きらいじゃない

papa49

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きらいじゃない3

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幼少期を不思議な体験の中過ごしたヒロシ。  

中学生になった。

その頃ヒロシは人付き合いが苦手になっていた。

それは仲の良い友達が言葉とは違うことを思っていることに気がついてしまったから。

人が考えてることがわかった。
こころの声が聞こえた。

聞こえないフリをするだけでストレス。

先輩に話しかけられても無視していた。

誘い出してカツアゲするつもりなのがわかったから。


いつも誘ってくれる友達がいた。

でも先輩に頼まれて誘ってるのも知っていた。

おびき寄せてリンチ

わかっていた。聞こえるから。

でもそれでもいい。

友達が欲しかったから。

仲良く話しながら公園まで。
そしたら先輩が待ち伏せしている。

わかってた。

それでもいい。
少しの間でも楽しければそれでいい

友達は公園に誘導する間2回ヒロシに悪いなって思ってくれた。

それだけでいい。

嬉しかった。 



中学校は一年半しか行かなかった。


家にも先輩達はやってきた。


ヒロシはいつもナイフを持ち歩いた。

殺すのではなくいつでも死ねるように。


高校にはなんとか行けた。

制服もなく髪も自由。


いかれていた。

全員敵だった。

やられる前にやらないと。

学校帰りは毎日新宿。

喧嘩売って歩いた。


高校生活は腐っていた。


「将来の夢とかあんの?」

高校の友達の友達。高校には行ってないらしい。

「ヒロシは卒業したらどうすんの?」

彼だけだった。

ヒロシの将来を気にしてくれるのは。

「ヒロシはなんかもったいないよね」

ヒロシはイラッとした。

「なにがもったいないんだよ」
「うるせぇよ」
「てめぇだれなんだよ」

名前は知らなかった。
友達の友達。よく会うけど名前もしらない。

「シンイチ」




シンイチ、、、。



仲良くなれそうだ。シンイチ。


16歳になってもシンイチくんにあえるなんて。

7歳以来。


嬉しかった。でもあの時のシンイチくんとは違う人だというのはわかった。


少し兄貴風をふかせたちょっとやな感じの男。

校則があまりない学校だった為ヒロシは金髪ロン毛。

「ヒロシの髪はどこで染めてんの?」

「自分だよ」

「へー。俺のも染めてよ」

「いいよ」



18歳。


シンイチは謎の理由で去っていった。

一通のメールだけ残して。


「ごめんな。ヒロシ。
俺はもう行くわ。色々楽しかったな。

お前、美容師になれよ。
お前にはそれしかないよ。

いつか美容師になったらお前の美容室いくよ!
今より上手くなれよ!」


突然だった。


美容師、、、。  


全く意識してない職業。


でもイメージは湧いた。

シンイチくんをカットしている姿が。




「父さん。美容師になるわ」

「大学にいかない人間は落ちこぼれ」
「やりたいことあるなら大学卒業してからやりなさい」


無理だった。


ヒロシは家をでた。19歳。


バイトした。2年間休みなし。
接客を学ぶ為カフェ。休みの日は運送屋


不思議と辛くなかった。


2年間で200万貯めた。

専門学校に入学。




ヒロシの美容人生が始まった。
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みんなの感想(1件)

明智風龍
2019.11.06 明智風龍

対人恐怖症の主人公の“私”が、周囲に委ねて、克服していく様が、1枚の映像フィルムとして、想起できました!短い文章の中で、しっかりと克明に描写できる技量に、“ずるい”“うらやましい”の声が出てしまいます!

解除

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