族でお好み焼きをするときのいつものパターンだ。
僕が残り少ない自分の分を平らげているとき、ふと父さんが言った。
「一度女神に確かめてみる必要があるな……」
「……っ! げほっ、げほっ」
「カナくん、大丈夫?」
「……いや、ちょっとどろソースにむせただけ」
僕は麦茶を飲んでごまかす。
どろソースは、関西人以外にはなじみが少ないかもしれないが、ウスターソースを作ったときの沈殿物のどろどろした部分を商品化したものだ。
ウスターソースは結構香辛料が使われており、その沈殿物は辛みやうまみが凝縮されていて、お好み焼きの隠し味として人気なのだ。
ごまかせた……?
「急いで食べるからだぞ」
「もっと焼こうか?」
……大丈夫のようだ。
「そういえば、父さん、女神様ってそんなに気楽に話せるの?」
「ああ、たまに会うぞ。うちはこれでも日本有数のパーティだからな。女神も気にかけてくれているようだ」
「カールさんとかいるんだよね」
「ああ、うちのエースだな」
カールハインツ・山田シュタインは有名冒険者だ。
名前からわかるように日本に帰化した元ドイツ人の探索者で、もともとIT企業の日本支社で働く技術者だったそうだ。
初期から探索者として脱サラして活躍していて、最強の剣士として知られている。
「それにしても私は山田シュタインってどうかと思うわ」
「俺らの世代だとそうだけど、最近はそういうのが流行りだからな」
昔はファミリーネームそのままだったり日本風の名字に変えたりする人も多かったそうだが、最近は元の名前と日本の名字を組み合わせた、山田シュタインとか、鈴木フィールドとかそういう名字を名乗る人が多い。
僕からすれば違和感がないから、この辺りは世代間ギャップというものかもしれない。
佐藤スキーさんが甘いもの大好きだったというのはちょっとどうかと思ったことはあるけど……
『カナメの心配はわかるけど、私は問題ないと思うわ。そろそろ普通に気が付く人がいてもおかしくないから』
エリスが指摘するのはもちろん、女神に僕たちのことがばれないかどうかという心配だ。
特に例の最悪の予想が当たっていた場合、一番危険なのは父さんだから警戒するのは当然だ。
そういう意味では、僕の問題よりエリスの力を戻すことの方が、よっぽど僕たち家族にとって重要なのかもしれない。
何にせよ、僕たちのことは絶対に秘密だ。両親に対しても。
もちろん、エリスの言葉は僕以外には聞こえていないし、姿も見えていない。
午前中に確かめておいたし、そもそも幽霊状態で他の人に気づかれなかったからこそ、彼女はこんな山奥にダンジョンの封印を解きに来たのだ。
*****
その日はそのまま、みんなでゆっくりテレビを見てごろごろすることにした。
おやつにはアイスが出て、僕は久しぶりに食べるので喜んだ。
夕方に、家の電話が鳴ったが、それは父さん宛てだった。
次のダンジョン探索の予定変更に関してのものだったらしく、「わざわざ電話してくることないのに……」と父さんはぼやいていた。
当然、父さんも母さんも携帯電話をはじめとして電波を発するものは持ち込んでいない。
代替の連絡手段としてこの家の固定電話を伝えているので、こうして電話が鳴ることがある。
「次はいつ行くの?」
「お盆明けの13日からだな。2週間ぐらいの予定だ」
日帰り、どころか数時間で帰ってこれるDランクとは違い、重要ダンジョンであるAランクはそれだけかけてもまだ先が長い。
父さんを含めた輸送系スキル持ちを複数動員して、現状の最大限を試したときには1か月を超える探索だったそうだが、その時でさえまだ道半ばだったようだ。
『Aランクはそもそも攻略されることを想定してないのよね……』
女神からしてそういう認識なので、父さんが頑張っていないということはないと思う。
「そろそろ夕飯の準備をしましょうか……今日はすき焼きよ」
両親は、この日のためにごちそうを用意してくれたようで、そんな風にこの日は楽しく過ごすことができた。
宅配弁当には無いメニューだし、自分で材料を買って作るわけにもいかなかったので、あらかじめリクエストしていたのだった。
眠っていた父さんも起き出して、家族3人で食卓を囲む。
「久しぶりの大阪風お好み焼き、まずはカナくんとタッくんで半分ずつどうぞ」
「わぁ、ありがとう」
「悪いな」
僕と父さんは4分の1に切ったお好み焼きを二つずつ皿にとってホットプレートを空ける。ホットプレートも両親の持ち込みだ。
一口食べると、ふわふわの記事とキャベツの甘味、豚肉の香ばしさと、どろソースの辛みと甘いお好み焼きソースの味が一体となって飛び込んできた。
大阪出身の母さんが、大学で上京した時においしい店が無いといって、自分で研究して本格的な大阪風を再現したもので、僕も父さんも大好物なのだ。
久しぶりのおふくろの味といっても許されるだろう。
「そういえば、訓練うまくいってるって?」
「うん、このままいくと来年中には戻れるかもしれないぐらい」
「そうか、俺たちがふがいなくてすまないな」
「そんなこと……ここを準備してくれただけで十分ありがたいよ」
実際、今のままでもかなり両親には負担だと思う。
それぞれ仕事を調整して僕のために解決策を探してくれているし、自宅のほかにこの家の維持や僕の生活費、それに何週間に一回はこっちまで会いに来てくれる時間的負担など、感謝してもしきれない。
「やっぱり奥地の探索でもアイテムが出ることは少なくてなあ」
「そうだよね」
「たまに出ても武器とか防具とか、ポーションとかはあるんだけど……」
「やっぱり、探索に使うものばっかりだよね」
「どういうことだい?」
僕はお好み焼きを一心に作っている母さんの方をちらっと見て答える。
「母さんもスキルがあるべきなのに無いって言っていたから、探索を進めるもの以外でないように女神様が調整してるんじゃないかって思ったんだ」
その言葉に父さんも母さんも、はっとしたようだ。
実際にはそれが真実だと僕はエリスから聞いて知っている。
だけど、それはチートじみた情報源であって、手探りで探索、研究をしている状態ではなかなか気づくことができないだろう。
「なるほど、言われてみれば……」
「ちょっと視点を変えて研究する必要があるかも……」
二人とも何やら思考を巡らせているようだが、僕は一つ指摘しておかなくてはいけないことがある。
「母さん、そろそろひっくり返し頃じゃない?」
お好み焼きの出来は重要なことなのだ。
父さんと僕が1枚半、母さんが1枚というのは家族でお好み焼きをするときのいつものパターンだ。
僕が残り少ない自分の分を平らげているとき、ふと父さんが言った。
「一度女神に確かめてみる必要があるな……」
「……っ! げほっ、げほっ」
「カナくん、大丈夫?」
「……いや、ちょっとどろソースにむせただけ」
僕は麦茶を飲んでごまかす。
どろソースは、関西人以外にはなじみが少ないかもしれないが、ウスターソースを作ったときの沈殿物のどろどろした部分を商品化したものだ。
ウスターソースは結構香辛料が使われており、その沈殿物は辛みやうまみが凝縮されていて、お好み焼きの隠し味として人気なのだ。
ごまかせた……?
「急いで食べるからだぞ」
「もっと焼こうか?」
……大丈夫のようだ。
「そういえば、父さん、女神様ってそんなに気楽に話せるの?」
「ああ、たまに会うぞ。うちはこれでも日本有数のパーティだからな。女神も気にかけてくれているようだ」
「カールさんとかいるんだよね」
「ああ、うちのエースだな」
カールハインツ・山田シュタインは有名冒険者だ。
名前からわかるように日本に帰化した元ドイツ人の探索者で、もともとIT企業の日本支社で働く技術者だったそうだ。
初期から探索者として脱サラして活躍していて、最強の剣士として知られている。
「それにしても私は山田シュタインってどうかと思うわ」
「俺らの世代だとそうだけど、最近はそういうのが流行りだからな」
昔はファミリーネームそのままだったり日本風の名字に変えたりする人も多かったそうだが、最近は元の名前と日本の名字を組み合わせた、山田シュタインとか、鈴木フィールドとかそういう名字を名乗る人が多い。
僕からすれば違和感がないから、この辺りは世代間ギャップというものかもしれない。
佐藤スキーさんが甘いもの大好きだったというのはちょっとどうかと思ったことはあるけど……
『カナメの心配はわかるけど、私は問題ないと思うわ。そろそろ普通に気が付く人がいてもおかしくないから』
エリスが指摘するのはもちろん、女神に僕たちのことがばれないかどうかという心配だ。
特に例の最悪の予想が当たっていた場合、一番危険なのは父さんだから警戒するのは当然だ。
そういう意味では、僕の問題よりエリスの力を戻すことの方が、よっぽど僕たち家族にとって重要なのかもしれない。
何にせよ、僕たちのことは絶対に秘密だ。両親に対しても。
もちろん、エリスの言葉は僕以外には聞こえていないし、姿も見えていない。
午前中に確かめておいたし、そもそも幽霊状態で他の人に気づかれなかったからこそ、彼女はこんな山奥にダンジョンの封印を解きに来たのだ。
*****
その日はそのまま、みんなでゆっくりテレビを見てごろごろすることにした。
おやつにはアイスが出て、僕は久しぶりに食べるので喜んだ。
夕方に、家の電話が鳴ったが、それは父さん宛てだった。
次のダンジョン探索の予定変更に関してのものだったらしく、「わざわざ電話してくることないのに……」と父さんはぼやいていた。
当然、父さんも母さんも携帯電話をはじめとして電波を発するものは持ち込んでいない。
代替の連絡手段としてこの家の固定電話を伝えているので、こうして電話が鳴ることがある。
「次はいつ行くの?」
「お盆明けの13日からだな。2週間ぐらいの予定だ」
日帰り、どころか数時間で帰ってこれるDランクとは違い、重要ダンジョンであるAランクはそれだけかけてもまだ先が長い。
父さんを含めた輸送系スキル持ちを複数動員して、現状の最大限を試したときには1か月を超える探索だったそうだが、その時でさえまだ道半ばだったようだ。
『Aランクはそもそも攻略されることを想定してないのよね……』
女神からしてそういう認識なので、父さんが頑張っていないということはないと思う。
「そろそろ夕飯の準備をしましょうか……今日はすき焼きよ」
両親は、この日のためにごちそうを用意してくれたようで、そんな風にこの日は楽しく過ごすことができた。
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